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M3遣いのブログ

ライカではなく、BMWのほうです(^^ゞ
日々想うことをまったりと・・・


ちょうど2か月前の投稿で、マンションのアンテナ端子全部屋交換工事をきっかけに部屋の片付けに取りかかったことを書きました。


その時は、「今やらねば、いつやる!」くらいの熱量で週末ごとに作業し、勢いでリビングの2人掛けソファと、ダイニングテーブル&椅子を廃棄処分しました。


当時考えていたのは、

「ソファとダイニングテーブルを置いているからリビングが狭くなるんだ→そうだ、この2つを合体(兼用)させよう!」


ということで、高さ調節可能なガス圧テーブルと、ソファとダイニングチェアを兼用できるモノを買おうと考えていました。


ネットで探せばすぐに見つかるだろうと軽く考えていたのですが、テーブルはあるものの丁度いい椅子がない・・


そもそも僕と家族の二人暮らしなので、長方形のテーブルだと向かい合わせに座るのが普通で、並んで座ると窮屈な食事になってしまいます。


かと言って横幅のあるテーブルを置くと以前より部屋が狭くなってしまう。


はい、どうかツッコミお願いします。

「なんで捨てる前に考えんの?」

その通り、勢いに任せて処分してしまったことを今さら悔やんでも仕方ない。


家族からは、「ソファはともかく、ダイニングテーブル(と椅子)まで捨てるとは思わなかった」と恨み節。



今僕たちは、以前ダイニングテーブルの横にくっつけて使っていた小さいバタフライテーブルと、折り畳み式のアウトドアチェア(僕)・僕の部屋のパソコンデスクで使っていたOAチェア(家族)で窮屈に食事をしています。(下記写真右上)


ソファが無くなったけどリビングでゆっくりテレビを観たい僕は、1人用のリクライニング回転椅子とサイドテーブルを買いました。

「人をダメにする」ビーズクッションと同じくらいめっちゃ快適です。音声をBOSEのスピーカーにしてテレビを観ていると、快適過ぎてついウトウト(*´ω`*)


1人用なので右隣(窓側)にはスペースが生まれましたが、部屋が広くなった気はしない。


家族は、一緒に食べる食事どき以外は自分の部屋から出てこなくなりました。座る場所がOAチェアしかないから。


さて、どうすればいいものやら・・


とりあえず今必要なのは、幅110~120cm‪✕‬奥行70cm‪✕‬高さ70cmのダイニングテーブルと椅子2脚。


市内のアウトレット家具店で手頃な値段のものを見つけましたが、セットの椅子4脚も要らんし。


椅子は座り心地悪いので別に買いたい。

ダメもとで聞いてみましたがアウトレットなのでバラ売りはできないそうです。


あと先考えずに勢いで捨ててしまったけど後悔先に立たず。


今回の教訓

大きな家具を処分する時には、その後の段取りまできちんとつけてから。




〓今日の1枚〓


昨日は中秋の名月でした。

山の稜線に昇りかけているところを撮ったので、厚い空気の層を月光が通り抜けてかなり黄色味を帯びています(補正はかけていません)。


なんでも、暦の上での中秋の名月と実際の満月が重なることは珍しいそうで、次は7年後になるそうです。


7年後、僕はどこで何をしているんだろうなと思います。








最近仕事で、3つの印象的な出来事を経験しました。



ひとつめは、子どもたち。



僕が勤める施設に、夏休み中の小学生が15名ほど施設見学にやって来ました。



入学してまだ4ヶ月余りの1年生から、上は6年生まで個性の塊のような子が並ぶ。



引率の先生は、大学生のバイトの男の子1人を含め4人。



普通に考えれば充分かと思いきや、個性豊かで課題の多い子どもたちに先生たちは振り回されっ放し。



集中力が続かない子どもたちは、初めて訪問する施設に興味は示してくれるものの、お話を聞くべき時に聞けない子(多数)、会議室のタイルカーペットに寝そべって動かなくなる子、先生にまるで蝉のように抱きついて離れない子・・などなど。



そのドタバタを半日観察していると、ある程度大きい子もいるのに、保育園児と保育士さんみたいだと思いました。



学校の先生って、本当に大変な職業だと思います。



引率の3人の先生をサポートしていたバイトの大学生の男の子は、東京から帰省してきて2日目に「親と喧嘩して家に帰りたくないので泊めてくれませんか」とラインしてきました。



なんでも、親から1ヶ月間の滞在(帰省)中の宿泊費と食費を請求されて頭に来たとか。



もう東京に戻りたいと言う彼を親と話し合うよう必死に説得して、「お金は請求しない。食事は作らない。」というなんとも奇妙な折り合いをつけました。はぁ(*´Д`*)






ふたつめは、夫婦喧嘩に巻き込まれました。



きっかけは、「夫に長年DVを受け続けてもう我慢ができない、離婚したい」という女性からの訴えでした。



詳しくは書けませんが、緊急避難のお手伝い、深夜休日を問わない電話相談(もちろん僕の携帯に)、夫から僕への脅迫電話(なぜ番号知ってるの?)、母子が過ごせるシェルター探し、内緒で飼っていたペットの引き受け先探し、警察の出動・・などなど。



約2ヶ月間、この事案に振り回され、僕自身もヘトヘトに疲れました。



あ、この事案の顛末ですけど、元サヤに収まるそうです。やれやれ。






最後の3つめは、人生の終わりを迎えようとしている高齢者のこと。



重い病気のため、緩和ケアの施設に入っていた男性。



しかし、どうしても自宅で過ごしたいと、周囲の反対を押し切って自宅に戻りました。



でも、一緒にいるのは同じように高齢の連れ合いさんひとり。



病気の進行が早く、介護認定も受けないまま自宅に戻ったため、毎日の夫の介護に参ってしまって連れ合いさんも共倒れになりかねない状態に。



これではいけないと、再入院の段取りをつけ、病院との相性が良かったのか医師も目を見張るほどの回復を見せ、今月末には快復退院との知らせを聞き喜んでいたのも束の間・・



いつものように朝から仕事をしていると、連れ合いさんがパニック状態で飛び込んできました。



「お父さんが救急車で運ばれた!」



一瞬僕もパニックになりかけました。だって、お父さんは今入院中じゃなかったの?



のちに判明したのは、入院中に容態が急変したため個人病院から地域の拠点病院に救急搬送したとのこと。



原因は、なんと「脱水症」だったそうです。



もう、しっかりしてよ、と言いたくなりました。





以上、いずれも僕が今月仕事で経験したことです。



地域の責任者の方から、僕が言われたひとことが頭に残っています。



「たとえあなたが(人事異動によって)この職場を離れても、僕らは彼らをずっと見ていくんだよ。僕が死んでも、後に続く誰かが、彼らが死ぬまでずっと見ていく。」




僕が担当しているこの地域は、やがて日本が直面する極端な少子高齢社会の縮図です。



そして近い将来僕にも必ず訪れる、親の介護や自分自身の老いと向き合わなければならないことを否応なしに考えさせられます。



仕事はとても大変だけど、ゆりかごから墓場までというのは易いけど、僕は今本当に貴重な経験をさせてもらっていると思います。




〓今日の1枚〓(写真と本文は関係ありません)



このところ毎日のように夕立ちがきます。今日は、雨の直後に綺麗な虹が見えました。皆様に良いことがありますように。






部屋の片付けは、僕の永遠のテーマです。



元来モノを溜めがちで、結婚を期に実家を出て2LDKの賃貸アパートに住んだ頃から物が増え始めました。



最初に増え始めたのは本(書籍)です。



本好きで小説やノンフィクションや専門書などジャンルを問わず読むのですが、図書館で借りるとか中古本を買うという発想がなく、書店で新刊本を月に2〜3冊は買うので、あっという間に本棚はいっぱいになりました。



次に場所を取りはじめたのはゲームソフトと音楽CDと映画のDVD(のちBlu-ray)でした。



しかもたちが悪いことに初回限定版というやつが大好きで、意味もなくフィギュアやおまけの映像ディスクや解説本などがセットになった体積の大きいものを次々と買っていました。




このままでは生活が(経済的にも体積的にも)破綻するな・・と気づいた時には、家じゅうに生活に必要のない物が溢れる状態になっていました。



現在の住居は3LDKですが、家族の部屋とキッチン以外の部屋は、僕の買った物で文字どおり足の踏み場もないほどになっていました。




このままでは、僕が突然死んだりしたら家族が本当に困るだろうなと思い、10年以上も前から「断捨離」をしなくては、と常に頭の片隅では考えているものの、年末年始やゴールデンウィークなどの連休も活用できず、身も心も苛まれる日々を過ごしてきました。





そんな時、住んでいるマンションのアンテナ設備の更新(4K放送対応)の話が持ち上がりました。僕が管理組合の役員をしていた去年のことです。



いくつかの選択肢から最終的に選ばれたのは、ケーブルテレビの導入でした。



スカパーを始めとして、何百もの配信チャンネルがありますが、地デジとBS(4K含む)は基本無料で、メンテナンス費用(管理組合として年契約)も安いというのが大きなメリットでした。



今年3月の管理組合総会で可決され、今年度中の導入が確定しました。



ケーブルテレビ会社の説明によれば、マンション全戸全部屋のアンテナ端子を交換する必要があるとのこと。



ウチは、リビングと僕の部屋、家族の部屋にテレビを置いています。



もう一つの余った部屋(和室6畳)は、引っ越し当初はクローゼットのような使い方をしていたのですが、上で述べたようにモノが増えるに従って物置きと化し、最近は部屋に入る動線までも潰してしまって、いわゆる「開かずの間」になってしまっていました。



もちろんその部屋にテレビはありませんが、アンテナ端子は部屋の何処かに付いている・・はず。



工事日は7月下旬と掲示板で告知されたのは1か月ほど前のことでした。



交換すべきアンテナ端子は4ヵ所。



①リビング、②家族の部屋、③僕の部屋、④開かずの間…です。




とりあえずリビングはソファーをずらせばいいだけなので問題なし。



家族の部屋は、ベランダ側の壁に端子があったため、業者さんにベランダからアクセスしてもらうことにしました。




さて問題は僕の部屋と開かずの間です。



僕の部屋は、前述の趣味の物品の他、大量の服が部屋を占領していました。ここ数年は、衣替えすら困難な状況になっていたほどです。




アンテナ端子の位置は把握していましたが、運悪くそれは部屋の出入口から最も遠い壁の隅に張り付いており、僕自身もう何十年も見ていません。



まるで鉱山の採掘のように、手前からひとつひとつ物を取り除きながら、ようやく端子までの業者さんの動線を確保しました。




最難関は、足を踏み入れることもできないほど物で埋め尽くされた開かずの間(和室)です。端子の正確な位置も不明。




そんな時、工事予定日の一週間ほど前にゴミ出しをした際、偶然ウチの真下の階の住人さんにごみステーションの前で会いました。



マンションは垂直の号室は間取りが同じなので、ウチの開かずの間のアンテナ端子がどこにあるのか確かめる絶好の機会と思いました。



僕「こんばんは、あの、今度ケーブルテレビの業者の工事が一斉に入ると思うんですが、和室のアンテナ端子の位置ってご存知ですか?」



「あー、あんたんとこは、和室にテレビがないっちゃろ。テレビ置いてないとわからんもんね。端子はベランダ側の壁の隅たい。ベランダから工事してもらうのが一番早かよ。」



「ありがとうございます。助かりました(^^)。」




工事日まで一週間を切って、めっちゃ焦っていた僕は、一筋の光明を見出しました。



最低限、和室の出入口からベランダに面している掃き出し窓の鍵を開けられたら、あとはベランダからアクセスして端子の回りのモノを片付けられれば、どうにかこの難局を乗り切ることができる。



ところが、肝心の片付けはなかなか進みません。



平日は仕事が終わって帰宅するのがだいたい21時頃のことが多く、夕食・入浴を済ませるだけで精一杯。



早く片付けしなければ・・という思いばかりが先行し、工事日が近づくにつれ焦りと不安が強くなりました。



物を減らすためには、捨てるか人に譲るか売るくらいしかありません。




ようやく片付け作業に着手したのは、工事日の3日前でした。




最初は、まだ使える物を処分するのに抵抗が強くありました。



最近2回の引っ越しを経験した知人から背中を押してもらって、「使えない」物だけでなく、「使えるけど使わない」物を処分する決心がつきました。



フリマサイトに出したらそれなりの値段がつくだろうと思われるものも多数ありましたが、時間がないこともあって全てリサイクルに回しました。



大量の洋服も大半を処分し、残ったものは体積を減らすために圧縮袋に入れぺちゃんこにしました。



最低限の生活スペースを確保するため、工事日前日は浴室までダンボール箱を積み、工事が終わった直後にまた戻しました。




こうしてこの週末にどうにか4箇所のアンテナ端子の交換工事を終え、ほっとしたのも束の間、工事のために動かした多くのモノの処遇に悩まされています。




1年以上前に購入した寝室用の4Kテレビも、未だに開梱すらされずにリビングに鎮座しています。



端子の周りが整理された今(なう)しか、テレビを設置するチャンスはないと思います。



せっかく4K放送が受信できるようになったのですから、今週末がんばってテレビを設置しようと思います。



断捨離が本当に実現するのはいつになることやら・・