10月1日は多度山を歩く約束をしていました。一週間前の天気予報では晴れの予報でしたが、前夜から朝方まで雨。雨雲が通り過ぎるのを待って、とりあえず傘を持って足場の良いコースをウォーキングすることにしました。次第に天気が回復し、傘の必要はなくなりました。
雨上がりの山歩きは、足元がぬかるんでいる箇所があるので、接地がいつもより慎重かつ丁寧になります。山の中の雰囲気は、しっとりしていて物静か。夏に鳴いていた蝉がいないからでしょうか。代わりに鈴虫の鳴き声が秋の雰囲気を演出してくれます。
登りのコースは健脚コースで一気に登り一汗かいて、多度山上公園の展望台で一休み。下山は瀬音の森コースを、じっくり、まったりと歩きました。
水の流れる音のリズムに歩を合わせる感覚が何となくいい感じです。終わりのない水の流れを感じていると、ついつい時間を忘れてしまいそうです。そこへ、同行者がヒルに吸われたと、大慌て!水音の心地良い空間から恐怖の空間へと一変します。私は恐る恐る、シューズを脱いで、靴の中、靴下、ズボン裾、細かく確認します。ひと通り確認し、ホッとしたのもつかぬま、同行者が私の靴下についているヒルを一匹見つけ、私は跳びあがりました。やられました。靴下の上からですが、一箇所、ヒルに吸われていました。秋になりヒルに吸われたのははじめてです。雨上がりはヒルの活性が高まるのでしょうか。
トレランの人が多いのですが、中にはワラーチの強者。素足でヒルは怖くないのでしょうか?
下山後は、神馬の湯をめざします。休日ともなると、駐車場は満車です。私は露天風呂から見渡す濃尾平野を見ながら、ゆっくり湯につかっているのが好きなので、いつも露天風呂だけ入っておしまいです。朝は天気がどうなることかと思いましたが、一日有意義に過ごせてよかったです。