地道に | クリえもんの人間観察 ~ 3rd Stage ~

地道に

土曜日はチームとしては、もと住んでいた県の大会に参加。決勝まであがれば、相手にもよりますが師匠の第一志望だったあのチームと試合ができる、そんな組み合わせでした。
しかしながら、師匠は運動会準備ということで欠席。登校日となっていました。
夕方、連絡は・・・。2-5で初戦敗退。残念!


午前中、学校に行っていた師匠は、この大会見ることもなく終了です。


午後に入り、おやじとピッチング練習。このところ、フォームを少しずついじっていたので、その成果の確認です。
フォーム修正の目的は、長年懸案となっていた開きの早さ。ステップの仕方をちょっと直しました。それに伴って、コントロールがばらつき、安定性を失っていましたのでフォームをシャドーで固め続けていましたが、それ以来初の投げ込みです。


おやじの予想通り、球威が1割増し。軟式用ミットでも、痛さを感じるくらいのボールを投げ込んできました。スピードもちょっとあがったかな?と思って、いつもの「速球王子」で測定。


クリえもんの人間観察 ~ 3rd Stage ~-091003_speed




初めてこのボールで測定した時が98km/hだったから、8km/hのアップ。前回、103km/hよりも3km/hアップです。しかも、球速を上げようとして力んだボールではなく、結構バランスの取れた、力みのないところからの投球だったので、MAXと言えど、これくらいのボールが連続で投げられる感じがとても進歩を感じさせてくれました。


まあ、おやじとしては成長を感じさせてくれたので、よし、ということであがろうとしましたが、練習にお遊び要素をもりこもうと、変化球の練習も少し。手塚氏の「変化球は遊び心が必要」という感じで、実戦で用いる球というよりは、本当に「今の曲がり、すごくね?」みたいな感じで軽く投げていました。


カットボール(スライダー?)、カーブ、シュート、ナックルなんかが持ち球のようで、それなりの回転で来ますが、変化は少ないです。


そこで、おやじはおふざけモード。「宜野座カーブ」を披露。全然曲がりません(^_^;)。興味を持った師匠、投げ方を聞いてきました。そこで、いったん部屋に戻り、動画を観賞。







これを見て、師匠の感想・・・。「これ、プラボールでのカーブの投げ方と一緒。」


ほ~。昔から師匠はこの投げ方は知っていたようです。ただ、重いボールでは、曲がらないもの、と勝手に思い込んでいたようで、やったことはないとのこと。肘、肩を故障しやすいとも聞く宜野座カーブですので、いきなり投げさせるのも、ちょっと躊躇しましたが、本人は「別に大丈夫じゃない?」と平気な顔をして言うので、無理をしない程度にお試し投球。


間近で見るボールの回転。これは、カーブじゃない・・・。よく注意して見ないとバックスピンかどうか判らない、回転軸が水平の回り方。手元で、すっと沈み込む軌道。映像で見たボールと同じ・・・。確かに宜野座カーブ?
投げ方を聞いてみると、やはり映像で言っていたように、内旋させる腕の使い方のようです。
球速は76km/h。小学生並み・・・。ノーサインで、100km/hのストレートと混ぜると、おやじレベルではキャッチできません。初めて見るこの球、本当に変な動きをします。腕の故障につながらないよう、違和感がないか確認しましたが、とりあえず遊びで10球程度投げた程度では、なんともないとのこと。気をつけながら、持ち球のひとつに加えていくようです。


「この球、プラボールで投げて遊んでいたときには、結構打たれたから使えないボールだと思った。」師匠の言葉は、どうやら、プラスチックバットでゴルフスイングのような打ち方をしていた時に結構とらえられたそうです。


硬式で、縦の変化。しかも、フォークくらいの落差があったらなかなか打てない魔球扱いのボールということを







を見て納得。それにしても、比嘉君、カーブはともかく牽制がすごい・・・。師匠も、そちらに注目していましたが、とりあえず、おやじとの簡易自主練は楽しむことができました。


さあ、この球はいつデビューかな?