以前のクライアントの経営者は、


「経営上、失敗したことはない」と言っていました。




失敗恐れて起業しない諸君も、何も恐れることはない。




成功と失敗の定義があいまいなら、失敗も成功もしないからです。


後付で、成功したケースのみ記憶しておけば、失敗などとるに足らないものばかりです。


これによって、失敗をしない経営者が誕生します。




さて、冗談はこのくらいにして、


行動力と時間が経営者をつくります。


そして、イメージと計画の修正が経営者の質を決定していきます。


数多くの小さな失敗と数え切れない方向転換をした者が優れた経営者となるのです。




人的要素を切り離すと、


優れた経営には、アクションとアクションプランが必要な要素と言えるでしょう。


特に、アクションは、アクションプランの落ち度をカバーするので重要です。



ホリエモンと村上ファンド


マスコミは、いったんは持ち上げたものの、途中からこぞって悪者に仕立てました。


何故でしょう?




2人に共通するのは、ピュアな資本主義者ということです。


村上さんの「金を儲けて何が悪いんですか?」


ホリエモンの「会社は株主のもの」


発言は、米国資本主義の中では、王道であり、何ら間違いはないでしょう。


ところが、日本では、悪者として非難されました。


なぜ、法律論で悪者になったのでしょう?




次の3つの原因があるのではないかと考えます。




まず、1つ目に、2人ともマスコミの買収で、マスコミが脅威に感じ、攻撃に出たこと


2つめに、外国人(外資系)を儲けさせたこと


3つ目に、成功者を妬む日本人の民度の低さ




普段のマスコミの論点は、常に自らを別格において、論じています。


例えば、どこかの企業の給与水準が高いと、非難しておきながら、自らの給与は決して明かしません。


言えないでしょう。自分たちの方が給与が高いからです。


マスコミを買うなどと言う、世渡りの下手なホリエモンや頭のシャープな村上氏は目の上のこぶだったのではないでしょうか。




ホリエモンは外資投資銀行を使い、村上氏は外人の資金運用を行いました。


もし、日本の資産である企業を個人の金儲けのために外国に売り飛ばしたら、「あいつらは、売国奴だ。」と言う人もいるでしょう。


政治家の政治家にまわらずに、外国人の金儲けの手段になっていたら、政治家がさしても、大義名分がたつのではないでしょうか。




あるタレントが、「金儲けをして何が悪いなんて言っちゃいけない、それは、卑しいことだ。」と言いました。


タレントはそう思っても構わないが、経営者の本心からすれば、言語道断です。


しかし、儲けている経営者は、金儲けが善だなんて言いません。




儲けている経営者は、語りません。


妬まれ、酷評され、せいぜい国税庁にチクられるのが関の山だと知っているからです。


沈黙は金。


資本主義の薄い皮をかぶった鉄腕社会主義日本の慣習です。


日本で最大手の民間銀行に法人の新規口座開設を依頼したところ、


「当銀行の普通預金新規開設には、ネットバンキングのご利用を条件としております。」


と言われました。




皆さんは、このようなご経験はないでしょうか?


何か変だと思いませんか?


ネットバンキンングの利用なしには、口座が開設できない?




銀行の口座開設にいちいち条件をつけられてはたまりません。


早速、金融庁に確認したところ、


「そんな指導はしていないし、おかしな話なので、その銀行の方針かどうか、確認してください」と言われました。


そこで、その銀行本部の顧客相談室に問い合わせると、


「口座開設に条件は付けていない。申し訳ない。」との回答でした。



困ったものです。




恐らく、このやりとりの後、この銀行は、金融庁に目を付けられたことで、本部から支店の支店長と預金担当マネージャーは、きつく指導されたことでしょう。




次に、その銀行の支店に行って、法人の口座に事業部名を付して(株式会社OOO××事業部 代表取締役△△△)、法人口座開設を申し込んだところ、


登記簿通り(株式会社OOO 代表取締役△△△)でないと、法人として口座開設はできず、事業部を付すると個人口座にしかできないと言われました。



「そんなことはないでしょう?」と、小生。


「当銀行ではそういう規定です。」と、銀行窓口。


暫く議論した後。


「規定がそうなら、やむを得ないが、確認してください。」と、小生。


やがて、「すいません、出来るそうです。」と銀行窓口。





この銀行員の質の低さには、目を覆うものがあります。


偶然生じた、一部の人の間違いであってほしいのですが、


実は、これらは、氷山の一角なのです。


でも、知らない人は、銀行が言うのだから間違いないと思ってしまう


善良な利用者からすると、すみませんでは、済まない事も多い。




起業にあたって


少なくとも、2つ検討する必要があります。


1つは、その事業の漠然とした将来の目標です。


2つ目は、今何をすべきかです。




今回は、今何をすべきか、についてお伝えします。


少なくとも、1年間の目標と計画を作ってみてください。


モノを売るのであれば、売上、仕入、付帯費用、広告費、人件費等、いくらかかるのか、1ヶ月単位ぐらいで検討すると良いでしょう。


1ヶ月を12ヶ月分作成したら年次計画が出来上がります。




精度は粗くていいです。


時間もかけないでください。


コンサルタントにお金を払うような段階ではありません。


ただし、最初は1週間に一度程度、徐々に1ヶ月単位で見直しが必要です。




この最初に計画の結果によって、しばらくは個人事業主でやっていくか、最初から法人にするか、の目安にしましょう。


小生は、目安として、年間計画が、概ね売上で10百万円以下で赤字なら個人事業。10百万円以上で黒字なら法人化をお勧めしています。


ただし、お客さんが法人でなければ、信用してくれない事業の場合は、はじめから法人化が必要です。




ちなみに、個人事業主は自己申告制です。


税務署、都税事務所に対しては、それぞれ事業開始に関わる申請書をもらって、申告すると事業主として認められます。


これに対して、法人は、ほかの人に信用にてもらうために、法務局というところに登録が必要です。これを登記といいます。


登記の後、個人事業主と同様に税務署、都税事務所に法人としての届出を出します。





税務署     http://www.nta.go.jp/category/yousiki/houjin/annai/1554_2.htm


都税事務所  http://www.tax.metro.tokyo.jp/shomei/index-c.htm#3

ぼんやりと合意形成され、誰に責任があるでもなく、曖昧な意思決定が会議で行われてしまう。


こんな経験はないでしょうか?




その意思決定は、ほとんどの人が、何か変だと思いながらも、「自分には関係ないからいいや」と進んでいきます。


そして、問題が起こると、「やっぱり変だと思った。あのやり方ではダメだ。」で終了し、結果に対する批判だけで、何の改善もなされません。


これは、目的と責任の所在が曖昧な会議によくあるケースです。




一方、明確な目的がある会議では、会議の目的達成に必要な出席者が集まることになり、幾つかの方法論を経て具体的な方法が検討されます。


意見をまとめるための議論に時間がかかりますが、問題が起こったときの対処が容易になります。




会議は目的を明確にし、議論からそれたら、修正する。


参加者の中で役割の設定を誘導し、責任は経営者が負う。


企業経営者は、自分と従業員の時間を浪費させないマネジメントが必要です。



今日で香港の話題も最後です。


実は、写真の貼り付けが出来ず、更新が遅くなってしまいました。



さて、小腹が減った時は、近場の麺粥屋で食事します。


茹でた菜の花。魚粥、筋煮込みの麺、スープ、コーヒー。


これで、約1,600円です。オーダーしすぎて、食べきれませんでした。


因みにコーヒーは、ネスカフェです。


麺・粥



大通りからそれた、側道の風景


側道


香港では、共働きの家庭が多く、まったく料理を作らない奥さんも多いとのこと。


外食産業が発達し、テイクアウトもこの充実。これで約840円。ほぼ2人分の量です。


野菜は茹でた菜の花。ほんのり甘いです。


テイクアウト


茹でたレタスとチャーシュー。バランスがいいです。


チャーシュー


香港の通貨発行銀行は、スタンダードチャータード、中国銀行、HSBCの3行があり、紙幣も3種類あります。


左から500ドル(約7,750円)、100ドル(約1,550円)、50ドル(約775円)


3種の紙幣


同じ20ドルですが、旧券と新券もあるため、6種類です。もちろん、新旧両方使用できます。


新券・旧券


10ドルは、香港特別行政区政府が発行しているようです。


上が旧券、下が新券です。


10香港ドル




7月初旬のレートは両替商で10,000円に対して630ドルでした。


銀行では、10,000円に対して670ドルです。


銀行口座がなければ、1回あたり50ドルの手数料がかかります。


よって、1回あたり、2万円以上両替するのであれば、銀行の両替が有利です。




香港島の2階建てちんちん電車から見た風景。2ドルで終点まで乗っていけます。


ちんちん電車


飲茶です。


残念ながら、おばちゃんが「シューマアーイ、マアラアガオー」と声を上げながらワゴンを押す姿はほとんど見かけなくなりました。


左上から、鶏の足、大蒜風味のスペアリブ。左下は、シュウマイ、蝦の巻物、叉焼包、ジャスミンティー



飲茶


飲食店の男性用トイレです。あまりキレイではないです。


男性トイレ大


男性トイレ小



魚屋です。


魚屋


肉屋です。真ん中にぶら下がっているのは、牛の尻尾です。


肉屋


撮影していたので、近くの中国人に聞いたところ、香港のトップ俳優だそうです。


ファンが手を振ると、気さくに手を振り返す、好感度抜群のイケメン俳優です。顔が小さい!!


俳優


ここのあんこ餅は絶品です。


あんこ餅


中国の足場は竹です。高層ビルでも、竹が使われており、ビックリです。


足場


以上香港の近況でした。



香港は、夜型人間にはうれしい都市です.


ショッピングモールは21時まで営業しています。スーパーは22時~23時まで、飲食店は1時~3時まで、中には24時間営業の店もあります。もちろん、コンビニエンスストアもあります。


日本では、ファミリーレストランが24時間やっていますが、普通の中華料理店が24時間やっているのには、驚きです。




ショッピングモールに行って気付いたことがあります。


香港人は、一般的に背が低く、広東語を話します。美人は少ないです(失礼)。ところが、ブランドのお店に行くと、背が高く、北京語を話す美人がいます。


日本人から見ると、同じ中国人ですが、北京語の彼らは、台湾、華僑、或いは大陸(欧米人の言うメインランドチャイナ)から来た人です。


ある美人は、横柄な態度で店員に命令しており、見ていて不愉快でした。上海あたりの成金の娘でしょうか?


これに比べて、香港男性は、ジェントルです。相手が男性であろうが、女性であろうが、一般的に実に礼儀正しく親切です。


教育がそうさせるのでしょうか?




教育と言えば、香港は、頭脳流出が深刻な問題です。


多くの優秀な大学生が大陸の北京大学や清華大学に進学してしまい、香港の大学は対応を迫られています。


ある大学は、独自に大陸の大学と共同で魅力あるカリキュラムづくりをしています。


日本の大学も魅力あるカリキュラムづくりをしてみては、どうですかねえ。

お待たせしました。


香港の出張から戻りました。



成田に着いてすぐ、湿度が高く不快感全開。


汗が蒸発しないので、Tシャツがビタビタになって乾きません。


香港は30度を超えており、暑かったのですが、日本の暑さほどではないかもしれません。




さて、とりあえず思いついた順で、3つ香港の状況をお知らせします。



1.ほぼ20年振りに香港にいきましたが、以前と比べて驚くことは、街中で北京語が通じるようになりました。


これは、中国に返還されたことが、原因ですね。



2.飲茶できるところが減ったこと。


点心をワゴンで運ぶところがほとんどなくなり、飲茶自体やっているところが減ってます。


逆に飲食チェーン店は、以前より見かけるようになりました。



3.保守的でなかった新聞も中国共産党の政治スタンスを示していること。


例えば北朝鮮問題。日本の靖国参拝を非難し、北朝鮮を擁護しています。もちろん、拉致問題は出てません。


これによって、少なくとも2つのことを感じます。


1つは、国によって立っている位置が違うから、見方も違うという国の立場の違いです。


2つめに、マスコミが大衆に情報の選択をさせないこと。特に発展途上国は、政治的問題が要因となります。


日本のマスコミも、事実の報道が少なく、結論の誘導を意図していることをとても残念に思います。


例えば、某経済紙の「××の動きが加速しそうだ」とか、都合の良いインタビューを用いて、「これが世論です」みたいな報道です。




まずは、ここまで。




失敗も含めて、事業での経験は、何事も必要な経験です。


恐らく不必要なことなどないのではないかと思うくらいです。


ですが、ほぼ明白に失敗するケースは、頭にいれておいても損はしないでしょう。


失敗も想定した上で、実行するのと、なりゆきで失敗するのでは、インパクトが違います。


なりゆき失敗では、もう二度と起業などしたくなくなってしまうかも知れません。


幾つかの想定があれば、読みが当たるか、外れるか、楽しむことができます。


想定がないと、できることは、せいぜい神頼みです。


是非、事業を楽しんでください。




何のために、事業をするか、毎日確認してみてください。


これを、ミッションとか理念と言ってもよいでしょう。


目標がはっきりしていれば、必要な失敗となるでしょう。


ついでに、自分も楽しむために事業に参加すれば、楽しい結果も期待できます。





さて、起業家が持つべき金銭感覚は、投資回収です。


難しい理論は、ここでは触れません。


ここでは、 儲けてから投資しなさい とだけ、お伝えしておきます。


だって、お金がないんじゃ、投資できませんという方がいらっしゃるかも知れません。


お金がないなら、アルバイトでもいいから、お金を稼いでみてください(アルバイトがベストではありません、どちらかというと露天商の方がお勧めかな)。


このお金をもとに投資することができます。失敗したら、また、アルバイトすれば良いのです。


ほとんど、ノーリスクです。


失うものはありません。


小さな、投資で得られるのは小さな回収です。


でも、あなたは、まだ、大きな投資をする程、力がないし、コントロールもできなのです。





経験を通して、金銭感覚は研ぎ澄まされます。


そして、徐々に大きなステップに向かってください。


小銭を稼ぐことなんかしていたら、貴重な時間を浪費してしまうというあなた。


焦っても、人間性は身に付きませんよ。


それに、誰も認めてくれません。


少なくとも、自分に正直に、自分なりの成長をしている人に、小生は、企業家としての魅力を感じます。




ご連絡:7月3日~7月7日まで香港に出張のため、ブログお休みいたします。帰国後、香港事情についてご報告いたしますので、お楽しみに。

起業したいという人に、経営者の仕事とは何でしょうと聞かれます。


小生は、ぼんやりとした、あるいは、はっきりとした青写真の実現を確信しながら、誰でもできる仕事と仕組みを用意することですと答えます。



こんなに良いものだから、売る方法を教えてくれと言われます。


でも、そんなのは、良い餌があるから、魚を釣りに行こう。きっと、たくさん魚が釣れるぞ、と言っているのと大差ありません。


売るための仕組みとは、具体的な購入者を思い浮かべつつ、商品と売る場所を用意し、彼らが買うように働きかけ、彼らが買ってもよいと思う価格で販売することです。


思い込みでは、商売にはならないのです。




経営者になれない人は、数多くの落胆を乗り越える前に、諦めてしまいます。


諦めないことが重要です。


1-2回失敗したと言う人は、よくいます。


4-5回失敗した人もたまに聞きます。


でも、10回創業に失敗したという人、小生も聞いたことがありません。


その間に成功しているからです。



小生の知り合いの経営者は、第1回目の失敗で作った借金をアルバイトで返済しながら、次のビジネスを組み立てて、いろいろ質問してきます。


これまで払わなかったコンサルフィーは必ず返しますと、言ってくれますが、小生は要らないと言っています。


彼なら、いずれ成功するでしょう。


むしろ、アントレプレナースピリッツに投資したいぐらいです。