本気の英会話日記 -6ページ目

「読む」「書く」「聞く」「話す」は量に比例して上達する

英語も、毎日の積み重ねができるような習慣を持てば、いずれ、自分でもびっくりするほど上達していきますよ。


英語ができないことをなげく前に、1日10分でも20分でもいいから毎日続けましょうよ。


買って来た英語の本を開いて、そこにのっている文をぶつぶつ声を出してつぶやいてみるんです。


声を出して読むことは、「読む」「聞く」「話す」という3つのことを同時にやってのけているので、英会話を上達させたいなら、基本は、「声を出して読む」を毎日続けましょう。


本も自分の気に入った本を読めばいいんです。日本語訳がわかっているものから、わかっていないものまで、

手にした英語の本をブツブツブツブツ、つぶやくんです。


1回読んだだけでは、記憶に定着しないから、何度も繰り返して読むんです、しつこいぐらいに。「覚える」ってなかなか自分の思い通りにいかないものだから、押入れにモノをぎゅうぎゅう詰め込む感じのちから技で。


「選択」と「集中」ではないけど、選び抜いた1冊に集中して、毎日その本の内容をコツコツつぶやいていれば、驚くような力が身につきますって。


その英語の本は、生涯の宝物 になりますし、頭の中に写し取ったその英語の内容も、時間がたってもそんなに色あせたりせずにとっさの場面で、「ハッひらめき電球」っとひらめくように、英語が思い出せるようになりますよ。


勉強した英語の本の記憶が色あせてきたら、もう一度く読み返して、記憶を掘り起こせばいいだけです。


「聞く」力をつけるのも同じ。CDやDVDを何度も聞いていれば 、聞き取れるようになりますよ。


「書く」力も、最初から力まずに、楽しく続ければ、けっこうできるようになります し。短い時間でもいいから、毎日続ける習慣をつくりましょうね。



英語のキレイな発音はそんなに興味がない

よくネイティブのように、きれいに発音するとか、「L」と「R」の発音の違いをマスターしろとか、発音の日本語なまりをなおすようなことを、いたるところで聞きますが、


はっきりいって、あまり意味がないですよ。得意げ


日本人特有の、細かいところに目がいく性格なのか、それは重箱のすみをつつくようなもので、発音をきれいにする前に、英語をほぼ完璧に、自分のいいたいことを即座に英語で言えるようになるほうが、あきらかに優先度が高いと私は思っています。


日本語のなまりを気にしている方もいらっしゃいますけど、聞き取れないほど発音がひどいなら問題ですが、そんなに気にするほどのことかな、と思ったりもします。


私もまだ、うまく発音できない言葉もありますし、発音に気を配っているほうなのですが、ネイティブ並みに発音をきれいにしたいとは、あまり思いません。


会話で重要なのは、なんといっても、自分のいいたいことを相手に正確に伝えることですよ。


そりゃ、発音がきれいなほうがいいでしょうけど、非英語圏から来た人も、けっこうなまっていますからね。それはお互いの個性として認めてもらっていいんじゃないでしょうか。


音読やシャドーイング(あとから続けて同じように発音してまねをする方法)などで訓練しながら、発音をまねて、少しずつ改善していければいいのではないかと思っています。



英語に触れる絶対量を増やすんです

ネットや本の、英語で細かく書かれたページをみたときの「うわ~~ガーン」というような拒否感。


もうそれだけで読むのが苦痛になったりしますけど、ちゃんとそれも、克服できますって。


それは英語に接する量が足りなかったりするんです。なので、接する量を多くすればいいんです。


いい例はこちらで、


適塾に学ぶ語学学習法


記事から学習法を抜粋しますと、


 【素読】まず、文面の意味は理解できなくても

      ひたすら声に出して繰り返し読ませる。




幕末の適塾でおこなわれていた、語学の習得法の一つに上記の有名な方法があるのです。


私たちは、英語の文を見たら、すぐに日本語に訳すような、クセが自然とついちゃいますが、英語を英語のまま、理解するためには、


とりあえず、日本語での意味の解釈はしないで、ひたすら英語の文をくり返し読む。ということをオススメします。


意味がわからなくても読む。途中でところどころ意味がわかったら、ラッキーな程度で、これをやる本当の意味は、


くり返し読んでいくことによって、文脈から自然と意味がわかってくるときがくるんですよ。


今の自分の力で、なんとか回答を導き出そうとする能力が磨かれてきます。


いわば“推測する”チカラなんでしょうか。


要するに、わからないものに対して、拒否反応が出ずに、スムーズに入っていくことができるんです。


そして、意味がよくわからない言葉の、対処の仕方がわかるようになってくるんですね。


英語は、私たちにとっては未知の言語だから、わからない言葉もたくさん出てきます。


それを日本語に訳せればいいけど、いつまでも日本語という“補助輪”がついていると、確実でわかりやすい反面、不便だったり、理解のスピードが遅かったり、めんどくさかったりするわけです。


日本語ですぐ意味をさぐるより、英語の文をくり返し読んで、自分のあたまの中で、熟成させながら、その意味を探るほうが、遠回りな感じながらも、一番の近道なんですよ。


どうしてもわからなかった場合に、日本語訳に頼るというかたちで、それまではただひたすら読んでみる。


英語の絶対量を増やすには、昔ながらの、敵塾のやり方が優れていますよ。