映画とネコと、私の好きなもの。 -156ページ目

シネマ歌舞伎で「棒しばり/喜撰」

久しぶりにシネマ歌舞伎。

 

どっちの演目も、歌舞伎座で観てますが、

 

やはり、勘三郎と三津五郎にまた会いたくて、

 

初日、行ってきました。

 

「棒しばり」

 

 

 

ぴた〜っと合った2人の息が

 

奇跡のような舞台を創りあげている。

 

勘三郎の天才ぶりに、

改めて感じ入る。

 

なんという、密度の濃い舞台であることか。

 

ほんとに、ほんとに、見事というしかない。

 

 

そして、あの希代の愛嬌、

 

これだけの役者は、もう将来、出てこないんじゃないかな。

 

 

 

 

「喜撰」

 

 

喜撰法師が主役の演目です。

(余談ながら、百人一首の「わがいほは都のたつみしかぞ住む、世を宇治山とひとはいふなり」を詠んだひとですよ)

 

これは、三津五郎の見事な踊りを楽しむ一幕だが、

 

実は、清元と長唄の掛け合いも面白い演目なの。

 

なのに、

 

これが、シネマ歌舞伎の欠点でもあるが、

 

役者にカメラを据えたまま、動かそうとしない。

 

つまり、舞台の下手に清元連中がいるのに、

 

冒頭で一瞬映し出されただけで、

 

あとは、彼等のパートになっても、

 

カメラは舞台の中心に据えられたままなの。

 

なので、私たちは、清元が奏でられていても、

耳で聴くだけ、で終わっちゃうの。

 

 

まあ、こういうところがシネマ歌舞伎の限界でしょうか。

 

 

歌舞伎座にいれば、

観客は、観たい部分を自由に観ることができるが、

 

シネマだと、

写されたものしか観られない、ていうことね。

 

 

将来的に、シネマ歌舞伎はまだまだ続くと思うので、

 

 

カメラワークには、十分に気をつけていただきたいね。

 

 

役者の顔がしっかり観られればいいって、もんではない。。。。

 

 

その演目の世界観を理解した上で

 

撮影してほしい。

 

ちなみに、

 

全演目が終わってから、出演者、演奏者の名前が流れたけど、

 

あれも、演目が始まる前に流してほしいよね。。。。

 

 

 

と、まあ、色々注文がうるさいのが、オバチャンなのでね。

 

 

 

9月は、「四谷怪談」ですって。

 

 

これも、勘三郎の早変わり舞台を何回か、観ているので、

 

若手のは、どうも、と思っていたけど、

 

このポスターにちょっと惹かれてます。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暑い夏、写真いろいろ。

夏といえば、我が家の恒例行事が、コレ!(・・;)

 

セミハンター、くっちゃんの夏です!( ̄Д ̄;;

 

 

 

 

 

これ、毎日ですからね。ヽ(;´Д`)ノ

 

今朝も、起きたら、

ベッドルームと、居間に、1匹づつ、死骸を発見。

 

セミに申し訳ない、ほんとです。m(_ _ )m

 

 

しっかし、ほんとに蒸し暑い〜(。>0<。)

 

 

↓ これは、昨日の写真。

 

手作りプラムジャムを水で溶いて、プラムジュースにして飲んでみた。

 

甘酸っぱさが、極上で、蒸し暑さも吹っ飛びます!

 

いろいろと思いつく折り紙で、遊んでました〜(*^.^*)

 

 

 

インスタで、Tama's origamiさんをフォロー中。

彼女の折り紙を見て、

折り方を参考に、折ってみた、お馬さん。

 

 

 

 

 

↓ こちらは、先週、大学時代の友達と渋谷で会って、

韓国料理レストランで食べた、キムチ冷麺。

 

予備知識もなく、初めて入ったお店(東急本店の前)

ですが、

美味しかった〜

 

 

韓流トーク、映画トークで、楽しいひとときでした〜

 

 

 

↓ そして、この写真は、軽井沢!?

 

いえいえ、我が家の周りの風景です〜(^▽^;)


 

 

 

 

2週間もアメリカに滞在してお金を使ってしまったので、

 

やっぱり、今年も軽井沢には行けないワタクシ。(ノ_-。)

 

 

軽井沢の涼しさにはとても及びませんが、
せめて、緑だけでも、と、

暑さにめげずに、よく散歩に出かけます。

 

 

立秋を迎えたけど、

 

まだまだ、この暑さ、続きそうですね〜

 

皆様も、ご自愛ください〜!

 

 

 

 

 

「ライトスタッフ」のヒーロー、死す。

(eiga.comより転載)

 

 

「ライトスタッフ」のチャック・イエーガー役で、

 

映画史に燦然と輝くアクター、サム・シェパードが亡くなったという。

 

73歳。

 

まだ、若い。

 

「ライトスタッフ」の記事で、

さんざん、彼のことは褒め称えていますが、

(→ココ)

 

本当に、あの映画の彼は、

 

一瞬一瞬が素晴らしくって、

男の中の男という感じで、

輝いていて、

カッコよくって、

 

あれ1作で、

 

まさに、映画史に輝くヒーローとなった彼。

 

晩年は、

 

脇役として渋みある存在感で

映画を引き締めてくれていたが、

 

なんと、ALSを発症されていたとは。

 

そして、

今回の訃報を受けて、

imdbをサーチしたところ、

 

あのジェシカ・ラングとは、

2009年にパートナー関係を解消してました。

 

そして、今のガールフレンドは

ミア・カーシュナーだったという。

(「ブラッドライン」という2015年のTVシリーズで共演)

 

この新事実は知りませなんだ。

 


「ライトスタッフ」に出ている
主演級俳優の中で、

いちばんに旅立ってしまったのね。。。。

ご冥福を祈ります。

RIP

 

 

 

 

「ライトスタッフ」で、彼が初めて音速の壁を破る、記念すべき名場面です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」

 

観てきました!

 

「バードマン」のとき、

マイケル・キートンの新作を検索していて

見つけて以来、

 

ず〜っと気になっていた映画。

 

 

面白い!

 

実に面白く出来てます!

 

だけど、

 

賞レースにはほとんどカスリもしなかったね〜

 

私、

 

マイケルが「バードマン」でオスカーを逃したとき、

 

次のチャンスがこの作品で来るかと期待したけど、

 

そうはならなかったの。

 

 

そのワケは、

 

彼の演技じゃなくて、

 

描かれた人物に、多分、あるんだろうな、と思ったわ。

 

以下、ネタバレも含みますゆえ、ご注意!

 

 

 

 

レイ・クロック。

 

マクドナルドを世界に冠たるビッグフードチェーンに仕上げた成功者。

 

でも、

 

彼がこのファストフードのシステムを考えたのではない。

 

それを編み出して、マクドナルドを作ったのは、

マックとディックのマクドナルド兄弟。

 

(「ファーゴ」での強烈な印象がわすれられない、ジョン・キャロル・リンチが兄マック役。弟ディック役のニック・オファーマンは、何作か観てるんだけど、今まで認知してませんでした)

 

レイは、彼らのシステムに成功の香りを嗅ぎ付け、

 

渋る2人を無理矢理説得して、

 

フランチャイズ化に乗り出し、

 

最終的には、マクドナルド兄弟から、マクドナルドを取り上げてしまった人物なのよね〜

 

 

これじゃあ、気持よく、

 

ハイ、アメリカンドリームですね〜(=⌒▽⌒=)

 

と、諸手を上げて、喝采する気にはならず。

 

 

だから、

 

オスカーをはじめ、

 

賞レースでは、無視されたのかもね。。。

 

 

まあ、仁義に反する成功者の話だからね、

 

ヒーロー、とは言えないのよね〜

 

映画のコピーも

 

「怪物か、英雄か」

 

ですからね。

 

 

しかし、

 

映画としては、

 

ほんとに面白い!

 

脚本も演出も、全く隙がない出来ばえ!

 

とにかく、息つく間がない。

 

そして、

アメリカ好きな、私みたいな人間には、たまらない!

 

くつぐられ場所がいっぱいなの!

(って、ヘンな表現ですが、わかってもらえるかな?)

 

ああ、これがアメリカだよな〜

 

という、なんというか、

 

フリーな精神を謳歌するというか、

 

それと、

 

マクドナルド、

 

という巨大ファストフードチェーンは、

 

まんま、アメリカを象徴するアイコンでもあり。

 

それが、実に上手くシンボライズされて描かれていて、

 

アメリカを知るための、教科書みたいな映画にもなっているのよね。

 

 

 

マイケル・キートンが

相変わらず、上手い。イイ。

 

崖っぷちに立っているような、

ビジネス的にヤバい状況がすごく似合うのと同時に、

 

いかにも叩き上げの営業マン、といった、
巧妙なトークで相手をケムに巻く、といった演技が、まさに独壇場!

こう、いつもピリピリした感じ、といえばいいか。


思えば、マイケル、

「ミスター・マム」で彼を初めて見て以来、
(この映画では、当時の東宝東和のお仕事もしたのよ〜)

「ガン・ホー」
「ビートルジュース」
「バットマン」
「ドリームチーム」
「パシフィックハイツ」
「バットマンリターンズ」
「から騒ぎ」
「マイライフ」
「ザ・ペーパー」
「ジャッキー・ブラウン」
「アウト・オブ・サイト」
「トイストーリー3」
「バードマン」
「スポットライト」

てな感じで、長いおつきあい。

私の中では、
歴代最高バットマン役者だし、
あのときのセクシーな魅力はたまらなかったけど、

一部では、
力不足、みたいに書かれていた頃もあったのよね。

でも、最近のマイケルは、ほんとに凄いと思う。

カリスマが半端じゃない!

しかも、あらゆる役柄に変幻自在。

イイ役者に成長して、嬉しい。


この映画でのマイケルは、

水を得た魚のように、
レイ・クロックに成りきっていて、

それを観るだけでも楽しい。


とにかく、

アメリカの裏面史的な面白さにあふれているので、

是非、チェックしてくださいな!

(東京では、3館しかやってないの。残念ね)


そして、

この映画を観ると、やっぱりマックに行きたくなっちゃって〜

何十年ぶり!?かで、渋谷のマックに!σ(^_^;)






追記) 

 

ところで、

 

この映画、

 

最後に、

 

レイがなぜ、「マクドナルド」にこだわったのか、

 

どうして「マクドナルド」でなければならなかったのか、

 

それをディックに明かすシーンがあるのですが、

 

それが、この映画の肝ですね。

 

観ている方も、

 

そうだったのか〜

 

と、その意外性、というか、

 

レイの目のつけどころの秀逸さというか、

 

アメリカの国民が持つ「イメージ」というものを

 

はっと知らされた思いで、

 

それまでのドラマが、

 

すとんと、腑に落ちる、という感じに入ってくる。

 

レイ・クロックは、

 

まさに、イメージ戦略のパイオニア、だったんですね〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

犬養道子さんは、私の中で、永遠に「みっちゃん」です。

 

 

 

 

 

 

 

犬養道子さんが、亡くなりました。

 

 

「花々と星々と」、

「ある歴史の娘」で、

 

その少女時代、娘時代の鮮明な生きざまに触れ、

 

その独特の世界観に魅了され、

 

私の青春時代の生き方に大きな影響を与えてくれた方。

 

(過去ブログ http://ameblo.jp/ericfigaro/entry-11009044964.html)

 


その他、
「お嬢さん放浪記」
「ラインの河辺」
「セーヌ左岸で」
なども読んでいますが、

やはり、私の中では、

彼女は、永遠に「みっちゃん」なのです。

文学を志した、おおらかな父、明るい母、
そしてちょっと能天気な白樺派の仲間たちと、
純粋この上ない、極上の生活を謳歌していた東中野のひところ。

まだ、政治に暗雲立ちこめる前の、
限りなくピュアで、平和で、明るいその空間で、
のびのびと育っていった「みっちゃん」

それが後半になると、
日本という国に異変が生じ、
それが、みっちゃんの家庭を大きく変えていってしまう。

そんな中で、
聡明な少女は、ただ恐れているのではない。
ちゃんと、大人たちを確かな目で見つめ、
正確な分析力で観察し、そして思考している。

それらすべてが記録された「花々と星々と」

その続編の「ある歴史の娘」


今までかなりの年数を生きてきましたが、

何年に1度か、
ふっと思い出したようにひもときたくなる本です。


後年、世界平和のために尽力された強い意志、
主に海外で生活されていたと思いますが、
その強靭な精神力にも、ただただ尊敬を覚えます。



ご冥福をお祈りいたします。

R.I.P.