日本文化、世界の歴史・健康・ミライにチャレンジ -9ページ目

「変化の時代を味方につける、小さな7つの選択」




皆様こんにちはいかがお過ごしでしょうか。日本特有の湿気が気になり始める季節ですね。紫陽花が美しい花を魅せてくれる季節でもあります。



さて、今回は現在のインフレについて今後どのような経済状況になるのか考えてみました。色々なものが値上がりしていますが、私たちのお財布状況は値上げを賄えるほど豊かになっていません。…思えば、2000年前後の日本は「失われた10年」からの回復期にありながらも、生活における実感としての不安や焦燥感は今ほど強くはなかったかもしれません。

当時はまだ、コンビニのおにぎりは100円、ガソリンも90円台、都内の中古マンションも今と比べて手が届く価格帯でした。しかし現在、物価はじわじわと上がり続け、金・銀といった貴金属も過去最高水準に達し、住宅価格や建築費も右肩上がり。

一方で、私たちの収入や購買力は、その上昇に追いついていない現実があります。世界情勢を見ても、かつての「グローバル化による安定」は薄れ、むしろ“分断”や“脱依存”がキーワードとなり、物価を押し上げる要因となっています。


ウクライナや中東の紛争、米中対立、気候変動による農産物不足など、複数のリスクが同時に押し寄せている中で、私たちの暮らしは「何を信じ、どう備えるか」が問われる時代に入ってきたのだと感じます。


それでも、この変化の時代に希望がないわけではありません。

ものを見極める目、無駄を手放す勇気、そして小さく始める行動力があれば、私たちは暮らしを再構築し、未来を描くことができます。


例えば、価値が落ちにくいもの(時間・技術・信頼・土地)に目を向けること。

情報に流されず、自分の感覚と足元の生活を大切にすること。それが、これからの“経済不安定期”を乗り越えるヒントになるのではないでしょうか。




■ 今の暮らしに使える、7つの具体的ヒント

1. 

「支出の見える化」でムダを知る

日々の支出をざっくりでも書き出してみると、「習慣で買っているだけ」の支出が見えてきます。

月に一度、“いま必要?”と自問するだけでも、自然とお金の流れが整ってきます。(忘れずに習慣化する。)


2. 

「買い溜め」より「買い方改革」

まとめ買いは確かにお得ですが、ストックが過剰になりがち。

それよりも、「いつも使う物の値動きを知っておく」「セール時期の傾向を覚える」ことが、長期的にはインフレ防衛になります。(私はこれが↑なかなか難しいです)


3. 

副業やスキルシェアで収入の“第二軸”を育てる

本業一本では不安な時代、少額でも月1万円から始められる副収入源は大きな支えになります。

特に経験や知識を活かせるスキル型(講座・デザイン・アドバイス)は、年齢に関係なく始められます。


4. 

「買うより借りる・シェアする」

一度きりの使用や季節モノは、「買う」前に「借りる」選択肢を。

洋服・工具・本・車など、今はサブスクやシェアリングサービスも豊富です。(カーシェアなど便利ですよね。)


5. 

現金だけに頼らない「価値の分散」

インフレで現金の実質価値が下がるなら、「モノとして価値のあるもの」にも目を向けて。

金・銀・小口不動産・太陽光・菜園スペースなど、自分に合う“物的資産”を一部持つことは、将来への備えになります。(私はこちらで↑不安リスクが減りました。水耕栽培は楽しい。)


6. 

「体と心の資本」もインフレに強い

健康でいることは、最もコスパの良い投資。

食事・運動・睡眠・人間関係の見直しは、医療費・メンタルコストの抑制にもつながります。

“自分の体が整っていれば、何があっても立て直せる”という自信にも。


7. 

「未来の楽しみ」を一つ用意しておく

不安定な時代だからこそ、先の見通しに“楽しみ”があることが大事。

旅行の計画でも、習い事でも、老後の夢でもいい。希望があれば、節約や努力も前向きになります。(将来、2拠点生活をする目標があります。)


■ 最後に:変化を恐れず、順応する力を

インフレは避けられなくても、それにどう適応するかは選べます。

無理に抗うより、「どうせならこの波を使ってみよう」という柔らかい発想が、

未来の自分を助けてくれるはずです。

紫陽花が、雨の中でも美しく咲くように。

私たちの暮らしも、雨を味方につけて咲かせていけると願っています。ウインク



あなたは“未来の自分”に、どんな投資をしていますか?

皆様こんばんはいかがお過ごしでしょうか。あまりの暑さにビックリしています。日々の忙しさに追われて気がつくと日が暮れています。



最近、おもしろいと思うのが、投資信託とNISAの運用です。

はじめてから数年がたち、損益に一喜一憂する時期もありましたが、

今ではその波も“含み”のうち。じっくり育てていく感覚が心地よくなってきました。

「未来の自分」に向けて、今の自分ができること。

それが投資だとしたら、実は私たちは日常でもいくつもの「投資」をしているのではないでしょうか。




食事や運動も立派な“未来投資”

毎日の食事は「体という資本」への投資です。

好きなものを食べながらも、バランスやタイミングを少し意識するだけで、数年後の健康状態は大きく変わります。

運動も同じです。

走ったり、歩いたり、ストレッチをしたり…。

筋肉や代謝は“積立型資産”のようなもので、やればやるほど将来の自由度が広がる。

これこそが、身体という“資産”を運用している感覚にとても近いと思います。




知識も「目に見えない資産」

そして忘れてはいけないのが知識への投資。

金融の勉強も、食の知識も、健康情報も、自分の判断力を育ててくれます。

ネットやSNSで情報が溢れる時代だからこそ、

「何を信じるか」「どの選択をするか」は、学んだ分だけ、自分で選べるようになる。

これは精神的な自立につながり、やがてお金や時間の使い方にも大きな影響を与えてくれると考えています。




海外旅行も、最高の“経験投資”

私が実感しているもうひとつの投資。それが海外旅行です。

お金も時間もかかるけれど、そこで得られる経験値はまさに“複利のように”効いてきます。

  • 異文化との出会い

  • 違う価値観との衝突

  • 言葉の壁を越えた人とのつながり

旅の最中はただ楽しいだけかもしれません。

でも数年後、ふとした瞬間に、「あの時の経験が今の判断につながっている」と気づくことがあります。

旅は、記憶に残るだけでなく、人生の視野や可能性を広げる長期型の投資。

それもまた、NISAや健康管理と同じように、自分という“ポートフォリオ”を育ててくれるのかなと思っています。




未来は、今の積み重ねでできている

投資信託やNISAは、数字で見える投資。

でも食事や運動、学び、旅――これらは数字では測れないけれど、

確実に未来の自分に“効いてくる”投資です。

目には見えないけれど、じんわりと蓄積される“経験と感性の資産”。

いつかふとした時に、

「あの時、行動しておいてよかった」と思える未来をつくるために、

今日の一歩を大切にしていきたいと思います。


「五感を研ぎ澄ませると見える世界:植物も感じて生きていること、知っていましたか?」



皆様こんばんは。いかがお過ごしでしょうか。

日々の暮らしの中で、ふとした音に癒されたり、漂う香りに記憶を呼び起こされたり、

手にしたマグカップのぬくもりに安心したり――。

私たちは、思っている以上に「感覚」に包まれて生きています。

人間の身体は、まさに“感覚の集合体”。

視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚、それぞれが精妙なセンサーとなって、

世界と自分を、瞬間ごとに結び直しているのです。




■ 五感は“心と世界の橋”

たとえば視覚。

誰かの笑顔、夕焼けのグラデーション、影のかたち。

それをどう感じるかは、その人の心のレンズによって異なります。

聴覚は、外の音だけでなく、内なる「声」を聴く感覚。

雨音が心を鎮めたり、あるいは無音の中に真実を聴き取ったりすることもあります。

嗅覚と味覚は、記憶と密接につながっています。

幼い頃に食べた料理の匂い、旅先で出会った味。

それらは、私たちの時間軸を飛び越えて、感情をゆさぶります。

そして触覚。

手を握る、肩にそっと触れる。言葉以上の癒しやぬくもりを、私たちは肌で知っています。

この触覚だけは、デジタルでは代替できない、人間の本質的な感覚なのかもしれません。




■ 人類の進化と感覚の深化

人類の進化は、道具を使うことや脳の発達によって説明されがちですが、

実は「感覚の鋭敏化」も進化の大きな柱でした。

危険な匂いを察知する嗅覚、獲物の気配を感じ取る聴覚、

食べられるものを見分ける視覚――。

感覚を高めることは、生き延びるための必須条件だったのです。

そして、感覚の発達によって「感情」や「共感」も進化し、

やがて芸術や宗教、哲学、そして“つながり”という概念が生まれました。

つまり、人間らしさとは、高度な感覚から生まれる心の動きであり、

感覚とは単なる器官の反応ではなく、“魂の通訳”なのかもしれません。




■ 植物にも感覚がある?

この話を、さらに深く掘り下げるなら――

植物にも、私たちと同じように「感じる力」があることに、ぜひ触れておきたいと思います。

植物には目も耳もありません。

しかし、光の強さや方向、温度、重力、音、さらには隣の植物が発する化学信号さえも“感じ取る”能力があります。

近年の植物生理学では、植物が振動に反応して根を伸ばす方向を変えたり、

隣の植物の「悲鳴」に化学的に応答することも確認されています。

たとえば、害虫に襲われた葉が「助けて」と信号を出し、近くの仲間がその葉を苦く変化させて防御する――

そんな現象は、まるで“植物同士の会話”のようです。

さらに面白いのは、植物の根には“感覚中枢に似た構造”があるとも言われており、

ある科学者は「植物の根は地下の脳だ」と表現しています。




■ 感覚の進化は、人間と植物をつなぐ

私たち人間は、目に見えるものだけで世界を判断しがちです。

けれど、**植物のような“非言語的な感覚の生きもの”**が持つ知性を知ることで、

私たちの感性のフィルターはもっと広がります。

人間の五感と、植物の感覚。

一見まったく違うようでいて、**どちらも“生きるために世界を感じ取る力”**という点で、共通しています。

つまり――

人間も植物も、感覚を通じて、この世界と深く結びついて生きているのです。

目に見えない共鳴、言葉を超えた対話。

そんな繊細なつながりに、もう一度耳を澄ませてみたくなる夜です。