もうすぐ５月も終わろうとしています。
本当は、ブログに書くのを迷ったのですが
今日は私のお話になります。
5月に入ってすぐの頃、
私の友人が空に帰りました。
私の２つ上で、日本の実家も
私が生まれた場所とすぐ近くだった友人。
15年前、私がドイツに来たばかりの時に
語学学校で知り合ってから
ずっと姉のように慕っていた友人で
毎月一度は必ず会い、旅行にも
たくさん行った仲でした。
去年からはコロナでなかなか
会えない状況だったけど、
いつも他愛もない話をしながら
お互いの将来について
たくさん話したっけ。
お空に帰る直前まで
元気なメッセージをくれてて、
「コロナが終息したら旅行行こうね」
って話していた矢先の出来事に
しばらく心が落ち着くまで
時間がかかったけれど・・・
お空に戻ってもうすぐ1か月
私もやっと少しずつ前を向きながら
毎日を進めるようになりました。
数年前から病気になっても
自分のことより周りの人を気にかけ、
話をすればいつの間にか元気になっている
そんな元気パワーを持っていた友人。
最後まで生きることを
あきらめなかった力強さは、
残された私たちへ「生きる」という意味を
深く刻んでくれました。
生きるとは、人生とは何だろう？
たまに考えます。
人生は有限なのは分かっているのに、
私たちは明日が当たり前に来ると思いがち。
そして、家族の存在でさえも
当たり前にあるものだと思いがちです。
私はついこの間まで、
友人の存在でさえも当たり前に
これからもある思ってて。。
だけど、そうではないのですよね。
私たちが生きていることは
それだけで奇跡。
私にとって生きることは
今この瞬間にある幸せを味わうこと
そう思うんです。
その幸せには、人とのふれあいや
あたたかさがいつもあって。
だから、私はこれからも
大切な人へ感謝の気持ちを
忘れず伝えていきたいです。
私はちゃんと、友人へ
感謝の言葉を伝えられたかな。
ふとした時に、思います。
ずっと病気で苦しかったけれど
やっと安らかになれたかな。
これからも、空から私たちのことを
見守ってくれているといいな。
いやその前に、友人が今
何も考えずにゆっくりと
休んでくれているといいな。
そう思わずにはいられません。
友人は遠くに行ってしまったけれど
心はすぐ近くにあって。
あたたかな感情を感じるから
だから、いつまでも悲しんでないで
前へ進もう、
今は不思議とそう思っています。
長くなってしまいましたが、
正直な気持ちを書きつづるって
やっぱり心の整理になっていいですね。
私たちの存在も奇跡で、
人との出会いや、
家族の存在だって奇跡なこと。
だから、そこにあるしあわせを
今しっかり感じていきたいです。
私も、友人のあたたかさと強さを引き継ぎながら
これからも前を向いて歩いていこう、
そう思います。
