８月１５日放送のスッキリでこんな話題がありました。
宿題を代わりにする行為についての意見はいろいろあると思いますが
四柱推命にも宿題に例えられるものがあります。
それは１０年ごとのテーマを表す「大運」と呼ばれる部分です。
大運は私のお渡しする資料では赤枠部分となります（人によって異なります）
命式から読み解く自分自身の性質は
一生付き合っていかなければならないものです。
命式はその方自身を表すものだからです。
それに対して大運はあくまでも「宿題」「課題」なので
たとえ知らなくても、それをやらなくても
実生活に影響を及ぼすことは少ないと言えます。
占いで自分の性質を知らなくても
自分が考える「自分っぽさ」
誰かが教えてくれる「自分っぽさ」は
なんとなくわかっていたりします。
けれどもそのときに片付けると良い宿題は
自分では気づきにくいものです。
よく「おためし」なんて言われる、克服しないと何度も訪れる出来事がありますが
あれ、大運が示す「宿題」と関係ありません。
「おためし」はどちらかといえば
思考のクセやしくじりパターンから来ることが多いものです。
じゃあ「大運」って何かというと
真剣に取り組んだら得意になる可能性があるものです。
やったからといって
めちゃくちゃ得意になるというものでもありません。
同じ問題を繰り返すドリルをこなす感じに近いです。
私の例ですと、直近の４３歳までの１０年間に
「食神」のテーマが回ってきていました。
私の場合は知ったのが遅かったので
１０年間かけてこなす宿題を最後の５ヶ月ほどでこなすという
８月３１日に絵日記を書き出す昭和の小学生みたいなことをやってしまいました。
（ええ、実際そういう子どもでしたよ）
短期集中で大運のテーマに向き合いましたが
私はもともと自分の表の命式に食神を持っていないので
今でもすぐに楽しむことを忘れがちです。
自分が気持ちいいほうや楽しいほうを選ぶよりも
違うことを基準としてしまいがちです。
こう聞くと大運なんてどうでもいいように思われるかもしれませんが
それは違います。
大運というテーマと向き合ったことで
４４年生きてきてほとんど存在したことのなかったユニコーンという推しができましたし
何かを決断するスピードが格段に早まりました。
そして何よりの変化は
感覚だけを使ってセッションできるようになったことです。
私は食神を裏の性質として持っているので
感覚を使うことは私の中に確実にあるけれど、なかなか出てきにくい存在でした。
それが「推しを訳もわからないままに追っかける」ことをやった結果
自分の中の感覚部分が研ぎ澄まされていくことを引き起こしました。
感覚が研ぎ澄まされたことは、人生に直接関わってこないかもしれません。
まだうまく説明できないことも多いのですが、確実に自分の中を変えました。
ここで冒頭の「宿題代行」の話に戻りますが
自分で片付けるのではなく
誰かの力を借りてやり遂げる場面も出てくるでしょう。
自分の力をまったく使わずに宿題を終えても
自分自身の実力がつかないように
大運も自分で動いていかなければ、
ただなぞっただけになるのです。
（劫財が大運に回ってきているときなど要注意です）
どれだけ自分で考えて
どれだけ自分でチャレンジして
どれだけ失敗したのか。
それが最も問われるのが「大運」という箇所なのです。
取り組まなくてもいいけれど
真剣に取り組んだら必ず何かを返してくれるもの。
それが「大運」という名のご自身の誕生日がもたらす
喜びにも変わりうる「宿題」「課題」なのです。
大運は無料のサイトで見れることもあるのですが、ずれることも多い箇所です。
ご自身の大運を知りたい方は個人セッションにいらしてください。
必死に宿題を片付けていたころの私
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