・待ちわびた「具体論」
つねき氏の哲学は好きなのだが、最近漠然すぎる話ばかり続き、登録者や再生回数が激減する最中、ようやく具体的な話が見えてきたと個人的には思っている。
第二次世界大戦の末期、米国はかつて大日本帝国を「文明そのもの」ごと破壊しようとした計画があったが(『ダウンフォール作戦』)、現在“アメリカの保護国”とかした日本は、動画16分ごろに大西氏が『ブラウンノーザー(米国ケツ舐め追従路線)』と揶揄されたような状態であるからこそ、“お化けのパーティー券”のような米国債を多額に買い、一方で支払われる円は、「外国人」が実態価値として「日本の土地」を買うという状況を自ら演じている状況は(詳しくは本動画を参照)、やがてはこの国に住む人々を地獄の底に追いやる結果となるでしょう。
先に論じた種苗法や水道民営化事業ないしスーパーシティ法案も、当然この範疇へと加わってくる(所謂グローバル企業への国富献上)。
‐Googleに「乗っ取られる寸前」だったトロント市(スーパーシティの『闇』)‐
昔は国家が『絶対者』だったが、今や企業が「国よりも偉い」状況なので、わかりやすい例だとFF7の神羅カンパニーや、ミラーズエッジの複合企業など、つまる『企業帝国』なるものが、ゆくゆく世界を私物化し、人々を管理する時代が来るやもしれません。
話を戻すと、「外国人」とされる中国資本も、アメリカ国債の本質的ヤバさに知っていて、とにかく『お金がすべて』とされる金融資本主義のルールが地球全体(人間社会)で運用されている限り、どの国が悪いと決めつけることは出来ないし、多くの在日コリアンが携わっているパチンコ産業への悪魔化も、そこで従業する人々は、朝から深夜まで「お金」のために心身ボロボロになるまで働いている状況に、日本人その他職種を含め、誰一人とて救いがないシステムを打破することこそ、私たちが目指すべき『本質的改革』でしょう。
・『金融資本主義』イコール 日本は「近代朝鮮」のように
『朝鮮の歴史 朝鮮史研究会編 編集代表 旗田巍』 三省堂 185頁より
‐シリーズ・朝鮮近代史を振り返る その12(荒れ狂う帝国主義 清敗北後の中国分割と朝鮮)‐
殺伐たる近代の帝国主義時代も、垢ぬけた5G花咲く現代にしろ、『資本主義』が未だ続く限り、来る未来においても本質的システムは変わらないと思います。
『強者が弱者を収奪する』構図しかり、ごく一部の金融資本家だけが「人権(ゆとりある人間らしい生活)」を享受でき、政治的影響力も多分に行使できる事実ゆえ、今の民主主義は欺瞞そのもので、一枚化けの皮をはがせば、まごうことなき貴族政治です。
当然、その他大多数の人々は、「効率化」という言葉はいずこへ、毎日時間に追われ時間や労働力など奪われに奪われ続け、資本家に奉納すべき成果を出すために、パワハラやブラック労働は日常茶飯事、その果ての過労死や自殺等々、この社会は枚挙にいとわない不幸で埋め尽くされている。
大西氏が危惧される「日本の土地や財産・株式市場」にしても、基本資本主義が「奪うシステム」である以上、在日コリアンの友人(拙ブログ共同運営者)の話で、「焼肉産業が日本人に乗っ取られる」話だとか、私たちも一方で加害者的立場になって、常に『金』『金』『金』と血眼になって、無慈悲な闘争の末に民族資本を強奪したり、逆に奪われ奴隷になるような戦いを、一体いつまで続けにゃならんのでしょうか。
もう疲れましたよ、本当に。
前述のシステムのもとに、絶えず分断や対立、憎悪と差別が再生産され続け、時々その振子が大きく振れた時に、大勢を殺戮する戦争になるのです。
<参考資料>
・Youtube動画 『米国のMMT政策は日本を破壊(Live配信2020/11/17)』
<ツイッター>
【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】
https://twitter.com/XMfD0NhYN3uf6As
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