A DOGGED MAN -2ページ目

2024年、社台&サンデー募集馬検討その3(申込内容)

熟慮した結果、以下で申し込み完了した。

 

●第1次募集出資希望馬
 第1希望馬:【サンデー】No.39 ミスエーニョの23 1口
 第2希望馬:【サンデー】No.87 インダクティの23 1口
 第3希望馬:【サンデー】No.06 カセドラルベルの23 1口
●希望口数
 1頭のみの申込み希望

 

前回紹介した候補馬はどの馬も良い馬だが

最終的な候補を絞ったところ上記の3頭が残った。

クイーンズリングの23もかなり気になったが

来年もロードカナロア産駒がいるようなので今年はパス。

カセドラルベルの23については2年連続宮田厩舎は

(なんとなくで理由はないが)ちょっと避けようと思ったので

ミスエーニョの23とインダクティの23の2択となったが

そうなるとやはり牡馬の方がいいだろうということで

ミスエーニョの23を第一希望とすることにした。

 

基本的に育成馬も含めて最大10頭までの出資と考えており

現在9頭の出資馬がいるので自動的に1頭希望になったが

こういう選び方をするとインダクティの23の方が

走りそうな嫌な予感がするね笑

実際にすごく良い馬で健康であれば

おそらく複数の勝ち星をあげてくるだろう。

 

もちろんミスエーニョの23も同じく健康であれば

勝ち上がって長く頑張ってくれるはずだ。

と言いつつ色々不安もあるが…

自信度で言うとラッジオの時に似ている。

勝ち上がりはするがオープンまでいくかは運、という感触だ。

 

私の実績であれば間違いなく第一希望で決まりだろう。

去年出資した牡馬が2頭ともちょっと頼りないというか

戦力となってくれるかどうか微妙だと考えているので

今年も良い牡馬を見出すことができて良かったとは思う。

 

これで今年の選馬も終わり。

来年はミラビリスマジックの全弟がいるという噂…

明日から金策を開始しないといけない笑

2024年、社台&サンデー募集馬検討その2(厳選?候補馬)

材料として出揃ったので今年の高評価馬をあげておく。

私自身もこの中から選ぶことになると思う。

今年は予算的には200万なので8000万までの馬から選んでいる。

それより上は見ていない。

色々不安点を書いているが記載している時点で

やれそうという手応えを感じている馬たちであり

そういう高評価馬に対してあえて不安要素を

あげているだけなので注意。

今年は高めの馬が多いので低価格帯の

馬主孝行馬を探している人にはあまり参考にならないかも?

 

■社台

 

01 ジュールポレールの23(エピファネイア)牡 8000万円

 この配合の良いところは両親のスピードの血を

 しっかりと活かせている点で普通であれば脚が遅いことはないはずだ。

 動画では力強く真っ直ぐ適度な前進気勢で歩けており文句をつけるところがない。

 実際に出来が良いからこそ堀厩舎に預託が決まったのだろう。

 この配合なら3歳春時点でも十分にスピードを発揮できるはずで

 クラシックの舞台を意識できる馬の1頭に思える。

 今年、クロミナンスがGⅡで3回も堀厩舎の馬に負けたので

 もし堀厩舎に預託予定の馬で良い馬がいたら出資してみようかと

 思っていたが、今年出資するなら本馬をおいて他にはいない。

 ただし、既に知られているがエピファ×ディープの産駒は全体的に不振だ。

 母母の血にSpecial系がいる場合は少し活躍馬も出ていて

 当馬もFairyKingの血が入っている。

 これは後で記載するタッチングスピーチの23も同じだ。

 それでもこの配合パターンの最高賞金がアリストテレスなので

 それを良しとするのかどうか…本馬がさらにその上をいく

 活躍をしても何ら不思議ではないが

 概ね血統通りに成績が落ち着くのが競馬でもある。

 本馬に出資を希望するかどうかはそこをどう考えるか次第だろう。

 

49 クイーンズリングの23(ロードカナロア)牡 7000万円

 ダービーに出走したシャザーンの全弟。

 ロードカナロア×マンハッタンカフェはクロミナンスと同じだが

 残りの4分の1がクロミナンスはトニービン×Nureyevだが

 本馬はAnabaa×Beringでありクロミナンスの方が明らかに上だ。

 クロミナンスはロードカナロアの教科書のような配合だが

 対して本馬の配合は核となる馬がおらずBoldRulerのスピードを

 辛うじて取り込んだくらいでなんとも迫力に欠ける配合だ。

 この配合だとキレに劣り決め手に欠く善戦マンになりやすい。

 実際にシャザーンの走りもちょっとそんな感じに見えるし

 本馬の動画でもいかにも緩くレースではテンで置かれそうだ。

 ただし、この懸念は上位クラスに入ってからの話でもある。

 母親の繁殖能力自体は高そうで

 さらに預託厩舎は日本では最も信頼できる厩舎の1つだ。

 あの全くキレないサプルマインドですら

 7000万くらい稼がせたのだから、配合上はそれよりマシな本馬なら

 1億以上稼ぐ確率はかなり現実的なように感じる。

 ゆっくりと力をつけながら長い間楽しめる中距離馬としてなら

 十分出資する価値のある馬だと思う。

 そして愚痴に近いが、おそらく同じ父、同じ金額の

 デュピュイドロームよりは走る手応えがある笑

 

87 スタセリタの23(St Mark's Basilica)牝 6000万円

 毎年推している気もするが今年もスタセリタは良い。

 父がSt Mark'sBasilicaに変わったが

 この馬はNorthernDancerの血が濃くFrankelと類似性がある。

 共通するのはNorthernDancer以外に目立ったクロスが無く

 とてもシンプルな配合であることだ。

 歩様も問題なく、動画も好印象。

 普通にいけば未勝利で終わることはないだろう。

 たださすがに母も高齢の域となり、また兄姉たちの

 勝ち味の遅さも考慮すれば本馬も似たような感じかもしれない。

 それと上位クラスで日本の芝で通用するスピードがあるかどうか…

 これは外国産馬には常につきまとう懸念でもある。

 走った時の理由がすぐに説明できる馬ではあるが

 走らなかった時の理由も色々思いつく馬で

 確信をもって出資するというよりは

 上振れ大物狙い的な募集馬という評価が正しいだろう。

 

■サンデーTC

 

02 タッチングスピーチの23(エピファネイア)牡 7000万円

 ジュールポレールの23でも書いたが

 本馬もエピファ×ディープという配合がまず懸念材料だ。

 残り4分の1にSadler'sWellsがいるので

 これもジュールポレール同様、活躍パターンの配合ではあるが

 GⅠを勝った馬、明確に実力が抜きんでている馬が出た実績は無い。

 やはりディープ肌にこの父は期待値ほどは走らない可能性が高いと

 全体的なデータを見ればそう判断せざるをえない。

 ただしタッチングスピーチは活力のあるリッスンの一族で

 ジュールポレールよりは確実性という点で上の印象

 (その代わりに出資に必要な実績も上にはなるだろう)。

 また、兄弟全体的に体質が弱いのも気になる。

 高い素質はあるだろうが無事開花するかは博打要素があると感じる。

 この繁殖はいつか大物を出しそうな雰囲気はあるが

 それが今回となるのだろうか?

 若干、他の候補馬より不安要素が多いかなという感覚はあるが。

 

06 カセドラルベルの23(ロードカナロア)牡 7000万円

 この馬は非常に出来が良い馬だと思って候補馬入りした。

 値段が7000万と分かって驚いた馬だが納得の出来だと思う。

 もちろん配合上も見るべきところがある。

 ロードカナロアのニックスとして1つの形でもある

 母父ハーツクライとの組み合わせで

 多少仕上がりは遅くなるかもしれないが

 スピードの血をしっかり強調できているのと

 母母がシンボリクリスエスとChief'sCrownなので

 走らないロードカナロア産駒にありがちな

 力強さに欠けた緩さ、非力さという点でも心配無用だろう。

 明確に走るロードカナロアとしての形を保てている。

 しかもこの出来で宮田厩舎預託なら牧場側も期待しているのが分かる。

 動画を見れば脚は真っ直ぐ伸びてテンポ良くリズミカルに歩けており

 トモのボリュームも十分だ。個人的には文句のない動きだと思う。

 例えば社台のクイーンズリングも柔らかい動きはできているが

 力強さや俊敏性は感じられない。しかし本馬は十分感じることができる。

 候補馬の中でも上位と見ておりとても出資したいが

 正直2年連続で宮田厩舎のロードカナロア産駒にいくのはどうなのか…

 しつこいようだが去年デュピュイドロームに出資せず資金を

 温存しておけばよかったなあと今になっては思う。

 

14 エクセランフィーユの23(スワーヴリチャード)牝 5000万円

 まだ1世代しか結果の出ていないスワーヴリチャードだが

 走っている産駒の1つの配合としてDanzigやSirIvorを持つ

 繁殖との配合がある。

 エクセランフィーユはその両方を満たせており

 配合上はスワーヴリチャードの走る形だ。

 動画もとても良い動きをする馬で

 預託厩舎が木村厩舎なのだから文句はない。

 5000万という値段はちょっと高いような気がするが

 初年度からこれだけ走っているスワーヴリチャード産駒なので

 仕方のない面はある。

 この馬の懸念はそもそも近親にスパッと切れるような脚を持つ

 馬があまりおらず本質的には日本の芝には不向きな

 一族の出身のように思える点で

 馬の出来がよく勝ち上がりはするだろうが

 上位クラスで通用するかに少し不安がある。

 すごく走っても全くおかしくはないが

 父がスワーヴリチャードなので

 母系はどちらかというとスピードがあるタイプが良いと思うが…。

 この形の馬がどういう戦績となるか今後も注目したい。

 

39 ミスエーニョの23(リアルスティール)牡 6000万円

 リアルスティール×A.P.Indyはフォーエヴァーヤングと同じ。

 リアルスティール×半姉ミスエルテから産まれた

 ミエスペランサは3歳時点で2勝をあげている。

 リアルスティールの配合はまだはっきりと傾向は見えないが

 上記の通り配合的には良い部類と考えることができる。

 ただしクロスしている血や内包している血を考慮すれば

 十中八九はダート向きに出ると思われる。

 馬体はボリュームがあって脚も真っ直ぐで動き自体も活気がある。

 ミスエーニョの仔はほとんど2勝以上していて優秀だが

 同じくどの馬も気性に難がありそれ以上勝てなくなる。

 惜敗とかすごい脚で突っ込んでくるとかでもなく

 急に完敗を喫する感じで不可解に負ける。

 そのため、早熟血統の代表のようなイメージがあるが

 肉体的というよりは精神面でダメになってしまうのだろう。 

 そういうイメージがあるので本馬も気性に不安要素はある。

 ただ牡馬に出たことで激しい気性が良い方に

 転ぶ可能性もあると考えられる。ここは難しい要素だ。

 母高齢に加えて牝馬に活躍馬が多いのも気になる要素だが

 初の牡馬ということで性別はあまり気にしていない。

 全体的に減点要素がほとんど無い平均レベルの高い馬で

 普通であれば走ってくるはずだ。 

 どこまで上位にいけるかは気性次第だろう。

 

40 アメリの23(リアルスティール)牝 3200万円

 配合上シンプルさに少し欠けるが

 リアルスティールにはこういう米系の血が合うと思うし

 日本で走るのに必要なスピード系の血を

 しっかり押さえることができているのが好印象。

 このアメリという繁殖は以前から注目していて

 そのうち重賞を勝つ馬が出てもおかしくないと思っている。

 馬の出来はよく、リアルスティール産駒にしては

 前さばきもスムーズでリズムよく歩けており

 出来もかなり良いと感じる。

 ただしどちらかというとダート馬に出そうな配合でもあり

 牝馬のダート馬だと活躍の場が限られる傾向なので

 その中でどこまで活躍できるか、が懸念要素。

 下級条件は問題ないはずで

 3200万という募集金額であればたとえ条件馬で

 終わったとしても十分ペイする可能性があるだろう。

 今後も一口は続けていくが少しずつ予算縮小を考えているので

 その場合はこれくらいの価格帯の馬に出資することが多くなる。

 本馬はその"安いけど一発あってもおかしくない馬"の

 モデルケースとして注目している。

 

47 ロカの23(インディチャンプ)牝 6000万円

 ステイゴールド系は当たり外れが大きいイメージで

 種牡馬インディチャンプにはあまり積極的にいこうとは思わないが

 本馬の出来はさすがの一言で候補馬入りした。

 配合上はそんなに高得点とはならない気がしていて

 際立ったスピードの血があるとかそういうのもない。

 なのでロカの仔が外れるとしたら

 今回かもしれないなとは思っている。 

 ただ本馬は動画を見たらすごくよく見える。

 前脚が前によく出ていて素晴らしい柔軟性を持っていることが分かる。

 こういう良い馬を見ると

 配合云々とあれこれ考えるのがバカらしくなる時がある笑

 あとは6000万という募集金額をどう考えるかだが

 この手の馬は当たりか外れと極端になりがちなので

 当たりなら十分稼ぐだろうし外れなら大赤字だ。

 個人的には当たりの方にかけたいところ。

 必要実績も高くなるのでそもそも出資が難しいかもしれないが

 出資できたらクラシックロードの夢は見れる。

 

59 ピノの23(キタサンブラック)牡 8000万円

 配合上のポイントはキタサンブラックと相性の良いSirIvorの血で

 母ピノはこのSirIvorの子孫であるZabeelのクロスを持つ繁殖だ。

 そのSirIvorを含めブラックタイドと祖母のスピードを

 あらかた強調できているように見える。

 Haloの血こそ無いがキタサンブラックの成功パターンの配合であり

 配合上は減点要素と言えるほどのものはない。

 身体つきが大きすぎる懸念はあるが結局それに見合った筋力が

 備わっているかどうかが重要で動画を見る限りでは大きさは気にならない。

 ほとんど悪いところが見当たらないのだが1点だけ不安要素がある。

 それは豪GⅠを勝ったピノ自身の繁殖能力で

 豪に残してきた2頭の産駒成績が期待とは程遠い状態であることだ。

 そういう馬がキタサンブラックを配されたことで日本で

 物凄く強い馬が本当に産めるのか?というのが不安点だ。

 それに目を瞑れるというのであれば

 厩舎を含め出資する価値のある馬だろう。

 

87 インダクティの23(リオンディーズ)牝 4000万円

 既に全兄が重賞勝ちしているのであまり配合は関係ないが

 父母のスピード源をしっかり押さえているのに加えて

 Sanctusの血で欧州系血脈をまとめている形態。

 よく出来た配合であると言える。

 本馬についてもそのイメージ通りの出来で

 いかにも俊敏なキレを発揮する牝馬という感じが出ている。

 血統的には父リオンディーズということで

 募集額4000万というのはまあこんなもんだろうという印象だが

 こういう出来の良い馬はセレクトに出せばもっと高値で売れる。

 他の馬が高いせいか、本馬の4000万はお買い得な気がする。

 この馬の不安要素は一族全体が活躍馬が牡馬に寄っている点で

 父リオンディーズがシーザリオ一族なので

 牝馬でも走る馬は出るのではないかと考え候補馬としたが

 最近は性別も少し考慮するようにしているので

 少し気になる要素ではある。

 だがやはり馬の出来はとても良いと思う。

 

 

 

 

2018年産(2019年募集)の高評価馬の答え合わせ

今年の募集馬はまだあまり検討できていないが

先に恒例となった過去の高評価馬のその後の成績を確認する。

 

今年で3年目となるが過去2年分はトータルすると

推奨馬:14頭

うち未出走:1頭

デビュー済勝ち上がり馬:10頭

デビュー済オープン馬:7頭

となっており、怪我による未出走引退を除けば

推奨馬の勝ち上がり率:76.9%

推奨馬のオープン馬率:53.8%

となっている。

なかなかの数字だとは思う。

昔のことで何を推奨したか忘れているが今年はどうだろうか。

 

2018年産は以下を注目馬として取り上げた。

その後を→で記載する。

ただこの年は時間があまりなくて

ぱっと候補馬を選んでしまったのだ。思い出した。

 

1.エアトゥーレの18(キンシャサノキセキ)

 →ノルトエンデ。1戦のみで未勝利引退。

2.サンダーカップの18(フェノーメノ)

 →プラズマウェーク。未勝利引退。

3.レディトゥプリーズの18(ダイワメジャー)

 →レディステディゴー。3勝現役。障害オープン。

4.タイムウィルテルの18(ハーツクライ)

 →エクセレントタイム。3勝クラス現役。

5.イプスウィッチの18(ドゥラメンテ)

 →アゼルスタン。1勝後引退。

6.ダイヤモンドディーバの18(ドゥラメンテ)

 →ディアマンテール。未勝利引退。

7.クレアドールの18(ロードカナロア)

 →アブルマドール。未勝利引退。

8.アガルタの18(ハーツクライ)

 →ジオフロント。出資馬。3勝クラス現役。

9.プレスクアイルの18(ハービンジャー)

 →未出走引退。

 

未出走引退は取り扱い上別としているのでそれを考慮した場合

勝ち上がり率:4/8(50%)

オープン馬率:1/8(12.5%)

未勝利引退率:4/8(50%)

となる。

レディステディゴーをオープン馬としてよいかどうかはともかく

オープン馬としてカウントしたとしても

この年の推奨馬はあまり走っていない。

結果的にジオフロントに出資したので良かったのだが

この年は牡馬縛りをやったせいで

普通だと出資候補となるアンドヴァラナウトあたりも入っていない。

変な縛りは入れず良いと思う馬から選んだ方が

当然ながら成績の良い馬をひく確率があがるということだろう。

 

 

クロミナンス、目黒記念(GⅡ)は3着…

よく頑張ってくれたと思うが3着という結果は悔しい。

予想通りシュトルーヴェは強かったし

この馬には勝つことは今後も難しいだろう。

 

今日は全体的にスローペースで

展開的にも恵まれたものだったがそれでも勝てなかった。

ルメールも調教師も長い距離が良いと言っているが

本当にそうなのだろうか?

3勝クラスを勝ってからそれぐらいの距離を走っていない。

もう一度少し距離短縮で見てみたいものだ。

 

秋のオールカマーなら芝2200で十分許容範囲なので

別定戦で強い相手も出てくるだろうけど

是非オールカマーからの始動をお願いしたい。

 

7歳にして重賞で上位人気になるまでになった。

4度の骨折があったことを思えば

これでも十分結果は残してくれている。

また骨折していないかハラハラすることにはなるが

どうか無事に放牧に出されて

元気な姿を秋に見せてほしい。

 

目黒記念(GⅡ)展望(クロミナンス)

日経賞2着のクロミナンスが目黒記念に出走する。

 

AJCCはともかく日経賞を見た感じ

芝2500よりも芝2000の走りの方がやはり良いかなという印象で

しかもGⅡとはいえハンデ戦である。

あまり強気にはなれないが、力そのものは上位のはずだ。

今回も良い走りを見せてほしい。

 

ただし、勝つのは結構難しい気がしている。

なぜか日経賞で負けたシュトルーヴェが出走してきたからだ。

普通、天皇賞(春)か宝塚記念だろう!と言いたいところだが笑

この馬は正直なところかなり強い。

サトノグランツとは初対戦なのでやってみないと分からないが

シュトルーヴェは確実に強いことが分かっている。

この馬は末脚自慢な点でクロミナンスとキャラが被るのだが

日経賞を見た感じでは向こうの方が終いも一枚上かもしれない。

負かすには相当上手い立ち回りが求められる。

マイネルウィルトスやヒートオンビートも地力があり

展開ひとつだろう。

 

ハンデ戦とはいえ勝ち馬は上記5頭のいずれかではないか。

ジューンアヲニヨシ、ケイアイサンデラあたり

軽斤量の魅力はあるが…しいて言えば逃げのケイアイは

ちょっと面白いかもしれないが

先行集団のジョッキー達が間違わなければ基本的には捕まるはずだ。

 

というわけでクロミナンスにとってはシュトルーヴェが難関だ。

この馬に勝つにはどういうケースがあるのか?

すごくスローペースな中を内枠を効かせて先行し

4コーナー付近で十分手応えが残っていれば…くらいしか思いつかない。

シュトルーヴェが後ろからいくところを

出し抜け的に早め先頭で押し切る形だ。

 

やはり上位に来る可能性は高いが勝つのは難しい気がする。

東京競馬場の良馬場で内枠で屋根がルメールなのだから

条件的にはかなり揃っているのだが

勝つには展開の助けが欲しい。

 

あとはいつも同じだけど

無時に怪我をしないようにレースを終えてほしい。

今回負けても怪我をしなければ

重賞を勝つチャンスは今後もあるはずだ。