みなさんお久しぶりです!


上京しました、役者・星野恵理です!



さぁ、めちゃめちゃお久しぶりですが、

3月5日に学生として最後に出演したミュージカル「冒険者たち〜ガンバとその仲間たち〜」が終演から2週間経ったということで、今日はその感想ブログ〜(&決意ブログ💪)





こちらは開場前に撮った全体写真です!


そもそも3月5日、2公演をそれぞれ別のキャストでの上演だったんですね


私は1公演目で船乗りネズミ(海賊)・イタチとして、2公演目で街ネズミ・「五毛」という島のおばあちゃんネズミとして出演しました!(上の写真は街ネズミです)


ひとつの作品で4役どころか、まず2役以上の役をやることが初めてだったので当初思っていた以上に大変なことも多かったですね


街ネズミは元気に明るく活発に

船乗りネズミ(海賊)は活発かつヤクザのような雰囲気で

イタチはネズミを怖がらせたり騙したりとにかく恐怖の対象としてふるまう


そして本役としてやらせていただいた「五毛」


台本をもらったときは正直あんまりやりたくないなぁと思っていたキャラクターでした。

おばあちゃんなんて20歳そこらの私ができるわけないと思ってたし、やっぱり物語として読んだときに主人公のガンバ目線で読んじゃうからよく反発する五毛にいい印象はなくて。


だからいざ選ばれたとき、これは苦労するぞって直感で思ったんですよね。

よくない第一印象を払拭しないとって思ったし、実年齢よりだいぶ上のキャラクターってことで困惑もしたし。


1番きつかったのは自分が考えて行き着いた五毛のキャラクターがダブルキャストでやってる五毛のキャラクターと違うどころか、演出がイメージする五毛とも違ったこと。


いらんとこまで考えすぎちゃう性格ってのもあると思うし、複雑っていうかすごい考えたことを表現するだけの技量がまだうちには無かったってのもあると思う


だから、演出がイメージする五毛に近づけるのにも時間かかるわ、自分がイメージした五毛を貫き通すこともできへんわって中途半端な位置にいる時間が長かったなと思います


でも、いろんな共演者のみんなにアドバイスを聞いたり、演出の意見を聞いたり、ダブルキャストの子とめちゃめちゃいっぱい話したりして、なんとか本番には自分なりの五毛ができた!


終演後、共演者のみんなから、えりの五毛好きってたくさん言ってもらえた

見に来てくださった方から、五毛が信じなければあんなことにならなかったのにと言ってもらえて、物語の展開に影響を与えられた


それがすごくほっとしています。


ただ、すごく不甲斐ない話、9月に上演する予定だったこの作品、予定通り9月に上演できたとしても、ここまでのクオリティにはならなかったと思います

それは五毛はもちろん、ほかのキャラクターも


それが一番の心残りです



役者を目指す学生として、エンターテイナーを志す者として


クオリティの高いものをお客様にお届けすることはずっと目指し続けなければならないことです。


でも、それを期限内に創り上げて提供することができてこそのプロ


まだプロと名乗るのにはまだ実力が足りていないのだと痛感しました




この作品を終え、私は同期たちとともに専門学校を卒業しました


まだ私は役者としてもっともっと実力をつけるために、とある事務所の研究所で1年間勉強します

(この話はまた詳しく後日しますね〜)


もっともっと実力をつけて、堂々とプロの役者と名乗れるように、これからもがんばります


この作品は、私に改めて役者としての課題を見せてくれてモチベーションを上げてくれた作品です


いつか、今回見てくださった方々、共演者のみんなに今よりずっと成長した姿をお見せできるように


そして、見られなかったけど、いつも応援してくださっているみなさんに早く自分の姿をいろんなところでお見せできるように


これからもずっとがんばります


みなさん、活動拠点を東京に移した私のことも、どうか応援のほどよろしくお願いします!!!