まえだのプログレッシブドイツ生活 -22ページ目

【旅行】マニラ(フィリピン)

<9月23日~9月30日>


出張でマニラに滞在中です。あちこち行ってばかりでボン生活のことをまったく書いていないのが少々気になっているが・・・それはともかく。


今回はデュッセルドルフからドバイ経由でマニラに飛んだ(当然エミレーツ航空)。ドバイの空港は一度見てみたかった。エミレーツの機内はやたらときれいで、暗くなる時間には天井が星空になったりする(小さな穴が星空の形に開けてあって光る)。すごいけど、要らない・・・。


ドバイ空港では、やたらと広々としたラウンジで、それでも比較的埋まるぐらいの多くの人が時間つぶしをしている。夜間だったので周囲の景色が見れなかったのが残念。しかし免税品を一定以上買うと抽選でもらえるっぽいポルシェが飾ってあったりと、やはり普通の空港ではない。一つ記憶に残ったのは、JAL便のアナウンスが入ったときに聞こえてきた日本語(当然ドバイ空港のスタッフが放送している)の発音がいい。一緒に出張した上司(フィリピン人)によると、「フィリピン人だよ」とのこと。ドバイ空港のスタッフはかなりの割合でフィリピン人なんだそうな。

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時差など何やかんやで、フィリピン時間(日本より1時間遅い)24日夕方に到着。相変わらずの交通事情の悪さである。まったく進まない。ちょっと高いけど会議場と同じホテルにして本当に良かった・・・そのおかげで仕事が遅くなっても心配がなく、良かった。


フィリピンは10年頃前に来て以来。前に来たときは、黒煙を出しながら走る日本の古い車を多く見かけたが、今回はそこまで思わなかった。また大型ショッピングモールがマニラのいたるところに乱立しており、買物や食事の場所は格段に増えたんじゃないかと思う。マニラも結構なグルメ都市だと感じた。フィリピン人上司によれば、「日曜日に家族でショッピングモールに行くのが定番。フィリピンが新興国と思われるのは、稼がないのに消費するのが大好きだからだ」だそうで。言われてみるとナルホドと思わないでもない(笑)。

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半日ぐらい時間が空いたので、職場の同僚とともにタガイタイ」という場所に行った。世界一小さな活火山「タール火山」とタール湖の眺めが良い。しかし交通事情により、着いたらもう日が暮れる直前だったので、湖は一瞬見て終わり。近くのレストランで湖の魚を食べたりして帰った。小さな町で観光客もあまりおらず、たくさん人が寄ってきてしまうものの、悪い感じはせず、良かった。店に入って何か買ってといわれ、よく分からない鉛筆立てを買ってしまった・・・。以前行った「パグサンハン」のほうが面白かった記憶があるが(友達と二人で現地の公共交通で行ったからかもしれないが)
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ヨーロッパから飛んできて感じるのは、フィリピンは日本人にとって本当に過ごしやすいということ(もちろん普通のフィリピン人より裕福だからだろうけど)。コンセントの形も同じだし、変な敵意を感じることもないし、英語が通じるし、かといって早すぎて聞けないほどでもないし。こういう国との関係は本当に大事にしなきゃいかんと思う(全部大事だけど)。


フィリピンと関係ないが、一緒に仕事をしたタンザニア人から、「マエダっていう名字はタンザニアでも典型的なんだ。キリマンジャロのあたりに住んでいる民族に多い。お前の先祖はタンザニア人に違いない」と言われた。発音もほぼ同じ。僕の先祖はたぶん愛知の前田邑出身だろうと思うが、何となくタンザニアを身近に感じた。タンザニア応援団になるかもしれない。


また、会議の後に、フィリピン人の案内で夕食へ行ったが、魚屋で魚を自分で選んで、それを調理してもらう形式で、当たり前だが魚しかない。しかしアフリカ人の何人かが「魚は食べない」とか言って水だけで過ごしてた・・・。ちゃんと先にどういう店か言わないからこういうことに・・・まあ僕は良いけど。難しいですな。

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【旅行】ミュンヘン(オクトーバーフェス)

<9月18日(土)~19日(日)>


休日に遊びまわりすぎて、ブログが更新できない(笑)。ようやくこないだの週末。ミュンヘンに行ってきた。ご存知の方も多いと思いますが、9月18日(土)から「オクトーバーフェス」の期間。世界最大のビールのお祭りと言われる。1810年のルートヴィヒ1世(間違えてたらすいません)の成婚を祝したのが始まりと言われており、すなわち2010年はなんと200周年!!高校の友人等が日本からわざわざ来るということだったので、行くしかないとなった。


ボンから夜行列車に乗って18日(土)朝7時頃にミュンヘン中央駅に到着。今回はベルリンのときと違って少しぜいたくに寝台を予約。非常に快適。ちょっと良い方の寝台にしたら、洗面台もあったし、朝食も出てきた。ミュンヘン中央駅は既に「オクトーバーフェスに来ました!」という雰囲気の方々でごったがえしていた。凄まじいことになりそうな感じがした。

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街の中心部を一通りぶらぶらした後、会場方面に向かう人の数があまりに多いので、座席のことが心配になり、朝9時頃にオクトーバーフェス会場に行ってみた。大きなテントの前には、すでに長蛇の列!9時を過ぎるとテントが開き始め、人がどっと雪崩れ込んでいった。この時点でテントはかなり満員になっていた。凄まじい熱気。

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とはいえ朝から飲んでいるのも辛いので、いったん荷物を置けないかとホテルに向かう。するとホテルがある一角の周辺一帯が、これからパレードをする馬車の待機場所になっており、真っ直ぐ進めない。人だかりもすごく、ホテルになかなか辿りつけない。何とか一度辿りついたものの、「チェックインは14時からです」とあっさり弾き返された。

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11時頃になり、パリからの友人Tが到着(実はTとはパリ・モンツァ・ミュンヘンと三週連続である・・・)。ホテルに行きたいと言われたが、僕はすでに会場周辺に戻っていたため行きたくないと主張し、直接会場方面に来てもらった。その間も恐ろしい数の人間が会場に吸い込まれていく。


会場に到着。12時頃になり、会場はさらにヒートアップしている。テーブルのあたりでは叫ばないと会話が聞こえない。日本から来る友人等のためにも席がないと悲しいため、Tと二人で昼から飲み続けることを決意。野外テーブルの、二人分ギリギリ空いているところに入れさせてもらった(写真左下)。テントの中はまったく隙無しであった(写真右下)。
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その後は写真をほとんど他人任せにしており、ロクな写真が無いが、ビール(当然ヴァイツェン)とブレーツェル、ソーセージ、ザワークラウトをテーブルに置き、ひたすら会話である。ビールは1つ1リットル。ブレーツェルも1リットルグラスに対してこのサイズ(顔がすっぽり入るくらい)。周囲の人とも盛り上がりつつ、じっくりTと話し込んだ(笑)。不思議なもので、特に会話に困ることはない。そういう人間と来なければいかんと思った。そうこうしつつ、最終的に6人分の席を確保すべく、横が席を立つごとに徐々に陣地を拡大。
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17時頃に、ジュネーブから会社先輩Mさん夫妻到着。更に陣地の拡大に励む。20時過ぎに高校の友人らも到着し、22時半頃まで、ひたすらビールで盛り上がった。初対面の人間も多かったが、ビールも入っているからか特段気にすることもなく盛り上がれたので良かった。生まれて初めてではないか、ビールを3リットルも飲んだのは(しかも何故か大丈夫だった・・・)。一方Tは7,8リットルはいっただろうか、帰る頃にはまったく呂律も回らず、翌日も立ち上がれなくなっていた・・・。いや頑張った。


Tをホテルに放置しつつ、若干街中観光。相変わらずパレードの影響でうまく歩けないのだが、 「レジデンツ」「市庁舎」「フラウエン教会」などを高校の友人等とともに見学。まえだのブログ-0919 parade まえだのブログ-0919 rathaus

昼過ぎにそれぞれ別れて、僕も帰途についた。またもやバタバタの旅で、実はあまり文章にする中身が無いが、楽しく盛り上がれたので良かったと思う(ビールを語ってもしょうがないということで)。

F1イタリアGP観戦記(2010.9.12(日))

<9月12日(日)>


この日は朝、友人Tと合流して、今回のイタリア旅行の主目的であるF1イタリアGP観戦に行った。急に誘ったにもかかわらずTには感謝。F1イタリアGPは、ミラノから北東にある「モンツァ」という街にあルサーキットで行われている。たまたま空いていた三連休(結果的にただの週末になったが)に思いつきで来ることにしたので、事前情報もあまりなく、他の方の過去の観戦記にかなり助けられた。よって今回は、いつもの一方通行ブログと趣旨が違うが、今後の方の参考になるよう、なるべく客観的に書きたい。


Tは日曜の朝にパリを出る飛行機でミラノ・マルペンサ空港に来るため、それまでミラノ中央駅周辺で待った。ミラノ中央駅の東側が空港(マルペンサ空港リナーテ空港と、もう一つあったが忘れた)からのシャトルバスの発着場所になっている。シャトルバスはそれぞれいくつか運営会社があるが、到着場所は同じ。ミラノ中央駅からは、日曜日のみ、モンツァ駅経由でサーキット駅(Biassono/Lesmo/Autodromo)に直行するイタリア国鉄の電車が朝7時から12時半まで、30分置きに出ている。2010年は6番線、7番線から交互に発車しており、行き先が「GP Monza」となっておりわかりやすい。しかもこの電車は無料なので、切符購入の必要もない。外国人には助かる。


Tが到着したのは、ミラノ・マルペンサ空港。実はマルペンサ空港は街から遠く、シャトルバスで所要約50分(遅れることも当然ある)。空港を11時過ぎに出たが、ミラノ中央駅に着いたのは12:15頃。あやうく

無料列車に乗り遅れるところだった。なお、サーキット駅は普段は全く人が来ない場所であり、ミラノ中央駅から行く場合、モンツァ駅で乗り換えを必要とする場合が多い(土曜日の予選などを見に行く場合は、モンツァ駅からサーキット行きのバスに乗るのが良いようだが)。12:30の最終の無料電車を逃すと、本戦開始に遅れる可能性があったので、ヒヤッとした。


何とか12:30の電車に乗り、一路サーキットへ。最終だからか、ガラガラだった。サーキット駅には13:00前に到着。徒歩でゲートに向かう。途中、ダフ屋がいろいろ声をかけてくる。万が一チケットが無い場合にも困らなそうである(下はBiassono-Lesmo-Autodromo駅で降りたところ)。
まえだのブログ-0912 FS Biassono

自由席のチケットを持っていた我々は、チケットに同封されていたパンフレット(ミラノ中央駅の13,14番線のあたりにあるインフォメーションセンターにも積んであった)を見つつ、オーロラビジョンが見れそうだということで、12番スタンドの脇あたりを目指した。駅はサーキットの北西の端あたりにあり、一番近くのゲート(LESMO)から入り、コースをくぐって内側に入り、そのまま南東方向にコースに沿って進む。12番スタンドは長めのストレートが終わりS字に入るあたりにある。途中のストレートではあまりにもコースが近く、音で耳がつぶれそうに。これはすさまじい。耳栓必須。そして事故があったらこっちも死ぬ・・・。


まえだのブログ-0912 ferrari in monza まえだのブログ-0912 stand2

12番スタンド(指定席、有料)の横に、ほとんど変わらないじゃん!というような自由席のスタンドがあった(自由席にもいくつかスタンドがある。金、土にいって席取りをすることが望ましい)。当然この時間なのでもう埋め尽くされており、陽気なイタリア人が大騒ぎ。そこに何とか身をねじ込んで、観戦スタート!オーロラビジョンは遠くてあまりよく見えない(爆)。展開がわからないが、小林カムイが早々に居ないことを確認。イタリア人が大喜びしているから何かと思ったらハミルトンが早々にリタイア。さすがフェラーリお膝元。車をすでに降りたハミルトンが画像に移るたびにブーイング。やりすぎ(笑)。


もう一つ「やりすぎ」と思ったのが観戦方法。左下の写真は、スタンドの一番後ろに丸太をくくりつけて、その上に立って乗り、勝手にスタンド最上段を追加している模様。ほかには、サーキットにいくつかある小屋の屋根に上っている(縄梯子持参)とか。イタリア人の精神性(そういう方向に知恵を使う)というのが良く理解できた。Tからは、「イタリアでシートベルト着用義務が法定化されたとき、シートベルトがプリントされたTシャツが流行した」という話を聞いたが、そのものである。ちょっと話が逸れるが、ドイツ人の真面目さとのギャップが著しい。旅をしていると、ヨーロッパのそれぞれの国の明確な違いを感じる。よくこれで欧州連合(EU)とかやってるなー、と心から感心する。

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少しレースが落ち着いてきたころに、入ってきたゲートの方向に移動。ストレートに入る手前のところで、オーバーテイク観戦。距離が見えないところなので一瞬だが、ちゃんとオーバーテイクは見られた。そして移動にはもう一つ目的が。モンツァ名物「コースに乱入」である。文字通り、レースが終わると、許可されてもないのにみんなコースに乱入しちゃうのだ。我々2人は帰りの飛行機が夜7時くらいだったので、早めの電車に乗る必要があった。レースが終わって表彰式を見て乱入して・・・などとしていたら絶対に混雑に巻き込まれてアウト。しかしコースには是非乱入したいので、出口近くに移動したわけである。左下はハミルトンの事故車。

LESMOゲートから12番スタンドに向かうストレートの途中に、いくつかスタッフ用のコース入口がある(リタイヤしたドライバーが歩いていたりする場所)。そういうところはフェンスも低くなっており、狙い目なのだ。あと 、いったん入った後に外に戻りやすい(笑)。右下はストレート途中にあったブルーノ・セナの事故車だが、この後ろのところは絶好の入り口である。

まえだのブログ-0912 hamilton まえだのブログ-0912 bruno


そうこうしているうちにレースが終了!!アロンソが優勝し、雰囲気も最高である。多くの人が出口方面に歩く中、逆走して「入り口」を探す。そしてありました!!すでにイタリア人が切り開いてくれた道が!!まさにブルーノ・セナの事故車があったような場所で、コーススタッフが諦めて人を中に入れているところがあった。
まえだのブログ-0912 rannyu まえだのブログ-0912 wayhome
ひとしきり堪能し、シケインの上で記念写真を撮り、帰途に。自信がなかったのでコース外には入ったところから再度出ることにしたが、LESMOのゲートの一番近くにあるスタッフ用出入り口が、出口専用で使えていた(笑)。無いと思うが再度来ることがあれば、ここだな。


急いでサーキット駅まで戻る。帰りの無料電車は16~30分置き(15:40,16:00,16:16, 16:31,16:45,17:15...)に出ている。他のGPの経験上、帰りの電車は相当混むので、2本ぐらいは乗れないのではと考えていたが、良い方向に裏切られた。それなりに急いでいったせいか、列に並んだ時点ですでに駅と目と鼻の先(写真左下)。16:00発が目の前で行ってしまったが、16:16には余裕で乗れた(しかも座れた)。16:44にミラノ中央駅着。ここでTと別れて、彼はマルペンサ空港、僕はリナーテ空港に向かった。リナーテ空港までは二社がシャトルバスを運営しており、切符は運転手から買える(片道4ユーロだった)。値段もサービスも同じなので「こっちが早く出るよ!」とかいう勝負をしている。早く出るほうに乗ればよい。僕は17:30にはリナーテ空港に到着。19:30くらいのフライトまで、十分に時間があった(フライトが遅れてむしろ暇だった・・・)。


通りすがりのイタリア人も大満足である。(注:写真右下は単なるイメージです)


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(終わり)