まず先に10倍の価値を提供する
先日の東京出張で
ある会社より提案がありました。
提案されてきた資料は
綿密かつ分かりやすく
しかも成功報酬での提案でした。
そこで、ふと二宮尊徳の話を思い出しました。
若い頃、二宮尊徳が鍬を損じ
畑を耕せなくなった時
燐家に借りにいきます。
しかし、体良く断られてしまいます。
そこで二宮尊徳は
隣家の畑を自分が耕すから
それを終えてから鍬を貸して欲しい
と願い出るとすんなりと了承されます。
それだけではなく
何か足りないものがあれば
何でも言ってくれ
という言葉までかけられます。
二宮尊徳は後に
「隣翁は鍬に限らず、何にても差し支えの事あらば遠慮なく申されよ、必ず用達すべしと云へる事あり。斯くの如くすれば百事差し支えなきものなり」
という言葉を残しています。
人から何かを受けたければ
まず先に10倍の価値を提供する。
商いをやっていて
とても背筋が伸びる思いです。
東京での出会いは
商いの基本を改めて見つめ直す
良い機会になりました。