私は、半年ほど前、仕事で行き詰まり、悩んでました。
主人や友人に相談しましたが、悩みは解決しなかったんです。
それで、ひとりで考えてみても、頭に浮かぶのは悪いことばかりでした
まるで、道に迷ったようで…。
出口を見付けたくて、本屋へ行ったんです。
すると、『ものがわかるということ』というタイトルに目を奪われました
タイトルを見て、ハッとしました
「私は、ちゃんとわかってるかな?」って…。
それで、目次を開いてみたんです。
すると、『自分がわかるのウソ』という、目次のタイトルが気になったんですよ。
私は、「じっくり読みたい」と思い、すぐに買いました。
読み始めるまで、「もっと悩んでしまうかも」って、心配な部分もありましたよ。
でも、読んでいくうちに、心が軽くなったんです
私が本の文章の中で、一番印象に残っているのは、『自分は探すものでなく、創るもの』という言葉です。
読み終わると、「無理せず、自分のペースで頑張ればいい」、「その方が、仕事で良い結果が出せる」と思えました。
だんだん、仕事をするのが楽になったんです
たとえ失敗しても、きっと、何とかなりますからね。
それ以来、時々読み直しては、勇気をもらってるんですよ。
著者の養老孟司先生を、簡単にご紹介しますね。
御年86歳。
医学博士。
昆虫採集が趣味。
著書は、「バカの壁」など多数。
養老先生の言葉は、ストレートで厳しい感じがします。
だからこそ、心に響く部分もあると思うんですよ。
私は、養老先生のことを、怖い人だと思ってました。
でも、テレビ番組で、養老先生が静かに、年老いた飼い猫を見守っているのを見たんですよ
その眼差しが、すごく優しかったんです
それから、養老先生の本が気になるようになりました。
実は、私、本を買っても、読まないことが多いんです
でも、『ものがわかるということ』だけは、あっという間に読み終わりました。
面白かったです
今日は、最後まで読んでくださってありがとうございました。
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