ENSEMBLE ni-ke -36ページ目

灯台の光が消えた日

非常に重い内容ですので、苦手な方は読まないでください。

家族に関することではなく、私(ren)個人に関わることです。


書くべきか迷いましたが、自分の中でこのことをスルーしてブログを書き続けることはできないと

思い、書くことにしました。この内容をブログに書くことはこれで終わりとし、

今後はいつもの内容で更新していきます(できれば年内にもう1度更新したいと思っています)。











先日、友人が亡くなりました。

友人というには言葉の足りない、僕にとってはあまりにも大切な人でした。


その人とは、今の仕事の同期の縁で知り合いました。

職場は違ったけれど、僕にとってはかけがえのない仲間であり、同志であり、兄にも等しい存在でした。


よく一緒に飲みに行って、たくさん語り合いました。飲んだ後に家に泊まらせてもらうこともよくありました。

家が遠いにもかかわらず、ご実家で作った野菜や漬物を持ってよく会いに来てくれました。

maiさんやリリ、そして娘のこともいつもよく気にかけてくれる人でした。


このブログも見てくれていて、感想を言ってくれることもありました。

きっちりと仕事をするタイプで、もちろん文章を書くのも上手な彼が、

「やっぱりrenちゃんの書く文章はしっかりしてるな~」とよく褒めてくれました。

その時は照れくさいこともあり聞き流していましたが、今となっては本当に誇らしく思います。



何より僕にとって彼は、今の仕事を続けていくうえで、いつも正しい道を示してくれる人でした。

自分にも周りにも厳しい人だったけれど、それ以上にとても謙虚な人でした。

そんな人だからこそ、口うるさくアドバイスを言ってきたりすることはなかったけれど、

僕はいつもその背中を見て、その人となりを感じて、

自分が歩むべき正しい道について考え、自分を律することができたんです。


僕がわがままを言っていいのなら、彼にこう言いたい。

何てことをしてくれるんだ。僕はこれから何を道標にして進めばいいんだ、と。



僕が辛かった時期に、彼はいつも支えになってくれました。

でも、彼が抱えていたものは、僕が思っていたよりもっとずっと大きかった。

今もまだ、彼がもういないのだということを信じることができない。

僕はもう前に進めないと思った。でも、彼がそれを良しとするわけがないのだ。


彼は、大きな無念と、そして生きたいという確固たる意志を持ちながら、それでも亡くなった。

その意志は、僕の中でも生き続ける。そうでないと、僕はもう前に進むことはできない。


辛いけど今は前に進むしかない。まだ何も見えてこないけど、

何か見えると信じて進むしかない。

発表会

大変ご無沙汰しています。
ブログを書こう書こうと思いながら、ずいぶん時間が経ってしまいました。

書きたいこともたくさんありますが、まずはお知らせです。

来週12月12日(土)に、発表会のゲストとしてフルートとオカリナを演奏させていただきます。

お友達のピアニストに呼んでいただいたのですが、花を添えられるように頑張ります。


素敵なパステル画のプログラム。

主宰小西永美音楽教室
会場ニューホープ札幌ホール
AM10:00開演です。


今回は私 mai 1人での出演になりますので
ren さーん!
娘たちとお留守番よろしくお願いします。

とブログを通してお願いしてみた。

野鳥とその保護について(すごく久々の更新でごめんなさい)

大変ご無沙汰しております。


ブログを辞めたわけではありませんのでどうか忘れないでください!




さて、育児のためにしばらく休止していた音楽活動ですが、少し前からmaiさんもカルチャーセンターの講師に復帰し、演奏活動のほうも徐々に始めていく運びとなりました。

演奏の予定についてはmaiさんが近々アップするでしょう!よろしくね!



そして今日は久々だというのに音楽ではなく主に野鳥の話題です。



僕ら夫婦は、maiさんの実家に行く以外には新千歳空港より遠い所には滅多に出かけません。

しかしそんな自分達が年に1~2回必ず訪れる遠隔地(?)が、京極町の「ふきだし公園」です。


二人ともおいしい水ときれいな公園が非常に好きなもので、そのどちらの欲求も満たされる京極町のふきだし公園は、まさに天国といっても過言ではない場所なのです。


そしてさらに素晴らしいことに、ここで何度か珍しい野鳥に出会えているんです!


昨年訪れた時にはこの野鳥に会えました。


参考画像(wikipediaより)

「カワガラス」です!


この鳥は日本には北海道を含めて広く分布しているそうですが、札幌圏ではおそらくあまり出会えないのではないでしょうか。都道府県によってはレッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物)に指定されているようです。


「カラス」と名がついているのは全身が黒い(実際には濃い茶色)からで、体は小さくてずんぐりしてます。見た目もかわいいんですが、尾羽をぴょいぴょいと動かしている様子がまた超かわいかったです!



そして今年訪れた時には、念願のこの鳥に会えました!


参考画像(wikipediaより)

憧れのカワセミさん!!


いやもうね、ただただ綺麗でした!


上記のカワガラスに比べて絶対数も断然多いですし、特別珍しい野鳥ではないのかもしれませんが、会いたいと思ってすぐ会えるような鳥ではないんですよね~…少なくとも札幌でお目にかかれたことはありませんし。


思っていたより小さくて、それでいてすごい存在感でした。だって、結構遠くからでもすぐにカワセミだってわかるんですよ。お腹がオレンジ色で背中が青い鳥なんて他には(たぶん)いませんからね。飛んでいる時でもすぐわかります。いや~是非ともまた会ってみたいです!




ここからはさらに余談になりますが…


もう昨年の話になってしまうんですが、私renの幼馴染が現在わりと近所に住んでいて、その方から「家の前で巣から落ちて怪我をしている野鳥を保護したんだけど、どうしよう!」という連絡が入りました。

なんでも愛猫の行きつけの動物病院からは、診察や保護はできないと断られてしまったとか。


これがその時保護した野鳥の画像です

成鳥になりかけの雛といったところでしょうか。足は折れてしまっていました。

羽の模様からしておそらく「キジバト」ではないかと思われます。


で、当然ですが自分もどうしたら良いかわからないのでいろいろと調べた結果、

とりあえず北海道の振興局に問い合わせてみることに。

正確には「保健環境部環境生活課自然環境係」とか、そんな長い名前の部署だった気がします(違っていたらごめんなさい)。


担当の方に事情を話したところ、「巣に戻してください」とのお言葉…。

巣の場所がわからないので戻せないことを話し、さらに振興局担当の獣医さんにも電話を代わってもらいましたが、同じく「基本的にはそっとしておいてもらうしかない」とのこと。

何でもキジバトは害獣として捕獲を行っているため、保護の対象にはならないんだとか…。

道東地区(北海道東部)ならどんな鳥でも「水鳥観察館」で保護してくれたのに…やはり都会は難しいんだなぁ…。


というわけで今度は「日本野鳥の会札幌支部」にお電話をして(度々お世話になっています!)、

上記の振興局との経緯を含めて事情を説明。

衰弱していることを伝えると、餌として卵の黄身と、水分はスポーツドリンクを薄めたものをあげると良いことを教えてくださいました。しかし保護に関する結論は変わらず…。


いよいよ困ってしまったんですが、maiさんがさらにいろいろ調べてくれて、近場で野鳥の保護を受け付けている動物病院を探し当ててくれました!

リンクを貼らせていただきます。


M・LAC動物病院(札幌市手稲区新発寒)

http://mlac.web.fc2.com/  


こちらの先生に事情を説明したところ、無償で治療と保護を引き受けてくださいました。

お話を伺ったところ、野生の鳥獣の治療・保護については、害獣であるかどうかに関係なく引き受けた病院に一定の助成が出るのだそうです。しかし満額が出るわけではないため、引き受ける病院が少ないのが現状だそう。

あとこれは推察ですが、野鳥に関する治療のノウハウがないために、病院側が引き受けるのをためらうケースも多いのではないでしょうか。

野鳥の治療に関する知識があり、且つ野生動物保護のボランティア精神がある少数の病院でしか保護してもらえないということなんでしょうね。

いやはや、こちらの病院に出会えて本当に良かったです!



保護した方は純粋に良心から放っておけなかったわけですし、問い合わせをさせていただいた上記の関係機関のどの対応が正解か不正解かというわけでは勿論ないですが…。

野生動物の保護というのは、特に都市部では難しくて微妙な一面があるのだということを感じた出来事でした。


ただ、M・LAC動物病院さんのように野生動物の保護を引き受けてくださるところもあるわけですから、振興局などの公的機関がそういったことを把握して、もっと呼びかけや紹介をしてくれても良いのではないかな~…と思ったりもしました。

是非ご検討をお願いいたします!



ren

プチ改造(後編)

紆余曲折ありましたが、ようやく完成です!



どうでしょうか。だいぶ印象が変わったと思うのは当事者の欲目でしょうか。指板部分のメンテナンスをしているところなので弦はまだ張っていませんが…。


ピックガードはツヤ消しの黒にしてみました。最初は「ん~微妙?」とか思ったんですが、少し遠目で見ると意外といい感じのような気がします。


近くで見ると



こんな感じです。


下に垂れ下がってるのは「アーム」という、「ギュワワ~ン」って音を揺らすやつなんですが、

自分は滅多に使わないので普段は外しちゃってます。

でも今回、パーツを黒に変えるということで、このアームの先端のキャップも黒に変えようと思ったんですが、これがま~~~~~外れない!15分くらいずっと格闘してたんですが結局外れず、諦めて外し方をネットで検索。なかなか良い情報が出てこなかったんですが、「お湯でアームごと温めると良い」との情報が!

ホントか~?と半信半疑でやってみると、すぐさま見事に「スッポン!」と外れたではありませんか!

またもや情報化社会に感謝ですm(_ _ )m


裏の「バックパネル」も白から黒に交換しました。ここまできたらそこまでやらねば。



一応

ビフォー


アフター



ビフォーのほうがいいなんて言わないでくださいね!



今回何とか改造をやり遂げたので、次はベースのピックガードも交換してみようかな~

そしていつかは、ピックアップカバーじゃなくてピックアップ本体(弦の振動を電気に変える装置)の交換を自分でやってみたい!夢ばかりが広がっていきます…( ̄ー ̄)

いや、ギターを弾くはホント下手なので人前では極力弾きませんけどね…




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長女(黒猫)とのツーショット。

自分が改造作業をしている時は、すごく大人しく窓辺で横になりながら見守っててくれました。

ついさっきPCのキーボードを踏んだうえにmaiさんの膝にお茶をこぼしたけどね…


ren


プチ改造(前編)

中高生の頃にエレキギターをかじったことがあるんですが、その頃は本当にかじっただけでした。エフェクター(音響効果機器)の使い方も知らなかったですからね…。若さ、もとい無知とは恐ろしいものです。いや、今もまだまだ無知なんですけどね…。


しかし、10年以上経った今になって何故か何度か演奏する機会があったりしたせいで、最近またギター熱が再燃したりしまして…



今日は午後からmaiさんと次女(人間)は二人でお出かけだったので、自分はというと…



これです。フェンダージャパンのストラトキャスター。

中学生の時の貰い物なので、かれこれ20年選手です。
これを弾いた…ではなく、「プチ改造」を決行しました。


最近の個人的なエレキギター再燃ブームが始まった頃に、ネックの反りと電気系統の故障は楽器屋さんで直してもらいました。

でもこのギターも古いし、最近黒いギターが欲しかったので新しく買おうか悩んだりしていたんですが、ふと「黒っぽく改造できないかな…?」と思い立ってしまいました。


詳しい人からすれば当たり前に知ってることなんですが、一応ギター初心者の方向けに簡単に説明してみます(自分も初心者ですが)。

改造というと大げさですが、今回交換しようと思ったところは…




このへんです。

まずは大きな「ピックガード」の部分を黒に交換。

で、そうなると「ピックアップカバー」「セレクターノブ」「ボリューム・トーンノブ」が白いままではおかしいだろう、ということでこれもまとめて全部黒に交換できないか…と考えたわけです。


まずはネットで調査。

自分で交換するのは危険だというお約束の情報も見られたものの、上記の部品くらいなら特別な工具を使わずに交換できるという情報が多数。

それじゃあやってみよう!!となったわけです。素人の思考回路って恐ろしい。


次はネットで部品の調達。細々とした部品だったので揃えるのは面倒かと思いきや…



まさかのまとめ売り!情報化社会万歳!!

さすがにピックガードは別売りでしたが…。



そして、部品が届いてようやく交換作業となったわけです。

作業中は必死だったので写真は全く撮れていません…すみません(><;)


ただ、所詮は素人なのでなかなか大変でした。結構時間もかかったし…。


特別な工具は必要ないとはいえ、ピックガードを裏の電気系統部分とつなげたままで作業しなきゃいけないし、ネジ穴は合わなかったり緩くなっていたりで、途中そういう箇所を修理しながら進めていかなきゃならないし…。さらに、最後に黒のセレクターノブを取り付けるところでなかなかはまらず、力ずくではめようとしてセレクター(音色を変えるスイッチ)が少し曲がってしまうという…(((゜д゜;)))最後の最後にまさかの失敗もありました。

あとは、弦を切らなくても作業できると思ってたんですが、自分の腕では無理でした(ノ_-。)

結局弦を切って作業したんですが、最近替えたばかりの弦だったのでちょっと悲しかったです…


完成品は後編で披露します(^-^)


ren