道を歩いているだけで、珍事に遭遇するパリ。

最近、女子中学生に呼び止められて、お願いされたことをご紹介します。


① 近所のスーパーでの買い物帰りに
不良じみた感はなく、至極普通の女子中学生。

「ボンジュール、マダム。すみませんが、電話をしたいので携帯を貸していただけませんか?」

いやいやいや、そんなに気軽にお願いされても貸せないでしょう。
持ち逃げされても困るし、海外に電話されても困るし。



② オペラ座界隈で
2人組のキャピキャピしたかわい子ちゃん。
私にではなく、一緒に歩いていたオッサンに。

「ボンジュール、ムッシュー。少しでいいので、お金をいただけませんか?」

オッサンは普通に断っていたけれど、私はポッカーンと口を開けたまま彼女らを見つめてしまいました。

日本の中学生は見ず知らずの通行人に、こんなお願いするのでしょうか?
しかも、けっこうカジュアルに。



フランスのスーパーでは、野菜や果物はパック売りよりも量り売りの方が多く、日本に比べると何かとラフです。

生産者さんが箱詰めしたものをそのままバサっと並べていて、作業的には無駄がありません。
ただし、食べ頃をとうに過ぎたであろうものも普通に並んでいます。

この光景を見慣れると、日本人は頑張りすぎなんではないかと思えてきます。


量り売りのものは、自分で必要なだけ袋に入れます。
勝手に1個つまみ食いして、味を確かめてから買うオバハンもいます。

サクランボの美味しい季節ですが、傷んだサクランボが必ず混ざっているという試練。

うっかり傷んだサクランボを触ってしまい、指先がにゅるっとしたときの衝撃ったらありません。
今のところ、にゅるっと遭遇率100%です。

指先がベタベタのままレジで会計し、ベタベタのまま帰宅し、ベタベタのまま家の鍵を開けます。

ティッシュで指先を拭いている人を見たことはないので、ズボンなんかでシレッと拭いちゃっているんではないかと。

もっとも日本では傷んだサクランボが混在することはないでしょう。


傷んだサクランボを触らずに済む技を習得するか。

または、指先がにゅるっとするぐらいで動揺しない強いハートになるのか。

私はどちらの方向に向かうべきなのでしょうか?



フランス人の友人とスタバでお茶しました。

「お名前は?」

「シリルです。」

レジの店員さんがカップに名前をマジックで書き書き。

カウンターで受け取ったら…


まさかのセリ。

シリルがセリに変換される奇跡。
シリルは至極一般的な名前なのに。

私と一緒に注文したから、日本人だと思われた?
芹 洋子さん的な??

私の発音が悪いからフランス語が通じないものだとばかり思っていたけれど、聞き手の問題も大いにあることを目の当たりにしました。

もう自分ばかりを責めるのはやめます。


さて、今日は日中18°の曇り空。
長袖のブラウスとストールで出かけたら、寒すぎました。

パリジャン・パリジェンヌはセーターや革ジャンを着ていました。

セリさんに「鼻水垂れてるよ。」と指摘され、チーンと鼻をかむ私。

フランスでは鼻水をすするのはお行儀が悪く、人前でチーンと鼻をかむのはオッケーです。
日本とマナーが異なります。

湿度が低いと体感温度も低いので、ご旅行に来られる方はご注意くださいね。

ちなみに、日没は21:53。
日照時間も日本とはずいぶん違います。


昨日、たまたま同じ内容で驚かれたので、記憶が新しいうちにレポートします。


ある日、薬局にシャンプーを買いに行きました。

「髪の毛がパサつくのですが、どのシャンプーがいいですか?」

「週に何回、髪の毛を洗いますか?」

「毎日です。」

「それはダメーーーッ!」

薬局のお姉さん、絶叫。
昨日、世間話をした一般人も絶叫。

大抵のフランス人は目を丸くして驚きます。

それがいかにアカンことなのかという話が延々と続き、弁明させてはくれません。

日本は軟水、フランスは硬水。
日本では毎日洗うのが一般的。
という説明までたどり着いた試しがありません。


昨日は5日に1回にしなさい!と怒られました。
ハイハイと言っておきましたが、無理です。
髪の毛がどんなにパサパサになっても、毎日洗いたいですもん。

余談ですが、親しくなると親切さのあまりに洗髪の頻度なんぞでついついお説教してしまう…
なんだか憎めない人たちです。


フランス人にとって、毎日の洗髪はあり得ない!というレポートでした。


前回の記事で、私のブロカントの師匠の購入品や住居をご紹介しましたが、ファンサービスにもう1枚くれました(笑)


やはりパリっぽいです!
(師匠、めぞん一刻をお持ちのようですので、今度貸してください!)


さて、師匠の購入価格は本当に破格ですが、やみくも値切っている訳ではなく、店主と商品をリスペクトしておられますし、マナーも守られています。

安すぎる価格をふっかければ、普通に嫌われて売ってもらえなくなります。

また、購入したい価格を伝えて、わかった!持ってけドロボー!となったら、スパッと購入するのがマナー。
そこでグズグズするのはナシです。

世の中には、スーパーからブランドショップまで様々なお店が存在します。
店主と顧客の距離が最も近いブロカントは究極の対面販売だと思います。

ブロカントが好きなフランス人は多くて、やはり彼らは古風だなと感じます。


ヴィンテージスカーフとご依頼品を探し求めて、今週末もブロカントのハシゴです。