子供って・・・
今さらながら、子供の吸収力には驚かされます。
普段、小学校低学年を相手にしているので、見るたびに進歩している子供達には慣れていたつもりですが、師匠、日曜日もキャッチボールを要求。
「昨日の106km/hの投げ方のイメージ、わかった!」と得体の知れない確信に満ちたことを言っていました。
普通のキャッチボールで肩慣らし。次に立ったままで球速測定。この時には、85,90,95km/hと少しずつスピードアップ。本人が、「次、XXkm/hね」と言って投げてくるのでほぼ感覚通り。意識してスピードをコントロールできる範囲のようです。
次にMAXへトライ。土曜日に出した106km/hをあっさり塗り替える108km/h。ただ、ここではコントロールはきかないようで、とりあえず思いっきり投げるとこれくらい・・・、といった様子です。
おやじは正面でキャッチャーをやっているので、テキトーに「頭がステップでつっこんでんじゃない?」なんて声をかけてみました。「そうか!」と変に納得した様子。
おやじに対して、「キャッチャー座ってよ。」との要求。どうやら、高いところに構えられると、前への重心移動ができない感じがする、と思ったようです。
座って最初のボール。110km/h。その後、100、103と100km台を揃えてきます。そして、渾身の一球。113km/hを記録しました。その後は師匠が電池切れ・・・。111、100、と落ちていき、最後は95km/hあたりで安定しました。
マウンドがあれば、もう少しいきそうな気もします(それと、サンダルをやめれば・・・(^_^;)。)
113km/hを出した時に、この日の記録を撮影しておけばよかったのですが、もっと出る、と思ったのでしょう。結局、この日の撮影は108km/hでした。
ん?待てよ?
113km/hだとすると、現在のおやじがバッセンで出した112km/hを上回っている・・・。
記憶をたどっても、中学時代のおやじも超えているか。
球速でも祝!おやじ越え達成・・・、です。
とりあえず、球速測定に満足した師匠、昨日に続き変化球でお遊び。昨日投げた宜野座カーブ、この日はスライダーになっていました。どうも、リリースのタイミングと身体の回転がうまく合わないらしい。3球に1球は縦だけの変化になりますが、うまくコントロールできないこともあるようです。
さらに、この日は、本人が宣言したボールは「ジャイロボール」でした。
う~ん。ジャイロボールねぇ。確かにジャイロ回転のボールです。でも、イメージはうまく曲がらないスライダー?ということで、評価は「ションベン・ジャイロ」。
これが100km/hとか出ているなら、ボールの軌道が・・・とかいうこともあるのかもしれませんが、単なるスローボールでは意味がないです。
まだまだ、精進あるのみ。運動会の休日が生んだ、おやじとの楽しい自主練でした。
来週からは、またチーム復帰です!
