ヒンドゥ寺院みたいGraha Maria Annai Velangkanni(Medan⑤) | sehari-hari~ジャカルタ生活日記と日本のインドネシアネタ

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2017年4月~インドネシアのジャカルタへ

ジャカルタのいろいろな情報話題を日記として記録→2022年8月に本帰国しましたが、
2023年9月から再度ジャカルタ生活へ

ちょっと中心地から離れたところにある不思議な

Graha Maria Annai Velangkanni
どう見てもヒンドゥー教の寺院


入口の門の上にはカロ、とトババタックの伝統家屋
門の左右はインドのサリーを着たダンスを踊る女性と中国人のレリーフ

テーマパークみたい

実は教会
教会に入るところに受付があって、オイル買ったり寄付金入れたりするんですが、そこの係の人もインド人

17世紀にインドのタミル・ナードゥ州にあるVailakanniと呼ばれる海岸沿いの村に現れ、ヒンドゥー教徒の少年に奇跡を起こしたり、ポルトガルの船乗りを助けたりしたことがあるそうで、400年経った今でもヒンドゥー教、キリスト教など宗教関係なく集まってお祈りする場所だそうです。
そのインドのVailakanniのマリアにあやかった聖母像がある教会で2005年にできました。

インドのムガール風建築で一階が公民館、2階には天国を象徴するバルコニーと七重の塔がある礼拝所があります。

どう見てもヒンドゥ教の寺院にしか見えない礼拝堂には彩色がほどこしてあって、それぞれに意味があり、看板やリーフレットにも意味が書いてあります。
=天国、=生命、黄色=栄光、
=犠牲、グレー=悔い改める
黒=暗闇、白=神聖
坂上って2階に行くんですが、旗といいキリスト教の教会には見えない。
2階まであがると靴を脱いで礼拝堂にはいりますが、中は撮影できないのでここまで

中に入ると天井にいろんな宗教画があるんですが、病院で入院してるところだったり、工場で働いているところだったり..?
なんか不思議な場面
この教会の内外の絵画制作を全て手掛けたのはアンドレアスという学生で、彼は「メダンの小さなミケランジェロ」と呼ばれたそうです。

お祈りしているのはバタック人の子が多かった。

壁に描かれている聖書の一節も、中国語とインドの文字、英語、インドネシア語で書いてあります。
敷地内には教皇ヨハネ・パウロ二世の記録とミニ庭園の「ミニチュアローマ」。

礼拝堂の前にヤコブの井戸を象徴する噴水があり、サマリア人の女性とイエスが出会った福音書の場面が描かれています。

「ミニチュア ベツレヘム」というミニガーデンとか電飾がついて、夜までピカピカ光るいろんな建物があって、まさにキリスト教版タマンミニ

建築家などの手を借りず、設立委員会もない状態でみんなの手によって作られた教会

資金の 60% はインドネシアの寄付者から、10% はインド、マレーシア、シンガポールから、30% はシンガポールの中国人一家 (Philip Tong Guan Beng 氏と Grace Tong-Lam Chi Lian 氏) から提供されました。


インド人観光客もすごく多くて、不思議な雰囲気

メダンはインド、中華系、マレー系の民族と文化が混じっているのですが、壁にはマレー系の衣装を着た人が描かれていたり、チベット仏教とヒンドゥー教、キリスト教と混ざった施設になっています。


観光地なんですが、れっきとした教会




 Graha Maria Annai Velangkanni

Jl. Taman Sakura Indah Jl. Sakura III No.7-10, Tj. Selamat, Kec. Medan Tuntungan, Kota Medan, Sumatera Utara 


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