【最古•レジェンド】Tip Topメダンで1番古いレストラン(Medan④) | sehari-hari~ジャカルタ生活日記と日本のインドネシアネタ

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2017年4月~インドネシアのジャカルタへ

ジャカルタのいろいろな情報話題を日記として記録→2022年8月に本帰国しましたが、
2023年9月から再度ジャカルタ生活へ instagram@spis_mix

旅行で訪れる場所を探す時の一つのテーマ、記事としてはあまり人気ない【最古•レジェンド】シリーズ


しかも、地方都市メダン

ジョグジャカルタとかならまだ見る人いるけど、メダンシリーズ更に人気なし

メダン最古のヨーロッパ料理レストランTIP TOP
一方通行の道が多いから、何度も何度も店の前を通る。

1929 年に"Jang kie"という名前で、今よりもう少し南のJl.Panduに自家製パンとケーキのお店としてオープンしました

もともと中国の貿易会社の事務所に使われていた建物に 1934年に移転し、(完璧)を意味するTip Topに名前を変えました。


当時、Tip Topレストランの顧客は行政やプランテーションに勤めるオランダ人や、港、領事館に勤めるヨーロッパ人でした。

ヨーロッパ料理や中華料理のメニューを充実させ、特別な風味を備えた独自の加工アイスクリームは、暑い気候のメダンに住むヨーロッパ人にとって大人気のデザートになりました。

日本が占領していた3年間はTip Topという名前が英語名だということで、もとの中国名"Jang kie"を使用していました。

現在Tip Topの周辺は取り壊されるかもしれないオランダ植民地時代の古い建物が並ぶ通りにありますが、

このレストランではテーブル、椅子、ピアノなどの部屋の設備が今も使用されており、古いコンロも今でも使用されているなど、レストラン本来の姿を残しています。 

当時からこんな感じなのかな?って西洋料理のメニューを注文
Bistik なんちゃら
うすいステーキなんですが、Bistik アメリカンとか色々種類がある。
付け合せの野菜もポテトも塩味うっすら
海老のサラダ
お昼食べたとき別のレストランでもそうでしたが、味がマイルドというか、インドネシアにしては珍しく味が薄め
素材の味がちゃんとわかるくらい、塩も少なめだし、ソースも味が濃いすぎない。

メダンの味ってそうなのかな?

食べやすい


Tip Top の主力のアイスクリームは3つMoorkop、Carmen、Ystaart 。

創業当時から特別な味だというアイスクリームMoorkop

このアイスクリームがおいしい。

普通のハーゲンダッツとかのアイスクリームとも、インドネシアの古いアイスクリームやさんのピンクとか白、茶色のアイスとも違って、
どっちかというと日本の昔の[アイスクリン]ってやつ?あれと近いかなー

Tip Topでは材料のレシピと加工方法も今でも変えていない

一般的なアイスクリームと違って、生クリームではなく牛乳から別のクリームを作ってからアイスにしているらしい。


そのクリームを作るマシンも1934 年から使用されている古いもので、

マシンが壊れた時にはジャカルタのGlodokまで部品を探しに行ったこともあるらしい。


レストランの横にはBakeryがあって、夕方には全部売り切れでしたが、
朝通ったらいろいろ種類かありました。
ひっきりなしにデリバリーのドライバーが取りに来てた
Tip Topでは今も薪のオーブンを使ってケーキやパンを焼いています。

レストランのメニューにはがっつり中華料理も豊富にあって、ヨーロッパ人が多く利用していた時代から中華系もすでにレストランを利用するような層がいたということだと思う。

この中華系のお金持ちについては、また別の記事で紹介します。


Tip Top Restaurant

Jl. Jend. Ahmad Yani No.92 A-B, Kesawan, Kec. Medan Bar., Kota Medan, Sumatera Utara 

8:30〜9:00

メダンはモールも9:00で閉まります

夕食はお早めに


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