勝手に元気になる人を増やしたい!

COCOemi代表永露江未子です!!

 

 

不妊について思うこと 1

 

不妊について思うこと 2

 

不妊について思うこと 3

 

 

 

子どもができない9年の間に学んだ知識と経験。

 

知識だけなら、子どもを授かってからでも

学べたかもしれません。

 

 

 

ですが、私にとって、不妊の経験の中、

1番の学びになったのは、

言葉の選び方だったと思います。

 

 

私ね、初めて妊娠のチェックに行ったのは、

宗像では有名な助産院でした。

 

自然に出産してくださる、

しっかりした、かなり年配の助産師さんです。

 

矍鑠(かくしゃく)とした、

と言う言葉がピッタリくる感じの方です。

 

 

素晴らしい助産師さんで、

ハッスルばーちゃんを彷彿させるような方でした。

 

 

そこで妊娠を確認し、

問診を受けたわけです。

 

家族構成は?

結婚いつ?

仕事は?

 

って。

 

結婚して9年目にして授かった、と言うことを話すと、

 

「あなた、今まで何をしていたの?9年も。

子どもは結婚したらすぐに授かるものです。」真顔

 

 

これがその助産師さんの言葉でした。

 

 

 

「あなた、今まで何をしていたの?9年も」真顔

 

この言葉、忘れることが出来ません。

 

 

 

 

そして、私はここでは産まない、と決めました。

 

それから探して自宅出産をしてくださる先生を探し出しました。

電話帳でね。(←当時ネットとかあんまり無い時代ね)

出産についてはこれ読んでね→こちら

 

 

 

この言葉、私のばーちゃんも言いそうな言葉だな。びっくり

 

 

だって、病気の人に

「あなた、生きるか死ぬか、どっちかに決めなさい!

決めたら決めたごと、真剣に取り組みなさい!」真顔とか言っちゃう人だよ。

 

ばーちゃんが私に言ったのかな。

 

 

でもね、私は9年も不妊でも

病院に行きませんでした。

 

 

子どもが1番良い時にやってくると信じていたし、

不要であれば来ないだけ。

 

それならその時を楽しもう。

 

そうやってきました。

 

 

だからね、最初に言われた言葉に、

私は違和感があったのです。

 

子宝って、自分で

どうこうしようと思って授かる物ではない。

 

と、9年の不妊を通じて、

痛感していました。

 

 

自然出産をしてくださる先生ならば、

自然に妊娠するのを待っていたことを、

分かってもらえないのだろうか、と内心複雑でした。

 

 

 

そしてね、私はその時気付いたのです。

 

病気の方に、私自身が、どんな言葉を投げかけてきたのだろう。

 

そう思ったのです。

 

 

自分で言ったことが、相手を元気にする言葉なのだろうか?

元気にしたいと思って言った言葉で、

もしかしたら、相手を傷つけるかもしれない。

 

 

9年の間に周りから言われた言葉で、

傷つくこともあり、

励まされることもあり、

癒やされることもありました。

 

 

言葉の大切さを学べた時間は、

本当に私にとって、

大切な時間でした。

 

 

 

そして、これはやっぱり、

9年の不妊を通してしか分からなかった感情なのです。

 

 

本当にその先生には感謝をしています。

 

やっぱり、ばーちゃんが先生を通じて

私に言ったんだな。照れ

 

 

続く音譜

 



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