『ワイルド・スピード EURO MISSION』
2013年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督 ジャスティン・リン
脚本 クリス・モーガン
撮影 スティーヴン・F・ウィンドン
音楽 ルーカス・ビダル
出演 ヴィン・ディーゼル/ポール・ウォーカー/ドウェイン・ジョンソン/ミシェル・ロドリゲス/ジョーダナ・ブリュースター/タイリース・ギブソン/クリス・リュダクリス・ブリッジス/サン・カン/ガル・ガドット/エルサ・パタキー/ルーク・エヴァンス/ジーナ・カラーノ/ジョン・オーティス/ラズ・アロソン/シェー・ウィガム/キム・コールド/トゥーレ・リントハート/クララ・バジェット/ジョー・タスリム/ベンジャミン・デイヴィス/サミュエル・スチュワート/デビッド・スターリング/リタ・オラ/ジェイソン・ステイサム
《解説》
ファイナルステージは、欧州
ヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカーが演じる凄腕ドライバーがカスタムカーを操り、派手で斬新なカー・アクションを繰り広げる人気シリーズの第6弾!
宿敵であるFBI捜査官から仕事を依頼された逃亡中の主人公が、再びチームを結成し、ヨーロッパを舞台に巨大犯罪組織の壊滅に乗り出す、監督は前々作と前作のメガホンを取り、好評だったジャスティン・リン
《物語》
スペイン・カナリア諸島、病院までの道のりをデッドヒートで爆走して到着したドミニクとブライアン、ミアが出産の時を迎えてブライアンは父親となり、息子をジャックと名付けた
モスクワでは軍用車両から衛星部品が奪われる事件は発生、やがて犯人グループの1人が検挙され、組織を追っているのはFBI特別捜査官のルーク・ホブス
犯人の尋問で事件の首謀者はかつて英国特殊空挺部隊の元軍人で今はヨーロッパを拠点に国際犯罪組織を率いるオーウェン・ショウだと分かった
ホブスは狼には狼とドミニクの元を訪れて犯人逮捕の協力を求める、寒いのは嫌だと断ったドミニクにホブスは一週間前の捜査資料を渡した、そこには死んだと思われていた元恋人のレティが写っていた
ドミニクは恋人のブラジルの女性警官のエレナが背中を押してくれ、ホブスに協力する事を決めた、ドミニクは世界中に散らばったファミリーを集結、ドミニクはブライアンに相談し、足を洗ったが真相を確かめると言い、ミアも2人が一緒の方が安心だと送り出してくれた
オーウェンの目的は強奪した軍事部品を使い軍の通信網を切断する特殊製造ナイトシェードを完成させる事、インターポールがオーウェンのアジトを突き止めるがオーウェンはアジトを爆破して逃走
ドミニクらはすぐにオーウェンの後を追うがその最中に1台の車を止めると中から出てきたのは死んだはずのレティ、ドミニクは声を掛けるがレティはドミニクに発砲してその場から消えた
オーウェンの手下のスマホからかつて倒したメキシコの麻薬王ブラガとの繋がりを知り、ブライアンはロサンゼルスの刑務所に囚人になりすまして潜入して話しを聞いた
FBI捜査官だったブライアンに協力したレティはブラガに殺されそうになり、辛うじて一命は取りとめたが全ての記憶を失ってしまいブラガはオーウェンに引き合わせて手下として利用されている
その後ドミニクはレティにカーレースで勝負をして自分たちは仲間で愛し合っていた事を伝えるとレティは動揺して去った、オーウェンの狙いはナイトシェード完成
パーツがあるスペインのNATO基地でドミニクらはブライアンと合流して大激戦となり、その際にドミニクはレティを救うがオーウェンはミアを人質にし、パーツを手に入れ輸送機で逃亡を図るのだが…
《感想》
「ワイルド・スピード MEGA MAX」からの続きでオープニングからダッジ・チャレンジャーとGTRのスペインの島でのカーチェイスはテンションが上がります、ミアが出産するという事で駆け付けたんです
ダッジに乗るのはミアの兄のドミニクで演じるのはヴィン・ディーゼル、GTRに乗るのはミアの夫のブライアンで演じるのはポール・ウォーカー、この2人はいつもカーチェイスしています
ブライアンは足を洗ってミアと息子ジャックと幸せに暮らしているんです、もちろんドミニクも海の見える穏やかな環境でブラジルの女性警官のエレナと暮らしているんです
しかしドミニクの前にドウェイン・ジョンソン演じるFBI捜査官のホブスが現れるんです、国際犯罪組織壊滅に手を貸せとね、寒いのは嫌だと断るのですがホブスは1週間前のレティの写真を見せるんです
死んだと思われていたレティは生きている?ドミニクはブライアンに相談すると元FBI捜査官なので合成写真を使って誘い込む気だと、ブライアンはレティを埋葬しているのでドミニクを説得するのですがドミニクは確認がしたいと、レティを演じるのがミシェル・ロドリゲス
ホブスはドミニクに世界中に散らばっているファミリーを呼べと、もちろんブライアンも一度は足を洗ったがレティの死に責任を感じているので参加、ミアもドミニクとブライアンが一緒の方が安心出来るとね、ミアを演じるのがジョーダナ・ブリュースター
そして集まったのはローマンにテズにハンにジゼルです、演じるのはタイリース・ギブソン、クリス・リュダクリス・ブリッジス、サン・カンにガル・ガドット
そしてホブスの相棒を務めるライリー・ヒックスを演じるのが総合格闘家のジーナ・カラーノで女性ながらホブスの迫力に負けてません、それに格闘シーンはさすがの存在感です
犯罪組織のボスのオーウェン・ショウを演じるのがルーク・エヴァンス、オーウェンの目的は軍事部品を集めてナイトシェードと呼ばれる軍の通信網を遮断する装置を作り上げる事なんです
ロンドンでオーウェンが逃げる時に使った車両はレーシングカーのようなオリジナルで、その低い車高を利用して車の下に潜り込んで車を転覆させてしまいます、なのでこの車が通った後には車が飛ぶんです
この車を作った改造屋を捜し出してライリーが腕を固めて頭を膝でグリグリして吐かせようとするとそこにオーウェンの部下がやって来て改造屋は撃たれて死ぬ間際にスマホに残っているデータからメキシコの麻薬王のブラガとオーウェンの繋がりを知るんです
そこでブライアンが手配されているにも関わらずアメリカに戻ってブラガの入っている刑務所に囚人として入ってオーウェンの事やレティの事を聞き出すんです、ブラガを演じるのはジョン・オーティスで「ワイルド・スピード MAX」でブライアンに捕まっているんです
そして逃げるオーウェンを追ってファミリーが追いますがその過程でハンを救う為にジゼルが死んでしまいます、全てが終わってファミリーは恩赦でアメリカに戻ってくるのですが、ハンはジゼルと約束した東京へと向かうんです
ここでシリーズの駄作と言われていた「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」へと繋がるんです、オーウェンを殺された事に怒る兄のデッカード・ショウが東京でハンの乗るRX-7に突っ込んでハンを殺すのです、ある意味重要な作品の位置付けとなりました
アメリカのドミニクに家ではレティが戻った事でエレナとの修羅場が起こるのかと思われたのですがエレナは身を引いて去るんです、演じるのはエルサ・パタキーでセクシーでしたね
事件は解決したはずなのですが、新たな遺恨を残してお互いに敵討ちとなる、「ワイルド・スピード SKY MISSION」へと続きます
常識を覆す驚愕ミッション始動! それが『ワイルド・スピード EURO MISSION』です。
本当に凄いシリーズになってしまって出てくる車は高級車や希少車ばかりとなりました。