網走…北海道東と呼ばれる地域に属し、冬は極寒の地、そんな網走に行ってまいりましたぁ〜(^o^)v


流氷でも有名な網走ですが、もう一つあるんです、それが網走刑務所(網走監獄)。


明治時代に作られたこの刑務所、網走駅から路線バスで10分程度、山を登ったところにあります。


駐車場からこの橋(鏡橋)を渡り、入場口へ…四代目となる鏡橋の名前の由来は、収監される際、清流に映る自分の姿を見つめなおせと言う事らしいです。


この門の奥が網走監獄。

ざっと、こんなレイアウト。

刑務所跡見るのに1500円、結構強気な姿勢かと(笑)

まずは正面の建物へ…警備員(看守?)が立番してるぞ。

いやいやこれは作り物、ハイご苦労さん。

網走監獄はソコソコ広く、見学する施設も沢山あるのですが、ここがメイン。

この見張所を軸に扇のように五つの長細い舎房が連なります。つまり、ここに見張りがいれば、全ての舎房を監視する事ができるのです。

こうして見ると、扇状に舎房が連なってるのがお判りかと…

舎房が分かれるには理由があり、第四舎房は独房のみの作り。中には服役囚が展示されてたりします。

キムニィ「おい、お前、反省してるか!」

服役囚「はい、タクシー代わりに救急車を呼んでもうて、ホントに必要とする人に迷惑かけました。反省しとるきぃ、早くここから出してつか〜さい」

因みに房に入る事も可能で、こんな感じに見えます。この中で救急車不適正利用を懺悔したりするのです。


秩序を乱す者には懲らしめるための房が準備されており、扉を閉じると光も届かない…ここで反省する事になります。


中には脱獄を試みる者も…

基本的には相部屋。

舎房から外に出ると、アレ、あそこにいるのは幼稚園児???


大勢いるぞ???

いやいや、これは作業を行う囚人たち。

強制労働です。

腰が痛くならんのか?

キムニィ「腰、痛くならない?」

服役囚「大丈夫だっぺよ、救急車不適正利用したのはオレだからよぉ、反省してんだ」

食事は監視のもと、黙々と…

キムニィ「うまいかい?」

服役囚「うまいっちゃ…キャバクラでテキーラ観覧車で30杯以上飲んで、店、汚しまくって、救急隊をはじめ、多くの人に大迷惑かけた事を深く反省しちょります」

作業風景、麻雀やってる訳じゃありません、小豆の選別です。

強制労働。

頑張るっきゃない。

食事も囚人自ら作ります。

結構リアルに再現されてます。

みそ汁作り?


キムニィ「どうだい、上手く作れてる?」

服役囚「任せておくんなせぃ!」


風呂は監視つき。

あれ、お前さん、男?

「わしもどっちなのか判らんばい、教えてくれ〜」

いろんな場所で、それぞれ当時の様子が再現それてます。

表情もリアルで、深夜にコッソリ訪れたら結構な肝試しになるかも。

網走監獄は再現、一部移築されたものであり、歴史的価値自体は高いものではありませんが、見どころも多く、本気で見学すると半日はかかります。

外国人観光客も目立ち、理由も判らぬまま記念写真を撮る方が見受けられました。

服役囚は、北海道の道路建設作業にも従事、命を落とした者もたくさんいたとのこと。そんな歴史を振り返られる資料館、僕的には結構オススメです。

ではまた (^.^)/~~~



追記)
網走監獄入口前に『監獄食堂』がありまして、当時の囚人食を再現しています。

ランチのみの営業。

食券を購入。

あとは呼ばれるのを待つだけ。

これがA定食(950円)、う〜ん、コメントしづらい(笑)

麦飯です。

スカスカのみそ汁。

う〜ん、う〜ん…評価は以下のとおり(苦笑)


キムニイのオススメ度指数…★ (超オススメ★★★ オススメ★★ ノーコメント★)