星の王子様
「心で見なくちゃよく見えない。
本当に大切なものは目には見えないんだ。
心で見るんだよ。」
先日、昔の本を整理していて出てきた「星の王子様」
確か、初めて読んだのは大学生の時です。
フランス語の講義で原文を読むという課題を与えられて、やむなく本屋に駆け込んだのを覚えています・・・。
この当時はフランス語=和訳の講義のためだけに精一杯でしたが、改めて読むととても哲学的な叙事詩です。
学生時代は本質的に理解しないまま言葉を「着飾って」いたんだと思います。何となく蛍光ペンでこの一節をマーキングしていたのですが、講義のためなのか感慨を受けてのものなのか覚えていません。
ただ何となくこの言葉の意味が今になって少し理解できるようになりました。
一元的でなく多角的に...
表面的でなく本質的に...
理論的でなく感覚的に...
これは経営に携わる上でも、たくさんの恥と後悔と反省をしてきた副産物かもしれません。
「そんなに恥かいて後悔して反省したんだから、ご褒美にちょっぴり心で見ることを許そう」
星の王子の許可を得て、そんな風に感じてしまう久々にまじめなブログでした。
-いとしのエリ-
ええっと・・・。
私が社会人になって初めて「Yシャツの仕立て券」なるものをプレゼントされた時のことです。
いつもは形状記憶Yシャツ専門だった私は伊勢●内の高級スーツショップに行きました。
そこには洗練された紳士的なスタッフが一流の接客にあたってくれます。
初めて自分の体型に合わせて仕立てていただくYシャツ。
メジャーで「シュッ、シュッ」と手際よく採寸していきます。
そこで店員さんが
「エリはどうなさいますか?」
と聞いてきました。
女性の方は分からない人もいるかもしれませんが、Yシャツのエリの種類もたくさ
んあります。
もちろん、ジャスコ専門「形状記憶Yシャツ」の私にはそんなこと知るよしもありません。
店員さんの問いかけに無知な私は
「エリは・・・とりあえず付けてください・・・(^-^)/???」
と言ってしまいました・・・。
何かを耐え忍ぶかのように、みるみる真っ赤な顔になっていく店員・・・。
間違ったことを自分は言ってしまったのだろうと気付きました( ̄□ ̄;)!!
でもどう答えるべきだったのかも、その時はわかりません(゜ρ゜)ハニャ???
そのうち袖周りの採寸になった時、恐る恐る店員が
「そ・・・、袖はどうなさいますか?( ̄* ̄ )」
(°Д°;≡°Д°;)!!!
(どういう風に答えるべきなの???どうする、オレ???)
私はとりあえず小さな声で
「振袖以外なら・・・
なんでもいいです・・・よ・・・?(;´▽`A``」
「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(・_・;)」
「・・・じゃあ、一般的な袖にしておきますね(^▽^;)・・・」
恐らく店員はアメリカンジョークと受け止めたのでしょう、きっと・・・。
こんな恥ずかしい経験は私だけなんでしょうか・・・?
笑ってもっとBaby・・・♪無邪気におんまいまい・・・♪
川席での風景
ええっと・・・
今日はその昔、大変お世話になった恩人と昼食をご一緒させていただきました。
場所は創業380余年の「ふなや」という老舗旅館。
皇室の方々をはじめ、夏目漱石や正岡子規ら文人の宿泊した由緒ある宿です。
そこは小川が流れるちいさな自然庭園の中に川座敷が用意され、そこで会席を楽しむという趣きのある場所でした。
ちなみに夜の雰囲気はこんな感じ・・・。
この川席で色々と昔話に花が咲きました。
この方は現在、上場企業の部長さんです。私がお世話になった時は次長でした。
右も左もわからない駆け出しの頃は上司命令を忠実にこなす、ということが私の至上命題でした。逆にそのほうが楽でした。
しかし、この方の部下になった時はよく、
「○○の件だけど、小田君ならどうするかな?」
「えっ?そうですね~?う~ん・・・(・Θ・;)。コレコレこうしたらどうでしょうか・・・?(不安げに)」
「そうだね、じゃあ基本は任せるから、このやり方をベースにこうしたらどうかな?」
というようなやり取りをよくしていました。
実際には与えられたヒントが基になっているのですが、自分の考えで行動できた、という自信がどんどん付いていきました。
つまりイケイケの駆け出しから「思考する中堅」に脱皮させるための「気付き」と「うながし」の指導教育。
今、経営に携わっていて、この方のエッセンスは私の中で非常に大きな糧になっています。
それは「信頼」と「委譲」のバランス
小さな会社経営をするにあたって、売上の多くを占める得意先や案件を任せることは非常に怖い時があります。
小さな会社はキャッシュの内部留保率も低いため、もし誰かに任せて失敗すれば<売上=即・資金繰り>に影響するからです。
でも、それでは人は育たない。
私は不安な気持ちになる時、この方の気持ちを思い出すようにしています。
この方には一生かかっても恩返ししきれないほどの大きな恩恵を受けました。
唯一私にできるとしたら、この「信頼」と「委譲」を忠実に重ね、経営を通じて人財教育にさらに還元していくこと。
それがいつか、この方への恩返しになればいいなと思っています。



