・『本土決戦』が起きれば 朝鮮人も「皆殺し」

 

 

 

 

動画内容を拝見したかぎり、戦慄を覚える内容です。

 

 

『ダウンフォール作戦の全体図』 (Wikiより)

 

1945年11月実施を前提に計画された「オリンピック作戦」と、1946年春に実施を前提に計画された「コロネット作戦」に分かれており、オリンピック作戦では九州を占領し、コロネット作戦では関東平野の占領を目的としていた。仮にこの作戦が実行されていたなら、史上最大の水陸両用作戦となった[1]

ダウンフォールは「破滅、滅亡」を意味し、枢軸国で唯一降伏しない日本に対して大量破壊兵器毒ガスによる無差別攻撃など、文字通り日本国そのものを滅亡させる目的で命名された。

日本側によって予想された戦闘の全体概要については「本土決戦」(日本側の呼称)を、日本軍の防衛作戦については決号作戦を参照。

 

※赤字は筆者注

 

Wikipedia 『ダウンフォール作戦』より

 

去年のシリーズ記事にて、大日本帝国における『本土決戦』が行われた場合、本土や各占領地にいる“朝鮮人の状況”については、参考書をもとに論述させて頂きました。

 

‐シリーズ・在日朝鮮人と戦争 その1(「当時の空気」から 何を学ぶか)‐

 

‐シリーズ・在日朝鮮人と戦争 その2(逃げられない「監獄列島」)‐

 

‐シリーズ・在日朝鮮人と戦争 その3(「戦争の狂気」に晒される日本列島)‐

 

‐シリーズ・在日朝鮮人と戦争 その4(現実化する『本土決戦』と「北海道避難計画」)‐

 

‐シリーズ・在日朝鮮人と戦争 その5(戦争は絶対に起こしてはならない)‐

 

‐シリーズ・在日朝鮮人と戦争 その6(仮に「本土決戦」が実行されたら・・・・)‐

 

‐シリーズ・在日朝鮮人と戦争 最終回(終戦直後にあった虐殺)‐

 

 

上述の記事をまとめたのがこちらです。

 

‐『日朝関係の視角』のまとめ その2(『太平洋戦争末期の在日朝鮮人』シリーズ)‐

 

あの戦争が、日本軍部の予定どおりに「本土決戦」となったらしたら、米軍が上陸する際には、多くの朝鮮人は真っ先に突き殺されたであろう。

 

これを私は見ぬいて、かなりアクセクした。

 

日本の敗戦後、占領軍の没収した内務省警保局の一五年にわたる『特高月報』が、先年、アメリカより返されて印刷刊行された。その各号には朝鮮人の動向や対策が詳細に記載されている。

 

それによると、当時の私の密やか想定を遥かに超える“朝鮮処断”の伏線があり、びっくりした。たとえば、アメリカのB29爆撃機に朝鮮人飛行士が乗っている、朝鮮人が日本婦女子を食っている、朝鮮人が各地の鉱山で爆発を起こしている、などとさまざまな流言がもっともらしく信じられたと記している。

 

あの戦争が半年延びていたら、日本内地はもちろんのことアジア全域で“朝鮮人皆殺し”をあえて行ったであろう。過ぎ去った悪夢の戦争とはいえ、背筋の寒くなる思いである。

 

『日朝関係の視角』 金勉一著 ダイヤモンド社 259~260頁より

 

大本営お手製の『滅私奉公』の名のもと、あからさまなデマや流言飛語が飛び交い、追い詰められ、思考停止した大衆の行動は、おおよそ察しがつくものである。

 

かつてナチスドイツが、敗色濃厚となる最中『戦争目的』「ユダヤ人の殲滅」へと置き換わった事実と重なります。

 

今回の小タイトルを担保するように、明治日本(1867~1945)“大陸蔑視の歴史”が脈々と刻まれている。

 

当時朝鮮などは「アジア州中の一小野蛮国」であって、たとえ朝鮮から「来朝してわが属国となるも・・・・・・これを悦ぶにあたらず」

 

<中略>

 

要するに福沢が朝鮮半島にたいした関心をもたず、また朝鮮が「属国」化した場合にもたらされうる大きな経済的その他の利益を過小評価した結果に他ならない。

 

※<>は筆者注

 

『天は人の下に人を造る 「福沢諭吉神話」を超えて』 

杉田聡著 インパクト出版会 141頁より

 

 

『中国の子どもたちに「餌付け」をする英国貴婦人たち』

 

https://twitter.com/julialeejulia3/status/1264139010949230593/video/1

 

※ツイッターの方では、なぜか『アカウントが凍結』をされていて、動画が視聴できなくなっております。

 

‐香港の「欧米支配解放」を祝賀する!‐

 

福沢諭吉の時代から、同じ友邦であるアジア諸国民(中国/朝鮮)に対し、野卑で扇情的な表現で、侵略や虐殺が正当化され、本来人間が「生命を殺すことに」強いストレスを受けるがゆえ、それを防ぐ意味で、上述の“洗脳装置(文明と野蛮の対立軸)”が、まず欧米列強(帝国主義)でつくられ、かつてイギリス人が東洋人を「獣視」した経緯を模倣して、今度は日本人が中国人を「チャンチャン」「豚尾」「豚尾国」(満州人の辮髪を揶揄)したり、アメリカが日本やベトナムとの戦争で「ジャップ」や「グーク」「べトコン」と呼んだ経緯しかり、いずれも本土決戦が近くなる過程で、実際に朝鮮人が「米国の手先」とレッテル貼りされた事実をもとに、狂った公に付き従うことしか能がない愚かな大衆は、躊躇なく竹槍で近代軍に特攻し、また多くの「植民地人」を反逆者として殺戮するだろう。

 

現在でも、コロナ騒動における理不尽な自粛命令やマスク強要しかり、中国や北朝鮮・韓国に対するヘイトスピーチや「反日」なるレッテル貼りを含め、数多くの社会的事象を見る上で、『大日本帝国の残滓』(滅私奉公/大陸蔑視)は、確実に引き継がれております。

 

そういう意味で、日本に「リベラル教育」なんていうものは、最初から存在しなかったのです。

 

 

<参考資料>

 

・【解説】連合軍による日本滅亡計画「ダウンフォール作戦」とは!?(operation DOWNFALL)

 

・『日朝関係の視角』 金勉一著 ダイヤモンド社

 

・『天は人の下に人を造る「福沢諭吉神話」を超えて』 杉田聡著 インパクト出版会

 

 

<ツイッター>

 

【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】

 

https://twitter.com/XMfD0NhYN3uf6As

 

 

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