東北地方を横断した台風、僕の知る範囲では想定外の大きな被害がなかったように思えます…が、気を緩めることなく「天災は忘れたころにやってくる」と言った格言もあるように、注意を怠ることなくです。


台風6、7号の進路、そして8号に生まれ変わるかもの熱帯低気圧の動向も注視…



さて余談はここまで、前回に続く山形県酒田市発祥の月系ラーメンの有名店、花鳥風月酒田本店です。


JR酒田駅からは結構な距離があり、徒歩は厳しいかな。僕はレンタサイクルで伺いました ← 今、流行りのLoopは酒田市内にはない(と思う)ので、チャリです(笑)

店内に入ると券売機があり、ここで食券を購入するスタイル。

オーダーしたのは一番人気と記されていた、花鳥風月ラーメン(1050円)です。

肉ワンタンと海老ワンタンが入ったゴージャス版。

スープは澄んだ、いかにもって感じ。

麺は細麺、満月と同じですね。

チャーシュー、しっかりしてますよぉ ← 全然意味判りません(笑)

ワンタン肉の部、僕的には肉だんご感で、メチャ好みって感じではなかったかな。

ワンタン海老の部、う〜ん、無難に美味しいって感じで、インパクトはビミョー。

そして肝心のスープですが、ご覧のとおり完汁ならず。これは何を意味しているのか???

はい、では、ウソ抜き率直な感想、普通です。正直に言います、僕的にはごく普通のワンタンメンでした。


SNSによれば、味が濃いと言ったコメントも多数あるようですが、決して薄い気はしません。が、何と言ったらよいのか「おぉっ、これはっ!」みたいなパンチがないんですね。


実に普通の魚介系ラーメンでした。


あくまで個人の意見ですが、僕の中では満月>花鳥風月かなぁ…


と言うことで、また、次回(^_^)/~



キムニイのオススメ度指数…★ (超オススメ★★★ オススメ★★ ノーコメント★)

大災害発生…救助にあたるも死者行方不明多数…すぐさま「対応が遅い、政府は何をやってる、総理は危機感がない!」と、報道による一斉口撃。専門家でもない芸能人コメンテーターは無責任な発言の連発。


でも、実際はちょいと違うんですよ…初動対応が万全とは言えないケースもありますが、基本的には過去の被災経験から、そこそこ素早い対応はできてるんです。先日発生した山形豪雨(パトカーが流され警官2名が殉職した災害)でも、発災中のその日の未明には、国から緊急援助隊派遣の事前準備の指示があり、僕んとこの消防でも各車両・隊員ともども、指令を待つだけだったんです。


こーゆーのって、決して報道されないしねぇ。毎度言ってますが、マスコミは天上天下唯我独尊状態ですからねぇ(苦笑)



で、話は変わり、その豪雨被害のあった山形県酒田市を訪れてきました。もちろん、災害発生から時間がたってから…と言うより、偶然にも初酒田の予定を入れていたんですよ。因みに訪れた酒田市内中心部は殆ど被害はありません。

酒田市を訪れた理由は被災県に対し不謹慎ですが、グルメ旅(ラーメン)でありました。この地、と言うか山形県は一世帯あたりのラーメン消費が全国トップクラスとか…そして特に有名なのが酒田のラーメンなのです。

訪れたのは満月本店、月系ラーメン(店名に月が付く)の元祖的存在の店。


店内はカウンターとボックス席のレイアウト、地元ティも見受けられました。

接客はキビキビしていて気持ちいいもので、有名店の傲りは一切ありません。

メニューはこんなです。

僕のオーダーはシンプル、月系ラーメンの基本、ワンタンメン(小)です。


ワンタンメン(小)は税込780円。普通盛りもありますが、もともと酒田のラーメンは量が多いらしく、ここでの普通は大盛りのイメージをもった方が良いかもしれません。万一、大盛りを注目しようものなら…(怖っ)


着丼、ワンタン以外は実にシンプル、こーゆーのいいですねぇ。

判りづらいかもだけど、小と言っても普通な感じですよ、はい。

魚介系?のスープでまとめ ← これじゃないとワンタンに合わないかな

麺は細麺。

そして、これや、これなんや…とろける様な食感のワンタン、これは良いぞっ!

最後はキレイな満月 ← ん、自分でも何も言ってんだか意味判らん(笑)

満月はJR酒田駅から少々距離があり、徒歩だと30分はかかるかなぁ、僕はレンタサイクルで出撃、おおよそ10分でした。

冒頭にもお伝えしましたが、この周辺は(酒田市内中心部)全く被害がなかったようですが、被災された地域の皆さんは猛暑のなか大変な苦労でありましょう、一日も早い復興を祈ります…接近中の台風が心配ですね、今のままだと山形横断直撃ルート、大丈夫かな…



満月以外にも酒田ラーメンを何軒かお邪魔したので、今後、少しばかりメンレポをお届けします。


では、次回、バイチャ(^.^)/~~~


キムニイのオススメ度指数…★★ (超オススメ★★★ オススメ★★ ノーコメント★)

激暑です、あり得ない暑さの毎日…救急隊は熱中症関連も重なりフル稼働。


僕んとこの消防の救急車はオールトヨタですが、酷使されるせいか、世界のトヨタですら悲鳴(アチコチの署で不具合が発生)をあげる始末。エンジン稼動時間は一日平均10 〜18時間。つい最近だと午前10時から午後5時までエンジンかかりっぱなしなんてことも。エアコン全開、赤色灯、前照灯、医療器材を含め、バッテリーは限界域…燃料補給とて日に2度も珍しくありませんからね〜、がんばれトヨタ!救急車っ!



では本編、前回プログで紹介した福島会津地方の大内宿(おおうちじゅく)にある、名物のネギを箸の代わりにして食べる、通称ネギソバをご紹介。


訪れた店の名は三澤屋です。

全景はこんな感じ、大内宿を入ってすぐの店で、迷うことはありません。

メニューは意外や、新しい。

そしてコレがネギを箸代わりとするソバ。

店内は古民家を改装した感じですね。

平日にも関わらず、ほぼ満席。ただ、入店は外で整理券を配られ「◯◯分までに来てください」との案内があるため、店の前で行列になる事はありません。

そして来ました、僕がオーダーした通称ネギソバ (高遠そば 1320円)です。

ネギ一本を使い…

食べるはず…が、コレ、超絶食べにくい。

ソバと共にネギも食べるんだとか…

辛い!と言う声もSNSで聞かれるけど、僕のは辛くなかったかな。

にしても、イライラする食べ方っす(笑)

すくえんのよ、これが…

だんだん短くなるネギ、まるで人生を見るかの如く…でも、安心してください、もちろん普通のハシも用意されてます。

ソバ自体のお味は…はい、普通…可もなく不可もなくの平均的ソバ。観光地価格を考慮しても、まぁ、妥当でありましょう。

思い出作りにゃ良いかも。

外国人観光客もたくさんバスで乗り付けてましたが、恐らくネギソバは高評価を得ないのでは?と思いつつ、大内宿をあとにしたのでした…バイバイキー ン(^_^)/~



キムニイのオススメ度指数…★★ (超オススメ★★★ オススメ★★ ノーコメント★)

西日本の方には馴染がないかもしれませんが、福島県の会津地方に大内宿(おおうちじゅく)と呼ばれる集落があります。


つい先日、ツーリングがてら、その大内宿に行ってまいりました。



世界遺産の白川郷には及ばないものの、500メートルほど続く道沿いに、茅葺き屋根の旧家が何軒も軒を連ねるのです。


これって、外国人には新鮮かも…火の見櫓も素敵でしょ。

ゴール地点から眺めると、こんなです。まるで江戸時代にタイムスリップしたみたい…冬場の雪景色も良いそうです。

そして、この地域を更に有名にしたのが名物の蕎麦(そば)。

しかも、ネギをハシ代わりに使う凄まじい文化があるんです(笑)

大内宿のネギそばについては次回紹介するとして、会津情報を続けましょう。

大内宿からほど近いところに塔のへつりと呼ばれる景勝地があります。

決してメジャーじゃないけれど、そこそこ訪れる人はいるんですね。


こんな感じで川沿いに奇岩が並ぶ…これが塔のへつりです。


対岸へは吊り橋で渡る事も可能。

ここでキムニィ、塔のへつり駐車場にて塔のへつりより気になるものを発見!

キムニィの愛車の左奥の土産物店に注目。

ズームアップ!

はい、この看板…

ムムムッ、伝統こけし?
濁点付け間違えたら、でんどうこけ…大変な事になるぞ ← 店主、狙ってるのか?

薄くて見づらいけど、となりの看板にゃこけし実演中とある…もう、キムニィ気になりすぎて、へつりどころじゃなくなっちまいました、だって実演だよ…(大笑)

そんなこんなでモヤモヤを抱きつつ、帰路につくのでありました…

この日は気温34度、会津地方は冬は雪に覆われるのですが、夏は盆地ゆえ激暑地域なのです。

少々熱中症気味になりつつも、無事帰宅する事ができました。翌日の勤務は多少疲れが伴いましたが、何とか乗り切れましたよ、では、また(;_;)/~~~

昨今、クマによる人的被害のニュースが目立ちます。特に北海道に生息するヒグマクは、本土に生息するツキノワグマより一回り大きく、人間などひとたまりもありません。


動物(生物)が関与した救急要請は少なくなく、僕もこれまで犬や蛇に噛まれたり、蜂による刺創など、何度か経験があります。珍しいものではハクビシンに噛まれたなんてのもありました…ハクビシンにマジで噛まれていて、傷は痛々しい感じでしたよ。


自身の体験じゃないけど、同期の救命士からは特殊な動物による外傷も聞かされたりします。中にはチンパンジーによる顔面外傷、ライオンによる咬創など、悲劇的な結果を伴うものもありました。


話を戻してクマによる救急出動、僕は経験がありません。が、モビリティリゾートもてぎのレースレスキューでご一緒させてもらう医師から「クマはヤバイよぉ…」って聞かされました。

その救急医が北海道東のへき地医療に従事していたとき、何度かクマによる救急搬送要請を受けたそうですが、一撃でオワリみたいです。

どう処置して良いか判らない状態の患者もいたそうで、とにかくヒグマのパワーはハンパじゃないとの事。一振りで顔の一部(アゴ)もっていかれたり、肩が無くなってしまう者もいたそうです。

これらはクマ外傷と呼ぶそうですが、できることなら遭遇したくはないものです。ヒグマより一回り小型のツキノワグマですら死者が出る訳ですから…

クマのプーさんやシロクマくんはあくまで夢の世界の話。現実に目を向ければ猛獣ですからね。走るスピードは時速60キロ、木登りするクマもいるし、嗅覚もするどく人間を感知する…山に入る方は気をつけましょう。死んだふりは効果なし、熊除け鈴もビミョー。やはりクマよけスプレーかな…安くはないけど命に変えられませんからね。


因みに噂されているヒグマとツキノワグマのアイノコは、噂だけで実際には存在しないとの事(科学的に証明されてる)…では、また (;_;)/~~~

暑い、熱い、暑い、熱いですねぇ。


この夏も劇的な暑さ。全国各地の観測史上◯◯◯◯◯◯なんてニュースにも驚かなくなりました。


熱中症絡みの救急出動も毎日のようにあります。以前もお話しましたが、熱中症の調査は、搬送後に医師からサインをもらう際の簡易診断が熱中症または熱中症疑いのみで計上するため、熱中症と思われても意識障害、脱水症などと記された場合、調査対象外となります。つまり、実際にはニュースで報道される数より多いのです。以上、余談オワリ、本編いきます。



この暑さは北の大地にも容赦なし…冬は寒い札幌も夏は暑いんです。そんな札幌市街ド真ん中に評価うなぎ登りの『シハチ鮮魚店』があります。札幌市内に2店簿を展開してますが、訪れたのは狸小路沿いにある狸COMICHI店。


有名人も多数来店しているもよう。

ただ、問題が…席が空いてるにも関わらず何故か並ばされる。なんでなん???

結局15分ほど並ばされた挙げ句、店内へ案内される。カウンター席につくも少々イラついた気持ちで、一番人気の名物シハチの10種海鮮丼(税込1859円)をオーダー。

よくある食べ方ウンチク。

待つ間、栄養剤補給(税込649円)

さらにこんな誘惑に耐えきれず…


まぐろザンギ(税込583円)を…普通でした。

そしてオーダーから約10分、一番人気とされる海鮮丼がやってきました。

水平線画像、どう、感じますか?映えるかと言えば、ややビミョー。


使用する二種類の醤油のウンチクを若い女性店員が説明、これがまた早口で何言ってんだかサッパリ判らんのです(苦笑)


このまま食べる事は難しそうなので…

刺身を別皿に移動(笑)


これで食べやすくはなったけど…

なんかねぇ…キバを抜かれたトラみたい(笑)


米が激的な不味さって投稿が結構見られたけど、それほどでもない気がしたかな。温かい雰囲気ご飯の上に刺身が乗ってきたのでそう思われたのかもしれません。むしろ厨房で3回器が割れる音がして、そっちの方が気になりました(笑)


正直な感想としては普通。刺身の鮮度は可もなく不可もなくで、コスパも激的な安さでもない訳で…探せばこのレベルの海鮮丼ありますから。


それと、外国人も多数来店してましたよ、ではまた次回(^.^)/~~~


キムニイのオススメ度指数…★★ (超オススメ★★★ オススメ★★ ノーコメント★)

網走…北海道東と呼ばれる地域に属し、冬は極寒の地、そんな網走に行ってまいりましたぁ〜(^o^)v


流氷でも有名な網走ですが、もう一つあるんです、それが網走刑務所(網走監獄)。


明治時代に作られたこの刑務所、網走駅から路線バスで10分程度、山を登ったところにあります。


駐車場からこの橋(鏡橋)を渡り、入場口へ…四代目となる鏡橋の名前の由来は、収監される際、清流に映る自分の姿を見つめなおせと言う事らしいです。


この門の奥が網走監獄。

ざっと、こんなレイアウト。

刑務所跡見るのに1500円、結構強気な姿勢かと(笑)

まずは正面の建物へ…警備員(看守?)が立番してるぞ。

いやいやこれは作り物、ハイご苦労さん。

網走監獄はソコソコ広く、見学する施設も沢山あるのですが、ここがメイン。

この見張所を軸に扇のように五つの長細い舎房が連なります。つまり、ここに見張りがいれば、全ての舎房を監視する事ができるのです。

こうして見ると、扇状に舎房が連なってるのがお判りかと…

舎房が分かれるには理由があり、第四舎房は独房のみの作り。中には服役囚が展示されてたりします。

キムニィ「おい、お前、反省してるか!」

服役囚「はい、タクシー代わりに救急車を呼んでもうて、ホントに必要とする人に迷惑かけました。反省しとるきぃ、早くここから出してつか〜さい」

因みに房に入る事も可能で、こんな感じに見えます。この中で救急車不適正利用を懺悔したりするのです。


秩序を乱す者には懲らしめるための房が準備されており、扉を閉じると光も届かない…ここで反省する事になります。


中には脱獄を試みる者も…

基本的には相部屋。

舎房から外に出ると、アレ、あそこにいるのは幼稚園児???


大勢いるぞ???

いやいや、これは作業を行う囚人たち。

強制労働です。

腰が痛くならんのか?

キムニィ「腰、痛くならない?」

服役囚「大丈夫だっぺよ、救急車不適正利用したのはオレだからよぉ、反省してんだ」

食事は監視のもと、黙々と…

キムニィ「うまいかい?」

服役囚「うまいっちゃ…キャバクラでテキーラ観覧車で30杯以上飲んで、店、汚しまくって、救急隊をはじめ、多くの人に大迷惑かけた事を深く反省しちょります」

作業風景、麻雀やってる訳じゃありません、小豆の選別です。

強制労働。

頑張るっきゃない。

食事も囚人自ら作ります。

結構リアルに再現されてます。

みそ汁作り?


キムニィ「どうだい、上手く作れてる?」

服役囚「任せておくんなせぃ!」


風呂は監視つき。

あれ、お前さん、男?

「わしもどっちなのか判らんばい、教えてくれ〜」

いろんな場所で、それぞれ当時の様子が再現それてます。

表情もリアルで、深夜にコッソリ訪れたら結構な肝試しになるかも。

網走監獄は再現、一部移築されたものであり、歴史的価値自体は高いものではありませんが、見どころも多く、本気で見学すると半日はかかります。

外国人観光客も目立ち、理由も判らぬまま記念写真を撮る方が見受けられました。

服役囚は、北海道の道路建設作業にも従事、命を落とした者もたくさんいたとのこと。そんな歴史を振り返られる資料館、僕的には結構オススメです。

ではまた (^.^)/~~~



追記)
網走監獄入口前に『監獄食堂』がありまして、当時の囚人食を再現しています。

ランチのみの営業。

食券を購入。

あとは呼ばれるのを待つだけ。

これがA定食(950円)、う〜ん、コメントしづらい(笑)

麦飯です。

スカスカのみそ汁。

う〜ん、う〜ん…評価は以下のとおり(苦笑)


キムニイのオススメ度指数…★ (超オススメ★★★ オススメ★★ ノーコメント★)

久しぶりの救急あるある。


今回は救急車が現場に到着、が、その後、なかなか病院に向かわない…その理由についてのお話です。


ある程度予想はつくでしょうが、中には「え〜、うそでしょ」ってのも。


搬送先の病院が決まらないは当たり前で、過去プログNo256 救急車がすぐ出発しない理由に詳しい説明がありますので参照下さい…では、以下のとおり紹介します。


①過体重(重い、移動困難)

物理的にも3人での移動が無理で、マンパワーが必要な場合、消防隊を応援要請なんて事もあります。因みに僕の隊じゃありませんが、過去最強は約250キロ。もちろん救急車のストレッチャーには乗せられず大変な事態に…これ以上は守秘義務


②準備に時間がかかる

これ、あるあるです。例を挙げると高齢夫婦二人暮らしで、夫が急病で妻が同乗するとしましょう。夫は車内収容完了、病院も決まり、同乗の妻を待つばかりなのですが、一向に乗車する気配がない。呼びに行くと、入院の着換えの準備、戸締まりなどでオロオロ。高齢者…認知症のやや手前の段階の方にみられるかなぁ← 偏見でゴメンなさい m(_ _)m


③便所にはいる

信じられないかもしれませんが、これもアルアル。救急車に収容し、搬送病院も決まったところで「だめだ、漏れそう…」との事で家に逆戻り…これも高齢者率が高い気がします。因みに、この漏れそうは小さいほうじゃありません。一人暮らしの高齢者でフラフラしてる様な場合、救急隊がドアを少し開け、ウンチ終了まで異常がないか見届ける事も。



とりあえず、一般には信じがたい活動遅延例を三つほど挙げてみました。この他にも暴れたり、病院へ行く行かないが二転三転する、犯罪絡みで警察の調べが入る、家族等の関係者と連絡がとれないなどなど、救急隊泣かせの遅延例は山ほどあります。めげずに頑張るのみです(笑)


では、暑いけどファイト〜 (^.^)/~~~

いや〜、それにしても驚きました。


これ、マジであった救急事案、ノンフィクションです。


地方公務員法の絡みで(守秘義務)で詳しく言えませんけど、早朝5時過ぎの救急要請。とある宿泊施設からで、内容は「歯が痛い、奥歯の歯茎が腫れてる…」というもので、現場につくと中高年の男性本人がスタスタと救急車に歩み寄ってくる。


聞けば「昨夜から奥歯が痛くて全く眠れない、大学病院を含め、歯科を探したけど全て断られた。歯科治療のできる病院へ搬送してほしい…」との申し出。


とりあえず話を聞くため車内に…歯の痛みで救急要請は基本NG、理由は言わんでもお判りでしょう。ただ、歯の痛みと言っても別の病態もあります。僕がかつて経験した下顎骨周囲炎と言うものは、歯根部に何らかの原因で細菌が感染するもので、歯の痛みとともに下顎全体に腫脹(腫れ)が現れ、みるみる症状が増悪。直ぐに口腔外科を受診したところ、即入院(気道を塞ぐ可能性もあったため)となった事があります。


入院後、数日たった頃の画像ですが、右下顎がまだ腫れてます。


入院中は一日二回の抗生剤投与。

腫れが治まらなかったら手術(ホント)…が、何とか手術は回避。詳しくは過去ブログNo.705 キムニィ復活!をご覧下さい。


ま、こんな事もありますが、今回の要請は明らかに歯が痛い…単に虫歯です。



コレはどう考えても不搬送です。しかもこの要請にはオチがありまして、男性は 現役の医師 つまりお医者さんなんです。低姿勢で頼まれ続けるため、一応、本人に納得してもらうため、男性の母校である大学病院も含め、ダメもとで何件か問い合わせしましたが、もちろん返事は◇△◉□▼です…と言うか呆れてました。


男性も「やっぱりダメかぁ…」と、落胆しつつ、救急車を後にしましたが、あと3時間もすれば一般診療開始の時間です。辛いのは判るけど、そこは何とか…お願いしますです、ハイ。


適正利用、どーぞ、宜しく、ではまた

(^.^)/~~~~~



追記)

奥歯が痛い…実は心筋梗塞でこのサインが出る事もごく稀にあるんです。コレ、放散痛(関連痛)とも呼ばれるのですが、僕も過去の救急出動で一度だけ経験してます。歯の痛みと違和感があると言うもので、この時はメインの症状が胸の圧迫感の要請であったため病院へ搬送。結果、直ぐに心臓カテーテル…となったのです。故にほんの少しだけこんな事もあるって事だけは知っておいて下さい。

先日、山形県でバスガイドがバスと電柱に挾まれ、命を落とす事故が発生しました。


何とも悲劇的な事故で、なぜ?どうして?なんでなの?と言った『?』マークがついて回ります。


報道によれば、観光バスのバック誘導中に発生した事故で死因は脳破裂。救急搬送されることなく、その場で死亡確認。正しく言えば死亡状態…つまりは社会死(医師でなくとも誰が見ても生きていない)と呼ばれるもので、救急隊的には決して珍しいものではありません。


車両のバック誘導に関しては、消防でも常日頃より厳しく指導しており、注意が必要です。何故かと言えば、業務の特殊性(緊急時対応)から、道路狭隘(きょうあい=道幅が狭い)、急坂、悪路、夜間などの場面にも対応せねばならず、その過程でバックする機会が必然的に発生するからです。

誘導の際は警笛を使い、必ず機関員(運転手)の見える位置で誘導…が大原則ですが、ソレを100%押し付けるのは現場を判ってない人。何故なら状況によっては両幅が石塀などでギリギリの場合、物理的に真後ろから誘導するしかありません。また、救急出動でよくみられるケースで、深夜の住宅街では警笛を鳴らす事控えるため、やや小さな声で誘導を試みる事もあります。更には前後に誘導員を配置したいにも関わらず、一人は車内で処置対応中のため、誘導は一人のみって事も珍しくありません。


そして、絶対にやってはいけないのが2台同時の誘導。点検のため車庫前にズラッと並べた消防車両、バックは必ず1台ずつ行われます ← 当たり前ですが、新人職員などは勢い余って誘導を始め、叱責を乞うケースもたまにあります。



話を戻して、今回発生した事故。何故、頭が挟まれたのか…がついて回ります。画像を見る限り、退避スペースは十分にあったと思われます。ベテランと呼ばれる当のバスガイドは亡くなってしまい、話を聞くすべはありません。


逮捕された69歳の運転手についても、この年齢で運転させるな!と言った厳しい意見も多数寄せられてますが、69歳でもバリバリの人とていますし、何より人口減少の影響で運転手不足の昨今、60歳を超えた人の就労なしでは社会が成り立たない現況になりつつあり、上手く共存するべきかと…


何れにせよ、尊い命が失われたのは事実。亡くなられた女性のご冥福を祈るとともに、悲劇的な事故が起きないことを切に願うところです…ではまた。