まえだのプログレッシブドイツ生活 -19ページ目

冬のムール貝

<10月30日(土)>


土曜日は友人K氏(お付き合いいただき感謝)とともにケルンに出かけ、買い物。コートを探していたが、やはり我々典型的日本人体系に合ったコートを探すのは至難の業。唯一、イタリア系のメーカーが置いてある店で、「これなら何とか?」と思えるものを見つけたが、買うには至らず。まだ今のコートがちょうど良い時期なので。


K氏の御希望もあり、夕食はケルンでドイツ料理。Peters Brauhausというお店に入った。とりあえずはケルシュビアで乾杯。ケルシュの話は前も書いた気がするが、黄金色の、あっさりとしたビール。非常に飲みやすい。シュタンゲという200mlサイズのシリンダー型のグラスに注いだビールが、クランツというお盆?(運ぶための入れ物。写真右下)で運ばれてくる。空いたグラスを確認すると、いる?といって次を置いていく。飲んだ数はグラスの下にひいたコースターにメモされる。


そしてムール貝鍋いっぱいに登場(写真左下は既に半分食べた状態・・・)。身は小ぶりだが味はしっかりしていて、白ワイン、にんにく、野菜などで煮込んである。ビールにも合い、魚介類大好きの私としては大満足。例によって量が多すぎたが。


まえだのブログ-1031 muscheln まえだのブログ-1031 kolsch

ムール貝というとお隣のベルギーが本場として有名かと思うが、ドイツでも食べられている季節物。この冬にもう一回くらい食べておきたい。

寒い中、テラスで食事

『ドイツは、年間の日照時間が短い。特に冬は短い上、昼間もずっとどんよりしていて、きれいに晴れることはほとんどない。それゆえ、夏の期間や、日が出ているときは、なるべく日に当たろうと外に出る。秋、冬でも比較的暖かい日ならテラスのあるレストランで食事・お茶したりする。』


↑というような話を前々から聞いていた。しかし私は、それは日照時間のせいではなく、単にドイツ人の嗜好なのだと思っていた。他の人種が同じ環境に置かれても、同じことはやらないだろうと。


しかし。


今日は珍しく比較的暖かく、日も照っている。金曜日でいつもより早く帰れた。近所のレストランのテラスを見ると、結構人がいる。「よし」ということで意気揚々と私もテラスに陣取り、ビール(アルコールフリーだが)とでかいシュニッツエル。少しヒンヤリしているが、最高に気持ちが良いではないか。


まえだのブログ-1029 dinner

ここまで来てしまったか。


いやしかし。


周囲を見ると、ドイツ語で会話しているグループが手に取っているのは、ビールか、もしくはパフェ・アイス系のデザート。しかもやはり大量。


まだまだ、ドイツ人への道のりには、超えられない壁がある気がする。

「西洋」占星術

一昨日だが、同僚(グルジア人)に聞かれたので、私の誕生日が7月5日だという話をしたら、「かに座か!じゃあ俺と同じだ。俺は6月24日だ」と返ってきた。そうか、「西洋」占星術というくらいなんだから、星座の話ははできるわけか・・・と気づく。


ちなみにこのグルジア人は「十二支」についても知っており、「俺もチキンだぜ!」と言っていた。いや確かに酉はチキンなのだが、そう表現をすると大いに微妙だと思う。辰(ドラゴン)、寅(タイガー)ならともかく、残念ながら「酉」は微妙さらに、「日本では火とか、水とか『element』でもそういうのがあるんだろ?」と聞かれたが、風水のことか、残念ながら意味不明のまま終わった。


話を元に戻そう。「西洋」占星術とはいうものの、ヨーロッパの街で「占いの館」はまだ見ていない。本屋にはそれほど行っていないが、一般向けの占星術がらみの本も見た記憶が無い(専門書としてはあるのだろうが)。アメリカでは確か、日本と同様のサブカルチャー的な流行り方をしていると思うが。ヨーロッパにいて、占星術の存在を感じることはいまのところない。


しかし知らないわけではないだろう。同僚は「俺はけっこう、こういう力は何らかの形で働いているとは思ってるんだよね」という言い方をしていた。一般的な日本人は、信じる信じないはともかく、それ自体を楽しみ、また何かを考える「きっかけ」にしたりと、ふわっとしたかたちで生活に取り込んでいる。それに比べてヨーロッパではかつて占星術は「科学」そのものだったのが、今は「疑似科学」と呼ぶなど、ある意味格下げされたわけであり、真剣にコミットするか、まったく関心がないかの両極なのかもしれない(アメリカ人の説明はつかないが)。


占星術に対するモノの考え方、というのも一つ世界比較をして面白そうなテーマではある(もう既に誰か本を書いてそうだ)。しかしこれは深い歴史に根差したものでもあるし、真剣にコミットしている人の数は日本の比ではない気がするから、あまり安易に結論が出なさそうである。


なお、「最近日本では、『星座別勉強法』っていう、星座の特性を個々人に合った勉強方法の参考にするという本が出たんだぜ」と言ってみたところ、関心を持ってくれた(本当かな・・・)。まあこの本自体は日本人向けの本なのだろうから(生まれた場所・暮らしてる場所が分析に関係してるから)、訳しても意味ないだろうけど。


(参考)『星座別勉強法』は、右の「お気に入りブログ」の欄の「お受験ブルーズ」(by ジュクコさん)のウィジェットに掲載されている本。なお私は中身をまだ読んでないため、このブログでの言及は、オススメする・しないという意味を持つものではないです(念のため)。