3年ぶりに再開された富士登山競走。
いつもより宿泊施設も制限があって、新宿駅朝0400出発の大会ツアーバスにのるために
新宿西口のネットカフェにて仮眠。。コロナ禍で繁華街など行きたくないのにその中でもネットカフェなど感染リスクが高そうでちょっといやだったのですが、倹約のため仕方がありません。
深夜の新宿、、ひと気は少なかったですが映画のロケなどやっていて意外な感じがしました。
バスの中ではずっと寝られましたが、総じて睡眠時間は少なく細切れでコンディションとしては悪い。。
朝6時には富士吉田市役所に到着します。検温、書類検査を受けて会場へ。
富士山吉田ルートがくっきり見えます。山頂コースの人はこれからあそこを登るのですが、自分は五合目コース。
6時について山頂コースなら0700スタートとあわただしいのですが、自分は0900スタートで時間を持て余します。
山頂コースの方々の準備しているところをぼんやり(疲れと眠気で朦朧としながら)眺めます。
0800からゆっくりアップ開始。
この緩やかな坂道をアップしているとやはりこの山が。五合目付近は雲がかかりはじめました。
山頂コース先頭は1時間を経過し、馬返しを越えて5合目目指してるころでしょうか。。
自分自身は、加齢もありこれ以上山頂完走を出来る見込みもないことから 今回これで富士登山競走は最後にしようと思って出走。それでも、山頂コースの出場権を得られる2時間20分以内に完走したいと思い、これまでの出場したときのことを思い出しながらぼんやりプランを考えました。これまではスタート直後から覚悟して回りのペースに合わせて飛び出して、浅間神社に入る前(3km)までにはオールアウトに近い状態で走ってましたが、今回は腕時計をタイムでなく最初から心拍表示にして、心拍が165を越えないようにコントロールして登ることにしました。そして、馬返しまでは絶対歩かない、そう思ってスタート。
【結果】
タイム 累計時間 平均速 HRav. HRmax.
#1 5:02.4 5:02.4 5:02 144 161
#2 4:51.2 9:53:7 4:51 164 167
#3 5:39.6 15:33 4:03 166 169
神社 1:58:5 17:32 6:32 163 165(神社までの累計距離3.3k)
#4 6:27.0 23:59 6:27 162 165
#5 6:27.1 30:26 6:27 162 170
#6 6:33.6 37:00 6:34 162 165
#7 6:35.0 43:35 6:35 162 164
茶屋 2:44.0 46:18 6:59 161 163(茶屋までの累計距離7.7k)
#8 6:14.6 52:33 6:15 160 164
#9 6:29.5 59:03 6:30 162 165
#10 6:42.9 1:05:46 6:43 162 165
#11 6:36.3 1:12:22 6:36 164 166
馬返 3:09.0 1:15:31 7:28 165 167(馬返まで累計距離12.1k)
#12 10:51.0 1:26:22 10:51 157 166
#13 11:35.5 1:37:57 11:35 161 171
#14 12:20.2 1:50:17 12:20 159 164
#15 13:38.5 2:03:56 13:38 159 163
#16 13:06.6 2:17:13 13:07 158 165
G 6:57.7 2:24:00 11:49 159 164
累計時間:2:24:00
累計距離:17:70km
平均ペース:8:08
平均心拍160bpm, 最大心拍171bpm


結果から言えば、山頂コース出場資格の2時間20分に3分届かず。
でも 記録を詳細に見てみるとプラン通りの「自分らしい走り」は出来ていたように思います。
最初からストップウォッチを見ずに心拍計画面だけを見て走ったのはこれが初めて。
スタート直後、予想通り周りに煽られてペースが跳ね上がり(キロ4分台とかで走ってた)、一気に心拍が170近くに上がる。
落ち着いて、抜かれながらもペースを落として、165を越えないようにキープします。
神社を過ぎてから中の茶屋までの広い舗装道のところでは一定の人と抜いたり抜かれたりで一瞬心拍が上がるも総じて心拍を維持でき、少しずつ人を抜き始めることも出来ました。ただ、暑いので汗が目に入り痛くてたまりません。日陰を選んで走ります。心拍とともに、トレイルランでの登り方(ネットで奥宮さんが教えていた、脚の付け根から両足を持ち上げるように、なにより後傾せずにピッチを極力短くしてリラックスして登る)というのを思い出しつつ、周りを気にせず走ることが出来ました。
問題の中の茶屋から馬返しの区間。ここは傾斜が徐々にきつくなり一番つらいところですが、ここも心拍をコントロールしながら登っていきます。スタート時から30度以上の真夏日ですが、馬返しの森の中はむしろ涼しく感じて助かりました。
急になるにつれてペースも遅くなりますが、最後まで歩かないように、やはり脚さばきに集中します。
こうして走ってみると、いままでの富士登山競走でこの区間を息絶え絶えになり歩かないのがやっと、あるいは歩いてしまった時が嘘のように、楽な(全然楽ではないのですが、いつもにくらべれば)感覚でこなすことが出来た気がします。
あとで時計を見てみると馬返しのタイムは1時間15分。このタイムは山頂コースでも完走をギリギリで狙える時間に収まっています。
いつもより比較的余裕をもって馬返しから上の登山道に入ります。
最初は列について、時には前の人をパスする余裕もあったのですが、徐々に右アキレス腱が攣りそうになり、段差の大きな階段がきつくなります。段差の低いところを選ぶので自然とコースどりが遠回りになってしまいます。また持病の腰痛が出てきて、
登りでは痛みを抑えながら進むことになりました。でも最大の問題は脚攣り。
一旦攣ってしまったら大きな時間のロスは避けられないので慎重にならざるをえません。
山なのでペースが遅くなるのは仕方ないですが、筋肉痛、筋肉疲労も手伝って心拍をあげられなくなります。徐々に低下して150台になってしまいますが、どうすることも出来ません。周りのペースについていくのがやっとなのですが、このころになると周りの人も自分並みに遅い人や馬返しまでで明らかに体力使い果たしたような人が殆どでした。
苦しいながらも、自分としてはアキレス腱を守れる最大のペースで何とか4合目まで。あとはそれをキープすることに集中していたらいつの間にかゴール前でした。終わったあとはまだ余裕が残っていました(前回はゴール後全身に筋肉痛が走り、動けなくなりました。。)
こうしてみると、反省材料は、①走りでもう1,2拍くらい頑張ってペースメイクすること、②馬返しや休憩所でタイムロスを短縮すること(特に馬返しでは飴の袋を開けるので時間をとってしまった)、③筋肉の攣り対策(この日はサポーターもテーピングも、攣り対策サプリも全く持たず)をすること、④心拍計中心でいいが、時々はラップも見ること(関門突破対策)、⑤前日のコンディションを整えること(現地で前泊すること)、以上を改善すればスタートから思いっきり走っていたこれまでよりずっと効率的にレースを運べること、そして山頂への権利をまだ得られる可能性があることがわかりました。
これまで何回もこの大会に出場してきましたが、今回ほど学びの多かったレースはなかったです。
なにより山頂制限に3分遅れ、というのは悔しさがあるし、またやれば出来るという気にもさせてくれます。
今回でやめるはずだったのですが、こうしてもう来年に向けてのことを書いています。少なくとも練習として見ても、こんなに自分を出し切れる練習は一人では絶対できないので、来年以降も脚が続くかぎり、大会が続く限り、5合目だけでも良いので出場していきたいと思いました。

ゴール後は やっぱりこれでしょ、の吉田うどん。やっぱり富士山はいいですね。
ではでは。