股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座 -30ページ目

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

10月1日は多度山を歩く約束をしていました。一週間前の天気予報では晴れの予報でしたが、前夜から朝方まで雨。雨雲が通り過ぎるのを待って、とりあえず傘を持って足場の良いコースをウォーキングすることにしました。次第に天気が回復し、傘の必要はなくなりました。
 
 
雨上がりの山歩きは、足元がぬかるんでいる箇所があるので、接地がいつもより慎重かつ丁寧になります。山の中の雰囲気は、しっとりしていて物静か。夏に鳴いていた蝉がいないからでしょうか。代わりに鈴虫の鳴き声が秋の雰囲気を演出してくれます。
 
 
登りのコースは健脚コースで一気に登り一汗かいて、多度山上公園の展望台で一休み。下山は瀬音の森コースを、じっくり、まったりと歩きました。
 
 
水の流れる音のリズムに歩を合わせる感覚が何となくいい感じです。終わりのない水の流れを感じていると、ついつい時間を忘れてしまいそうです。そこへ、同行者がヒルに吸われたと、大慌て!水音の心地良い空間から恐怖の空間へと一変します。私は恐る恐る、シューズを脱いで、靴の中、靴下、ズボン裾、細かく確認します。ひと通り確認し、ホッとしたのもつかぬま、同行者が私の靴下についているヒルを一匹見つけ、私は跳びあがりました。やられました。靴下の上からですが、一箇所、ヒルに吸われていました。秋になりヒルに吸われたのははじめてです。雨上がりはヒルの活性が高まるのでしょうか。
 
 
トレランの人が多いのですが、中にはワラーチの強者。素足でヒルは怖くないのでしょうか?
 
 
下山後は、神馬の湯をめざします。休日ともなると、駐車場は満車です。私は露天風呂から見渡す濃尾平野を見ながら、ゆっくり湯につかっているのが好きなので、いつも露天風呂だけ入っておしまいです。朝は天気がどうなることかと思いましたが、一日有意義に過ごせてよかったです。
 
 

長距離を歩いても疲れない歩き方

 

 

 

9月ももう少しで終わりだというのに、30度を越える日々。水辺を素足で歩いても、気持ちいいです。ところで、砂浜に残る自分の足跡って見たことありますか?
 
 
これは地面を蹴って歩く足跡です。蹴り出した砂が飛び散って足跡がはっきりしません。蹴り出し、体を前進させる足の使い方ですので、足はぱんぱん、筋肉ムキムキになります。疲労しやすいので、足が痛い人、故障が絶えない人は、やってはダメです。また、筋肉質に足を太くしたくない人も、おススメしません。
 

 
これは地面を蹴らないで歩く足跡です。足指の跡ががくっきり残り砂に型押しされたようです。疲労が軽減され、パフォーマンスをアップしたい方におススメする歩き方です。脚を真っ直ぐにしたい人にもおススメします。さらに、ハイパフォーマンスを獲得したい人は、もっと親指を深く突き刺したような足跡がベストです。そのためには、足関節の背屈可動域をMAXにしなければなりません。そして、離地は母趾を抜き上げる股関節の回転が必要です。
 
 
抜上母趾接地の検証をしてみました。
 

地面を蹴る接地と蹴らない接地

 

 

 
 
 

 

9月の構造動作トレーニング・東京教室は、基本に立ち返り、手足の解剖学、僧帽筋の起始停止部・走行を踏まえ、基本ポーズで姿勢を整えてから動作をおこなうことを心がけ、各トレーニングをおこないました。

 

1.Takahiroらぼ

2.所有感覚メソッド

3.股割り

4.深部感覚ペアワーク

 

 

構造動作トレーニングの基本的な立ち方は、中間重心です。その立位姿勢が、中間重心かどうかは、足指の感覚で求めます。指先が浮いていれば後重心、指先がつんのめるように力んでいれば前重心で、指先が力みなく接地していれば中間重心ということになります。中間重心で立つためには足指の感覚を敏感にしなければなりません。そして足指の感覚を敏感にするには、足の構造が整っている必要があります。偏平足、浮き指、外反母趾など、足の構造が崩れている場合は、アーチ構造を取り戻し、足指を使える状態にし、指先の感覚を敏感にしていきます。足指は姿勢を正すためのセンサーですので、足の解剖を理解し、足の構造を整えることが大切です。

 

 

牧神の蹄を使って、足指の感覚をトレーニングする際は、足をフラットな状態で、下腿の骨を立てたポジションでおこないます。足の小指と薬指を意識するあまり、足が外へ傾かないように、足指はMP関節から使えるようにしていきます。牧神の蹄の使い方は、2023秋最新版を参考にしてください。

 

 

手の親指はCM関節から使えるようにします。CM関節は親指の中手骨と大菱形骨から成る鞍関節です。手は多様に動かせることから、自分が使いやすいように偏った使い方になりがちです。手の使い方が偏っているか、いないかは、長母趾屈筋で確認します。4指を真っ直ぐに揃え、親指のMP関節とCM関節を最終まで屈曲し、IP関節の曲げ伸ばしをします。親指の末節骨を自由に曲げ伸ばしできれば問題ありません。

 

 

手の使い方の偏りを治すには、腕橈関節が使える状態でなければなりません。腕橈関節は橈骨と上腕骨から成る関節です。この関節は手の使い方のみならず、動作をおこなう際に姿勢を保持するための重要な役割を担います。前腕を回内する時の橈骨の動きを理解し、腕橈関節を使える状態にしましょう。

 

 

自分の体を思い通りにコントロールするには、体の機能状態が良好な状態でなければなりません。手足末端を使える状態にすることは、もちろんのこと、四肢を体幹から使えるようにする状態にしていきます。そのための胸鎖関節と股関節は、徹底的に使える状態にしていきます。

 

 

牧神の蹄の使い方を更新しましたので参考にしてみて下さい。

 

【2023秋最新版】牧神の蹄