「ガソリン入れたか?」 -8ページ目

株式会社エンジンの6年目に向かって。


ホワイトデーとやらで若干、街が浮き足だっているようですが、
毎年この時期はいつもより落ち着いて過ごすことが多いのです。
これまでの時間を振り返ったり、これからのことを考えたり。
3月14日は株式会社エンジンの創立記念日。
今日で丸5年が経ちました。

フリー(個人事業主)で2年、会社にして5年。
あっという間でした。

まったく仕事がないときに指名で仕事を発注してくださった
KDDIのKさんとAさん、日本経済新聞社のKさん。
本を必死に読んで、
自分で会社設立の手続きに通った公証役場と法務局。
恵比寿に事務所を持てたときの感慨とうれしさ。
社員を採用するときの迷いと怖さ、でも何かワクワクしている自分。
業務経験のないまま、エンジンのドアをたたいてくれたIさんとYくん。
業績がよいときの高揚感と資金繰りに悩んだときの焦り、怖さ。
リーマンショック、リストラ、2回の移転、新規事業の立ち上げと失敗。
大事なときに助けてくれるまわりの仲間と取引先。

創立記念日などの節目のときにはたいがい、
社長は今後の展望や計画を具体的に発表することが多いですよね。
これどうなんだろ。わたしもこれまでは言ってきたけど、
すべて想定の範囲内だった気がします。
「取引社数を2倍に」「事務所移転」「スタッフ採用」とか。

いまは違うんです。
これまでの延長線上ではなく、
もっと想像を超えた変化が起きる確信があります。
また、それを受けて立つ用意があります。
6年目のエンジンが何をして、どうなるのか。
わたしの意志よりも、まわりのみなさんが
自然と決めてくださるのかもしれませんね。

この5年間をひとこというなら、
「ありがとう」しかありません。
これまで出会った方すべてに、ありがとう、です。
これから出会う方、エンジンと仕事をすると楽しいですよ。
なぜなら、働くことが好きだから。遊ぶことも好きだから。
どちらも人生の大事なひとつの時間です。
これだけは今後も変わりません。

6年目のエンジンをよろしくお願いいたします。

代表取締役 小島 淳


プライドに騙されるな。


プライドって何だ?
誇り、自尊心。
うん、字面はいいね。

だまされるな。
プライドの裏側には悪魔が隠れている。

言い訳。
変化を避ける。
逃げ場。
固執。
聞く耳持たず。
過去への執着。
未来への怯え。

危ないなぁ。

プライドとは、
振り回して戦う武器でも、
大事に守る宝物でもない。
だれでも持っている
小さな良心みたいなもんだろう。
何十年も生きてれば、
意識せずともあるはずだ。

自分でつくった幻想の縛りから自由になって、
ホントの自然体で行きたいね。
しばらくここに置いておいて、
忘れたころに取りに来ますわ。
それまでちょっとお休みだ、プライドさん。





おいしいものを食べるのだ。


昨日の夜、恵比寿・吉柳で食べた
「みょうがのカレー味噌」。
吉柳のカレー味噌はとても評判が高いのだけれど、
ミョウガをそのままで食べた方がおいしかった。

今日初めて行ったお隣の南麻布・終夜灯(あかり)。
ランチに付いてきたお吸い物がおいしかった。
なぜか。微かにミョウガの香りがしたから。

そういえば、蕎麦にもほんのり
ミョウガの香りが欲しい方だ。

結論。俺はミョウガが好きらしい。
しかも、かなり。

実際に食べ物には好き・嫌いがあるんだよなぁ。
嫌いと言っても食べられないわけではないし、
好きにも程度がありますよね。
「大好物」「そこそこ好き」とか。
しかも、素材(鮮度)+料理法で、
その程度も変わっていくような。
書いてて恥ずかしいくらい当然のことです。

◯でも×でもない△。
0でも1でもない0.7とか。
その存在を認めて、食べ方を工夫するから
「味わう」という楽しみが生まれるのでしょうね。
そういえば、鮮度による野菜の味の違いには
びっくりしたっけなぁ。
野菜はおいしいものだったw。

恥ずかしながら、
こんなことに気づいたのはここ最近です。
気づくのがとても遅かったことは忘れよう。
これからは、おいしいものをたくさん食べるのだ。
食べるのだ。

(大事なことだから2回言いました!)



「仕事」という言い訳。


ツイッターなんぞを始めてみて、もう2年くらい経ちますか。
自分がつぶやくよりも、
他人さまのつぶやきにじ~んとくることが多いですね。
作家の志茂田景樹さん(@kagekineko)なんか、その風貌に似合わず
とても優しいまなざしのツイートがたくさんあります。
たまに、わたしも救われますw。

最近ガツーンとくらったのが、経営コンサルタントで
ソフトブレーン創業者の宋文洲さん(@sohbunshu)のツイート。

「仕事できない負け犬は
 だいたい自分の正義に安住する。苦労しない正義に。」

どうですか?
わたしは一発KOでした。

おそらく「自分の正義」とは、
自分のやり方やこだわり、経験などのことでしょう。
ここに安住するんですよね、言い訳がたつから。
実は楽なんですよね、苦労しなくて済む言い訳だから。
ガツーン…

宋さんのツイートを身近な生活に考えてみます。
たとえばこんなふうに。

「私生活がうまくいかない負け犬は
 自分の仕事に安住する。苦労しない仕事に。」

仕事って最大の言い訳ですね。
「仕事が忙しい」と言われた方は、なかなか無理も言えないし、
相談ごとやちょっとしたコミュニケーションも少なくなりがちです。
とくに、奥さんや彼女、家族など、身近で暮らす人たちにとっては
言われるととても辛い言い訳なんですよね。

どうです、心当たりありませんか?
わたしは大アリです。だからガツーンときたわけで。

2月21日のブログに「この2年ほどは、
ほとんど仕事漬けの毎日でしたから…」
なんていう言葉がありましたが、たぶんウソです。
ごめんなさい。
仕事漬けになったつもりなだけで、やり方は他にもあったはず。
本当に厳しい状況を打ち破りたいなら、いろいろな人の声を聞いて、
自分の正義を超える新しい価値ある正義を見つけたいと思ったはずです。
これが「経営者としての、人間としての自分の弱さや
甘さを痛感した2年間です」と書いた、正直な理由です。

「仕事だから」「忙しいから」と言われる身近な人たちの
気持ちはどんなものでしょうか。正直シンドイでしょう。
「仕事だから」「忙しいから」を禁句にしよう。
事実そうだとしても、もう少し説明をしたり、
どうしたらできるようになるか考えてみよう。
仕事ももちろん大事だけれど、
一緒に生きる仲間の声を聞くことはもっと大事だと思えます。
今なら、ですがw

ここまで書いて思いました。
「仕事だから」「忙しいから」という言い訳は、
どう考えてもカッコ悪いですね!
だから、止めます。


建築家の土田知佳さん


昨日は葉山のビーチハウスのコンペで一緒になった
建築家の土田知佳さん(http://www.chikatsuchida.com)と
3人でランチをしました。
いろいろ話してみると土田さん、
おっとりした外見とは違ってアグレッシブな考えの持ち主。
建築家としての知見をベースにしながら、
その枠を超えたクリエイティブを志向している感じです。
その後、大樹くんの事務所に行って雑談。
「今後何か一緒に創っていきましょう!」と意気投合しました。

今日は午前中に撮影で世田谷方面へ。
午後には戻って、おそらく原稿を書く予定。
時間が余れば某高級消費財のお勉強ですかね。

今朝も走りました。
しかも距離を伸ばすことができた!
ペースを落としてゆっくり走った結果ですが…w
いつもギブアップする麻布十番から六本木に上る坂。
ここを登り切りました!
でも、その先にあるけやき坂を見た途端に心が切れたw。
まぁ少しでも成長しているということで…
しかし東京って、デコボコが多い街ですねぇ。