久しぶりの救急あるある。


今回は救急車が現場に到着、が、その後、なかなか病院に向かわない…その理由についてのお話です。


ある程度予想はつくでしょうが、中には「え〜、うそでしょ」ってのも。


搬送先の病院が決まらないは当たり前で、過去プログNo256 救急車がすぐ出発しない理由に詳しい説明がありますので参照下さい…では、以下のとおり紹介します。


①過体重(重い、移動困難)

物理的にも3人での移動が無理で、マンパワーが必要な場合、消防隊を応援要請なんて事もあります。因みに僕の隊じゃありませんが、過去最強は約250キロ。もちろん救急車のストレッチャーには乗せられず大変な事態に…これ以上は守秘義務


②準備に時間がかかる

これ、あるあるです。例を挙げると高齢夫婦二人暮らしで、夫が急病で妻が同乗するとしましょう。夫は車内収容完了、病院も決まり、同乗の妻を待つばかりなのですが、一向に乗車する気配がない。呼びに行くと、入院の着換えの準備、戸締まりなどでオロオロ。高齢者…認知症のやや手前の段階の方にみられるかなぁ← 偏見でゴメンなさい m(_ _)m


③便所にはいる

信じられないかもしれませんが、これもアルアル。救急車に収容し、搬送病院も決まったところで「だめだ、漏れそう…」との事で家に逆戻り…これも高齢者率が高い気がします。因みに、この漏れそうは小さいほうじゃありません。一人暮らしの高齢者でフラフラしてる様な場合、救急隊がドアを少し開け、ウンチ終了まで異常がないか見届ける事も。



とりあえず、一般には信じがたい活動遅延例を三つほど挙げてみました。この他にも暴れたり、病院へ行く行かないが二転三転する、犯罪絡みで警察の調べが入る、家族等の関係者と連絡がとれないなどなど、救急隊泣かせの遅延例は山ほどあります。めげずに頑張るのみです(笑)


では、暑いけどファイト〜 (^.^)/~~~