転換期1
本来は11月中に行われるはずだった学童の新人戦の準決勝・決勝は、その他の大会のスケジュールとの兼ね合いもあり、先日の土曜日までずれこみました。
あきらめたらおしまい、という気持ちは間をおいても、なお持続していて、見応えがある試合を見せてくれました。残念ながら準決勝で敗退はしたものの、試合終了のあいさつに整列しながら涙にくれる選手たちを見たのは何年ぶりだったでしょう。きっとこの冬にも大きな飛躍を見せてくれるのでは?なんて期待しちゃいます。
詳しく記事にしたいところではありましたが、まずは自分の家の方の整理から・・・。
結果から書くと、師匠こと我が息子は野球から離れることを決意しました。11月をもってチームを退団。おやじとしては、非常に残念なことではありますが、それもまたひとつの流れかと、考えを整理中です。
そして、クリえもん(猫)ですが、我が家を去ることに・・・。これは後日、思わぬ展開を見せますが・・・。
本ブログ「クリえもんの人間観察 3rd Stage」では一挙、主人公2人(1人と1匹?)が離脱することになり、おやじが取り残された格好になってしまいました。
さて、ではその顛末を軽く・・・。
まずはクリえもんのことから・・・。
師匠の小学校の卒業を期に、引っ越しをした我が家。中学での野球のチームの下見と一緒に、新しい家の物件も回っていました。
なかなか希望(家賃・広さ・ペット可など)に即した物件がありませんでしたが、今の家を下見に行ったときはまだ先住の方がいました。テラスに出るまどからは、ぶち猫が顔をのぞかせ、こちらをじっと見ていました。
そして、おやじと目が合うと・・・、おいでおいでをするような猫招き。
この家も、条件的にはムリがあったのですが、他にめぼしいところも見当たらず、時間も迫ってきたことから、いろいろ勘案してこの家に決定しました。無理やりの理屈は・・・。猫招きされたから。
住んでみると、この近辺にはたくさんの野良猫、あるいは放し飼い猫がいます。餌なんかを与えている家もあるようで、ご近所には多くの猫好きがいる模様。
師匠も、自分のところの猫、クリえもんだけではなく、我が家のテラスを通り過ぎていく猫たちに興味を持ち、時には餌なんかを与えて、構っていたりしました。
初めは黒猫がテラスにあらわれるようになり、おやじにも餌を催促するようなしぐさ・・・。
そして、次に現れたのは、師匠が言うにはこのあたりを治めている「幻のオサネコ」。この猫、11月には気温も下がってきて、我が家のテラスに住みつくようになってきました。オサネコの存在で、それ以外の猫は逆に寄り付かなくなってきましたが・・・。
すっかり師匠になついたオサネコ、いつしか、おかあさんも可愛がるようになり、「このまま、うちの猫にしちゃおうか?」という運びに・・・。でも、家の契約は「ペットは一匹のみ」。だとすると、おばあちゃんに面倒を見てもらって、たまには会いに行く、という形でもということになりました。
早速、動物病院に連れて行って検査。ここで、致命的なことが判明。オサネコ君、FIVのキャリアーとなっていました。おばあちゃんの家にはすでに先住猫がいますので、一緒に飼うことは難しい(あ、きちんと世話をすればできないことではないみたいです)。とすると、オサネコ君は我が家で暮らし、クリえもんがおばあちゃんの家に・・・。そんな流れになっていました。
そして、クリえもんと一緒に生活するのもあと10日程度となったある日・・・。またもや流れは変わってきます。
一旦、ここまで。
あきらめたらお終い!
この3連休は、師匠の学級がインフルエンザのため閉鎖になりそのあおりで自宅待機。
おやじは、学童の新人戦へ向かうことにしました。
日曜日が1回戦。以前、練習試合では勝っていた相手でしたが、心配なのは試合開始時間と空模様。
朝からどんよりとして肌寒い天気。ましてや、この年代最初の公式戦。緊張などからもうまく身体が動かない?と心配していました。
我がチーム後攻で試合開始。
初回、なかなか良いペースで相手を0におさえ、裏の攻撃手は2点を先制。なんか、予想とはうって変わっていい感じ!!(^_^)。
師匠の代の新人戦は、師匠が前日にキャッチャーに指名され、パスボールあり、盗塁を許すこと多々ありと散々な出来の上に、コールド負けだったような・・・。
さすが、上級生が少ない中、実践で鍛えられている今年のチームはちょっとちがうな・・・、などと思ったのが大間違い。
2回表。エースちゃん、突如制球をみだします。ストライクが入りません。さらに悪いことに、雨もぱらついてきて、グラウンドがぬかるみ始めました。エラーもぽろぽろ・・・。
あれよあれよという間に、9失点・・・(;_;)。ある意味、「これで終わったか・・・」ともとれる点差になってしまいました。下手すればコールド負け。
ようやく2回の表を終わらせ、その時点で雨のため、グラウンド整備が入り、砂が入れられます。え~、条件が違うじゃん・・・、なんて思っていましたが、逆にこの中断がチームにやる気を取り戻させる良い気分転換になったようです。2回の裏には4点を返し、9-6と追い上げます。
しかし、3回。1点を追加され10-6。その裏、無得点・・・。時間は刻々と指定時間に迫ろうとしてます。
4回、おそらくこの回でおしまい。点差は4点。
4回、2番手の公式戦初登板となる子が、相手を翻弄するピッチングを披露。0点におさえてリズムを作ります。その裏、最後と思われる攻撃・・・。
ここから選ぶ、つなぐ、走る、積極果敢な攻撃を展開。4点を返して同点に持ち込みました。
この大会のルールは、特別延長(ノーアウト満塁からの延長サドンデス)。
まずは相手の攻撃。最初のバッター、ショートゴロ。3年生のショート君、きれいな送球をホームに送り1アウト。
次の打者はスクイズ。1点を取られるも、1塁でアウトを取り2アウト。3人目の打者は外野フライに打ち取って、固くなりながらもがっちりキャッチ。なんとか1点に抑えました。
そしてその裏、我がチームの攻撃。まずはフォアボールで同点。そして、先ほど派手さはないものの堅実なプレーでホームで封殺した3年生ショート君。粘った末、きれいにライト前にはじき返してサヨナラ勝ち!
1回戦を突破しました。
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この日、3人しかいない5年生のうち、1人がインフルエンザで休みのため最上級生2人で臨むことになりましたが、よく初戦を突破してくれました。5年生、次の日には間に合うか?期待をしつつ、まったく心臓に悪い試合するな・・・。明日はしっかり頼むぞ、なんて思っていたのも束の間。
この試合、まだまだ心臓に悪い試合の序奏にしかすぎませんでした・・・。
試合後告げられた「エースちゃんのお兄さんがインフルエンザになった。規程でエースちゃんはあしたから5日間はチームに参加できない。休んでいる子もまだ明日は参加はムリ。」
翌日の2回戦は3人の5年生のうち2人が休みとなることが確定しました。相手は、師匠の代ではついに勝つことができなかったあのチーム。どうなることか・・・・。
一夜明け、この日も第一試合。
ピッチャーは5年生唯一残ったキャプテン君。キャッチャーには成長著しい4年生の女の子。
この日は暖かな陽気につつまれながらの試合となりました。
またもやこの日も後攻。初回、0点におさえ、その裏3点を先取。デジャヴのような試合展開。そしてそこまで同じにしなくても・・・・。
2回、制球を乱したキャプテン君。この日はエラーにつぐエラーで、昨日と同じ9点を失いました。
涙目でベンチに帰ってくるキャプテン君。
ところが、おやじがびっくりしたのは3年生君の言葉。「試合はまだ終わってないよ!昨日より点差は1点少ないよ!絶対勝てる!」とキャプテン君を鼓舞していました。
前日の奇跡の逆転を再び信じて、この日も猛攻。涙目キャプテン君、フェンスにワンバウンドであたるヒット。相手投手を翻弄するウエイト作戦。いけいけ、どんどん!あっという間に8点を奪い逆転!特筆すべきは、やはり3,4年生の公式戦初出場組の下位打線。決して良いあたりではないけども、なんとかバットにボールを当てて、それがまた絶妙の回転がかかり守備の乱れを誘います。
走塁もまだまだ怪しいので、余計なオーバーランをしたり、進塁するはずのところを動かずにいたり・・・。これがますます守備を混乱させて、ランナーがたまったところで上位打線へ。いいのか悪いのかはわかりませんが、根底にはあきらめない気持ちがあることが見て取れました。
最終回の4回には、0アウトからランナーを四球で許すも、4年生キャッチャーちゃんのセカンドへのノーバウンド送球で盗塁のランナーを殺し、なんとか1アウト。その後、振り逃げなどもありましたが、結局0点におさえて2回戦突破!
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両日とも、応援に駆け付けてくれた応援のお父さん、お母さんは狂喜乱舞!
しかし、この代の子供たち、最初の大会から見せてくれるなぁ・・・。たしかにジュニアチームの時から「あきらめたら終わり!やる前からできない、ムリと言っていたらできることもできなくなる!」とおやじに言われ続けてきたメンバーが揃っているけど、まさかここまであきらめが悪いとは・・・。
なんか、3連休で、どっと疲れが出たおやじです。
知ってはいたけれど・・・。サッカーボーイズ
ここ1,2カ月、慣れない電車通勤が続いています。
おやじは、電車の中で読書することを思い立ちました。ここ近年、実用書はよく見ます(読むではない)。
でも、本当に読書・・・、というとしばらくしていなかったのでは。そこでジャンルを問わず、本屋で目に付いた文庫本を手にして、通勤の行き帰りで読書。
まずは、いつのまにか文庫になっていた「ラスト・イニング」
言わずと知れたバッテリー(あさのあつこ)の中学に入ってからの物語。とは言いつつも、主人公は原田ではなく瑞垣かな。ひさしぶりのこのメンバー、昔の記憶も手伝って楽しめました。
- ラスト・イニング (角川文庫)/あさの あつこ
- ¥500
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次は、「さまよう刃」でした。映画化されたようですが、少々原作に味付けしてあるみたい。
少年犯罪の怖さを考えさせられる一冊でした。
- さまよう刃 (角川文庫)/東野 圭吾
- ¥740
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なんとなく、手にしたのが「図書館の神様」
軽い感じで読み進めていきました。文芸部・・・、ではなかったけどおやじも読書三昧だった高校生の頃を思い出しました。山場というものがないけど、読んだ後にじんわりとした感じがあった不思議な本です。
- 図書館の神様 (ちくま文庫)/瀬尾 まいこ
- ¥525
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そして今更ながら「負けに不思議の負けなし(上・下)」言わずと知れた野村監督の本ですね。
懐かしい選手・監督の名前がいっぱい!当時を知っている人には楽しめる内容ですが、知らなくても野球、あるいは人間観察に興味があればそれなりに楽しめます。まあ、視点のひとつにはなるでしょう。あ、表紙の楽天ユニフォームはずるですね。中身は80年代です。
- 負けに不思議の負けなし〈完全版〉 上 (朝日文庫)/野村 克也
- ¥525
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負けに不思議の負けなし〈完全版〉 下 (朝日文庫)/野村 克也
- ¥525
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そして、最後にこの記事のタイトル通り「サッカーボーイズ」。
やられた。おやじが下手な文章で低学年指導を書いているのが恥ずかしくなるくらい、普段漠然と感じていることを文章にしています。
少年野球ブログとしては怒号系の話も一段落した感がありますが、小学生のサッカーを舞台に、コーチ、選手、キャプテン・・・。それぞれどんな思いでプレーをしているのか。学童野球とかかわっている身としてはあまりに身近すぎて、身につまされて・・・。ひきこまれました。この本、前から噂は知っていたんだけど、多忙を理由に読んでいなかった。もし、今年のチームが終わる前に読んでいたら、また違っていたかも。おやじ、ひさびさのお勧め本です。こっそり、師匠の部屋に置いておこうっと。
さっそく続きの13歳、14歳編も読まなきゃ。
- サッカーボーイズ 再会のグラウンド (角川文庫)/はらだ みずき
- ¥540
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- サッカーボーイズ 13歳 雨上がりのグラウンド (角川文庫)/はらだ みずき
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- サッカーボーイズ 14歳 蝉時雨のグラウンド/はらだ みずき
- ¥1,575
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あ、作者さんブログももっていて、「ジュニアサッカーと草サッカーの風景 」で読者感想なんかに応えています。あまりないパターンで、ちょっと面白いかも。
ファースト・コンタクト
【ファーストコンタクト】
第一に、「ファーストコンタクト」は文化人類学用語である。
一般に歴史上の経験則から、異なる文明、特に双方の文明に発達程度の開きがある場合、相互理解と共存には困難が伴い、時として、優勢な方の劣位側への一方的な征服の形に終わることがある。
その際、優位側の劣位側にとって特異な文化が、劣位側に「カルチャー・ショック(文化的衝撃)」を与えて、この傾向を更に加速させる傾向がみられる。アカルチュレーションも参照のこと。
Wikipediaより
そういえば、すっかり記事にするのを忘れていました。
「アウトひとつも・・・」で4回に久しぶりにファーストに入ったことを、少しだけ触れましたが、このときの写真をプロフィールの画像にしました。
そう、この日は師匠にとっての初めてづくし。
中学に入って初の公式戦。初のファースト(P以外の守備)。初の背番号・・・。
そして・・・、ファーストコンタクト。とは言っても、カルチャーショックではなく(ある意味、カルチャーショックのようですが)、よく見ると眼鏡をかけていません。
そう、この日がコンタクト(レンズ)デビューでした。しかも、家でもまともにつけて過ごしたこともないのに、いきなり実戦。アクシデントもなく使えたので良いのですが、なんかあったらどうするつもりだったんだろう・・・。
変なところは大胆なやつです・・・、師匠。
関節から指先へ
メンバーが人数ぎりぎりだと、攻撃中はランコーに、守備中はベンチに残っても相手となるキャッチャーがおらず・・・。
試合前も、ボールを使うことができるような場所が確保できていなかったりすると、20球程度ブルペンで投げて、マウンドで投球練習5球。わずか25球のピッチング練習で試合に臨むのでは無理があるというもの。
朝早くに起きて、練習してから出発・・・、と言っても夏場ならいざ知らず、出発が5時や6時ではやはり無理・・・。
物理的に時間が取れない、場所がないとなると、その25球をいかに有効に使うかもポイントになりそうです。
25球で確認できるもの・・・。いや、確認しなければならないもの。なんだろう?
フォームのチェック?
コントロール?
ボールの勢い?
漫然と投球練習をしていても、きっと「肩を作る」ことはできないと思われます。いや、ウォームアップということで「肩」はできるのかもしれませんが、ピッチングにつながる感覚は「指」なのでは?
今回は、まずはどれだけ素早く、少ない投球でボールの回転を安定させることができるか。そんな課題に取り組んでみたいと思っています。
ボールの回転といえば、うちにある練習道具は「MIZUNO スピントレーナー」。まさか、これを試合会場で投げるわけにもいかないか。でも、この時の感覚が指に残れば・・・、と思って師匠と話してみると。
「スピントレーナーは第一関節にひっかけるように投げると、うまくバックスピンする。」
とのことでした。学童で投げる時も、4シームであればやっぱり人差し指、中指の関節にひっかけて、あとは切るように押し込むとのこと。
ところが・・・。硬式では、縫い目がかかりやすくはなったものの、手の小さい師匠、関節にうまくひっかけられない模様。ボールを握った時に、手のひらとボールの隙間がほとんどなくなるくらい。これでは確かにバックスピンが安定して投げられないわけです。
そこで本人が取り組んでいたのは、「スナップを利かせる」ことによるバックスピン。指先で回転をかける感覚より、手首の大きなアクションで回転をかけていました。
道理でフォームを崩したり、肘が下がったりしていたはずです。
となると、行う練習は、スピントレーナーでは関節をひっかけずに、つまむようにして投げてバックスピンをかける練習からスタートです。

あれ?もともとミズノさんのページではきちんとつまんでいましたね・・・。おやじのチェックミスか。
参考までに以前の練習風景
2006年8月(4年生)
2008年6月(6年生)
ニガテダァ
こうは見えても(って、どんな見え方しているかわかりませんが)、おやじ、「営業」ってとっても苦手・・・。
ノルマなんか課されようものなら、それだけで十分胃を壊しかねません。
なんたって、相手のいること。完璧なものを説明しているのならまだしも、なんらかの欠点なんかがあった日には、気が引けて、気が引けて・・・。そのことを黙っているわけにはいきません。
かといって、自分のところの欠点を、無意味に目立たせるのも、それはそれで問題。理解できます。
相手だって、分別をわきまえた大人なんだから・・・。でも、それが子供だったら?額面どおりに鵜呑みにして、眼なんかキラキラさせて・・・、ああ、恐ろしい。
まあ、そんな感覚を持っているところが、まだまだ社会に適応できないアラフォーのひよっこなのですが・・・。
ふう。そろそろ、学童の季節も終わりを迎えて、新しいチームがスタートしている時期。ということは、現6年生は新しい舞台を求めて、「体験入部」なんかに行ったりする訳です。去年、師匠もセレクション有りの見学有りの・・・。おやじに引きずりまわされて、結局、自分の目で見て色々なことを考えて・・・。
学童のコーチ兼広報係としては、指導内容に直接関われる分だけまだやり易いのですが、一父兄が広報係となると、それはそれで難しい面があります。
どんなチームにだって良い面があれば、悪い面だってあるとは思います。セールスポイント(?)を並べ立てて、広報することがそんなに問題があるとは思えないのですが・・・。
やっぱり、なんとなくニガテダァ。
なんだそりゃ
日曜日は急遽遠征して練習試合となりました。
高速道路を行って1時間30分。時間通りに到着。
師匠、この日は1年生の試合に出場予定(本当か?)。1年生大会が終わり再び1チームに戻ったのでそう簡単に出番は回ってきません。
初回からランコーにいそしみながら出番を待っていました。
6回からブルペンに入って、7回の登板に備え、軽く投げ込み・・・。横で見ていたおやじ、「あちゃ~。今日は制球まったくなし。やばいなぁ。」
なんて見ていましたが、6,7回と試合はとんとんと進み、いざマウンドへ。その時点で12-3と9点差で我がチームがリードし、ほぼ試合は決まっていたような感じです。
ここは、しっかりアピールしてくれよ~、なんて思っていましたが、最初の打者、初球をセーフティバント。ピッチャー前、やや3塁より。このコース、師匠が一番得意としている守備範囲。バントの構えと同時に、「おっけ~」と右手を上げながらマウンドを駆け下りてきて、一塁へ送球。1球でワンアウト。
「今日は省エネピッチングかぁ?」と思ったのが、間違いのもと。
次の打者には、ボール先行。なんとか2-3までこぎつけましたが、最後はすっぽ抜けのカーブでフォアボール。
次の打者にもボール。ランナーには盗塁を決められ、1アウトランナー2塁。ここで、師匠、2塁ランナーをしつように牽制。あまりしつこいので、ベンチから「バッター集中!」の声がかかりました。
そして、次は・・・。またもやセカンドへの牽制。油断した?ランナーを挟殺プレーへと追い込みツーアウト。
しかし、あいかわらずストライクはとれず、次の打者もフォアボール。
そして、次の打者への初球。クイックからの投球。うまく、ランナーのスタートのタイミングをはずして、2塁で盗殺。3アウトで試合終了。
結局、1イニング、2フォアボールも3人で試合を終わらせました。
まったくもって、評価すべきところがない出番でしたが、まあ、3人で終わらせたということでこれも実績のひとつ。
さあ、次です、次・・・。
居残り練習
土曜日は隣の県まで遠征して練習試合・・・、と思っていたら師匠が属している方のチームは地元で居残り練習でした。
ホームグラウンドは使えないので、近くの学童が使う球場で練習。硬式球ではバッティングは不許可なので、ひたすら守備と走塁に明け暮れていました。
この日、出だしからつまづきました。
まず、準備をして車で出発。おかあさんから、「ガソリンがもう少しでなくなるから、給油しておいて。」との依頼。ところが、出発して1km程度で、給油ランプがピッカリ。もはや、予断の許さないレベル。おやじ、この日はもち合わせがなく、まあ、いつも使っている給油用のカードが使えるGSで入れればいいか、と思っていましたがそこまではもちそうにない。結局1000円分を給油して、その後おやじが入れられるGSまで。
遅れてグラウンドの駐車場に着きました。ここは大規模な公園で、陸上競技場や、テニスコートなんかも併設されています。中央の駐車場に止めて、現地案内板を見ると、野球場へはここからは遠くて徒歩で行くのが大変。
きっと地元のみんなは学童でも使っているし、なじみがあって迷わないのでしょうが、越境のうちは・・・。さらに遅れてようやくグラウンドへ到着。サッカーの練習をしている脇を抜けて、グラウンドへ踏み入れた時には、他のみんなはノックを受けていました。この時になんとなく違和感・・・。
師匠は外野で軽くアップ。次に、キャッチボールの相手がいないのでおやじとキャッチボール。準備ができたところで、指導者に次の指示をあおいで・・・、と思ったら指導者が一人しかいませんでした。
良く見ると、ノックをしているのは3年生と1年生のお父さんたち。違和感はこのせいだったか・・・。
師匠も、3年生のお父さんにブルペンキャッチャーをやってもらったりしてとても助かりました。
そうとあれば、おやじだってうかうかしていられません。ノックの球出しをしたり、レフトの守備にはいったり・・・。
学童の球場だけあって、両翼80m。それでも、ワンバウンドでノーカットのバックホームがつらい・・・。
でも、走塁練習だし、あまり下手なプレーをすると練習にならないし・・・。初めのうちは結構真面目に走って、投げて・・・、でしたがさすがにセンターがいなかったので、センター、レフトを往復で奪取していると足がもつれて走れなくなってしまいました(;_;)。歳を感じるなあ・・・。
でも、久しぶりに走りながら飛び散る汗のしぶき、昔を思い出させてくれました。ついにへたりこんだところで、サードと交代。結局、ここでもショート前のゴロなんかを追いかけていたため、足はパンパン。
帰りの車の運転の時点で筋肉痛になっていました。2日後の筋肉痛ではなかったところも久しぶり(^_^;)。
この日の練習は人数も少なかったことから、子供たちの順番が回ってくるのも早く、師匠も楽しく練習できて大満足だったようです。
おやじにとっては厳しい一日でしたが、こんな練習もいいな・・・、と思いました。
明日は全国大会の地区予選初戦です。もちろん、師匠はベンチ入りを果たせませんでしたが、ベンチ入りよりも前に、まず、この日のような質・量ともに充実した練習を期待したいところです。
腰砕け・・・
先日の土日で一年生大会も終了。
決勝戦は、最初の試合でうちのAチームが敗れたところと、やはり最初の試合で師匠のいるBチームが敗れたところ。おやじの下馬評通り、優勝候補2チームとうちのA,Bチームは初戦であたったようです(^_^;)。
結果は、Bチームに勝ったチームがそのままこの大会を制しました。これで、師匠、「優勝チームに敗れる」という、学童以来の記録を続けています。
まあ、とりあえずこれで画像も解禁していいかな。中学生ともなると変化球を駆使するピッチャーが出てきますので、大会期間中に動画を公開するのは・・・、と遠慮してみました。
動画は、この試合唯一のバッターボックス。
久々のバッターボックスでの掛け声。周りの子に合わせて、最初の方はむりやり低い声を出して吼えていますが、最後の方はいつもの通り(^_^)。
結果は、腰砕けのショートライナー。自身が変化球ピッチャーと当たるのはおそらくこれがはじめて。本人の談では、キャッチャーが高めに構えたストレートを狙うつもりだったとか。序盤でランコーをやりながら、配球を読んでいたようです。
もし、あの球が高めに来てくれれば、きっと打てた・・・、と負け惜しみを言っていますが、実際は低めのボール。最後は、ストレートにタイミングを合わせて待つも、カーブがきたところを何とか当ててショートライナーとなりました。見事な腰砕け。本当なら、このようなピッチングを師匠本人がしなければならなかったのでしょうが・・・。
まあ、ストレートだけでの勝負も、今後を考えると悪くないか・・・、とちょっと思わないでもないのですが(やっぱり負け惜しみ)。
次はどんな活躍?を見せてくれるか、楽しみなおやじです。