クリえもんの人間観察 ~ 3rd Stage ~ -11ページ目

アウトひとつも・・・

練習試合とは打って変って、初の公式戦で打ち込まれた師匠。

結局、アウトをひとつも取れずにコールド負けとなってしまいました。


この日は、ストライクを取ることで精一杯。まっすぐをど真ん中に投げ込んだだけのピッチング。

それではさすがに師匠の球威では、優勝候補を討ち取ることはできません。

2ストライクまではなんとか追い込むものの、3球目にはしっかりとタイミングを合わされて、痛打。

あれよあれよという間の3失点でした。




さ、これで1年生大会もおしまい。あとはチームのベンチ入り目指して練習あるのみです。

そう言えば、4回はPではなくて、久しぶりにファーストをやっていたな。Pの練習も重要だけど、守備、バッティングも向上させて行かなければ・・・。課題は山積みです。



クリえもんの人間観察 ~ 3rd Stage ~-久々ファースト



お試し登板

この三連休は思わぬ事態に・・・。

飛び込みで県外での練習試合が入ったり、山の上の球場でバッティング練習が入ったり・・・。

結局車で250kmは走り回りました。


そんな中で、月曜日は練習試合。前日の日曜、このチームだけでの初練習では、守備からもう、ボロボロ。みんな経験が少ないポジションで、思うように動くことができず、連携もできない上に、テンションもがた落ち・・・。

来週に一年生大会を控えて、本当に大丈夫か?と思うようなさんざんな状況でした。

午後から、他のチームメイトと合流して練習。ここでアクシデント。ファースト君が怪我。キャッチャー君も肘痛。師匠を含め、3人のピッチャーのうち、2人も軽い怪我・・・。

元気なPは師匠一人。もはや月曜の先発は確定的なものに。


そして迎えた月曜日。車で2時間半かけて移動。

Aチーム、2年生チームと試合をしている間、師匠がいる急造チームは近くの空き地で練習。当然Pの位置には師匠がいました。守備でのフォーメーションの練習。軽くではありますが、ここで100球近く投げています。


その前のアップでも50球程度。ちょっと投げすぎ?とも思いましたが、逆に良い方にいったみたいです。


師匠、ひさびさの試合とあり、練習試合でも緊張の面持ちか?と思いきや、意外とリラックスしている様子でした。

初回、いつもの打たせて取るピッチング。相手チームに良いあたりをされるも、好守?により無失点。無難な立ち上がりを見せました。


この日は、おやじと練習した伸びる球、横への変化、縦の変化のお試し・・・。2回はスライダー(横の変化)のお試し。アウトコースに逃げるボールを、体をのけぞらせてよける打者あり、スライダーと思って、スイングに来てストレートを身体にぶつけて三振する打者あり・・・。結構、打者を翻弄していました。この回も無失点。


3回はいよいよ師匠の新球、宜野座カーブ(縦の変化)のお試し。前日の練習では、どうしてもバッターが手を出してくれる高さに投げ込むと、キャッチャーのところでショートバウンドしていました。

この日も、ショートバウンドにはなるものの、ちょうど良い高さに行けば、バッターのバットはくるくるとよく回ってくれました。バント攻撃を仕掛けられましたが、バントでもうまく当てられずファールにするくらいでしたので結構キレがあったと思います。やはり無失点。


4回は速球王子で練習した、MAXスピードのボールをお試し。投球練習で投げる時に「おらぁ!」と叫ぶの、下品だな・・・。試合中はさすがに声にしませんが・・・。

まあ、おやじが見た感じ、きちんとMAXのボール(110km/h前後)が来ていましたが、これが相手打者にぴったんこ!2者続けて長打を浴びました。ここで、昨日はボロボロだった守備陣、きれいな中継プレーを見せホームにランナーを返しません。結局、スクイズで1点を失いましたが、まあいろいろな意味で収穫がありました。


5回。師匠、電池切れ・・・。フォアボール、ヒットでランナーをためられ、アウトを1つ取ったところであえなく降板。


結局4回と1/3を投げて、自責点2。3奪三振。


まずまずのテスト登板だったと思います。試合は結局1-2で負けはしたものの、上手く攻めればあと2点はとれた展開でしたので、本番(今度の日曜)までいろいろ修正できれば、と思います。


試合後、公式戦ユニフォームの背番号が配布されました。おやじは、帰路の検索をカーナビでやっていたので、その様子を見ていませんが、持ってきた番号は・・・。


33


おっとびっくり!これは、いったい・・・。選手ではMAXの番号です。もちろん、このチームではだれも付けたことのない番号。色あせ、縫い跡のないおニューです。


さて、この番号を背負って、公式戦初の出番があるのか・・・。相手は強力打線を誇り、1年生にエースのいるこの地区では強豪のチームです。もちろん、優勝候補には挙げられるでしょう。そのチームのホームグラウンドでの試合ですので、当然燃えてもらわないと・・・。

寄り集まった親父たちの間では、「最初が事実上の決勝戦だな」なんて言っていますが、どうなるか。


でも、その前に中間試験、師匠、がんばれ!

最初で最後には・・・

今月末はいよいよ一年生の大会が始まります。


1時間40分の時間、6回までの回数制限、1日2試合。

うちのチームは1年生が20人を超えていますので、ベンチ入りできない1年生も出てくるか・・・、と思っていたらこの大会は2チーム登録。それにより1年生全員が出場機会を得たことになります。


師匠も、公式戦初の登録。きっと背番号をもらえるでしょう。おやじの好みとしては・・・、「22」がいいなぁ。

「がんばれ タブチくん」?いえいえ。


「ハマの大魔神」佐々木でしょう。


「62」もいいのですが、こんな大きな番号はないと思うし・・・。

なぜ62って?それはやっぱり「劇場」ですんで・・・。


なにはともあれ、公式戦ユニフォームに初めて背番号が付きます。これが最後にならなければいいけど・・・。

投手専任を言われているから、ピッチングであと4人抜かないと20人枠は厳しいです。


やっぱり「大魔神」的な役割を狙うことが早道?

子供って・・・

今さらながら、子供の吸収力には驚かされます。

普段、小学校低学年を相手にしているので、見るたびに進歩している子供達には慣れていたつもりですが、師匠、日曜日もキャッチボールを要求。


「昨日の106km/hの投げ方のイメージ、わかった!」と得体の知れない確信に満ちたことを言っていました。


普通のキャッチボールで肩慣らし。次に立ったままで球速測定。この時には、85,90,95km/hと少しずつスピードアップ。本人が、「次、XXkm/hね」と言って投げてくるのでほぼ感覚通り。意識してスピードをコントロールできる範囲のようです。


次にMAXへトライ。土曜日に出した106km/hをあっさり塗り替える108km/h。ただ、ここではコントロールはきかないようで、とりあえず思いっきり投げるとこれくらい・・・、といった様子です。


おやじは正面でキャッチャーをやっているので、テキトーに「頭がステップでつっこんでんじゃない?」なんて声をかけてみました。「そうか!」と変に納得した様子。


おやじに対して、「キャッチャー座ってよ。」との要求。どうやら、高いところに構えられると、前への重心移動ができない感じがする、と思ったようです。


座って最初のボール。110km/h。その後、100、103と100km台を揃えてきます。そして、渾身の一球。113km/hを記録しました。その後は師匠が電池切れ・・・。111、100、と落ちていき、最後は95km/hあたりで安定しました。

マウンドがあれば、もう少しいきそうな気もします(それと、サンダルをやめれば・・・(^_^;)。)

113km/hを出した時に、この日の記録を撮影しておけばよかったのですが、もっと出る、と思ったのでしょう。結局、この日の撮影は108km/hでした。



クリえもんの人間観察 ~ 3rd Stage ~-091004_speed

ん?待てよ?


113km/hだとすると、現在のおやじがバッセンで出した112km/hを上回っている・・・。

記憶をたどっても、中学時代のおやじも超えているか。


球速でも祝!おやじ越え達成・・・、です。


とりあえず、球速測定に満足した師匠、昨日に続き変化球でお遊び。昨日投げた宜野座カーブ、この日はスライダーになっていました。どうも、リリースのタイミングと身体の回転がうまく合わないらしい。3球に1球は縦だけの変化になりますが、うまくコントロールできないこともあるようです。


さらに、この日は、本人が宣言したボールは「ジャイロボール」でした。


う~ん。ジャイロボールねぇ。確かにジャイロ回転のボールです。でも、イメージはうまく曲がらないスライダー?ということで、評価は「ションベン・ジャイロ」。

これが100km/hとか出ているなら、ボールの軌道が・・・とかいうこともあるのかもしれませんが、単なるスローボールでは意味がないです。


まだまだ、精進あるのみ。運動会の休日が生んだ、おやじとの楽しい自主練でした。

来週からは、またチーム復帰です!

地道に

土曜日はチームとしては、もと住んでいた県の大会に参加。決勝まであがれば、相手にもよりますが師匠の第一志望だったあのチームと試合ができる、そんな組み合わせでした。
しかしながら、師匠は運動会準備ということで欠席。登校日となっていました。
夕方、連絡は・・・。2-5で初戦敗退。残念!


午前中、学校に行っていた師匠は、この大会見ることもなく終了です。


午後に入り、おやじとピッチング練習。このところ、フォームを少しずついじっていたので、その成果の確認です。
フォーム修正の目的は、長年懸案となっていた開きの早さ。ステップの仕方をちょっと直しました。それに伴って、コントロールがばらつき、安定性を失っていましたのでフォームをシャドーで固め続けていましたが、それ以来初の投げ込みです。


おやじの予想通り、球威が1割増し。軟式用ミットでも、痛さを感じるくらいのボールを投げ込んできました。スピードもちょっとあがったかな?と思って、いつもの「速球王子」で測定。


クリえもんの人間観察 ~ 3rd Stage ~-091003_speed




初めてこのボールで測定した時が98km/hだったから、8km/hのアップ。前回、103km/hよりも3km/hアップです。しかも、球速を上げようとして力んだボールではなく、結構バランスの取れた、力みのないところからの投球だったので、MAXと言えど、これくらいのボールが連続で投げられる感じがとても進歩を感じさせてくれました。


まあ、おやじとしては成長を感じさせてくれたので、よし、ということであがろうとしましたが、練習にお遊び要素をもりこもうと、変化球の練習も少し。手塚氏の「変化球は遊び心が必要」という感じで、実戦で用いる球というよりは、本当に「今の曲がり、すごくね?」みたいな感じで軽く投げていました。


カットボール(スライダー?)、カーブ、シュート、ナックルなんかが持ち球のようで、それなりの回転で来ますが、変化は少ないです。


そこで、おやじはおふざけモード。「宜野座カーブ」を披露。全然曲がりません(^_^;)。興味を持った師匠、投げ方を聞いてきました。そこで、いったん部屋に戻り、動画を観賞。







これを見て、師匠の感想・・・。「これ、プラボールでのカーブの投げ方と一緒。」


ほ~。昔から師匠はこの投げ方は知っていたようです。ただ、重いボールでは、曲がらないもの、と勝手に思い込んでいたようで、やったことはないとのこと。肘、肩を故障しやすいとも聞く宜野座カーブですので、いきなり投げさせるのも、ちょっと躊躇しましたが、本人は「別に大丈夫じゃない?」と平気な顔をして言うので、無理をしない程度にお試し投球。


間近で見るボールの回転。これは、カーブじゃない・・・。よく注意して見ないとバックスピンかどうか判らない、回転軸が水平の回り方。手元で、すっと沈み込む軌道。映像で見たボールと同じ・・・。確かに宜野座カーブ?
投げ方を聞いてみると、やはり映像で言っていたように、内旋させる腕の使い方のようです。
球速は76km/h。小学生並み・・・。ノーサインで、100km/hのストレートと混ぜると、おやじレベルではキャッチできません。初めて見るこの球、本当に変な動きをします。腕の故障につながらないよう、違和感がないか確認しましたが、とりあえず遊びで10球程度投げた程度では、なんともないとのこと。気をつけながら、持ち球のひとつに加えていくようです。


「この球、プラボールで投げて遊んでいたときには、結構打たれたから使えないボールだと思った。」師匠の言葉は、どうやら、プラスチックバットでゴルフスイングのような打ち方をしていた時に結構とらえられたそうです。


硬式で、縦の変化。しかも、フォークくらいの落差があったらなかなか打てない魔球扱いのボールということを







を見て納得。それにしても、比嘉君、カーブはともかく牽制がすごい・・・。師匠も、そちらに注目していましたが、とりあえず、おやじとの簡易自主練は楽しむことができました。


さあ、この球はいつデビューかな?

8割

ピッチングは7,8割の力で・・・。


なにも、指導でそのように言われたわけではないです。師匠、勝手に練習の時から8割くらい。

そして、試合になるとさらにその8割・・・。なので、6割5分くらい?になっていると思われます。


計算がしやすいMAX100km/h。球速にしても、本当に練習では90km/h、試合で85km/h程度で投げているような感じですが、それが却ってよい具合に働くこともあります。常にMAXでも、たかだか100km/h。それが、常に80km/h台で投げていて、ときどき100km/hであれば立派な緩急。ただ、ものたりませんね(^_^;)。

ついに、「練習では100で投げろ!100で!」と注意されていました。


ところで、夏休み明けの定期試験、ようやく結果を見ました。

中学に入って初めての試験は、見事に玉砕。おやじから「最低でも、8割だろ!」と小言を入れておいたところ、今回は見事に8割。もう少し頑張れば、もうちょっといける?とも思うのですが、やっぱり8割なところが師匠たる所以です。


でも、8割でも、前の試験の結果があるから、とても良くできた感が・・・。見事な緩急だ・・・。


おお、あのチーム

シルバーウィーク、みなさんはいかがお過ごしの予定でしょうか?


師匠は、県外?にて合宿となっています。しっかり強化練習してきてもらいたいところ。

同時に、新しくできた支部の初回大会も開催されます。師匠は残念ながら、今回も背番号を手にすることはできずにベンチの外(かな?)。

でも、きっとこの合宿では何かを見つけてきてくれるに違いない、と期待します。


まだ、チームからは組み合わせ表などは送られてきませんが、いろいろネットで見るとどうやら1回戦は、以前、遠征で師匠が火だるまにされたチーム。あまりの結果に、「この試合、なかったことに・・・」なんてことになって、我が家からはその時の結果も抹消されています。


このチームさん、今年の夏は確か全国ベスト8に入る成績。新チームとなって、県大会は優勝のようです。初戦から難敵だなぁ。でも、ここで勝てば勢いがつくはず。是非とも、勝利の吉報を届けてもらいたいものです。


諏訪ドリームボーイズV発進!…日本少年野球長野県支部ジュニア大会

文字で表現できない・・・

まだまだ続くよ、このシリーズ。

言葉にできないこと、文字で表せないこと、世の中にはたくさんありますが、なんとなく雰囲気が伝わることもあります。



他愛もない会話なのですが、なんとなく伝わるかな・・・。



いや、まず、こおろぎ、食べませんから・・・。自分の家のそばの話としては、昔はそんなだったんだ~、なんて聞きいってしまいました。

もちろん、家族には「異国語」との判定をしていただきました。じいちゃんの実家よりは、まだわかりやすい話し方なんだけどな。

どーやくべんべん

「どーやくべんべん、かぎかった!」


おやじさ~ん、そんなこと言わなくても・・・。ちょっと、トイレから出る時に踏んじゃっただけじゃない・・・。


「さ、紅白戦やんぞ。うらおもてすっぺ。」


ん?うらおもて?先攻後攻決めるの?チーム分け?


「いしけん、いもくって、へーたって、ぶー。あいこでアメリカ、ヨーロッパ!」


あ、やっと先攻後攻決めるのね。


「くるまの、とんてんかん!」


なんだ、そりゃ?


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全部、今の住まい近辺では聞くことがないでしょうし、もしかすると現在の仙台でも廃れているかも・・・。


「どーやくべんべん、かぎかった!」掛け声と一緒に中指を人差し指に重ねて、鍵をかけたようなポーズをとる。

これは、おやじが小学校時代、いわゆる「えんがちょ!」の意味で使っていた言葉。



「う~ら、お~もて!」手のひらを下向きにするか、上向きにするかで2チームに分けるときの掛け声。

こちらでは、「ぐ~とぱ~でわかれましょ!」なんてやっています。


「いしけん、いもくって・・・」はぶ~!の時に手を出します。いしけんは言わずもがなの、じゃんけん。

あいこのときの「ヨーロッパ」でもあいこのときは「ぱっ!」「ぱっ!」と繰り返しました。

最初はぐ~、はかなり後(中学校?)になって入って来たような・・・。

そう言えば、今の学童ではチーム内で紅白戦をやる時、先攻後攻を決めるのに、

「せんこ、こうこ、じゃす!」って言ってるな・・・。じゃす!は仙台ではジャージなんだけど。


あんまり関係ないけど、「くるまのとんてんかん」は広く知られるところでは「だるまさんが転んだ」です。

開始時の時だけ「くるまの~」ではなく、「は~じめのいっぽ!」だったけかな。


ところ変われば、いろいろ違うものですね。


最近、妙に間が悪いというか、違和感を感じたのは、審判をしていての試合前、試合後のあいさつ。


うちの学童の地区では、「お互いに礼!」に続いて、相手に向かって頭を下げながら「お願いしまっす!」間髪入れずに審判に向いてやはりおじぎをしながら「お願いします!」のやり方なのですが、隣の地区へ行くとキャプテン君が、「気をつけ!お願いします!」の号令をかけることで、全員が「お願いします!」と礼をします。

反対側の隣に行くと「おねがいしま~~~~す!」と掛け声タイプ。

そして、師匠の行くボーイズでは、深々とお辞儀をした後、直立不動になって「(おねがい)しあっす!」のタイプ。まあ、タイミングはともかく、「しあっす!」はないだろ・・・。

塁審の時には、外野に向かって走るために準備しているおやじ、あいさつでタイミングが狂うと、走りだせずに困ってしまいます。

こんな些細なところを見ているのも、結構楽しくはあるのですが・・・。

こえ~ごだ!

はっぱ、わがんねっちゃ!

もう、こいなものはなげっとわ!


いぎなしはえぐおぎろっていったんでもねえのに、なに、そのあっぺとっぺないいわげ!


ほいなことばりかだってんで、もうやんねほうがいいべっちゃなや。


あ~、もう、やんだぐなっこだ。こいなんでごしゃぐのも、こっちだってこえ~んだがんな。


意味不明・・・。