【日々の事例】
★社員募集
ヒト不足が叫ばれてて、中々入ってこないという話を聞いてきました。
弊社の場合、なんとかやりくりできていたのですが、そうもいかなくなってきています。
ということで、募集をかけることにしました。
来てくれたらラッキーのような気持ちです。
ハローワークに提出した求人票は、こんな感じ。
弊社の良い点は、経験不問、給与面、福利厚生かなと思います。
逆に、悪い点は、出勤時間の早さ、休日数ですかね。
福利厚生では、団体定期保険に会社で加入し、社員のもしもに備えていますし、中小企業退職金共済にも加入しています。
職場には、フリーの給茶機を設置し、いつでも飲める状況を作っていますし、作業着やセーフティシューズなど仕事に必要なものは支給しています。
他にも、弊社規模では義務付けられていない衛生管理者を設置し、年1回の健康面談や、社内研修会にて健康の講義をしてもらったりしています。
残業についても、18:00台には、みんな帰ってますし、当然、全ての残業時間を所定外時間外手当(1.25倍)で支給していますので、ホワイトな環境です。
頑張って働いて貰えた分は、しっかり還元するという考えのもと、賞与も最低利益を超えた分の7割を全員に分配していますので、昨年の2023年実績では、基本給の5.7ヶ月という数字を支給できました。
上記のように、小規模な会社にしては、給与面や福利厚生は良いとは思うのですが、いかんせん休日数で引っ掛かります。
現状、弊社では、年間変形労働時間制をとっており、年間労働の2080hを、249日✕8h+22日✕4hとして、所定労働としています。
どういうことかというと、
弊社休日は、日曜、祝日、土曜隔週、夏季・冬季休暇なのですが、
逆、つまり出勤日を書くと、
平日(月~金)勤務で249日
土曜月2回を午前勤務が、年間22日
ということです。
出勤は260日相当になり、うるう年の今年でしたら、106日相当の休日がある計算です。
しかし、もちろん半日勤務は、休日ではありませんので、ハローワークでは、年間休日数は95日になり、中々応募が少ない状況です。
土曜日にまだまだ現場が動いているので、土曜日を全休にできないのが、問題なんですよね。
この4月からの働き方改革の猶予期間の終了により、建設業界の土曜日が休日になれば、土曜休日に一気に動けることでしょう。
社内も明るいですし、環境が良いことを裏付けているのか、離職率がかなり低いので、一度社員になって貰えたら、辞めることは少ない状況です。
ハローワークに募集をかけたのは、11年ぶりなのですが、この10年ほどの社員状況としては下記のような感じです。
2013年 定年による欠員→ハローワーク募集→2016年退職
2017年 退職による欠員→派遣社員→社員化→2019年退職
2018年 増員→派遣社員→社員化→現在も活躍中
2023年 定年による欠員→知人紹介→現在も活躍中
2023年 増員→知人紹介→現在も活躍中
社員平均年齢 51歳
社員勤続年数平均 18年 (役員除く)
新卒は取っていないので、このような数字になります。
こんな環境で、もし、今回の募集で応募が無ければ、土曜日を全休にする日も近いのかもしれませんね。