「オリエント急行殺人事件」で、ミシェル・ファイファーのおはなし。
劇場に行く気はなかったこの作品、
ブルーレイで見るチャンスがありました。
大体、お話の中身は全部知っているので、
あとは、ケネス・ブラナー版として、
以前のものとどこが違うのか、
という興味はあったけど。
もともと、このストーリーは、
ポワロ自身も、
スッキリと終わるわけではないので、
いつもの小気味よさもなくて、
後味のいい作品ではない。
(悲劇の実話を基にしている、ということもあるし)
なのに、こんなに何度も映画化、ドラマ化されてきたのは、
そのゴージャスな舞台設定と、
オールスター顔見世、的な豪華キャスティング。
イスタンブールから豪華寝台列車オリエント急行に乗って、
その豪華絢爛たるインテリアや
クラス感あふれる雰囲気を
思う存分、楽しむ。
ということに尽きるのでは?
アルバート・フィニー版
(イングリッド・バーグマンからローレン・バコール、アンソニー・パーキンスも出てた!)
デヴィッド・スーシェ版
(トビー・ジョーンズのほか、ジェシカ・チャスティン、バーバラ・ハーシー等も登場!)
(三谷幸喜版もありましたね〜)
などと違うポイントは、
列車に乗り込む前のエピソードが目新しい
のと、
列車が止まってしまう場所が、
清水の舞台か、
富士急ハイランドのジェットコースターか、
とも見紛う、
高所恐怖症の人には、酷なことこの上ない、高所、
というのが面白かった。
で、私が注目したのは、
今回は、ミシェル・ファイファーなんです〜
何故かというと、
映画が終わってエンディングクレジットにさしかかったとき、
美しい女性の歌声が流れて、
うわっ、これ、誰が歌ってるの?
って、気になって、気になって、
そうしたら、最後の方に、
ミシェル・ファイファーの名前が!
↓ これですよ〜
豊かな声量に、
円熟した、大人の女の魅力があふれて、
若い頃よりも上手いし、味わいが増して、ずっとステキ。
これがきっかけで、
ミシェルのことをちょいと振り返りたくなりましてね〜
思えば、ミシェル、
「レディホーク」のときの美しさといったら!
確かに、アヒル顔なんだけどね、
このときの、お肌ピチピチ、
何ともフレッシュで、
そしてミステリアスな魅力は、
未だに忘れられませんて!
で、やっぱり彼女の代表作は
「恋のゆくえ」じゃないかな?
このとき、シンガーの役で、色々と歌を披露してくれて、
上の紅いドレスで歌ったシーンは、
かなりパロディ化もされたほど、有名になったわね。
で、この映画、
実は映画史上最もドキドキ!
セクシーなラブシーンがあるのよ〜
youtubeをここに貼付けようと思ったけど、
かなりデンジャラスなんで止めたぐらいよ。
是非、こちらに飛んでチェックしてくださいませ!
ジェフ・ブリッジスが、また、セクシーすぎて、、、、、、><
https://www.youtube.com/watch?v=dyXlsD7Gx0Y
この頃までは、美しくて魅力的だったミシェル。
「ヘアスプレー」あたりからは、
お顔いじってるなあ〜
という感じが見え見えではありますが、
でも、
かなり強引な悪女役を
楽しんで演じている感じがよかったわ!
そうそう、
アル・パチーノと2度目の共演だった
「恋のためらい」もよかったな。
(「スカーフェイス」、実はあまり好きじゃなんで)
それと、
ジョージ・クルーニーとの掛け合いが楽しかった
「素晴らしき日」も好きだったわ。。。
↑このミシェルのバッグが、
一体、どれだけ入ってるの?って、
あらゆるものが出てくる、出てくる。
それが楽しかったし、
ネコも登場して、
ほんとに楽しい作品だったわ〜
そんなこんなで、
私のミシェル・ヒストリー、お聞かせしました〜!(^▽^;)
2度目の「竜馬がゆく」
もとはといえば、
いい加減、ブックオフ通いも飽きてしまい、
100円コーナーばかり漁るはいいけど、
意外につまらない本が2、3回続いたので、
家にあるものを読み返そうか、
という気持になり、
なにげに再読し始めた「竜馬がゆく」
いやあ、2度目って、素晴らしいわ〜!
もう、冒頭から、
ドドドドドドと、
こちらの興奮が太鼓の音みたいになりまくり!
岩崎弥太郎をはじめ、
武市半平太、
桂小五郎、
久坂玄瑞、
後藤象二郎、
後の田中光顕やら、
後に板垣退助になる若者やら、
とにかく、
後に名を広めた人たちが次々に登場するたび、
大向こうから
「待ってました〜!」
と声掛けたくなるような、
司馬遼太郎ならではの名場面、傑作場面が満載で、
なんか、
もう、
顔見世歌舞伎、見てるみたいに、
読めば読むほど、酔いしれていくの〜
はあ〜、
こんなに気持よくって、傑作な小説も類を見ない。
何より、
坂本龍馬、
という傑出した人物が素材であることも、
だけど、
司馬遼太郎が描くところの竜馬が
実に魅力的で、
実にカッコよくて、
まさに日本人の鏡!
てか、
こんなに凄い日本人がいたんかいな!?
という、
ある意味、サプライズの連続!
カッコよさ、器の大きさ、時代を見る眼の天才的センス!
すべてがスケール大きすぎて、
規格外の日本人!
と言ったほうがいいかも!
そしてーー
司馬氏の筆力によって、
竜馬自身も、本物以上にヒーローとして有名になり、
日本を代表する英傑、
へと上り詰めた、とも言えるのでは?
とにかく、圧巻!
今、2巻目の終わりにさしかかってますけど、
読み進むのが惜しいくらいに、お見事!
小説を読む快感を、
こんなにも縦横無尽に味わい尽くさせてくれるって、
ほんとに他では味わえない!
最初に読んだときは、
竜馬が暗殺された後、
この作品を締める文章に泣いた私でしたがーー
「天が、この国の歴史の混乱を収拾するためにこの若者を地上にくだし、
その使命がおわったとき惜しげもなく天に召しかえした。
(中略)
若者はその歴史の扉をその手で押し、そして未来へ押しあけた。」
(竜馬がゆく 8 より)
こうして書き写していると、
また泣けてくる。。。。
しばらく、
この不世出の英雄の生涯を、
存分に体感したいと思います。。。。
インスタなどから、近況ショット。
毎日毎日、暑いですね〜
でも、八月に入ったばかりなんですね〜。
今年の夏は、長い、長い、という感じですな〜
こう暑いと、仕事するのもやっと、という状態ですが。。。。
インスタやスマホの写真を少しご紹介しますね。。。
↑
S王子の家にある、
ブルーとオーウェン、他の恐竜たち。
S王子といえば、一家で家族旅行の際に、与六どのの世話を頼まれて、、、、
ふだん、娘がいるときは、すぐに私のところに駆け寄ってきてキスするくせに、
他にだ〜れもいないと、
遠巻きにして、なかなか近寄ってくれません。。。。(・_・;)
↑
こちら、うちのエリックさん。
彼が殺めた残骸とともに。
この惨劇は、毎日毎晩。。。。。。。(´д`lll)
↓
さて、とても安価なブドウ(ペルレット)を購入しましたるが、、、
ちょっと酸っぱくって、
だもんで、
初めてブドウジャムに挑戦。
今度は、砂糖を入れすぎたか?、、、(゜д゜;)
こちらは、ある日の晩ご飯。
↓
本日のスープは、枝豆なり。。。
とっても美味でした〜
そして、これはーーーー
ウィスコンシンの娘から送られてきた、
ブルーベリー狩りを楽しむ姫の姿です。o(^▽^)o
こんなに暑いと、「ミステリーゾーン」のエピソードを思い出す (・・;)
いやあ、異常な暑さですね。。。
生まれてこのかた、
こんなに暑い夏は初めてですぞ。
それで、
ちょっと思い出してしまったのが、
かつて、
子供のときに見ていたTVシリーズ「ミステリーゾーン」よ。
ちょっとうろ覚えなんですが、
あるエピソードで、
太陽が地球にどんどん接近してきて、
もう人間達は灼熱地獄でどんどん死んでいくわけ。
ヒロインが確か画家で、
絵の具がどんどん溶けていく描写とかあって。。。
ところが、
それは、彼女が見ていた夢であり、
実際は、
地球上では逆の現象が起きていた。
つまり、太陽がどんどん遠のいて、
地球は、極寒の中で、
滅びようとしていた。。。。
って、そんなお話だったような。。。。
ネットで検索したら、
原題が「The midnight sun」というタイトルで、
日本では、「狂った太陽」という題名だったらしい。
子供の頃に見ていたミステリーゾーンって、
これだけじゃなくて、
結構、色々覚えてるんだけど、
いつも最後のオチが効いていて、
とにかく怖いんだけど、
怖いものみたさで見てしまって、
夜眠れなくなる。
そんな作品ばかりでした。
しかし、
60年も前に、
環境破壊とか気候変動を
先読みしていたかどうかわからないけど、
かなり風刺の利いた、
キツ〜い、ストーリーですよね。
どちらにしても、
ドラマのようにならないことを祈ります。。。。
↓
imdbで、下の写真をお借りしました。
温度計が溶け出す描写があったのね。。。
「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」
早速観てきた〜
よかった〜
ひと言で、言えば、
とにかく、「泣ける映画」ではあるのだけど、
涙の種類はいろいろで、
レジェンドとなったミュージシャンたちの歌を
再び聴いている、という熱い高揚感、
それとともに
観るものを包み込む
至福の想いや、
彼らの最期をみつめる切なさ、
そこには、
ひとの一生の重み、というか、
人生を生きる意味を考えさせる、
ここは、前作では感じ取れなかった思い、
というものもあって
(私がそういう年齢に達したということも大きいかな)
まさに、
人生をみつめるような、深い、価値ある映画なのである。
ネタバレしてますので、未見の方はご注意お願いします。

今回は、キューバ音楽の歴史も紹介される。
虐げられて生きてきたキューバの(主に)黒人たちの
魂の叫び。
それが、<ソン>という音楽を生み出した。
バティスタ政権下で、
白人やマフィアがキューバの富を独占していた状況も少し紹介される。
(ここは、まさに「ゴッドファーザーパートⅡ」でのマイケルとフレド絡みの場面とリンク!
キューバ革命勃発の様子もあの映画では鮮やかに描かれていた!)
前半は、
前作のメイキング的な映像がいっぱい。
これは、私にはとても興味深かった。
大体、
前作では、あの伝説のおじいちゃんミュージシャンたちが
にこやかに和やかに演奏を繰り広げていたが、
私は、内心、
音楽ずっとやってきて、
しかも一度は忘れられた音楽家たち。
けっこうガンコそうだけど?
って、秘かに思っていたのだが、
さもありなん、
ていうような、
ちょっと面白いシーンが、
今回は挿入されてました。
(いまだから語れる!みたいな感じだろうな)
音合わせのとき、
90歳のコンパイ・セグンドが、
「音が合ってな〜い!」
と半ばキレ気味で、
「機械の音のほうがおかしい!」
と、絶対に譲らない!
しまいに、
「俺はこれで、90年やってきた!」
って。。。
もう、観ているほうは、
なんか、
微笑ましい、というか、
そうだよね、
こういうこと、絶対あったよね、
って、可笑しくてたまらないのだが、
オジイチャンたちがみんな言いたい放題になってるのを、
製作側は青くなってて、
この(リハーサルの)2日間で映画を撮るか、
などと言っているシーンまでカットされずに出てくる。
それと、
前作のキービジュアルの裏話、これは何とも凄い!

この男性は、イブライム・フェレール。
彼は、ライ・クーダーやニック・ゴールドらに
見いだされたとき、
既に70歳で、
その当時、音楽を諦めていて、
靴磨きをしていたという。
最初の日、
そんな彼がスタジオに入ってきて、
その歌声を聴いたニックは、
あまりの美しさにショックを受けた。
そして、2日目、イブライムはこの服装でやってきた。
たった1日で、
ミュージシャンとしての自信を取り戻した
イブライムのオーラの凄さ!
やはり、ただ者ではないミュージシャンだった!
そして、それを、
ブエナビスタのキーアートにした、
というのも、
何とも象徴的ではないですか!
イブライムも、コンパイも、
そしてルベーン・ゴンザレスのピアノも、
何回聴いても素晴らしくって、
陶酔の境地だが、
今回、改めて、
歌姫オマーラ・ポルトゥオンドや
エリアデス・オチョアの
(今作のキーアートは彼です!)
衰えを知らぬ力強い歌声に
深く揺さぶられました〜
オマーラとイブライムの若き日のコラボ映像なども発掘されていて、
もう興味が尽きない。
白人と黒人のハーフとして生まれたオマーラ。
その苦労の歴史も語られて、
さまざまな悲しみを乗り越えてきたことが偲ばれる。
特に泣けるのは、
イブライム亡き後、
彼女が1人で熱唱するステージ。
魂から絞り出すような歌声。
イブライムへの想い。
もう、これは、言葉では言い表せません。
とにかく、観て、聴いてほしい!

コンパイの最期も、
とても切ないが、
しかし、
ほんとに彼は極上のダンディだったと、
そのカッコよさに改めてシビれたわ〜

いつも、
女と花とロマンスを愛して、
葉巻をくゆらせ、
上品な色っぽさと
少年のようなやんちゃな瞳と
人生をどのように生きてきたんだろう
と観る者の想像をかき立てるような
えも言われぬ存在感。
95歳で亡くなったコンパイ。
その盛大な葬儀の模様も出てくるが、
特に棺の上に置かれたパナマ帽が印象的だった。。。。
人生は、
何が起こるかわからない。
そんなすてきなハプニングがもたらした、
ブエナビスタソシアルクラブのミュージシャンたち。
埋もれていた天才たちが、
人生初めての脚光を浴び、
その才能をどんどん広げていく。
当人たちですら、
それは驚きだったのだ。
ということも、
今回の作品で改めて感じられたが、
やはり、
人間の一生って、
若さとか、老いで、計れるもんじゃない、
って、痛切に感じる。
そして、
彼らが、たとえ遅れてきたにせよ、
ようやく花を咲かせることができた、
それを知った私たちをも幸せにしてくれて、
こんなに幸せな人生の締めくくり方もないな、
と私は感じたのだった。
DVD買って、
また何度も観たくなる。
いつまでも大切にしたい、
珠玉の作品です。。。




















