星野氏が楽天監督か

楽天の来季新監督候補に元巨人の桑田真澄氏や元西武監督の東尾修氏の名前も挙がっていたが、阪神の星野仙一オーナー付シニアディレクターが、明日にも楽天の来季新監督の誕生となる可能性が出てきた。一応、筋を通す名目で阪神のレギュラーシーズン終了後に交渉すると言っているからきょう（７日）が最終戦だから、交渉は明日になる。

先に楽天の三木谷球団会長と阪神の坂井オーナーが会談しているから間違いなく決まるだろう。まあ、阪神も２年間の監督とオーナー付シニアディレクターという肩書で阪神に籍を置き、９年もよく給料を払っていたものだ。阪神球団としてもどうぞ、どうぞではないのか。一体、阪神は星野氏に何を教わったのか。

お金を使って他所から良い選手を集めるのに成功しただけに思える。ドラゴンズの監督時代もそうだったよなあ。監督に初めて就任した時は落合（現監督）を大型トレードで連れてきたからなあ。何せ目立ちたがり屋の印象がある。現役の時からパフォーマンスは凄かった。

闘志むき出しの投手の印象だったが、他の選手が言うにはそれもパフォーマンス。打たれて悔しそうにしていても試合が終わるとあっけらかんとしていたようだ。これも観客を喜ばせるだけの演技だと聞いたことがある。その点は今になって考えるとプロ野球の選手にない商売人の顔があったかもしれない。

まだ現役選手の頃は良いとして引退してから星野氏は目立つようになった感じ。ＮＨＫで野球解説者となり、その時から顔を広げて人脈を作っていったんじゃあないかな。良く言えば世渡り上手な人。・・・続きを読む

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オレ竜“奇策”ＣＳへ１軍全員を登録抹消

階段ダッシュをする吉見（左）ら投手陣＝ナゴヤドームで

まだ、ドラゴンズの出番のクライマックスシリーズ（ＣＳ）のファイナルステージまで２週間もある。普通のサラリーマンでも２週間も仕事をしなければペースが狂って仕事始めは思うようにやれないからスポーツ選手はさぞ大変だろうなあ。

ほとんどの選手は、レギュラーシーズンの最終戦を終えて２日間は休養して昨日から練習に入ったようだ。フェニックス・リーグに選手が全員参加するわけにもいかないので１０日まではナゴヤドームで練習をするようだ。紙面を読むと落合監督以下首脳陣と主力の１軍は１１日に宮崎に移動して、翌１２日からフェニックス・リーグの数試合で調整するもようだ。

全員が登録抹消されたから１軍と言われても誰だかわからない。まあ、スタメンに起用されていたメンバーと予想はつくが、実際は１軍にいないからまぎらわしいなあ。そうそう、全員の登録抹消で日本プロ野球協会から問い合わせがあったそうだ。落合監督の思いつきで現実となったが、選手会長の森野に承諾を得ており別に問題はないみたいだ。

ただ、出場登録日数はフリーエージェント（ＦＡ）権の獲得や、年棒が１年の最低保障額に満たない選手の追加報酬に影響するようだ。選手達も今のＣＳに向けて最善の策を考えての結果に文句は言えないだろう。登録をしたままＣＳ直前に抹消すると１０日間は再登録出来ない。それでは抹消された選手はＣＳには使えない事になる。だったらぎりぎりまで選手を競争させて状態を見極めて２０日に登録した方がリスクは無い。

投手枠を野手へ変更する事も出来るからルールで認められた最善の手法とも言える。わかりやすく言えばシーズンの開幕戦の時と同じ事になる。よく実戦から遠ざかり、リメリットばかりが注目されるが、疲労など調子を落としていた選手には反対にＣＳまでの間が良い調整期間にもなる。井端なんてフェニックス・リーグに参加して実戦感覚が戻り好都合だ。はっきり言ってＣＳを戦うのに野手でサプライズの起用は無いと思う。・・・続きを読む

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井端の復帰で貧打線解消

ＣＳファイナルステージに闘志を燃やす浅尾（左）
と高橋＝ナゴヤドームで

ドラゴンズはセ界一が決まって2日に本拠地でペナントレースの最後の試合のヤクルト戦を戦い、全日程を終了しました。結果は２－３で負けてしまったが、前日の祝勝会を考えると仕方ないか。でも先発の吉見からチェン、山井、中田賢と先発陣の豪華リレーで6回を失点は中田賢の1失点だけ。

クライマックスシリーズ（ＣＳ）に向けて早くも動き出した感じだ。ＣＳの短期決戦を考えるとこの4人が先発として軸になるのは確実だろう。個人的には優勝が決まっていても苦手のヤクルトが相手だったから最終戦も勝ちにいってほしかった。

まあ、本気で勝つ気なら7回の１－１の同点の時に河原を登板させる事はないから勝負は二の次の試合だといえる。ここに来て明るい話題の井端が久々（75日ぶり）に1軍に戻って来てスタメンで出場した。4打数0安打に終わったがセンスと経験からしてＣＳまでの3週間で万全な態勢に仕上げてくれそうな感じがする。


そうすれば貧打線も多少は解消されるかな。堂上直も堅い守りで井端の穴埋めを十分に果たしてくれたが、まだまだ打撃の確実性を観ると井端には及ばない。もう少し打てない球はファールにカットする技術を身につけて粘ったしつこい打撃をしてほしい。

そうしないと打撃成績も上がらず井端からスタメンを奪うことは出来ないと思う。まだ若いから1軍の経験が今後も生きてくるだろう。守備はプロに入って本当に上手くなった。高校1年から観てきて三塁と遊撃を守っていたが、はっきり言って高校生レベルでも上手いと感じなかった。

体格が随分締まってこの3年でかなり成長したのがわかる。ただ、打撃はまだまだだなあ。高校時代はガムシャラに振り回していて長打力が売りだったが、プロになってフォームが小さくなりミート中心の打撃に代わっている。

対戦する投手（早い球に対応）の違いで代えたと思うが、高校時代のような長距離ヒッターになるのか、ヒット量産する中距離ヒッターになるのか決めた方が良いと思う。まだ若くて発展途上だから伸び代はかなりある。今後は将来のドラゴンズの看板選手になるように期待したい。・・・続きを読む

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４年ぶり８度目の優勝

選手会長の森野も、このときばかりは大はしゃぎ。
歓喜のビールに酔った

「やったぞ、ドラゴンズ」優勝おめでとう。本当はきょうヤクルトに勝って地元で決めてほしかったが、これも日程だからしょうがない。きょうから「祝優勝」のバーゲンで街が活気付きますね。朝、朝刊を手にしたら何時もより重いこと。中日新聞と中日スポーツという事もあるかもしれませんが、広告がいっぱいでした。

日頃はドラゴンズを応援していない妻も喜んでバーゲンのチラシ見ていました。ちなみに妻は阪神ファンです。だから阪神戦は絶対一緒には観ませんよ。そんなことはどうでも良いか。祝勝会のビール１０本で良いからほしかったなあ。4年ぶりのセ界一か。毎年のように今年は優勝と願って観ているが、簡単には優勝は出来ない。

今年だって一時は巨人に8ゲーム差もつけられた時に今季は無理だと思った人も多かっただろう。細かいドラゴンズの分析はオフの時にブログに書くことにして本当に選手達はよく頑張った。もちろん、ベンチの采配もいろいろな不満はあると思うが、結果が良ければすべて良しとしよう。

結果が悪ければ風当たりが強くて責任問題になるから、それなりの覚悟を持って首脳陣も戦っている。そう考えると選手達より辛い立場で試合をしているといえる。チーム力を考えた時にドラゴンズはレギュラーシーズンが始まる前から攻撃力に不安を抱えていた。

外野手も固定出来ずに実績の無い選手ばかり。期待されたセサルは使い物にならないし。ここぞと言う時の代打も立浪と井上が抜けて打てる打者がいない。打撃だけで言ったら他の球団と比べてはっきり言って１番悪いかもしれない。森野と和田が好成績を残してくれたから辛うじて横浜の上にいるぐらいだ。

普通優勝する時はラッキーボーイ的な存在が生まれると思うが、それも無かった。攻撃の派手さが無いから毎試合が接戦で辛うじて勝っている感じだ。それでも優勝してしまうのだからどれだけ投手陣が良かったか。・・・続きを読む

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きょうにも4年ぶりのセ界一

ドラゴンズに優勝へのマジックナンバー「１」が点灯しましたね。そして、きょうにも阪神が広島に負ければ優勝となります。それにしても昨日の阪神－横浜の試合にはビックリでしたね。まさか阪神が3－1と2点リードして9回に守護神・藤川球が村田に逆転３ランを浴びるとは。

ドラゴンズファンもマジック１を諦めて観ていた人が多いと思う。試合はともかくドラゴンズに在籍した矢野の最後のマスクを見たくていつ出番が来るのか待っていたのが本音だ。たぶん9回の2死からマスクをかぶると予想していたが、まさかの展開で出番なしの引退となって少しかわいそうだった。

まだ優勝がかかっているし、甲子園の観衆の前で矢野に最高の花道を作りたかっただろうが、藤川球の出来が最悪。2四球の後の逆転被弾だからベンチも動きようにも何もできない。まあ、最近の阪神の投手の起用を観ているとこういう日がいつかは来ると思っていた。

先発は予想通り久保で8回を4安打1失点に抑えていたからもったいない。勝てば14勝でまだ最多勝が狙えたのにこれで最多勝もパーになった。打たれる気配もないのに代えた。これこそベンチの責任だ。よそのチームのことはどうでもいいか。

試合に負けてちょっとしらけてしまったが、試合後に矢野の引退セレモニーも無事に行われた。矢野が横浜の逆転３ランを放った村田に花束を贈られた時はさすがに笑えた。矢野も苦笑いしていたが、胸の内は「いらんことしやがって～」と思っていたに違いない。マジックが消えた試合に矢野を胴上げというのも何かおかしい光景だった。

ドラゴンズにも7年在籍して阪神で13年。ドラゴンズも酷い目に食わされたことがあったが、本当にご苦労様でした。あ～。これで阪神の水性マジックは雨の中の試合で消えて無くなった。痛い1敗をした阪神はきょうから広島と対戦する。明日はデーゲームだからドラゴンズの最終戦の前に2試合ある。どちらかで阪神が負ければドラゴンズの優勝が決定する。・・・続きを読む

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リーグ優勝直前で残す敵は阪神

う～ん。昨日の阪神－巨人はいったいどちらが勝てばドラゴンズにとってプラスになるのか。阪神が勝てばドラゴンズのマジックは点灯しない。でも巨人のリーグ4連覇は阻止できる。巨人が勝てば阪神はもう負けられない試合が続く。本当にどちらが良いかわからない。

結局、阪神３－１巨人で巨人の4連覇は無くなった。ここに来て巨人が阪神に連勝して残り４試合を全部勝つ可能性でもあったので結果はこれで良かったのかもしれない。だって巨人は残り4試合が横浜２、広島１、ヤクルト１と対戦相手が下位球団ばかりで勢いつくと4連勝出来るチームだからやりかねない。

阪神が勝って「良し」としよう。それにしても阪神は手怖いチームになったなあ。ドラゴンズとやる時はそれほど強いと感じないが、他球団との対戦を観ると何か強いチームのような風格さえ感じる。まあ、ドラゴンズとの対戦になれば９勝１３敗2分と借りてきた猫のようなものですけどね。

能見だけは要注意だね。ケガから復帰した後半戦はずっと好調でプレッシャーのかかる試合でも好投している。この阪神－巨人2連戦は1勝1敗と勝敗を分けあったが、いわばＣＳの前哨戦みたいなもの。おそらくＣＳのファーストステージは同じ顔合わせになると思うから阪神がリーグ2位での巨人との対戦なら阪神の方が有利だろう。

ドラゴンズとしてみれば好都合だ。優勝争いの中で連戦を戦い先発はもちろん、久保田や藤川球のリリーフ陣もスクランブル登板が続いている。この付けが絶対どこかで出てくる。そうしたら苦しいだろうなあ。・・・続きを読む

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ゴール直前のドラゴンズ

試合消化の違いがあるとしても首位を行くドラゴンズより、巨人―阪神の２，３位の試合に注目されるのも何か不思議な感じがする。これもクライマックスシリーズを導入したからには仕方ない事だが。興行的に考えると単なる消化試合にならなくて助かるからＣＳ導入は成功といえる。

でも個人的に言わせてもらえばレギュラーシーズンの勝敗がチームの総合力だと思っているのでまずは、リーグ優勝を意識するのが当然だろう。という事で我がドラゴンズファンも複雑な気持ちで巨人―阪神の試合の行方を注目していた。大半は巨人に応援していたと思うが複雑ですね。

ライバルを応援するのは。試合に負けて3位に転落した阪神にＭ8が点灯して不思議な現象が起きている。何かわかりにくいのでシーズン中のどこかで予備日を設けるとか考慮してほしい部分もある。レギュラーシーズンを振り返ると予想もつかない展開でしたね。

前半は巨人が独走してこのまま行ってしまうのかと思った。後半は阪神が首位に立ち巨人とドラゴンズが追いかける格好になった。・・・目まぐるしく変わる展開が今思えば、おもしろかったなあ。何かマラソンに例えるとわかりやすいですね。

一斉にスタートしてアップ不足のヤクルトと横浜は早いペースで走っているわけでもないのに出遅れてしまった。広島は先頭を行く集団に追いすがろうとしたが、何せ実力不足で脱落。ヤクルトは監督辞任後、指揮が変わり猛烈に追いかけてきたが、初めの出足が悪過ぎた。

残るは巨人、阪神、ドラゴンズの３球団。そこで一気に飛び出して先頭に立ったのが巨人だ。独走状態で阪神とドラゴンズは前半まではマイペース。中間点までは独走で実力を見せつけていた巨人だと思われたが、前半のオーバーペースが響きペースダウン。

徐々に上位３球団の差がなくなり、とうとう阪神に抜かれてしまった。あと先考えずにオーバーペースで体力を消耗した巨人はドラゴンズにも抜かれて３位に転落。今にも歩きだしそうな気配。あのオールドユニフォームの時がペースダウンの始まりだったかな。巨人のあの白い帽子は弱く見えてナイスだった。その後は、出足に失敗したヤクルトにも・・・続きを読む

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神宮、最後の試合も完敗

１回表１死二塁、中前に先制適時打を放ち一塁へ走る森野。＝神宮球場で

ヤクルト３－１中日

なんじゃ昨日の試合は。今季の神宮の最後の試合で荒木と森野の２安打しか打てず、お手上げ状態で１－３の完敗。こんなことなら雨天により中止になってくれた方が良かった。苦手のヤクルト相手だから大量点は難しいと思っていたが、何とかして勝利してくれると信じていた。

ドラゴンズは初回にヤクルト先発の由規の立ち上がりをついて荒木が四球を選び、藤井が送って森野のタイムリーと理想の形で先取点を取ったところまでは良かった。その後も制球を乱していたので１点で終わったのが悔やまれる。

ここで一気に攻めきれば勝ちが見えてきたが、チャンスで前試合にケガの光明で大活躍したブランコが１日で、また壊れた大型扇風機に逆戻りしてしまって三振。結局、９回に２死一塁で一発同点の機会も期待したのに三振で４打席４三振。１５８個で三振王は確定だ。もうブランコの打撃にはあきれて話にならない。

ブランコに投じる配球は超簡単。それがわかっていても打てない。勉強能力が足りないヤツはいくらおもいっきりバットを振ってもあたらないからダメ。もう大型扇風機は壊れているから来季は新しいのを買った方が良いと思う。セサルと一緒に処分してくれ。落合監督の事だから修理して使うかもしれないが。

まあ、ブランコばかり責めても仕方がないな。たった２安打の打線ではどうしようもない。何か秘密兵器でもあったら良いのになあ。一応、新井が上がってきたから期待できるかもしれない。この日は代打でファーストフライに倒れたが、どうも打撃フォームを変えて調子が良いみたいだ。

それより顔もお兄ちゃん（阪神の新井）とそっくりだから打撃フォームも真似して交換という手もある。そうしたら一気に３割打者の誕生だ。冗談は置いといて・・・続きを読む

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山本昌、勝利投手の権利目前で降板

球団記録の通算２１１勝目がかかっていた２７年目の山本昌

横浜７－９中日、最終戦

９－７でドラゴンズの勝利。そう簡単には勝たしてもらえませんね。これも優勝するための試練かもしれません。ドラゴンズは初回から珍しく打線が爆発して４回の表の時点では７－１と大量リード。この点差では楽勝と思えたファンは多かったはず。

実際、うれしくなってツイッターで「楽勝」とつぶやいてしまった。山本昌も初回こそ１点を取られたが、その後は危なげない投球でこの試合で球団記録の２１１勝は間違いないと思った。３回なんて３者連続三振でまさかそのあと崩れるなんて想像もつかなかった。

山本昌ほどのベテランの投手でも大量リードでどこか心の底にスキがあったのではないか。いつものコースをつく丁寧な投球が出来なくなってしまった感じ。４回の村田に打たれた２点本塁打は甘い球だったが、まだ許せるが５回の７－５となる松本に２点本塁打を打たれたのは許されない。

大事な試合で松本にプロ初本塁打を浴びてはあと２死で勝ち投手の権利がもらえる時でも降板は当然だろう。もったいないと思うが、内容が内容だからベンチも山本昌の記録より勝利を優先させた。これで今季の山本昌のペナントレースの登板はまず無いから２１１勝目は来季に持ち越しとなった。

やっぱりベテランでも優勝という重圧があったのかなあ。横浜の追い上げムードを断ち切ったのが２番手として投入したネルソンだ。先発の時でも荒れ球で制球が心配だったが、この試合はストライク先行で問題はなかった。球威があるから制球を乱さなかったら中継ぎでも十分通用する。

と言うか相手としたら嫌な存在になるかもしれない。ネルソンのお陰で７－５と試合は落ち着いた。終盤にダメ押しの２点を追加して９－５になった時はさすがに勝てると安心した。ところが・・・続きを読む

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ドラゴンズ総動員指令

ノックを終え、テーピングをした右手を上げて
笑顔を見せるブランコ＝ナゴヤドームで

ドラゴンズのペナントレースは残す試合もあと３試合。きょう（２５日）は敵地で横浜と戦い、明日がヤクルト戦の２連戦。そのあとは日にちが空いて２日にナゴヤでヤクルト戦を戦って日程は終了する。ハラハラドキドキの試合が３試合だと思うと何か寂しい気がするなあ。きょうの横浜戦に勝って２位の阪神が負ければ、待望のマジック２が点灯する。

前試合で逃したから今度はやってくれるでしょう。敵地で球場の雰囲気もいつもと違うだろうから選手達はやりにくいと思う。大事な一戦を任せられる先発投手はローテーション通りで行けば山本昌。ベテランで経験豊富だから気負わずに普段通りの気持ちで投げられる投手だからちょうど良い。やっぱりここまで来ると優勝の経験を知っている事は強みだ。

今季は出遅れて８月から１軍に上がってから５勝１敗とドラゴンズを上昇に導いたのが山本昌だ。本人も「（優勝を）競っているし、残り試合も少ない。（阪神に）リードしないといけない」と必勝を誓っている。５勝のうち２勝は横浜戦で相性も良いから何とかしてくれそうだ。連戦できょう勝てば選手達の気持も気楽になる。

そうすれば明日の苦手なヤクルト戦もやりやすい。一説ではチェンを中４日で強行先発するような予想もあるが、中５日もやらないからまず無いだろう。ローテーションからいって予想される先発投手は中田賢。今季７勝３敗、防御率２・７９と安定感も抜群。

「１戦１戦大事な試合が続くので負けられない。レギュラーシーズン最後の登板になるかもしれないので、結果を残したい」と意気込みを感じるコメントしている。球に力あるからグイグイと攻めの投球が出来るからチームも乗りやすい。ちょうど良い適任者のローテーションで良かった。

どうもブルペンには他の先発投手陣も待機させるようで頼もしい。阪神や巨人は早い段階でこうした作戦を行ってきたが、ついにドラゴンズも総動員態勢になるみたいだ。チェンにネルソンと山井。・・・続きを読む

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