まず先に10倍の価値を提供する
先日の東京出張で
ある会社より提案がありました。
提案されてきた資料は
綿密かつ分かりやすく
しかも成功報酬での提案でした。
そこで、ふと二宮尊徳の話を思い出しました。
若い頃、二宮尊徳が鍬を損じ
畑を耕せなくなった時
燐家に借りにいきます。
しかし、体良く断られてしまいます。
そこで二宮尊徳は
隣家の畑を自分が耕すから
それを終えてから鍬を貸して欲しい
と願い出るとすんなりと了承されます。
それだけではなく
何か足りないものがあれば
何でも言ってくれ
という言葉までかけられます。
二宮尊徳は後に
「隣翁は鍬に限らず、何にても差し支えの事あらば遠慮なく申されよ、必ず用達すべしと云へる事あり。斯くの如くすれば百事差し支えなきものなり」
という言葉を残しています。
人から何かを受けたければ
まず先に10倍の価値を提供する。
商いをやっていて
とても背筋が伸びる思いです。
東京での出会いは
商いの基本を改めて見つめ直す
良い機会になりました。
随所に主となれ
2日間東京出張でした。
機内で中谷彰宏さんの
「嬉しい派」「楽しい派」
に関する記事を読みました。
「嬉しい派」は人から
何かしてもらったら嬉しい。
褒められたら嬉しい
承認されたら嬉しい
優しくされたら嬉しい
しかし期待通りの答えが返ってこなければ
嬉しいの反対の感情に襲われる。
つまり相手の反応で
一喜一憂されてしまう。
一方、「楽しい派」は
相手の反応で左右されない。
仕事も恋愛も
「自分が好きになった」のだから
楽しい基準でドライブしていける。
その違いは生まれつき性格なのか?
と言うとそうでもないらしい。
人はみな乳幼児に
親から何かを与えられることで
成長していく。
親から褒められて頑張る
親から認められると嬉しい
そこから発達自我という時期を迎え、自分で見つけた友人や恋人などを中心に「自分の楽しさ」を見つけ自立してゆく。
その時に親離れがうまくいかないと
嬉しい派のまま「代理親」を
誰かに求めることになる。
これは会社でも思い当たります。
入社時は覚えることが多く
つまり機会に比例して
褒められることが多いのですが
年次が高くなればなるほど
求められるレベルも上がるために
褒められる機会も減ってきます。
つまりキャリアステージに上がるまでに自分の仕事のなかに「楽しみ」を見出せなければ、外発的な動機(それは褒められることや報酬)以外ではやりがいを見出せなくなるというジレンマが起きます。
しかし、結局のところ
楽しみは自分で見つけるしかない。
ちょっと突き放すようですが
親離れ(自立)を誰かが促すことは
できません。
仏教に
「随所に主となれ」
という言葉があります。
いろんな場面において人間は
一時の感情や安きに流されやすいが
しかし、いつ如何なる時も
自分が主体であれ、という意味。
改めて意識したいと思います。
ママイプラ制度
当社は優秀な子育て中のママさん
スタッフに恵まれています。
先日も出荷部門で募集した方が
接遇ができていると感じたので
一般事務職に異動してもらいました。
わずか入社2ヶ月ながら
合同就職説明会でプレゼン。
その場で私のプレゼンを見せて
思いきって任せてみると
物怖じすることなくこなせる
優秀さを持っています。
育児中のママは地方の企業においては
減算評価される傾向にあります。
しかしこのような優秀なメンバーなら
三顧の礼をもって迎えたい
と改めて思います。
そんな優秀な人に活躍してもらうため
「ママイプラ制度」を策定しました。
これからメンバーみんなで
より良い制度を作っていきます。


