@ツギ 小さな会社の永続経営ブログ【経営者・管理者・アトツギの仕事術】

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15人ほどの会社の6代目である乾二起が、永続経営していくための、日々の経営事例、奮闘記や、日々の考え方、書籍のご紹介などを中心に、ご紹介していきます。

【日々の心】

★約3ヵ月ぶりの投稿

 

 

もの凄く久々の投稿です。

 

本当は、あまり時間も無く、投稿している場合じゃないのかもしれません。

 

それなのに、何故書こうと思ったか。

 

それは、このブログを立ち上げて、丸5年を迎えたからです。

 

2019年4月に著書を出版し、その約1ヵ月後の今日5月13日にブログを開設しました。

 

 

後から考えてみると、ブログやツイッターを始めておいてから、著書を出版する流れの方が、たくさんの部数を買って頂けたのかもしれません。

 

でも、出版できただけで、色々な事があったので、それでも良かったと思っています。

 

 

 

ただ、最近、書けていないことが悔しいです。

 

この半年、色々な事が起こりすぎですね。

 

殆どがブログでは書けない内容なので、悩ましい限りです。

 

 

書けることとすると、

 

・3月にバイト人員を採用したこと。

・6月給与より、3度目のベースアップを実施すること。

・昨営業日派遣社員に契約が終了し、替わりに、本日契約社員が入社したこと。

・コロナの影響が完全に無くなり、会合関係が復活していっていること

・各種商品の価格上昇再発

 

などなどですが、落ち着いてブログを書く時間が取れません。

 

時間を作るのは得意な方なのですが、ブログの優先順位が低くなってしまっているせいなんですよね。

 

 

もし、日頃の小さな動きを見たい人は、X(旧ツイッター)をご参照ください。

言っても、こちらもそんなに呟いていませんが(笑)

https://twitter.com/tsugiinui

 

 

 

次回は、いつになるか分かりませんが、本日入社した社員が落ち着いて、別の社員の仕事がラクになり、その上で、私の仕事を別の社員に少し振れるようになれば、時間が作りやすくなると思います。

 

でわでわ。

【日々の事例】

★社員募集

 

 

ヒト不足が叫ばれてて、中々入ってこないという話を聞いてきました。

 

弊社の場合、なんとかやりくりできていたのですが、そうもいかなくなってきています。

 

ということで、募集をかけることにしました。

 

来てくれたらラッキーのような気持ちです。

 

 

 

 

ハローワークに提出した求人票は、こんな感じ。

 

 

 

 

 

弊社の良い点は、経験不問、給与面、福利厚生かなと思います。

 

逆に、悪い点は、出勤時間の早さ、休日数ですかね。

 

 

 

福利厚生では、団体定期保険に会社で加入し、社員のもしもに備えていますし、中小企業退職金共済にも加入しています。

 

職場には、フリーの給茶機を設置し、いつでも飲める状況を作っていますし、作業着やセーフティシューズなど仕事に必要なものは支給しています。

 

他にも、弊社規模では義務付けられていない衛生管理者を設置し、年1回の健康面談や、社内研修会にて健康の講義をしてもらったりしています。

 

残業についても、18:00台には、みんな帰ってますし、当然、全ての残業時間を所定外時間外手当(1.25倍)で支給していますので、ホワイトな環境です。

 

頑張って働いて貰えた分は、しっかり還元するという考えのもと、賞与も最低利益を超えた分の7割を全員に分配していますので、昨年の2023年実績では、基本給の5.7ヶ月という数字を支給できました。

 

 

 

 

上記のように、小規模な会社にしては、給与面や福利厚生は良いとは思うのですが、いかんせん休日数で引っ掛かります。

 

現状、弊社では、年間変形労働時間制をとっており、年間労働の2080hを、249日✕8h+22日✕4hとして、所定労働としています。

 

 

どういうことかというと、

 

弊社休日は、日曜、祝日、土曜隔週、夏季・冬季休暇なのですが、

 

逆、つまり出勤日を書くと、

 

平日(月~金)勤務で249日

 

土曜月2回を午前勤務が、年間22日

 

ということです。

 

 

 

出勤は260日相当になり、うるう年の今年でしたら、106日相当の休日がある計算です。

 

しかし、もちろん半日勤務は、休日ではありませんので、ハローワークでは、年間休日数は95日になり、中々応募が少ない状況です。

 

土曜日にまだまだ現場が動いているので、土曜日を全休にできないのが、問題なんですよね。

 

この4月からの働き方改革の猶予期間の終了により、建設業界の土曜日が休日になれば、土曜休日に一気に動けることでしょう。

 

 

 

社内も明るいですし、環境が良いことを裏付けているのか、離職率がかなり低いので、一度社員になって貰えたら、辞めることは少ない状況です。

 

ハローワークに募集をかけたのは、11年ぶりなのですが、この10年ほどの社員状況としては下記のような感じです。

 

2013年 定年による欠員→ハローワーク募集→2016年退職

2017年 退職による欠員→派遣社員→社員化→2019年退職

2018年 増員→派遣社員→社員化→現在も活躍中

2023年 定年による欠員→知人紹介→現在も活躍中

2023年 増員→知人紹介→現在も活躍中

 

社員平均年齢 51歳

社員勤続年数平均 18年 (役員除く)

 

新卒は取っていないので、このような数字になります。

 

 

 

こんな環境で、もし、今回の募集で応募が無ければ、土曜日を全休にする日も近いのかもしれませんね。

【ご挨拶・雑談】

★入院と手術

 

かなり久々の投稿になりましたね。

 

この3ヵ月、ホント色々なことがありました。

 

●入院・手術

●事故(他社過失)

●インボイス対応

●決算・決算報告

●今期目標発表会

●新営業システムツール開発

●ベースアップ

●年末準備(年賀状・お歳暮・カレンダー・お年賀など)

●業務評価面談

●賞与

●忘年会

などなど

 

✕(旧ツイッター)では、たまに投稿していたのですが、ブログとなると、少し固まった時間が必要なので、どんどん後回しになった結果です。

 

また、少しずつ、アップしていきたいと思います。

 

 

 

まずは、入院・手術です。

 

2022年の春頃から、鼻の調子が悪くなってました。

 

花粉症も持っているので、それが悪化したのだと思い、半年ほど放置してしまいました。

 

すると、変な味のする液体が鼻の奥を通る感じが頻発したのです。

 

そう、副鼻腔炎(蓄膿)です。

 

 

 

耳鼻咽喉科に通い始め、服薬し始めて半年ほど経過した時でも、全然症状が良くならなかったんですよね。

 

かかりつけのお医者さんに、総合病院を紹介され、精密検査の上、手術を薦められたのが、今年の4月。

 

7月に手術することを決め、休めるように仕事をこなしていたのですが、入院前日のPCR検査で陽性判定

 

手術が9月に伸びたのです。

 

 

 

で、延期の9月初旬に入院し、翌日手術をしました。

 

仕事を少しでも進めたかったので、ルーターやPCを持ち込んでいたのですが、3日目(手術翌日)夜までは、全然そんな気になれなかったですね。

 

ようやく入院4日目昼頃から、少しずつ仕事をし始めました。

 

今回、贅沢ですが、電話もかかってきますし、部屋にいる時は、マスクも外したかったので、個室に入らせてもらいました。

 

 

 

副鼻腔炎の経過については、現時点再発しないよう服薬中です。

 

先日、病院に行ったのですが、経過は順調のようです。

 

3ヶ月後、予約を取ってるのですが、CTを撮って問題なければ、終了とのことでした。

 

つくづく、健康って当たり前じゃないんだなと思います。

 

 

 

私は、入院自体初めてだったんですが、内蔵系の病気じゃないので、普通の病院食でした。

 

質が上がりましたよね。

 

約13年前に、妻が入院した時に見た食事とは段違いでした。

 

ご飯で困ることは無かったです。

 

 

 

結局、6日間の入院予定を、5日目朝の診察で、今日退院してもいいよと言われたので、急遽退院しました。

 

翌日の六曜が悪い日だったので、5日目か7日目で退院したかったんですよね。

 

退院してからも、しばらくは鼻血が続いたのですが、3日ほど経つとそれも無くなり、鼻通りも良くなってきました。

 

今は快適です。

 

ただ、来年の3月には、花粉症の時期が来るので、そこが問題ですかね。

 

 

 

 

今回の入院・手術で思ったのは、やはり健康にこしたことはないということです。

 

健康診断の血液検査で、コレステロール値が気になるので、現在は少し節制するようになりました。

 

今、私が亡くなったら、会社は立ち行かなくなるのが現実です。

 

あと10年の内には、私がいなくても会社が進んで行けるようにまで変えていきたいです。

 

さあ、今年の営業も、あと約2週間。

 

頑張っていきましょう!!

【日々の事例】

★全国労働衛生週間

 

 

 

かなり久々のブログアップです。

 

この1ヵ月、色々ありました。

 

また、落ち着いて書いていきます。

 

 

 

 

 

で、全国労働衛生週間が10月1日から始まります。

 

ただ、この制度、よく分からないんですよね?

 

なんで、1ヵ月の準備期間があるのか?ってとこです。

 

労働衛生に力を入れるのは分かりますが、その力を入れるために準備をする1ヵ月とはどういうことなんでしょうね?

 

ま、影響は無いのですが。

 

 

 

 

さて、建設現場、作業所を含めた、建設関係各所において、こころとからだを健康にする職場を目指すのは大事なことです。

 

完全週休二日制が実行されていない建設業界。

 

ある建設会社では、新築作業所において、他社に先駆けて完全週休二日制をこの10月より始められるようです。

 

こういった動きが広がっていけば、弊社のような材料販売業者においても、土曜の営業が求められず、完全週休二日制を取れるようになっていくでしょう。

 

 

 

 

ここで、問題点が。

 

給与を変えず、完全週休二日制を実現させる難しさたるや!ってことです。

 

簡単に言えば、給与は変わらないのに、年間労働時間は10%以上減るのです。

 

替わりに、労働生産性が10%上がっており、少ない時間でたくさんの利益が上がっているのであれば、問題ないのでしょう。

 

ただ、これを達成している企業は少ないでしょうね。

 

完全週休二日制、メンタルヘルスや有休制度、パワハラやカスハラ、そんな色々なことに気をつけて、効率まで上げないといけないわけです。

 

すぐには達成できなくても、歩みを止めず、少しでも前進していきたいものですね。

【日々の事例】

★59期 第四回研修会

 

 

現在、年間3~4回のペースで、研修会(勉強会)を行っております。

 

 

 

 

例年こんな感じです。

 

第一回は、9月末か、10月アタマに、新しい期の目標発表会

 

第二回は、12月末に、永年勤続表彰も行う忘年会

 

第三回は、3月末に、講師を招いての勉強会

 

第四回は、7月末に、会社制度等の擦り合わせを行うための研修会

 

 

 

 

前回の第三回は、京都大学の教授を招き、健康維持について講義をして頂きました。

 

今回の第四回は、先日に変更した就業規程のフェーズ2を経て、フェーズ3以降、どのようにしていきたいのかを研修会として開催致しました。

 

 

 

 

 

夏本番ということもあり、これまた例年やっている鰻丼を昼ごはんで支給した上での研修会となりました。

 

 

宇奈ととで予約していた鰻丼を引き取りに行き、集会室に用意しておき、午前の仕事を終えた社員全員が集会室に集まり、食事をとってから、研修会が始まります。

 

 

 

 

今回の議題は、時給換算制についてです。

 

現在、弊社の基本給の中には、年齢給や業務給、資格給などが含まれています。

 

そんな基本給を12で掛け、年間労働時間で割ることで、残業手当算出のために必要な時給を算出しております。

 

 

 

 

そんな時給を、評価自体で換算し、全ての計算の大元を時給とします。

 

その時給に、年間労働時間を掛け、12で割ることで、月の基本給を算出するということです。

 

 

 

 

 

なぜ、このように変えようとしているのかですが、多様性に対応するためと考えています。

 

現在、弊社の就業体系は2パターンしかありません。

 

言ってしまえば、その2パターンに沿わなければ、正社員として雇用条件が成り立たないことになってしまっています。

 

この時給換算制を導入すれば、様々な労働時間に対応可能となります。

 

できる仕事、やっている仕事を時給として基本換算し、それに働く時間を掛けることで、基本給を算出するということです。

 

 

 

 

 

 

現在、フルの年間2080hで働いているとします。

 

基本給が積み上げで、416千円だとします。

 

416千円✕12÷2080h=2400円/hとなり、時給が2400円の計算となります。

 

所定外残業をした際は、この2400円を1.25倍等して、所定外残業時間を掛けて、残業手当を支給しているわけです。

 

 

 

これを、

 

基本時給を積み上げで、2400円とします。

 

2400円✕2080h÷12=416千円とし、月の基本給とするのです。

 

これをしていれば、何らかの理由で、週3の8h勤務に、就業形態を変更したとしても、週3=150日とすると、年間1200h時間の勤務となり、

 

2400円✕1200h÷12=240千円と、月の基本給が算出されることになります。

 

 

 

 

つまり、社員の働ける時間にフレキシブルに対応することが可能となるのです。

 

自分自身が病気になることだってありますし、

 

親の介護でフルで働けなくなることだってあります。

 

子育ての為、一時的に時短勤務にしたい人だっているでしょう。

 

そんな様々なシチュエーションに会社として対応できるようにしておけば、辞める人も少なくなり、辞めた時に発生する新人教育の手間やコストも減ることでしょう。

 

 

 

 

もちろん、実際、この制度を実行するには、もう少し、時間が必要です。

 

就業規則の改定も必要となります。

 

しかし、こんなことを考えてるよと社員にアナウンスする必要はあると思いますので、こういった研修会を使って、アナウンスしていっています。

 

経営者の仕事は、働きやすい環境を作ることです。

 

社員一人一人が、満足して日々働くことにより、お客様に対して、より良いサービスが提供できるのです。

 

 

 

 

 

日々、会社の環境が少しでも改善していけるよう、これからも頑張っていきたいものです。