Development
先週、わたしはキレた。
彼が、ある求人に応募するといいながら、「忙しい」と言い訳しつつ、結局何もしなかったからである。
彼は、今、お父さんの小さな保険コンサルタント事務所で働いている。
しかし、お父さんは60歳。最長でもあと10年ほどしか働けないし、かといって彼がそのままお父さんの事業を引き継げる裁量もないことから、遅かれ早かれその事業をたたまなければならず、別の仕事を見つけるべく就職活動もしている。
彼は、数学とコンピューターの能力に長けており、主に保険業に必要な分析と計算を担っている。
お父さんはコンピューターは苦手なので、彼は多いに必要とされている思う。
それはそれでいいのだが、実際にコンサルタントをやるにあたって、顧客が要求してくることは実にさまざまである。
問題を解析し、なおかつその打開案を考えなければならない。しかも、そのプロセスを顧客に納得してもらわなければならない。
彼は、アイデアを構築することには長けているのだが、プレゼンやレポートを書くなどの、そのアイデアを外側にアウトプットすることを苦手としている。
修士論文でさえも、彼のアイデアがベースになっているとはいえ、パートナーであった友人にすべて文章を書いてもらっているのだ。
だから、お父さんと協力しあっている今はよくても、将来、お父さんがリタイアして彼ひとりで事業をやっていけるかというと、非常に懐疑的なのだ。
でも、彼は、一人でやっていけないことはおそらく認識していても、、、できるだけ長くお父さんの事務所で働き続けたいんだと思う。
顧客からオーダーされる仕事は普通ではないエキサイティングな仕事ばかりで、かといって、一番面倒なこと-例えば別のことを主張したがる顧客との折衝など-を自分で解決しなければならないという緊張感もない。
やりがいのある仕事を、リスクなしで取り組めるなんていうスタンスほどおいしいことはないだろう。
本来は、やりがいのある仕事ほど、面倒なことも伴うはずである。
普通の人ができない難しいことをこなしてこそ、その人自身が求められるのであろうから。
ただ、解析するとか、研究するとか、技術だけだったら、できる人はゴマンといる。
研究者だって、ただ研究するというだけでなく、それを具体的に商品をおこして顧客に売るなどのことをして、やっとその人の付加価値が認められる。
あわよくば、経験を積みながらお父さんの事業を引き継いで、、、なんてことを彼は期待しているようだが、現実はそう甘くない。
おいしいとこだけやって、難しいこと(顧客とのやり取り全般)から回避している今、成長する機会にも乏しいと思うし。
それだったら、多少退屈であっても、大勢でチームを組んで分業化でプロジェクトを進める大企業に勤めるほうが、彼のためだと思うのだが。
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最近、語学学校から、ガーナ出身の男性と一緒に帰っている。
彼は、今、Ph.-D(博士プロジェクト)のポジションを獲得するべく、いろいろ場所を探しているようだ。
彼は、将来、ガーナに、環境関連の会社を設立するという夢をもっている。
水質や土壌の汚染の度合いを検査する事業をやりたいのだそうだ。
修士のとき、ニッケルイオンのある鉱石への吸着について論文を書いたそうだが、事業を立ち上げるべく、ドクターでもっと幅広く知見を得たいのだそうだ。
わたしは、やはり環境関連の仕事を担っていた経験をもつので、彼の夢には非常に興味をもった。
ただ、ガーナは貧しい国で、国としては汚染の問題にまで投資する余裕もないという。
お金は、外国から集めることになるだろうと言った。
厳しく長い道のりになるかと思うが、それにあえて取り組もうとする彼を応援したく思う。
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ラクすることも可能かもしれないが、あえて困難に立ち向かう。
そういう姿勢が、わたしは好きである。
問題もポジティヴに
ペンディングしていた論文の研究を続けているのだが、いろいろ予想外の結果が出て主張しようとしていた論旨に矛盾が出てきたことから、論文を書けるどころではなくなり落胆していたら、
「でも、その結果が出たことによって、新たに学んだことにもなっただろう?その結果は結果で、興味深いことじゃないか。」
と、教授に言われた。
う~む、あくまでもポジティブシンキング。
でも、そういう精神じゃないと、研究者はやっていけないのも事実。というか、予想外を楽しむくらいじゃないと研究が深まらない。
実を言うと、予想外の結果が出て、その理由を追究するために密かに追実験に追われていた。
その結果を、素直に教授に打ち明けることができなかった。
というのは、今まで実験をやる上で、あることを見過ごしていたことも打ち明けなければならなかったからだ。
自分の過失を、咎められそうな気がして、教授に告白するのを恐れていたのである。
しかし、実際には、それを「過失」ではなく、「興味深い現象」として受け取ってくれた。
思い返せば、今までもそういう思いがけない問題に直面することが度々あり、その度に決して咎めるどころか、それを新たな研究のネタとして推奨してくれていたのである。
まぁ、実際に、今回追実験してみて、いろんなことがわかったので、論文はペンディングしているものの、問題を認識したことに意味があったのだと思う。
こっちでは、やはりそういうところがある。
過失が起きたから、問題が起きたから、という事実そのものに固執したりせずに、その結果からその先どうやってつなげるかどうかを建設的に考えるところがある。
日本では、過去のことに縛られて、なかなか現実的に考えられないこともあった。
例えば、日本でお世話になっていた指導教官は、自分で思いついた理論を信じて固執するあまりに、それを矛盾した結果が出ると無視し、理論を支持する結果だけを集めていた。
だから、彼の論文はその理論を証明するだけの内容で、意外性に乏しかった。
また、ここに来るまえに勤めていた会社では、ある会社とコラボレートしながら商品開発していたのだが、さまざまな問題で、そのコラボレートの限界について指摘すると、
「もうここまでやってきて、今さら引き返せない。」
と言って、どんなに損しようともコラボレートをギブアップすることはなかった。
過去を否定するのを恐れるあまりに、冷静に現実をみつめられない。受け入れられない。
それで、真実から遠ざかってしまう。
わたしも、よく過去にとらわれて問題を認められず現実がみれなくなってしまうので、真にDevelopするということをここでさんざん促されてきたと思う。
研究だけでなく。
というわけで、今、研究を3本同時進行で進めているので、実験で忙しい日々であるが、論文執筆のことを考えて、来年の1月いっぱいで実験を終わらせるように言われてしまった。
スケジュールいっぱいの実験と、語学学校と、家事で、いっぱいいっぱいの日々であるが、ささやかに楽しみにしているのは、ランチの時間に娘の保育園に行くことである。
歯医者に、娘の口の中の自己洗浄機能に乏しいことを指摘され、昼食後わたしが保育園に出向いて娘の歯磨きをすることにしたのである。
普通は、そう頻繁に歯磨きしなくとも、唾液が口の中をクリーニングするので、頻繁に甘いものなどを食べない限りは虫歯菌に侵されることもない。
ところが、娘はこの唾液が少ないようで、すぐに歯が汚れてしまうのだそうだ。
まぁそれで、毎日12時過ぎくらいに大学の敷地内にある娘の保育園に行って歯磨きしているのだが、最近は彼が娘の送り迎えをやってくれていて保育園からご無沙汰していたので、保育園での娘の様子をみるのもまた一興である。
娘にとっても、わたしがお昼に来るのがうれしいらしい。たまに友達との遊びに夢中で歓迎されないこともあるが。
最近、実験が長引いて残業したり、語学学校で家を空けることが多く、また娘もスカウトを始めたりして、それぞれの道をいっている感がある。
だから、虫歯になりやすいことは好ましくないが、こうして歯磨きをするという名目でささやかな時間を過ごすのも悪くないなぁ、と思うのである。
遭遇
先週の木曜日、事務の方が、脳内出血で倒れた。
一命はとりとめたものの、いまだ意識はなく、悪化はしていないが、何の進展もないまま今に至っている。
この国にきて一年目、知人も友達もなく、誰にも助けを求めることができなかったわたしは、同僚の仲介でもって、その事務の方のお子さんに、ときどきベビーシッターを頼んでいたのだった。
2週間ないし4週間に一度ほど、18時~22時の間娘の面倒をみてもらっていたのだが、そのお嬢さんは14歳とは思えないほどしっかりしておられ、娘はたちまち懐いた。
娘は、彼女が来るのを指折り数えて楽しみにし、来たら来たで、飛び上がらんばかりに喜び、彼女に駆け寄って抱きつくや否や、「Gå væk!(ゴーベック、あっちへ行け!という意味)」と言って、わたしはすぐさま追い出されていたのだった。
事務の方の仕事ぶりからしてもうかがえたことであるが、娘さんをみても、いかにいいお母さんであったか、よくわかる。
確か52歳くらいだったと思うが、18歳、16歳、14歳と3人のお子さんがおられ、まだ成人に満たないそのお子さんたちのきもちを考えると、いたたまれない。
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ここは、もう4箇所目の職場であるが、前の3箇所いずれも、同僚の急死という悲しい出来事に遭遇した。
特に、初めて就職した会社で、40名ほどの部署内で、32歳の男性と35歳の男性が、2ヶ月とあけずに立て続けに亡くなられたことがショックなことであった。
32歳の男性の方とは、前日に社内のバレーボール大会で一緒にチームを組んでバレーをやった仲間でもあり、翌日、「実は、夜中に亡くなられたらしいの。」と聞いたときには、「ウソでしょ?」と思わず口に出てしまったほどであった。
35歳の男性とは、ときどき実験で一緒になって話をする仲であった。実は肝硬変に侵されていたらしいが、本人の自覚が遅れ、病院に入院してあっけなく逝ってしまった。
いずれの同僚も、特に親密だったわけではないが、とてもいい人たちで、いろいろとお世話になっており、なんでその若さで亡くなられたのか、理解できなかった。
その後、勤務時間内に、部署総勢で高尾山に厄払いに行った。
でも、厄払いに行くという行為をしながら、同時に、世の中理不尽でどうしようもないことに遭遇することもあるのだ、という無常観のようなものを悟ったような気がする。
日頃、自らの人生をコントロールしながら生きているように思っていても、明日のことでさえ100%の確証で何が起きるか知ることはできない。
99.99%ぐらいの可能性で生きているだろう。だからプラニングするし、備えもする。
でも、残りの0.01%くらいは、生きていないという可能性があるのかもしれない。
どんなに完璧に生きているようであっても、時には、理不尽な運命を受け入れなければならないこともある。
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元夫が、わたしの前につきあっていた女性は、交通事故で亡くなった。
彼女が住んでいた街で会ったあと、駅で別れ、そこから彼女がスクーターで家に帰る途中、右折信号で曲がろうとしたところ、信号無視で高速で直進してきた車にはねられ、亡くなったのだそうだ。
お葬式も終わってしばらくしたあと、彼女の弟が夫の大学の門のところで待ち伏せしており、そこで殴られたそうだ。
「お前がお姉ちゃんを殺したんだ!」
運命を受け入れられない弟さんが元夫にその理由を求めるきもちもわからんではないが、誰も責めることができない元夫は、どうやってその事実を受け入れることができたのだろうか、、と思う。
それから、4年間、わたしと会うまで、誰のことも怖くて好きになれなかったという。
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昨日、娘を歯医者に連れていくため、ばらばらで家を出た。
しかし、歯医者に行ったあと、保育園に行っても彼の息子さんはいない。
思わずドキドキして、大学から電話したら、
「ああ。Kの調子がまだイマイチなんで休むことにしたんだよ。」
拍子抜けしたが、思わずムカついて、
「もうほとんど治っているのに休ませるなんて心配しすぎだよ。そもそも、休むなら保育園に連絡しなさいよ。わたし、Kは来るはずって保育士に言っちゃったよ。バカ!」
どんなに、何が起きても受け入れるしかないとわかっていても、、、、
愛していれば、愛しているほど、それが難しい。
事務の方が、目を覚ますことを祈るばかりである。
国際カップルへの質問(1)
勝手にTBしてみました。
--------<インターナショナルカップルへ100の質問>---------
1 あなたの名前、生年月日、国籍、性別を教えてください。
1973年3月25日
2 パートナーの名前、生年月日、国籍、性別を教えてください。
1970年9月23日、
3 今お互いがすんでいる場所を教えてください。
両者とも、彼の母国のL市
4 海外や異文化に興味を持ち出したのはいつごろから?なにかきっかけがあった?
英語を習い始めた中学生のときから興味があった。でも、渡航費100万円という時代だったので現実に行けるなんてまるで期待していなかった。円高で渡航費が極安になった大学生のときに始めて渡欧して刺激を受けた。また、大学院生のときに研究室に外国人の研修員がきて、いろいろディスカッションしているうちに、外国人の観点の違いに刺激を受けたことから、外国人との交流に関心をもつようになった。
5 過去の海外旅行歴&滞在歴を教えて!
高校の就学旅行で台湾に行き、大学生のときに3回渡欧、うち一回は国際会議が目的。オーストリア→ハンガリーの知人の研究所訪問→スロバキアで国際会議で学会発表、ドイツで国際会議に出席→デンマークの知人の大学訪問→フランスで観光。初の東欧でエキサイティングな旅行だった。社会人になってハワイとラスベガスに行き、結婚してから義妹の結婚式でオーストラリアに子連れ旅行。友達とNYに旅行。仕事で韓国。半年後、大学入学に伴って渡欧。今年、国際会議でリトアニアへ。
6 それぞれ相手の国へ行ったことある?
彼は日本に来たことがない。
7 結婚していますか?
していない。
8 付き合い始めたのはいつ頃からですか?
2004年9月
9 出逢いはどんなかんじだった?
保育園での保護者同士の関係。お互いに知らなかったが、子供同士は知っており、たまたま公園であったときに娘が話しかけたのが知り合ったきっかけだった。ちょっと話したぐらいで興味もわかなかったし、保育園であったときには挨拶もなかったので、つきあいにくい人という印象をもった。
10 つきあいはじめたきっかけは?
保育園の外で偶然何回か会ううちに親密に話すようになり、娘が彼と息子さんを家に招待したいというので一緒に食事をするように。あまりにも親密になろうとする彼の挙動を不審に感じ、結婚しているのかどうか問いただし、ようやく本当の事実を打ち明けてくれるように。わたしも、彼を信頼するようになり、つい弱さをぶつけたところ、こころよく受け入れてくれたことに強く惹かれるようになった。
11 おたがいをなんと呼び合っていますか?
ファーストネーム
12 それぞれの、話せる言語をすべて教えて!
英語と母国語
13 2人で話すとき何語をつかう?
英語、たまに彼の母国語
14 言葉が原因で思ったことがお互いに伝えきれないことはある?また、ある場合はそういうとき、どうしてる?
それはまったくない。むしろ、日本人である元夫とのほうが、誤解しあうことがよくあった。ことばのスキルよりも、どれだけ素直に相手に伝えようとするか、また、どれだけ相手を理解しようとするか、そのきもちが大事。でもって、そのきもちが語学スキルを向上させる機動力にもなるのだと思う。外国人いかんかかわらず、ただのぼせているだけだと相手がみえなかったりするし、本当のコミュニケーションはできないと思う。元夫に対しては、ただクレージーだったので、恋の甘い雰囲気に酔ってただけで相手も自分も見えてなかったかも。
15 どのくらいの頻度で2人で会いますか?(結婚している方は外出など)
同棲しているけど、2人きりで出かけたことは3回くらい。
16 それぞれ、好きな食べ物は?
わたし-魚 彼-グラタン、ほうれんそうのキッシュ、春巻
17 お互い、相手国の料理で好きなものは?
わたし-オリーブ、チーズ、白身魚のフライ、バケットにサーモンフィッシュ、アボガドにエビ 彼-寿司
18 ふたりでよくたべるものはある?
ピザ
19 パートナーは朝食にどんなものを食べる?または食べていそう?
ハーバゴイという、とうもろこしをドライ、プレスした食べ物。レーズンと牛乳をかけて食べる。
20 それぞれ、好きな飲み物は?ソフトドリンク・アルコール飲料それぞれひとつづつ。
どちらもワイン、わたしはペリエも大好き。彼は牛乳が好き。
国際カップルへの質問(2)
21 それぞれ、これだけは食べられない!ってものある?
わたし-特になし。オリーブもラム肉もこっちに来てから大好きに。 彼-チーズがダメ。
22 それぞれの、趣味のような、すきなすることある?
芸術鑑賞、映画鑑賞
23 ふたりでよくすることは何?
議論
24 それぞれの性格を一言であらわすと?
わたし-素直、一本気 彼-おだやか
25 よくけんかする?するならどんなことで?
わたしが一方的に怒る。いろんなことで。言い訳するとき、息子から注意をそらしたとき、TVに集中しすぎて他が見えなかったとき、靴下をほったらかしにしたり、、、、くだらんことでも怒る。
26 なかなおりの秘訣は?または仲良くしている秘訣は?
とことん話し合って建設的な打開案を出しておしまい。
27 どうしても許せない(理解できない)パートナーの個人的な言動などある?
言い訳をいって、問題から逃れようとするとき。何かに集中しすぎて状況がみえないとき。
28 逆に、相手に対して「すごいな~」と思っていることある?
問題解決能力は秀逸。イメージを具体的に抽象化できるところが素直に尊敬している。知識が豊富でバランス感覚に優れている。
29 相手の国のおもしろい・うざい習慣があったら教えて!
必ずカップルでソーシャライズしなければならないこと。わたしは人見知りするというか、気が利かなく、環境適応能力に劣るので、けっこう負担に感じる。
30 もし今のパートナーが自分と同国人だったとしても付き合っていたと思う?
思わない。正直、この国の人である彼がすき。革新的で現実的で家族重視であるこの国のバッググランドがあってこその彼だから。日本人男性の前で、率直に意見を述べたことはない。競争を促す教育を受けたために、どうしても優劣、順列をつけたがる国民性の中で、建設的に互いに成長しあうという感覚に欠けるような気がする。嫉妬心でもって、「可愛くない」「生意気」というレッテルを貼ることによって、問題の本質から目をそらし、相手を屈服させようとする人があまりにも多い。
31 彼が同国人だったらいいのにと思ったことはある?あるならどんなことで?
ない
32 ラブラブだと思わず国籍の違いなんか忘れてしまうでしょう。でもそんなとき、「ハッ!やっぱりあなたって○○(相手の国)人だったのね!」と思い出されてしまうエピソードはありますか?
言わなくても理解してくれるという期待が裏切られるとき。ことばにしないとまったく伝わらない。
33 文化の違いが原因となって「やってはいけなかったかな・・・?」って思ったことある?あればどんなこと?
パーティに同伴が義務であることを苦痛に感じてしまうとき
34 「君が○○(あなたの国)人だから好き」と言われたことはありますか。または「○○(あなたの国)人嫌い」と言われたことはありますか?
ないけど、日本人だから真面目、勤勉という思い込みがあったよう。
35 それぞれ、体力はあるほうですか?
あまりない。日曜日は死んでる。
36 二人の思い出の場所は?
特定はできない。
37 二人の思い出の曲は?
ない
38 ずばり、パートナーのセクシーだな~っておもうことは?
セクシーというのではないけど、彼の茶色でくせっ毛の髪が犬みたいでかわいいと思う。しょっちゅう「がぶり」とかみつく。
39 パートナーの第一印象はどうだった?いまとちがう?
最初は挨拶すらしないから怖かった。話してみて印象が変わった。今はとにかく優しい。
40 お互いの国の友人の反応はどう?もしくは、どうだった?
親密な人にしか話してないから、特に変わった反応はなし。この国は、ミックスメリッジが多いから、彼側の反応は特になし。
国際カップルへの質問(3)
41 お互いの両親の反応は?問題があって克服した人はその説得方法も教えてください。
特に問題なし。彼の両親とは仲良し。
42 パートナーの国の国民性に関して、あなたの友人・知人がよくいうことば(形容詞、ステレオタイプなど)はある?あればどんな?
inovative。(これはこの国の人が言っていること。)
43 彼に言われてうれしかった言葉は?(その時言われた言語で+訳)
It is good you cry and discharge your feeling. I accept you. ネガティブな感情も肯定してくれることによって、彼を心の底から信頼するようになり、彼と一緒になることに決めた。
44 彼の家族や親戚に会ったことはありますか?その時の彼らはどうでしたか?
最初から好意的で、今はなくてはならない存在になっている。
45 結婚式はどこでしたい?もしくはした?
クリスチャンではないので教会での挙式にまったく興味がないが、結婚するとなったら、教会ではなくとも市の施設で儀式(夫婦はかくあるべきなんてことを説教されるらしい。)をしなくてはならないらしい。
46 彼の国と自分の国、どっちで暮らすのが幸せだと思いますか?その理由は?
日本で暮らすことは彼にとって酷だと思うので、この国で暮らす段取りをつけている。
47 遠距離恋愛の経験はありますか。その間の連絡方法は?1年間に使う通信費と交通費、だいたいどのくらいかけてますか(ましたか)?
元夫と数ヶ月間ほど。そのために携帯も買った。月に一度、交通費折半でわたしが彼のところに行っていた。だから、月で2万円くらいだったかな~。
48 彼以前に外国人とつきあったことある? できればどこの人か教えて!
ない
49 もしも今の人と別れてしまうとしたら、何処の国の人と付き合ってみたい?
次は誰ともつきあわないかも。というか、関係をもつことによって、いいことだけでなく、苦しいことも伴ってくると思っているから、よほどこの人ならやっていけるという自信がなければつきあわない。
50 宗教の違いなどでの問題はある?相手の宗教への改宗を求められたことなどはある?
相手はクリスチャンだけど、キリスト教に懐疑的なほどなので特になし。
51 恋人や結婚相手が同国人だったとしたら気になることでも、外国人だから気にならないことってある?または、逆に、外国人だから気になることはある?
日本人同士だと、馴染みすぎている日本語に対して互いに繊細なだけに、ニュアンスだけで悪くとってしまうことが多々あるが、彼とは互いに母国語以外の言語で話すので、言葉尻だけで嫌な思いになることはない。
52 彼を見ていて、自分の国の異性と比べて○○だな~っておもうことはある?
家族思い。仕事一筋ではなく、他の分野に関する造詣も深い。
53 彼がほかのどの男より「ここが一番!」っておもうことある?
人の意見をとことん聞く。
54 彼と付き合う上で気をつけていることはある?
思ったことは素直に伝え、決して屈折させない。無理せずに不満をためない。あんまりがんばりすぎると、あとになって愚痴っぽくなるので。
55 それぞれ、好きな有名人はいる?いればどんなかんじ?
いずれも有名人に対する関心が低い。
56 それぞれ、好きな音楽はどんなかんじ?
ない
57 それぞれ、好きなスポーツは?(もちろん観戦も含む!)
ない
58 付き合い始めてから今までで2人自身の危機ってあった?あればどうやってのりこえた?
元奥さんのことで、何度も衝突があった。でも、わたしの感情を彼が認めてくれたことで落ち着いている。
59 もしや私達ってちょっとヘンなカップル!?っておもうことある?あればどんなこと?
質問自体ナンセンス。普通のカップルという定義もわからないし。
60 お互いの愛情表現の仕方は、どんなの?
生活自体愛に基づくもの。彼が、わたしの仕事、語学学校のために家事育児をやってくれるなどいろいろ尽くしてくれることに愛を感じる。
国際カップルへの質問(4)
61 国際恋愛をして自分が変わったな、と思う事は?
ない。でも、国際恋愛をすることによって、国際感覚を磨くということがキレイゴトではないことを認識するようになった。他国の文化を認識するようになって、自分の日本人としての価値観によって葛藤が生じることも多々ある。つまり、異なることを認識するだけでなく、受け入れることがどんなに難しいことなのか、痛感するようになった。
62 自分が彼の国について彼よりよく知ってて、感心されたことある?その逆に彼が自分の国についって「よく知ってるな~」と感心したことはある?
わたしはない。彼は、案外日本の歴史について知っていて驚いたことはある。
63 相手の国の冠婚葬祭行事やその他様々な行事・イベント等で、できたら参加したくないというものはある?(相手国に行ったことがなかったら想像でもOK)あったらそれは何?
正直パーティは苦手。
64 彼を有名人で例えると?
いない。見た目だけだったら、アメリカ元大統領ビル・クリントンに似ていると思っているのだが、誰も支持しない。彼はうれしいらしい。
65 彼の国の、彼以外の男性にあなたは受けがいいほうですか!?
別に。
66 結婚前に一緒に暮らすことをパートナーはどう思うか?(結婚している人は結婚前に同棲期間はあった?)パートナーでの国では一般的にどう思われている?
同棲は必須だと思う。生活することによって見えることもたくさんあるから。バツ一だけに、生活感覚を知ることはどんなにクリティカルな問題か痛感している。
67 子供が生まれたら、どっちの国籍にするのがいいと思う?その理由は?
住む国。やっぱり、住む国の方が居心地がいいと感じてその国に住み続けたいと思うだろうし、だとしたら国籍があったほうがアドバンテージが大きいから。例えば、大学の授業料で差がつく。でも、女の子の場合は兵役の義務がないので、ダブルナショナリティが認められるらしい。(疑)
68 子供が生まれたら、何語で話し掛けるつもり?もしくは話し掛けている?
住む国のことば。
69 究極の質問。「パートナーの国に暮らしていて、将来パートナーが亡くなる、もしくはパートナーと別れたら、日本に帰る?」
時による。でも、娘がこの国の教育を受けたら、日本に帰るのは難しくなると思う。
70 パートナーのここがなぜか日本人ぽい!(もしくは○○人らしくない!)と思うところはある?あったら教えて!
初体験が26歳であるのが、この国の人らしくない。この国では、小学校高学年あたりからパーティに行きはじめ、大抵13~16歳で経験するので。パーティにも行ったりしたが、なかなかそういう機会がなかったそう。
71 パートナーと出会ってから相手の国のことを詳しく知った?それとももともとその国が好きで彼に出会えた?
やっぱり、彼とつきあうようになって、彼の親戚にも会うようになったし、イベントもするようになったし、何よりも彼とたくさん話すことによって、よくも悪くもこの国の文化を知ることができるようになったと思う。
72 パートナーの国が好きですか?
好き。特に、現実的なところが。社会民主主義が発達しているだけに、多様性を認めようとするところがある。意見をいうことに何もためらいを感じない。違いを認め、お互い歩み寄るところがある。男と女が、よくも悪くもより平等だと感じる。自立が求められる。声を上げない限りは誰も助けてくれない。
73 パートナーに出会わなくてもその国について興味を持った、または持ち続けたと思いますか?
住み始めたときから関心をもっていた。でも、彼と出会わなかったら、日本に帰ると思う。
74 それぞれ、タバコは吸う?
吸わない。
75 それぞれ、動物は好き?ペットはいる?
わたしの方が好きだと思う。
76 お互いに働こうと思えばどちらの国でも働くのは可能ですか?何か難しい点はありますか?
日本では、彼は難しいかな。
77 二人の母国以外の国で二人で暮らしたことはありますか?または暮らす、あるいはバカンスなどで行くとしたらどこの国が良い?
とりあえず行きたいのは、彼の弟が住むオランダ。ゴッホ美術館に行きたい。あとは、ノルウェーのムンク美術館。それと、アイスランドにも行きたい。
78 二人の国の間の経済格差を感じることはある?またそれが問題になることがありますか?
ない。それもあって、彼は日本人であるわたしに対して安心感があったのだと思う。アジア某国出身の元奥さんとは、経済的な問題が頻発していたから。
79 それぞれ、都会出身?それとも地方出身?
それぞれ、都会には近いけど、緑豊かなところで生まれ育っている。
80 あなたの外国語勉強法はどんなの?
働いていた会社で英会話教室に参加していたけど、あまり効果はなかった。環境を用意しても、自ら話したいという動機に欠けると話せない。やっぱり、男女関わらず外国人の好きな人ができる、もしくは英語を使うネタにできるほどの好きなことがあるって大きいと思う。相手を好きで信頼していれば、間違いを気にせずにどんどん話せる。彼とはいろんな話題で話すので、もちろん知らない単語も出てくる。でも、恥らわずに”What do you mean?”と聞ける。トピックが違えば使う単語も違ってくるし、ボキャブラリーを増やすチャンスにつながる。あとは、論文を書くこと。指導教官に修正されれば、よりいろんなことに気がつく。
国際カップルへの質問(5)
81 これからチャレンジしてみたい言語はある?
今、彼の母国語を勉強中。それ以外は使う目的もないので興味なし。
82 パートナーの国と日本での移動はどのくらいの時間がかかりますか?
ダイレクトだったら12時間。でも、大抵トランジットするから15時間くらい。
83 記念日以外で、プレゼントをもらったりあげたりする頻度はどれくらい?またそれは、どんなときにどんなものを?
誕生日とクリスマスぐらい。あんまり欲しいものもないし。
84 今まで彼にもらったプレゼントで印象に残ったものは?
苦い思い出がもとになっているのだけど、バレエのチケット。それがほぼ唯一といえるデート体験。
85 それぞれ、相手の外見やファッション性格や生活態度などに注文や希望はある?
もっとダイエットして欲しい。外見よりも健康のために。
86 パートナーの国の、自分と同性(女性)をみてどう思う?もしくはどんなイメージ?
主張が強い。
87 お互いのやきもち焼き加減はどんなかんじ?
彼はまったくなし。わたしはやきもち焼き。
88 ずばり、パートナーの前でおならはできる?
しょっちゅう。というか、つきあってすぐからしていた。それができない人とはつきあえない。
89 2人の時間的観念の違いはある?
ある。時給20,000円の国ですから!まさに「時は金なり。」いかに、自分が時間を無駄にしているか痛感させられる。
90 それぞれ、お金はためるほう?何かしている工夫などあったらおしえてください。
わたしはためる方。彼は、頓着しないほうで、つきあった当初は貯金0だった。
91 それぞれ、くせや、よくいう言葉などある?
It does not matter, Never mind, I am happy to stay with you.
92 パートナーの国では兵役はある?あればもう済みましたか?なにか兵役にまつわるエピソードはある?
ある。でも、彼は、気温の低いところで喘息が起きるという持病をもっていたため、兵役の義務からのがれられたらしい。
93 それぞれ、好きな映画を教えてください。共感したもの、意見が対立したものなど、あったら教えてください。
ふたりとも宮崎駿映画が好き。
94 それぞれ、好きなテレビ番組を教えてください。日本のでも海外のでも可。
わたしはない。彼はTV好きだけど、特に気に入っている番組は知らない。
95 彼との間に運命を感じたことはありますか?あったらそのエピソードをどうぞ。
偶然街中で何回か会ったこと。でも、娘がいてこそ、出会えたのだと思う。そういう意味で、互いに結婚歴があることが必須条件だったかもしれない。
96 パートナーはあなたのウエブサイトを知っている?
もっていることは知っているけど、日本語だから関心はないよう。
97 これから2人で一緒にしてみたいことは?
日本に行くこと!日本の文化、宗教観を見せてあげたい。
98 ワタシって彼のことこんなに愛してるんだ~としみじみかんじる瞬間は?
いつでも
99 これからどんなカップルになっていきたい?
尊敬しあうカップル
100 最後に愛するパートナーへ一言!
I almost gave up having serious relationship with anybody before I met you. So I am pleasured to have you, who realise everybody has problems and it is important to admit the problems in order to keep the relationship. I would live with you for ever, with cooperating and stimulating each other, and developing, even if we get problems.
彼の誕生日
9月23日は、彼の35歳の誕生日だった。
そのため、24日の土曜日に、ささやかな誕生日会を開くことを企画した。
ところが、オランダに住む彼の弟が、22日の彼のお母さんの誕生日にあわせて一時帰国するといい、24日は友達の家に行くので、23日にわたしたちのところに訪問したいとのこと。
金曜日なので何も用意できないというと、お父さんがピザをとるからということで、わたしたちのアパートで夕食をとることになった。
、、が、お母さんが手術後の経過が思わしくなく、処置した膝が腫れてきて、お父さんは来れないという。
何も用意できないので、食事はキャンセルしようとしたが、23日に彼の息子さんがひどい咳で彼が家で子供の世話をすることになり、そこへ弟がやってきて結局そのまま夕食も我が家で一緒にとることに。。。
誕生日にあわせて、前の晩作っておいた彼の好物であるエビグラタンがあり、それに、サーモンフィッシュとバケット、前に作って冷凍保存しておいた春巻を解凍し、ルッコラサラダを新たに用意して夕食を一緒にした。
娘は弟がお土産にもってきてくれたアイロンビーズに夢中。
夜、彼のお父さんと電話で話をする。ついに、彼のお母さんは、手術した病院とは別の病院で感染している可能性を示唆され、そのまま入院することになったとのこと。
翌日の夕食に招待した。
24日。
買い物と、食事の準備と、娘の体操教室でてんてこまい。
ついに、彼の息子さんが発熱。はちみつレモンで水分補給。
4時半ころ、彼のいとこと彼のお父さんがやってきた。
お父さんは、クライアントとのトラブルと、お母さんの感染問題で、憔悴しきっているようだった。
今フリーのいとこに、「語学学校には、この国の男性のボーイフレンドを欲しがっている子けっこういるみたいだよ。」と言ったら、お父さんが、「語学学校に年収いくらで、フラットがあるというようなことを書いたプラカードを下げて歩いてみてごらん。」と冗談でいったあと、「でも、愛のない打算的な結婚は一度経験するだけでもう充分だよ。」と。
7時ころ、お父さんはお母さんのお見舞いに行くために、そこをあとにした。
いとこはお泊り。夜、一緒に「千と千尋の神隠し」を観る。日本のバックグラウンドをまるで知らないいとこは、わけがわからないようであった。
もう限界で先に寝る。
25日。
10時半ころ、彼のいとこは出て行った。午後、研究ファンド獲得のためのプロポーサルを作成しなければならないという。なかなか研究を続けるためのポジションが得られないうえに、ガールフレンドもできない彼は悩み多き青年だ。悲壮感はあまりみられないが。コミュニケーション能力を向上させるための自己啓発セミナーにも参加しているとのこと。
本当は、わたしのおごりで美術館に行く予定だったが、息子さんが調子を崩しているのでキャンセル。
娘とわたしだけでプールに行く。
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ちょうど一年前、わたしは、日本である国際会議に参加するため一時帰国した。
この国を発つ前日である22日、ちょっとした出来事があった。
去年の9月22日、彼の誕生日をお祝いするため、一緒にレストランに行く約束をしていた。
ところが、保育園で会えず、そこから彼の自宅に電話したところ、奥さんの妨害が入った。
「わたしは、まだB(彼)の夫なのよ。もう、うちに来るのはやめて。電話ももうしないで。」
セパレート期間で、所定期間過ぎれば正式に離婚する予定であるはずの彼らなのに、彼女のセリフは矛盾だらけでわけわからなかった。
しかたなく、まだ会ったこともない彼のお父さんに言伝を頼んでみることにした。
こんな状況であるにもかかわらず、彼のお父さんは親切に応対してくれた。
「先のことはどうなるかわからないけど、できる限り助けてあげるから。」
結局、彼と彼の息子さんは我が家にやってきて、一緒にレストランに行くことができた。
でも、元奥さんの妨害で、やっぱり彼と関係を維持するのはダメかもしれないと思った。
翌日の9月23日、朝の7時ころ空港に行くべく、アパートを出ようとした。
すると、彼がアパートの前に立っていた。駅まで、荷物を運ぶのを手伝うという。
彼は、本当に離婚するつもりであること。
わたしとは、本気でつきあっていきたいことを言ってくれた。
駅で別れて、すぐに彼のことが恋しくなった。
いつもは心躍る日本への旅路も、恋しさで苦しいばかりだった。
3週間後、日本から戻ってきてしばらくしてから、彼のご両親と初対面を果たした。
そのとき、元奥さんのあのセリフが、彼に対する嫉妬心ではなく、単に近所に対する世間体を気にしてのことだったと知るのだった。
その瞬間から、彼女のことが大嫌いになった。
1年後の今、状況は一変した。
彼女は、彼の助けを得られないばかりでなく、このアパートに来ることさえも許されていない。
でも、彼も、彼のお父さんも幸せそうだ。
Defence
ディフェンス会場の王立農業大学
彼のいとこのディフェンス(公聴会)に行ってきた。
いわば論文発表会なのであるが、なぜディフェンス(防御)というかというと、発表時間45分に対し、評定員(エバリュエーター)による質疑応答が約3時間と、コメントを投げかけてくる評定員に対する応答に圧倒的に大きなエネルギーを注ぐから。
ああ、わたしも一年後はこうして発表会を催すことになるのね、と、自分のことのようにハラハラしながら聴いた。
偶然にも、彼も化学をバックグラウンドとしており、初対面のときにいきなり研究の話で盛り上がったくらいなのだが、もともと話を聞いていただけに、発表自体はすんなり理解できた。
、、、が、評定員のコメントが複雑で理解が困難であった。
評定員の3人とも異なる分野に属しており、それぞれ異なる観点からいろいろ指摘してくるのだ。
一人は機械材料の専門家で、機械強度の測定の方法について数式をまじえながら細かい指摘があり、一人はわたしの大学の教授で、工業的な目的についての質問があり、もう一人は材料科学者で材料の構造についてのコメントがあった。
わたしも材料科学者なので、最後の評定員のコメントに興味がわいたのであるが。
今まで聴講したディフェンスでも感じたことであるが、いわば形だけで内輪だけのたいした質疑応答もない日本の公聴会とは異なり、こっちは評定員とのディスカッションが充実したやり方である。
日本は、雑誌に論文を投稿することによって評価を外部に委託する感があるが、こっちは論文の投稿の義務はそれほどなく、最後の評定員とのやり取りの比重が高い。
論文投稿は時間がかかるし、評価する人も分野が限定されるデメリットがあるせいだろうか。
それにしても、いまだいろんな問題を抱え、先がみえないわたしは一体どうなるのであろうか。
昨日も、水曜日にミーティングした指導教官とは別の人とディスカッションしたばかり。
論文なんて、いつ執筆にかかれるのか、、、、。
