A DOGGED MAN -5ページ目

バハルダール、舞鶴Sを勝利しオープン入り

中1週での出走となったバハルダールだが

見事に舞鶴Sを勝利しオープン入りを決めた。

 

前走、強い相手に屈したが

明らかに3勝クラスでは実力上位のため

いずれは勝てると考えていた。

それでも思ったよりも早くオープン入りできた。

ジョッキーの好判断もあったが

本馬自身も強くなっている。

 

オープン入りしたことで相手が一気に強くなるが

いつか書いたように

本馬は決め手があるタイプなので

流れる展開になれば後方から差す競馬で

好走する可能性はある。

しっかり身体を休めて

昇級戦に臨んでほしい。

 

これで8頭中3頭がオープン馬となったので

一口経営的にも?少し楽になってきた。

とにかく怪我だけはしないよう

願っている。

 

 

クロミナンス、AJCC(GⅡ)で3着

苦戦を予想したクロミナンスだったが

GⅡで見事3着と馬券内に入った。

 

まずはしっかり仕上げた陣営に感謝したい。

今日の馬体はかなり絞れた本気仕上げで

陣営の意気込みを感じた。

 

残念ながらこの馬にとっては

完全に適性外の道悪馬場となり

さらに内枠が仇となったせいか

本馬には珍しく最終コーナー時点で

余力が無いように見え

かなりの下位を覚悟したが

そこから盛り返しての3着だった。

本馬の強みの1つはこの気持ちの強さだろう。

一言で言えばとにかく「頑張る」。

前脚が硬いくせに精一杯頑張るから

何度も骨折するのかもしれない。

 

ルメールもさすがの騎乗だった。

彼以外であれば3着は外していただろう。

とはいえいくらルメールでも力の無い馬を

3着にはもってこれない。

クロミナンスの力は重賞級なのは確かだ。

それが確認できたことは良かった。

 

ただし今回賞金を加算できなかったので

今後も出たいレースに出れる保証は無い。

適性としてはエプソムカップあたりが良いが

このレースは実績がある馬が多く登録するので

出れるかどうか微妙である。

なので重賞にこだわるのであれば

ローカルハンデGⅢからになるか。

そう考えると金杯の除外が痛かったし

今日も良馬場なら、とも思ってしまう。

 

色々とツキの無い本馬だが

怪我をしなければいつかオープンでも

良い結果を残せるだろう。

いつもレース後の週の水曜日更新で

歩様がおかしいとかで骨折となるので

まずは今週の更新で何もないことを願っている。

 

AJCC(GⅡ)展望(クロミナンス)

今週のAJCC(GⅡ)にクロミナンスが出走する。

 

正直条件が悪すぎてどうしようもない。

当然ながら除外された金杯よりも相手はさらに強くなっている。

まあ百歩譲って相手関係は一旦良しとしても

まず基本的に本馬は中山は合わない。

2勝あげてはいるが力が抜けていたゆえの勝ちであり

レース内容は圧倒的に府中の方が内容が良い。

しかも相当な悪馬場が予想される今回、

スピカSを見て分かるとおり馬場が渋れば

本馬は直線での伸びがかなり鈍くなる。

今回特にこの馬場悪化が痛いと思う。

さらに2200の距離も初経験である。

常識的には入着級だろう。

 

もちろん色々初めてのことが多いので

全ての要素が良い方向に転べば上位進出は可能だが

普通はそう上手くはいかないだろう。

 

ルメールが乗るので変に人気になって

惨敗して弱い馬と言われるのが出資者的には一番辛い…笑

いや、本当に弱い馬ならいいが

クロミナンスはかなり強い馬で

脚さえ無事だったなら重賞は既に勝っていたと思う。

だからこそ今回とにかく怪我をしないでほしい。

健康でいればいずれより良い走りを見せる日も来るだろう。

 

それでも幾度の骨折を乗り越え

ようやく重賞の舞台に上がることができた。

普通なら来週の白富士Sを本線としてもおかしくない。

そちらの方が上位進出の可能性が高い。

しかしあえて重賞を使ってきたのは

本馬に重賞タイトルを取らせたいという

尾関師をはじめとする関係者の思いなのだろう。

サンデーレーシングもそれが分かっているから

ルメールを手配してくれたのではないかと思っている。

本馬にとって今回のレースは

苦難の道のりの先、ようやく辿り着いた晴れ舞台ではある。

なので厳しいとは思いつつも

力を出し切って1つでも上の着順を目指してほしい。

バハルダール、雅ステークス(3勝クラス)で2着

今年中のオープン入りを期待している

バハルダールの初戦は2着だった。

 

今日はもうレースを見ての通り

勝った馬がただただ強かった。

相手が悪かったとしか言えない。

本馬も素晴らしい走りだったし

普通なら勝っている。

3度目の対戦でようやく

ミラクルティアラにも先着できた。

 

今日の走りを継続できれば

3勝クラスはいずれ勝てるだろうし

上でもやれる可能性もあると感じた。

おそらく続戦だと思うので

しっかり疲れを癒して次も元気な姿を

見せてほしいと思う。

 

 

 

 

ミラビリスマジック、菜の花賞(3歳1勝クラス)を勝利

ミラビリスマジックが昇級戦を見事勝利した。

 

年始の記事で

ミラビリスマジックはまだ未完成であり

期待に応えるのは簡単ではないと書いたが

その後の調教タイムがこちらが思っている以上に

良化していることを示していたため

今日のレースについては無様な結果には

ならないだろうと予想はしていた。

 

1勝クラスとしてはレベルの高いメンバーだったが

本馬以外はどちらかというと大箱向きの馬が多く

今日は中山向きの本馬に運も味方したように思う。

 

直線で3番の馬の斜行で前が塞がったことで

一度減速してから再度加速して差し切るという

新馬に引き続き若駒らしからぬ芸当を見せてくれたが

これが社台Fでの育成時代から度々コメントされていた

「センス」なのだろう。

本馬は能力面も一定優れてはいるだろうが

こういったそれ以外の部分、特に操縦性の面で

明らかに他馬より良いものをもっていると思う。

これは無くさないよう大事に育てて欲しい。

 

これで次は桜花賞トライアル、

おそらくはアネモネSに向かうことになる。

ただ今日のメンバーレベルと

例年のアネモネSのレベルはそこまで大きくは

変わらないと思うので

順調に調整して出走すれば

上位に顔を出すことができるかもしれない。

王道路線組との能力差はそれなりにあると思うが

桜花賞に出走するだけなら道は見えてきた。

それだけにとにかく怪我だけはしないように願っている。