お試し登板
この三連休は思わぬ事態に・・・。
飛び込みで県外での練習試合が入ったり、山の上の球場でバッティング練習が入ったり・・・。
結局車で250kmは走り回りました。
そんな中で、月曜日は練習試合。前日の日曜、このチームだけでの初練習では、守備からもう、ボロボロ。みんな経験が少ないポジションで、思うように動くことができず、連携もできない上に、テンションもがた落ち・・・。
来週に一年生大会を控えて、本当に大丈夫か?と思うようなさんざんな状況でした。
午後から、他のチームメイトと合流して練習。ここでアクシデント。ファースト君が怪我。キャッチャー君も肘痛。師匠を含め、3人のピッチャーのうち、2人も軽い怪我・・・。
元気なPは師匠一人。もはや月曜の先発は確定的なものに。
そして迎えた月曜日。車で2時間半かけて移動。
Aチーム、2年生チームと試合をしている間、師匠がいる急造チームは近くの空き地で練習。当然Pの位置には師匠がいました。守備でのフォーメーションの練習。軽くではありますが、ここで100球近く投げています。
その前のアップでも50球程度。ちょっと投げすぎ?とも思いましたが、逆に良い方にいったみたいです。
師匠、ひさびさの試合とあり、練習試合でも緊張の面持ちか?と思いきや、意外とリラックスしている様子でした。
初回、いつもの打たせて取るピッチング。相手チームに良いあたりをされるも、好守?により無失点。無難な立ち上がりを見せました。
この日は、おやじと練習した伸びる球、横への変化、縦の変化のお試し・・・。2回はスライダー(横の変化)のお試し。アウトコースに逃げるボールを、体をのけぞらせてよける打者あり、スライダーと思って、スイングに来てストレートを身体にぶつけて三振する打者あり・・・。結構、打者を翻弄していました。この回も無失点。
3回はいよいよ師匠の新球、宜野座カーブ(縦の変化)のお試し。前日の練習では、どうしてもバッターが手を出してくれる高さに投げ込むと、キャッチャーのところでショートバウンドしていました。
この日も、ショートバウンドにはなるものの、ちょうど良い高さに行けば、バッターのバットはくるくるとよく回ってくれました。バント攻撃を仕掛けられましたが、バントでもうまく当てられずファールにするくらいでしたので結構キレがあったと思います。やはり無失点。
4回は速球王子で練習した、MAXスピードのボールをお試し。投球練習で投げる時に「おらぁ!」と叫ぶの、下品だな・・・。試合中はさすがに声にしませんが・・・。
まあ、おやじが見た感じ、きちんとMAXのボール(110km/h前後)が来ていましたが、これが相手打者にぴったんこ!2者続けて長打を浴びました。ここで、昨日はボロボロだった守備陣、きれいな中継プレーを見せホームにランナーを返しません。結局、スクイズで1点を失いましたが、まあいろいろな意味で収穫がありました。
5回。師匠、電池切れ・・・。フォアボール、ヒットでランナーをためられ、アウトを1つ取ったところであえなく降板。
結局4回と1/3を投げて、自責点2。3奪三振。
まずまずのテスト登板だったと思います。試合は結局1-2で負けはしたものの、上手く攻めればあと2点はとれた展開でしたので、本番(今度の日曜)までいろいろ修正できれば、と思います。
試合後、公式戦ユニフォームの背番号が配布されました。おやじは、帰路の検索をカーナビでやっていたので、その様子を見ていませんが、持ってきた番号は・・・。
「33」
おっとびっくり!これは、いったい・・・。選手ではMAXの番号です。もちろん、このチームではだれも付けたことのない番号。色あせ、縫い跡のないおニューです。
さて、この番号を背負って、公式戦初の出番があるのか・・・。相手は強力打線を誇り、1年生にエースのいるこの地区では強豪のチームです。もちろん、優勝候補には挙げられるでしょう。そのチームのホームグラウンドでの試合ですので、当然燃えてもらわないと・・・。
寄り集まった親父たちの間では、「最初が事実上の決勝戦だな」なんて言っていますが、どうなるか。
でも、その前に中間試験、師匠、がんばれ!