本気の英会話日記 -8ページ目

英会話で本の例文をそのまま棒読み

英会話は、人と話をしないことには、どうやってもうまくなりません。


どんなに多くの英単語やフレーズを知っていても、いざ、話をしようと思っても、なかなか言葉は出てこないと思います。


それを脳裏の奥底へ沈ませておくだけで、活用しないなんてもったいない。


本当は、勉強する意欲も大切ですけど、それと同じくらい、英語が話せる環境と、自分から話しかける意欲も大切なんです。


今はネットの環境もそろっていますので、英語で話をしたければ、いくらでもその場は見つけることができますよ。


何か軽くあいさつをした後、質問をいくつか考えておいたものを相手に聞いてみるとか。


うまく返事もできなくて、会話の流れにそぐわないだろうと思いながらも、最近、本から学んだ英語の例文をそのまま相手にぶつけるだけでもいいんじゃないですか。


しゃべる単語も少なくて、ぎこちなかったりしてもぜんぜんいいんですよ。


会話が終わったあとに、「あそこでああ言えばよかった」とか、うまくできなかったところをひとつでも多く見つけて、次の機会に試す準備ができればいいんです。


会話がうまくできなかったからって、落ち込むことなんてないんですよ。


大事なのは、後でもう一度そのときの会話を思い出して、足りなかったところを自分で見つけ出して学習していく能力なんです。


たいてい、そこをおろそかにしてしまいますから。


うまくいかなかったところを修正していくと、自分なりの会話のパターンが出来上がっていくんですよ。そしていくらでも対応できる、引き出しも増えていく。


そういう経験を増やしていってはどうですか。



「坊やだからさ」←こんな英語、誰に使うんだよ

ガンダムで英語を身につける本―あの名セリフは英語だとこうなる!/ガンダムEnglish研究会
¥980
Amazon.co.jp


知り合いの外国人のガンダムファンから見せてもらった本。カレはこれで日本語の勉強をしていたというから、ああ、逆もありなんだな、と。


そういえば、以前コンビニにも売っていたし、私もガンダムが好きなので、買ってみようかなと一瞬考えたんですが、


なんだか恥ずかしくて買わないでいました。でもペラペラめくってみると、いい本ですね。初心者にも向いていそうです。


ただ真剣に読んでいくと、やっぱり「英語の本」なので、表面的には楽しいけど、中身につかると他の英語の本と

さほど変わりないような・・・まあ、とっかかりが大切なんですね。


「坊やだからさ」とか、「おやじにもぶたれたことないのに」などの名文句にはが・ん・だ・む~~音譜って気持ちが高揚してしまいますが、


英会話でごまかすクセを覚えた私のような人間には、「そんな言葉、使わないだろ」と、ひねくれた感想を持ってしまったりします。いけませんね、効率のよさばかり求めちゃって。


他にも、「北斗の拳」とか「ドラゴン桜」とか、マンガで読める英語の本がいろいろ出ていますので、利用してみるのもいいかも。


ただマンガを楽しむだけじゃなくて、中身の英語をすべてかっさらうような気持ちで。1回読んで終わり、なんてないようにしましょうね。



数をこなす人は見えているものが違う

何冊も手当たりしだい、英語の本を買ってきて

勉強するのもいいですが、


会話という、スピードと条件反射が要求される場面では、

「刷り込み」

という作業が必要なんですよ。


要は、会話のパターンを覚えてしまうんです。


道を聞くとき。

または道を聞かれたとき。


自分の感情を相手に伝えるとか、

挨拶や自己紹介の場面、などなど。


日本語だったら、スッと返事が出てくるように、

英語だっていくらでも鍛え上げることができるんです。


本人のやる気しだいで。


まずは1冊の本を読み込みましょう。

1冊の本を、最低10回ぐらい繰り返して読む。


記憶の幹が大きく太くなれば、自然と口から出てくるものです。

繰り返すことは、面白みのない作業かもしれませんが、

それをできる人は、他の人とは見えているものが違うんでしょうね。


イチロー選手のバッティングのように、

何万回、何十万回とバットを振り続けてきた人にしかわからない、

風景があるはず。


英会話がペラペラしゃべれる、理想の自分を思い浮かべながら、

英語の勉強を続けましょうね。