★社員募集 | @ツギ 小さな会社の永続経営ブログ【経営者・管理者・アトツギの仕事術】

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15人ほどの会社の6代目である乾二起が、永続経営していくための、日々の経営事例、奮闘記や、日々の考え方、書籍のご紹介などを中心に、ご紹介していきます。

【日々の事例】

★社員募集

 

 

ヒト不足が叫ばれてて、中々入ってこないという話を聞いてきました。

 

弊社の場合、なんとかやりくりできていたのですが、そうもいかなくなってきています。

 

ということで、募集をかけることにしました。

 

来てくれたらラッキーのような気持ちです。

 

 

 

 

ハローワークに提出した求人票は、こんな感じ。

 

 

 

 

 

弊社の良い点は、経験不問、給与面、福利厚生かなと思います。

 

逆に、悪い点は、出勤時間の早さ、休日数ですかね。

 

 

 

福利厚生では、団体定期保険に会社で加入し、社員のもしもに備えていますし、中小企業退職金共済にも加入しています。

 

職場には、フリーの給茶機を設置し、いつでも飲める状況を作っていますし、作業着やセーフティシューズなど仕事に必要なものは支給しています。

 

他にも、弊社規模では義務付けられていない衛生管理者を設置し、年1回の健康面談や、社内研修会にて健康の講義をしてもらったりしています。

 

残業についても、18:00台には、みんな帰ってますし、当然、全ての残業時間を所定外時間外手当(1.25倍)で支給していますので、ホワイトな環境です。

 

頑張って働いて貰えた分は、しっかり還元するという考えのもと、賞与も最低利益を超えた分の7割を全員に分配していますので、昨年の2023年実績では、基本給の5.7ヶ月という数字を支給できました。

 

 

 

 

上記のように、小規模な会社にしては、給与面や福利厚生は良いとは思うのですが、いかんせん休日数で引っ掛かります。

 

現状、弊社では、年間変形労働時間制をとっており、年間労働の2080hを、249日✕8h+22日✕4hとして、所定労働としています。

 

 

どういうことかというと、

 

弊社休日は、日曜、祝日、土曜隔週、夏季・冬季休暇なのですが、

 

逆、つまり出勤日を書くと、

 

平日(月~金)勤務で249日

 

土曜月2回を午前勤務が、年間22日

 

ということです。

 

 

 

出勤は260日相当になり、うるう年の今年でしたら、106日相当の休日がある計算です。

 

しかし、もちろん半日勤務は、休日ではありませんので、ハローワークでは、年間休日数は95日になり、中々応募が少ない状況です。

 

土曜日にまだまだ現場が動いているので、土曜日を全休にできないのが、問題なんですよね。

 

この4月からの働き方改革の猶予期間の終了により、建設業界の土曜日が休日になれば、土曜休日に一気に動けることでしょう。

 

 

 

社内も明るいですし、環境が良いことを裏付けているのか、離職率がかなり低いので、一度社員になって貰えたら、辞めることは少ない状況です。

 

ハローワークに募集をかけたのは、11年ぶりなのですが、この10年ほどの社員状況としては下記のような感じです。

 

2013年 定年による欠員→ハローワーク募集→2016年退職

2017年 退職による欠員→派遣社員→社員化→2019年退職

2018年 増員→派遣社員→社員化→現在も活躍中

2023年 定年による欠員→知人紹介→現在も活躍中

2023年 増員→知人紹介→現在も活躍中

 

社員平均年齢 51歳

社員勤続年数平均 18年 (役員除く)

 

新卒は取っていないので、このような数字になります。

 

 

 

こんな環境で、もし、今回の募集で応募が無ければ、土曜日を全休にする日も近いのかもしれませんね。