EichiのSlow&CreativeLifeと時代考察

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これまで抜粋していましたが、

今後は、こちらで一本化します。

https://fukugen.hateblo.jp/に

 

◯対処療法のでの依存体質化

 

問題があると、誰でもすぐにその症状を抑えようとします。

本当は、症状を引き起こしている真の原因を特定しなくてはなりません。それは別の場所にあって、目に見えないことも多いのです。

 

対症療法が優先されるようになってきたのは、すぐに効果を出し、痛いなら痛みの症状を和らげます。まわりも、そうして助けられることで救われるのです。わかりやすいし、評価されます。

すると、誰も反対できなくなり、実行しやすくなるのです。

 

これは、医療に限らず、政策ほか、あらゆる問題に通じます。

例えば、貧しい人にはお金をあげるというのが、対処療法の典型的な例です。

これに対して、反対する理由は出てこないのです。

ところが、お金をあげたら解決にならないのです。長期的に見ると、さらに悪くなっていくことが多いです。援助に対して依存していくからです。

 

 

◯根本的問題への原因探究

 

根本的な問題は、複雑で、その本質を捉えるのは、時間がかかるものです。

原因は、複合的なことが多く、ひとつに特定できることは、ほとんどないのです。

解決法もわかりにくく効果も上がりにくく、そのために評価もされにくく、誰も目を向けてくれないことになりがちです。

 

本質的なことは、意外と部外者などがみると直感的にわかるのですが、一度、その組織の中に入ると、それを伝えたり証明したりすることは、簡単にはできません。第三者に権限を与え、チェックさせることが必要なのは、そのためです。

 

根本原因を求めるためには、答えを見つけるのではなく、問い直すことです。

正しく設問するのです。

なぜなら、問題を意識することが、現実を、自分が見る社会を作り出しているからです。

問題のセッティングそのものが、自分やこれまでの見方にとらわれているからです。

それを外して、その前提から疑うのです。

 

 

◯現状維持を打破する

 

対症療法のように短期的な成果だけで評価されると、そういう人たちが中心になって権力を握っていき、それが絶対的な権威になっていきます。誰も異議を唱えられなくなります。誰もが自分の意見をまわりの出方をみて、合わせるようになります。

他人の気分を害してマイナスになるのであれば、同調するでしょう。よくない誘いにも断ることができなくなります。まわりの人とのつながりが切れてしまうからです。

 

これでは、人は、個性を発揮しにくくなり、切磋琢磨もできず、挑戦や失敗の機会を奪われることになります。周囲から浮き上がることを恐れては、何もできなくなるのです。現状維持が鉄則となり、同調圧力で問題はないことになります。

 

異なる意見や新しい見解に大いに耳を傾けましょう。そういう人がいたら支えましょう。

優れた医師は、患者を甘やかしてダメにしないように、厳しい対処を迫るものです。

 

〇日本の神と水

 

日本の神は、古事記でも300以上出ています。

水蒔きの神のように、行為そのものの神もいます

泉、池、滝、蛇、池と島と弁天の崇拝、これらは、水に関係あるところにあります。

アニマの象徴です。

 

 ユングの場合、個の断絶が消え、他人や過去につながり、安心感となります。

無意識層には、暗いものだけでなく、お宝も隠されているのです。

原型とは、形の伴わない力、エネルギーです。

神道、大気そのものの中に何が感じられましょう。

「朝日に匂う」には、神々しいもの、恐れ多いものを感じます。

 

 

 ◯日本の自然と行動原理

 

幼い頃の 日本の風景を思い出すと、

下駄、線香、風鈴、床几、ススキ、トンボ、夕焼け、全て、静かです。

日本では、自分の価値基準に従った行動の原理を通すと、

頑固者、偏屈、風変わりな奴となります。

多湿がちな日本では、景色が鮮明に見えないことが多いです。

ひいては、ものを明晰に見極めないことの通じるのでしょう。

 

また、自然が厳しく、それを克服しないと死んでしまう地でなく、

自然に適応するだけで生きていける地です。

どちらにしろ、人間の意思や能力を超えて、ものごとを支配する力が、神の意思です。

 

 日本人は、原始から現在まで何でも伝え残すことに、まめでした。

儀式などのしきたりなどもよくよく守ってきたのです。

ですから、宗教や文化、芸術を研究する人には、宝の山なのです。

 

 

◯人体と声

 

人体の構成は、水でできているようなものなので、場とともに振動し共鳴し共振します。ダンスやリズムが心地よいのは、そのためです。

 量子もまた振動して周波数を発しています。目に見えないエネルギーが、波長やリズムで取り出され、気や呼吸として扱われていると思えばよいのです。

 歌って踊って大笑いをする、トランス状態によって心身を治したり、この世を超越したりできるのです。

 

ということで、声を出したり歌ったりすることは、とても大切です。

それができないときでも、何もしないでいるのでなく

できるだけ、聞くこと、味わったり感じたり、心を動かすことを心がけましょう。

身体は、何も不調を感じない状態よりも、やや節々に痛みを感じているくらいの方が敏感だったり、新たに生まれ変わるように鍛えられているように思うのです。

鈍いのも鋭いのも一長一短ありますが、

ちょっとした不調を抱えつつ、コンスタントに全体をフォローして歩んでいく状態の方が安定しているようです。

 

毎日、飲食しては老廃物を出して、人間の体の中身は入れ替わっています。

1年も経つと元の体の原子の98%は消え、7年後には、ほぼ全ての原子が入れ替わっているそうです。

脳は、8割以上が水分なので、毎日、変わっているようなものといえます。

 

 

1万円札の左下に印刷されているのが、ホログラムです。平面なのに立体的に像が見えます。つまり3次元を2次元にして記録しているわけです。

部分が全体の情報を持っているのです。

トフーフトは、このホログラムを量子レベルから宇宙全体まで拡大しました。

宇宙全部の量子情報が1枚のホログラムに、過去から未来まで全てが記録されています。

アカシックレコードですね。

 

因果律で説明できない現象として、量子論の非局在性があります。

遠く離れていても、あるつながりを持っているということです。

アインシュタインが気づき、ベルが証明しました。

どのようにして起こるのかは、わかっていません。

 

それを人生とか人間関係に当てはめて、つながりとか引き寄せと言う人もいます。

こじつけすぎるのもどうかと思うのですが、

そういうことをことばの世界に当てはめてみるのは、おもしろいと思います。

 

近所の千駄ヶ谷の鳩森八幡神社まで散歩。

近くに将棋会館があり、高校生棋士マンガ「3月のライオン」のキャラクターのマンホールがあります。

 

で、神社内の都指定有形民俗文化財の富士塚を登りました。

登山下山で2分です。

初詣で富士塚をシャカシャカ、登りつつ、考えたのは、生老病死のこと。

 

生老病死の生は、生まれることは苦しみであるという釈迦の教えです。

 

今の日本では、安全で豊かな生活が当たり前ですから、生きることが苦しいなどというのは、当然ではなくなりつつあります。だからちょっとしたことで余計に苦しいのでしょう。

人生は苦、そう考えなくては生きていけなかったときを思うことも、大切なことです。

 

私たちは、モノに情報がついていると思っています。

しかし、そうではなく、情報の場にモノが存在しているのです。

 

神社やお寺に行くとそういうことを感じます。

霊気のあるところに、形づくられたのです。

 

ですから、情報空間に働きかけることで、

結果として、物理空間に影響を及ぼします。

気で病気を治すことなどを考えてみるとわかりやすいでしょう。

 

 

宗教のReligionは、再び結びつけるという意味です。

神を忘れた人をもう一度、神の世界に結びつけること、

それが神との契約ということです。

 

中村元氏は、宗教という言葉の意味を

「宗教の宗と言う字は、人間を超えた大いなるものを意味する。

人間の究極の拠り所である真理、実在を宗と呼ぶ。

それは言語で表現できず、人間の思考を超えたもの、

これを言語表現を借りて説かれたものが、教である」

と語っていました。

大きなスケールで時間と空間を見てみましょう。

12月もあと僅か、今日は、地球史では、どのあたりに当たるのでしょう。

 

〇人類誕生の地球暦 

人類の誕生は、700万年前です。

地球の生命の40億年を1年とすると、

12月31日の朝の8時半くらいとは、

よく例えられています。

猿人類は3,000万年くらい前で、

29日の朝となります。

恐竜が滅びてサルが出てきた6,500万年前が

12月26日の午前2時です。

 

〇母系社会 

ミトコンドリアは、精子ではなく卵子だけが伝えます。つまり、母親からだけ遺伝していくのです。女系を遡ることで、私たちの祖先、20万年前のアフリカの一人の女性に行きつくのです。

最新のところでは、男性はネアンデルタール人、女性はホモサピエンスという説がありますね。

 

〇先人の業績 

ニュートンは、知識は、言語で蓄積され、それを活用していくことについて、「巨人の肩に乗った」と述べました。IT革命により、今や、その巨人は、とてつもなく大きくなり、しかも、誰もがすぐに乗れるようになったのです。

 

乗れるようになっても、ほとんどの人は乗りませんし、

乗ってもそれだけで終わってしまう人がほとんどです。

 

12日間、宇宙に行ってきた民間人、

前澤友作氏の次の夢は、月に行くことです。

◯夢の中の広大な世界

 

井上陽水さんのヒット曲「夢の中へ」、探し物が見つからないなら、夢の中へ行ってみたいと思わないかという歌です。

 

夢から入っていく無意識の世界は、日常の自分の言動よりもずっと大きなものです。

人類に共通の無意識にまで掘り下げると、自我に囚われない自己が出てくるのです。


人は自分のおかれている状況、環境で、自己規定されています。しかし、夢の中では、簡単にそれをはずすことができるのです。いろんな人になれるし多種多様な経験を詰めます。ただし自分の思う通りにはなりません。

 

自分が抑圧していた考えも出てくるし、自分たちが抑圧していることも過激に行動してしまうのです。酔っ払ったりドラックより、はるかに大きく理性の枠が外れ、本能が目覚めるのです。

 

そういう意味で、ネット空間の振り幅の大きさとシンクロするところがありますね。


ユングは、あの時代なので、西洋と東洋で分けて論じました。東洋が理想視されていたのは、当時の西洋哲学の行き詰まりからでした。西洋でも遡っていくと、同じような無意識の広い世界に行きついていくのです。

 

さらに人類の枠を外れて、生物の、あるいは有機物の、何だかわからないが、どんどん広い世界に立ち戻っていける可能性があるわけです。




 

科学は「どのように」を明らかにしますが、

知りたいことは「なぜ」という根本の問いです。

そこは、哲学や心理学が扱います。

 

 

 ユングは、次のような実験をしました。

1.単語から思いつくことばを言う

2.その時間を計り、ことばとともに記録する

3.100語終えたら、また、くり返して「同じことを言うように」指示する

4.覚えていたら+、忘れていたら-をつけ、違うことばのときは書きとめる

 そして、心を乱すことばのまとまりをみつけ、複合体、つまり、コンプレックスと名づけたのです。

 

コンプレックスに対しては、逃げて孤独な修行をするよりも、争い、対決する方がよいそうです。悩むときより、その解決でのプロセスがつらいものなのです。

人は、自分の心の内の陰を他人へ投影し、「他人を悪として自分をよし」とするものです。最近、そうした心理をふまえたドラマが、以前に増してつくられているようです。

 

 

問題の多くは、すでに問題自体が答えになっています。

それなりに努力の結果によって生み出された問題なら、

そうなるのです。

 

 

 日本人について研究した心理学の第一人者、河合隼雄の説で

西洋の自我はエゴ、東洋の自己はセルフ

日本の昔話 生き物や女性として男性へ近づき、去っていく。

西洋の昔話 人間が動物に変えられるが、人に戻って結ばれる。

人が意識、自然(生物)が無意識とみるのです。

 

明慧上人の「夢記(ゆめのき)」を参考にしましょう。

眞子さんと小室さんがご出発なさいます。あの結婚会見については納得しない国民も多いそうです。皇室らしさという期待には沿わなかったでしょう。批判などをせずに自分たちの思いを認めて許してほしいという発言が望まれていたのでしょう。

 

日本の天皇制国家という国の家の者に対し、私たちは、こうして姑目線で見ているのです。しかし、皇族で、しかも女性が自分の意見をはっきりと、あれほど長く語ったことは、大きな転機だと思うのです。宮内庁が手を入れた文言ではありません。皇族ではない、一女性として述べたのでしょう。さらに佳子さまが真子さんに共感して、より強く批判をしました。さまでも、さんでも、私は気になりませんが、よくぞ、そのように立派にお育ちになったと、私だけは言いたいのです。これは皮肉ではありません。

 

世代ギャップ、上皇、天皇の世代の考えと、その子供たちの世代の考えは明らかに異なってきたのです。私は、個人としての意見を主張されたことを評価し、秋篠宮もそれをわかった上で立場上わざと突き放して振る舞っているとみます。でも佳子さまはもう立場にとらわれないのですね。

 

どっかの国のようにドロドロな人間性も出しつつ敬愛される王室に対し、日本の皇室は常に品位あることを問われるわけです。横綱の品格にも似て、そこは日本人の長らく続いてきた伝統の良さでもあるのですが、今後のことについては、次の世代に委ねることと思うわけです。

 

私の予想では、これまでの伝統は、愛子さまだとつながりそうですが、、、などというと大批判かなあ、悠仁さまとなると大きく変わるように思います。この姉妹の弟ですからね。そのとき彼が選ばれるのであれば、それはそれで先が見えてくるようです。

 

ABBAは、40周年、新アルバムとアバターでの復帰となりました。1976年スウェーデンでの結婚式、新しく王室に入ったシルヴィア王妃への逆風を笑顔とともに祝福に変えた「ダンシング・クイーン」。そのように、日本人や日本のアーティストたちは、この旅立ちを眞子さんの笑顔と祝福に転じられないものでしょうか。

今、自分の身体に関する解体と再構成をしています。ここ3年で今までの体では今後持たないと感じました。もう何十年も心はともかく体のほうは衰退してきたわけです。今が生涯の何合目かは、わからないのですが、直感的に、感じました。

まずパーソナルなフィジカルトレーニングや水泳で、自分の体のボロ具合を味わっています。

 

そんな折での太極拳講座でした。ズームのPC画面でしたが、鏡張りのスタジオで、無心にその動きに合わせようとしました。形だけにとらわれ、呼吸も気も全体的な動きも、散々の出来でした。

なまじ何かを体に叩き込んでいると、そうでない動きが来たときに邪魔することがよくあります。頭も邪魔しますが体も邪魔するわけです。対応できないとこれまでに覚えていたものが出て、解体されていない動きと邪念が出てきたうちに終わりました。

 

初心に戻らなくても初めて行うものは、初心から始められますので、とてもありがたい機会となりました。大体、合わせる時点でダメと思っていますので、まずは合わせていくことが新鮮に感じられました。発声や水泳は、私にとって心身の状態を客観視するのによいのですが、太極拳は新鮮で、いつかその一つにもなり得る気がします。こういうのは、ゆっくり、がよいのです。コツコツと続けて、身体のなじませていきたいものです。

 

太極拳にはずっと興味がありました。中国で朝にいろんなところで見たことが大きいでしょうか。今年、女優の水野美紀さんが太極拳に弟子入りしていたTV番組の再放送をみました。

私たちの育ちの中でも中国の拳法はなんとなく身近にあり、通信教育でも何とか拳などありました。動物の動きで鶴、蛇、虎、鷹とか、映画や漫画などでもみた覚えがあります。

 

レクチャーのメモ/五十嵐さん

 楊名時太極拳。創始者は楊名時。1924年、山西省に生まれ、留学生として来日し、京都大学に学んだ後、簡化24式太極拳に沖縄空手や大相撲などの工夫を加えて完成させる。

心・息・動ー心を整えて息を整えて動きを整える。調心・調息・調身

心技体でなく心気体、

ゆったりとした動き、重心がブレずに移動すること

古来の医療体術である八段錦と合わせる

比べない、競わない、一緒にやる、隣人の動きを感じて、合わす、引っ張る

筋肉で真似するな、内から湧くもので動く、がんばるな

体の力を抜くこと、体を緩める、

ハーバード大学が認める効果 副交感神経、抗酸化作用、認知機能、血中脂肪率、柔軟性、うつ、落ち込み、関節炎、、、。つまりは、健康のための運動といえます。

動く禅、立禅、八段錦(第一段錦〜)、太極拳24の型の一部

 

PS.前に太極拳をやっている中国の公園に鳩がいた話で、中国人は鳩を食べてしまうのでないかと聞かれたので、その後、中国語の先生に聞いてみました。黒っぽい鳩は食べるけれど、白っぽい鳩は食べないそうです。日本のは黒っぽいですよね、、、。