まえだのプログレッシブドイツ生活 -21ページ目

世界の中の日本食

昨日は友人と二人でボン市内にある「宮城」(Miyagi)という日本食レストランに行ってきた。ボンには私が知っているだけで3件、日本食レストランがあるが、ここが一番新しいようだ。まだ3年だと言っていた。寒かったので「すき焼き」をつつくことに。おいしゅうございました。


ところで、ボンではあまり見かけないが、パリなど大きい街にいくと、日本人がやっている日本食レストランだけでなく、中国人の方・韓国人の方を中心に日本人以外の方がやっている日本食レストランもある。しかし多くの人が知っているように、日本人に言わせると「これは日本食じゃない」という味のものが多数である。


例えばフランス料理だと、日本人シェフがフランスで賞を取ってくるなど、一流のフランス料理人として認められたケースもよく聞く。イタリア料理も同じ。しかし日本料理で外国人の方が一流と認められた、という話はあまり聞かない。

・格付けみたいなものが存在しないからか?

・日本料理は世界的に流行しているようで、まだまだマイナーなのか?

・外国の方の作る日本料理は、多くの場合「ダシの使い方が違う」気がするが難しいのか?外国人の舌に合わないのか?

・日本料理をきちんと勉強する場所が日本にしかなく、言語が壁になっているのか?


いろいろ理由が考えられそうだ。パリの日本食レストランについては、JETROがおいしい日本食の認定をしているらしい。その中に外国人の方だけでやっている日本食レストランがどれくらいあるのだろうか。少し興味がある。

ドイツ「閉店法」

訳あって「過労自殺」に関する本を読んでいたところ(注:深刻な理由ではない)、ドイツの「閉店法」が紹介されていた。この法律は、小売店の営業時間を規制する法律で、大まかに言えば、原則として小売店は平日(月~金)と土曜の昼頃までしか営業できない(日曜は完全休業)としている。例外としてガソリンスタンドは週7日24時間営業できる(ショップが併設されているところが多く、休日のコンビニ的な役割をしてくれる)ほか、薬局、観光地・空港等の店舗等があるらしい。「閉店法」自体は緩和傾向にあり、平日の営業時間規制が緩和されたりしているとのこと。


「閉店法」は、宗教上の理由(日曜日は「安息日」)、労働者保護、小規模小売店保護などの理由で定められたそうだが、いまや完全にドイツ文化に根付いている(どちらが先かはニワトリ・タマゴだと思うが)。日曜日にショップが開いていないことは当然で、特にそれを不便とすることもなく、カフェでのんびりしたり、散歩したり、家族で過ごしたりと、スローライフを満喫している(人が多いっぽい)。


既に書いたとおり、閉店法は現在、緩和の方向にある(営業時間の延長を認めるなど)。大手スーパーが営業終了時間を20:00から22:00にするなどの変化があった。ただ「それ以上は現在のところ考えていない」とのコメントを出しているようで。閉店法が長続きしているのは、ドイツ人の求める幸せのかたちと法律がうまくマッチしていたからだと少なくとも思う。


日本ってのは、どういう社会のあり方がハッピーなのかね。「働けば働くほど収入が増える」ってことでももはや無いし。電化製品の機能の充実っぷりとか、頭が下がるし、日本の顧客サービスは死ぬほど素晴らしいと思うし、24時間のコンビニにもいつも大変お世話になってたんだけれども(仕事の帰りが遅いから)、そのためにどれだけの労働が費やされてるのか。そもそも日本はタダ働きがまかりとおる社会だけれども・・・。嗜好の問題だから正解・不正解はないけれども、いっぺんゼロからそんなこと考えてみたい(案外いまのままだったりして!?)


ドイツにいる2年間でそんなことも考えてみようと思い始めている。


ああ、らしくない、真面目な話になってしまった。疲れてるのかな・・・。

帰宅

長期遠征から帰ってまいりました。ちょっとだけ日本にも寄りました。

しばらく更新が途切れてしまいましたが、また再開していきます。1カ月くらいはどこにも行かずに済むはずなので・・・。