初めての就職は、いつも期待と不安が入り混じります。私の場合、それは旅行者用アパートの管理会社でした。しかし、試用期間中に、オーナー夫人の気に入られなかったという理由で解雇されることに…。


もちろん、仕事のパフォーマンスが悪かったわけではありません。理解ある東ヨーロッパ人の上司がフォローしてくれたおかげで、私は笑顔で「ありがとうございました」と退職しました。



この経験が、後に大きな財産となります。


その後の挑戦次の職は、お茶屋さんでの仕事。フルタイムではない契約社員での勤務でした。



正直、今回急に恵まれた面接がうまくいかなければ収入はゼロです。




だからお茶屋さんの仕事も続けていました。でも、ありがたいことに試用期間中に、ホステルから正社員のオファーが届きました。


すぐにお茶屋さんのオーナーに退職の意思を伝えると、彼の顔は一瞬驚いたものの、「分かりました」とだけ。


コメントも質問もありませんでした。短い会話でしたが、前回の「辞めさせられる立場」とは違い、今回は自分の意思で辞めることができました。



正社員を選んだ理由お茶屋さんでの勤務も順調でしたが、契約社員では保障がなく、冬の売上に左右されて契約更新が決まる状況。


オーナーは「正社員に変更できるか相談できる」と言ってくれましたが、100%の保障はありません。


私は、安定した収入と将来の安心を優先し、新しいホステルでの正社員契約を選びました。


これからの挑戦新しいホステルの仕事は、試用期間があります。気を抜くことはできません。


でも、面接を受けたどの企業よりも条件が良く、数ヶ月以内に正社員として安定した働き方ができる見込みです。


最初の不当解雇から、様々な面接、就職、退職を経て、ようやく自分に合った環境を手に入れました。




人生は本当にわからないものです。



学びとメッセージ不当解雇や理不尽な扱いに遭っても、感情的にならずにプロフェッショナルでいること推薦状やリファレンスを大切にすること


自分の意思で選ぶ勇気を持つことこうして振り返ると、失敗や不安はすべて次のチャンスに繋がっていたんだなと感じます。