『ハウスメイド』
2010年 韓国
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 イム・サンス
撮影 イ・ヒョンドク
音楽 キム・ホンジブ
出演 チョン・ドヨン/イ・ジョンジェ/ユン・ヨジョン/ソウ/パク・ジヨン/アン・ソヒョン
《解説》
この家の欲望には、果てがない
ロマン・ポランスキーやミヒャエル・ハネケにも影響を与えたと言われる韓国の官能サスペンス「下女」をリメイク、「シークレット・サンシャイン」でカンヌ国際映画祭主演女優賞に輝いたチョン・ドヨンが復讐に燃える妖艶なメイドを体当たりで熱演
実力派キャストの競演は、観る者の心をざわざわさせるほど刺激的で、緊張感も突出、主人の肩越しに、ワインを飲む妻や風呂を洗うメイドを映し出したカットなど見せ方の上手さにもうならされる
《物語》
上流階級の邸宅でメイドとして働くことになったウニ、彼女の仕事は家事全般と双子を妊娠中の妻ヘラと6歳の娘ナミのお世話が主な仕事
長年働いている先輩メイドのビョンシクはメイドの仕事にうんざりしているのかいつも不機嫌でいる、しかしその仕事ぶりは常に完璧だ
口数が少なく従順なウニはビョンシクの指導のもと、一生懸命に働き始める、浴室の掃除をしているときに背後からこの邸宅の主人のフンの視線を感じたウニ
幼児教育科を中退したウニだったが、子供好きで愛らしいナミとすぐに仲良くなり、横暴だったヘラもウニに信頼を置くようになった
ある日、一家のお供で出掛けた別荘で、その夜にフンがヘラとのセックスのあとにヘラに隠れてウニの部屋へと忍び込んできた、戸惑うウニ
それに対して下着の中に手を入れ、ウニに口で奉仕するように言うフン、体の底から湧き上がる欲望に身を任せてフンと関係を持ってしまったウニ
それからは邸宅の中でも密かに関係を続けるがビョンシクはその異変に気づき、2人の様子をドアの前で盗み聞きをする
数週間後、ウニの体の変化に気づいたビョンシクは彼女の妊娠を確信、父親をフンと特定したビョンシクはヘラの母親に報告
ヘラの母親は吹き抜けのシャンデリアの掃除をしていたウニが乗っていた脚立にわざとぶつかりウニは2階から転落、病院で検査を受けさせて妊娠が発覚
退院したウニに待っていたのは邸宅に蠢く憎しみと怒りだった
《感想》
オープニングで繁華街での自殺のシーンがあるんです、その辺りの飲食店に勤めるウニが翌日に亡くなった人の血を見て思うところがあるようなんです
その後にビョンシクがやって来てウニをメイドとして面接をして雇うのです、服はメイド服以外は見せないようにと色々と厳しいルールがあるようです
ウニを演じるのは「ハッピーエンド」のチョン・ドヨンで、韓国最高の女優の1人だと思っています、とびっきりの美人ってわけじゃないですが雰囲気あります
ウニの働く邸宅の主人フンを演じるのはイ・ジョンジェで、御曹司でこれまで全てを手に入れてきた男なんです、妊娠中の妻がいるのも関わらずウニに手を出す男
ヘラを抱いたあとでウニの部屋に行って下着姿のウニの体を指先でなぞるんです、この指使いがいやらしくてね、下半身を露出したフンを見たウニは自分から抱きつくんです
フンの妻のヘラを演じるのはソウで、まさに御曹司の妻で完璧に美しいのです、妊娠中で横暴ではあったものの娘のナミも懐いて信頼を寄せるんです
先輩メイドのビョンシクを演じるのはユン・ヨジョンで、彼女がフンとウニの関係に気付き、本人も気付いていないウニの妊娠に気付いたんです、それをヘラの母親に伝えるんです
ヘラの母親を演じるのはパク・ジヨンで、まずはシャンデリアを掃除していたウニを2階から落とします、それによって精密検査をすることで妊娠が発覚します
この先のことを考えると子供を生ませるわけにはいかない、ヘラは信頼して人間らしく接していたのにとウニに憎悪を募らせます、そしてビンタをして1億ウォンの小切手を渡すんです
それでも生むと言うウニに対して、漢方薬を飲んでいたウニに薬を混ぜて堕胎の方に導くんです、バスタブで股間から大量に血が流れ、医者によって処理されてしまいます
ヘラの娘のナミはお祖母ちゃんがウニを落としたと謝るんです、ナミはウニに信頼を持っていたのですが、ウニは最後に復讐をすると言ってナミの記憶に一生トラウマとなるような復讐をするんです
しかしこんな御曹司の大金持ちには関係なく新しくメイドを雇ってこれまでと変わらない贅沢な生活を続けるんです、でもナミの中では何かがあるようです
勝手な想像なのですが韓国の財閥って色々とニュースになるくらい問題を起こす人がいますよね、欧州の貴族や日本の財閥はそこまで目立たないように生活しているような気がします、それに政治に関与しないような、でも韓国の財閥はそれがありそうです
世界が認めた禁断にして究極の官能サスペンス! それが『ハウスメイド』です。
やはりおいらが思う韓国最高の女優であるチョン・ドヨンは魅力的ですね。
更に過激な:続・裏237号室の『ハウスメイド』のレビューはこちらです。



























