エルヴィスとジョニー・キャッシュ ②(11/23/2023更新) | MY HAPPINESS

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エルヴィスとジョニー・キャッシュ ① からの続きです。

 

☆1957年の映像

 

映画『Jailhouse Rock(監獄ロック)』を撮影中だったエルヴィスが、映画の中のダンスを見せています。

 

 

二人共かっこいい!こんな感じで街にジョニー・キャッシュが歩いていたり、エルヴィスがいるなんて、想像するだけでワクワクします。タイムマシーンがあったら、行ってみたい!

 

 

☆ エルヴィスの真似をするジョニー・キャッシュ

 

1959年8月 NBCのカントリー・ミュージック番組『Town Hall Party』より

 

「Heartbreak Hotel」

 

ちょっと、やり過ぎじゃないの!?と思ってしまいますが、友人だからこそ出来る感じかも?いつもクールな印象のジョニー・キャッシュがここまで壊れた感じになれるのは意外で、この映像を初めて見た時は驚きました。終わった後に、ささっと髪を直してるのも絵になります。真似をしている時と、その前後の冷静なところとのギャップも面白いです。

 

それでは、本家エルヴィスの「Heartbreak Hotel」もご覧ください。

 

1956年3月17日『ドーシー・ブラザーズ・ステージ・ショー』より

 

ジョニー・キャッシュの真似を見た後だと、エルヴィスの動きがおとなしく見えるかも!?

 

 

☆ ジョニー・キャッシュの曲を歌うエルヴィス
 
1970年8月14日 ラスヴェガス
 
”I'm Johnny Cash”と言って、1曲目の「Folsom Prison Blues」を歌い始めます。低音を響かせてジョニー・キャッシュの歌声に似せてます。2曲目の「I Walk the Line」の方は真似しているというよりも、楽しんでいる感じですかね。ちなみに、ジョニー・キャッシュはライヴの冒頭で”Hello, I'm Johnny Cash”と言うのが定番でした。エルヴィスはそれを真似したのではないかと思われます。

 

 

10:00あたりからお聴きください。余談ですが、「Oh,Happy Day」を歌ったのは、このショーだけです。このことは以前投稿しています。Oh Happy Day♪ 

 

☆エルヴィスが歌った2曲を、ジョニー・キャッシュ本人と聴き比べてみてください。

 

♪「Folsom Prison Blues」(1955年リリース)

 

フォルサム刑務所のライヴ(1968年)より

 

ミリオンダラー・カルテットの一人カール・パーキンスがバックで参加しています。奥さんのジューン・カーターも同行して、ジョニー・キャッシュとデュエットを歌っています。

 

 

 

♪「I Walk the Line」 1956年リリース

 

 

☆「This Train」

 

1977年 エルヴィスが亡くなった後、3人となったミリオン・ダラー・カルテットのメンバーが再集結して、そこにロイ・オービソンが加わり、『Johnny Cash Christmas Special』に出演しました。その時”エルヴィスのために”と言って歌った曲です。

 

 

 

☆ エルヴィスへのトリビュート・ソング

 

上の動画の4人は1986年にアルバム『Class of ’55:Memphis Rock & Roll Homecoming』をリリース(録音は1985年)しています。その中の1曲にエルヴィスへのトリビュート・ソングがあります。リード・ヴォーカルはジョニー・キャッシュです。

 

「We Remember The King」

 

ちなみに、『Class of '55』のプロデューサーはエルヴィスにも携わっていたチップス・モーマンです。
 
チップス・モーマンに関する過去の投稿

 

 

【追加情報 11/23/2023更新】

 

☆ 「I WIll Rock and Roll With You」

 

歌詞に、”エルヴィス”が出てきます。その他、ゆかりのミュージシャンの名前も出てきます。詳しくは、マイハピ通信 Vol.8をご覧ください。

 

 

 
<おまけ>
 
「This Train」は1920年代に書かれたゴスペル・ソングで、1930年代にシスター・ロゼッタ・サープでヒットした。シスター・ロゼッタ・サープがアコースティックギターからエレキギターに転向した後、1950年代初頭にこの曲のより世俗的なヴァージョンをリリースした。