ワイルド・スピードMAX | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

タカによるA級からZ級映画まで、榮級は絢爛豪華な超大作、美級は美しい女優や映像美、死級は禍々しい阿鼻叫喚、出級はあのスターの意外な出演作、イイ級は耽美なエロティシズム、Z級は史上最悪なクソ映画、その全てをレビューと少しの競馬予想と日常の出来事

 

 

 

 

 

『ワイルド・スピードMAX』

 

 

 

 

 

2009年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 ジャスティン・リン

 

脚本 クリス・モーガン

 

撮影 アミール・モクリ

 

音楽 ブライアン・タイラー

 

 

 

出演 ヴィン・ディーゼル/ミシェル・ロドリゲス/ジョーダナ・ブリュースター/ポール・ウォーカー/ジョン・オーティス/ラズ・アロンソ/ガル・ガドット/テゴ・カルデロン/ドン・オマール/シェー・ウィガム/ライザ・ラピラ/ジャック・コンレイ/サン・カン

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

誰か、コイツら止めてくれ!

 

すご腕ドライバーたちが危険でクールなレースの世界で腕を競い合う人気カー・アクション「ワイルド・スピード」シリーズ第4弾、オリジナルキャストのヴィン・ディーゼルを筆頭に、ポール・ウォーカー、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースターら第1作のメンバーが再集結

 

ミス・イスラエルのガル・ガドット演じる謎の美女ジゼルなど新キャラクターも登場する、シリーズ最大規模のカーアクションに加え、フルカスタムされたスカイラインGTRなど名車の数々にも注目

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

ドミニカ共和国でハンら仲間たちとタンクローリーを襲ってガソリンを強奪する元トラック強盗のリーダーにして凄腕ドライバーのドミニク・トレット

 

 

しかし今回は派手にやり過ぎた為に警察の捜査の手はドミニクの元に伸び、ハンに対して一緒にいると重い刑になるとハンに別れを告げ、ハンは東京に行く

 

恋人のレティ・オルティスを危険な目に遭わせられないと何も告げずに姿を消したドミニク

 

 

ロサンゼルスではFBI捜査官となったブライアン・オコナーが派手な追跡で苦情が殺到、かつてはドミニクを国外脱出をさせた罪で警察に追われていたが、マイアミの麻薬密売組織を壊滅させた功績が認められて復職となった

 

 

パナマのパナマシティに逃亡していたドミニクの元にアメリカにいる妹のミアから電話、その内容はレティが殺されたというもの、ドミニクは危険を承知で国境を越えた

 

 

ドミニクはレティの葬儀が行われるロサンゼルスでレティの葬儀を遠くから見ていた、ドミニクが国境を越えたと聞いてブライアンも葬儀を離れた場所で見ていた

 

 

ドミニクがミアと再会、そこにはレティがロサンゼルスに来ると修理をしていた車があった、それはレティからドミニクへの贈り物

 

 

ブライアンは麻薬密売組織の大物ブラガを追っている、潜入捜査官は既に3人が殺害されている、ブラガの組織は過去最大、しかもブラガの顔写真もなく正体不明、ブライアンはまずデビッド・パークなる人物を捜す

 

 

ドミニクは事件現場のタイヤ痕からニトロ仕様の改造車を売る男に聞くと、デビッド・パークに売ったと話し、同じ人物を追うドミニクとブライアンは再会を果たす

 

 

デビッド・パークはブラガの車のメンテナンスとレースの手配をしている、ブラガの右腕であるレイモン・カンポスが仕切るストリート・レースに勝てばブラガの運び屋になれる

 

 

ドミニクとブライアンは行動を共にせずに別々にレースに参加することになった

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

アメリカで犯罪を犯した者はいつもメキシコや中南米に逃亡するんですね、犯人の引き渡しとかは無いのかな?まあメキシコからアメリカに密入国なんて話もよく聞きますしね

 

 

それに「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」までのシリーズよりレースや車を中心とした内容は抑えられていて、カーチェイスのアクションが前面に出されてますね

 

主人公のドミニク・トレットを演じるのはシリーズを断って出た「トリプルX」のヴィン・ディーゼル、ドライビングテクニックは超一流なのですがトラック強盗やガソリン輸送車を強奪などをする犯罪者なんです、捜査の手が迫り姿を消すんです

 

 

もう一人の主人公のブライアン・オコナーを演じるのは「イントゥ・ザ・ブルー」のポール・ウォーカー、ドライビングテクニックは確かなのですがドミニクには子供扱いされています、元ロス市警で現在はFBI捜査官

 

 

ドミニクの恋人のレティ・オルティスを演じるのは「バイオハザード」のミシェル・ロドリゲス、ドミニクと共にドミニカ共和国でガソリン輸送車を強奪して暮らしていたがドミニクが姿を消してしまい、密かにブライアンに接触してドミニクの無罪と引き換えに麻薬密売組織に潜入するが殺されてしまいます

 

 

ドミニクの妹でブライアンの元彼女のミア・トレットを演じるのは「テキサス・チェーンソー ビギニング」 のジョーダナ・ブリュースター、ドミニクの事で事情聴取を受ける為に訪れたFBIでブライアンと再会、過去に裏切られているブライアンに対して怒りと想いが交錯、ドミニクとブライアンの間を取り持つ事で想いを取り戻すんです

 

 

ビックリしたのがハンの登場です、前作のラストで死んだと思われていたのですが、東京に行くとのセリフで前作より時間軸が前のようなのです、演じるのはサン・カン

 

 

ブライアンとドミニクはまるで宿命のように同じ男を追う事になるんです、麻薬密売組織のボスでアルトゥーロ・ブラガなのですが人前に現れず写真もなければ指紋も採取されていない謎の人物なのです

 

このブラガの部下で秘書のジゼル・ヤシャールを演じるのがガル・ガドットで178センチのスレンダーなスタイルですが彼女はイスラエル出身で兵役経験があるんです、それでいて2004年度のミス・イスラエルなんです

 

 

ドミニクが事件の真相を探るとレティがブライアンと接触して、消えたドミニクを無罪放免と引き換えにブラガの麻薬密売組織に運び屋として潜入するもバレて殺された、なのでドミニクはブライアンと衝突するわけです

 

 

今までは日本車がよく登場してましたが本作はアメ車が多く登場します、そんな中でミアがラストに乗っていたのがホンダNSXなのが個人的に嬉しかったりする、このNSXでドミニクを救うのでしょうね

 

 

ブライアンが乗る車は日産スカイラインGTRでこちらも日本車最速で、ポール・ウォーカーもマイカーとして所有しているとか

 

 

 

 

 

 

スピードのその先を見せてやる! それが『ワイルド・スピードMAX』です。

 

 

 

 

 

続編の「MEGA MAX」は更に登場人物が増えてチーム的な要素が大きくなります、映画の規模が段々と大きくなってますね