太極拳の体験 | EichiのSlow&CreativeLifeと時代考察

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今、自分の身体に関する解体と再構成をしています。ここ3年で今までの体では今後持たないと感じました。もう何十年も心はともかく体のほうは衰退してきたわけです。今が生涯の何合目かは、わからないのですが、直感的に、感じました。

まずパーソナルなフィジカルトレーニングや水泳で、自分の体のボロ具合を味わっています。

 

そんな折での太極拳講座でした。ズームのPC画面でしたが、鏡張りのスタジオで、無心にその動きに合わせようとしました。形だけにとらわれ、呼吸も気も全体的な動きも、散々の出来でした。

なまじ何かを体に叩き込んでいると、そうでない動きが来たときに邪魔することがよくあります。頭も邪魔しますが体も邪魔するわけです。対応できないとこれまでに覚えていたものが出て、解体されていない動きと邪念が出てきたうちに終わりました。

 

初心に戻らなくても初めて行うものは、初心から始められますので、とてもありがたい機会となりました。大体、合わせる時点でダメと思っていますので、まずは合わせていくことが新鮮に感じられました。発声や水泳は、私にとって心身の状態を客観視するのによいのですが、太極拳は新鮮で、いつかその一つにもなり得る気がします。こういうのは、ゆっくり、がよいのです。コツコツと続けて、身体のなじませていきたいものです。

 

太極拳にはずっと興味がありました。中国で朝にいろんなところで見たことが大きいでしょうか。今年、女優の水野美紀さんが太極拳に弟子入りしていたTV番組の再放送をみました。

私たちの育ちの中でも中国の拳法はなんとなく身近にあり、通信教育でも何とか拳などありました。動物の動きで鶴、蛇、虎、鷹とか、映画や漫画などでもみた覚えがあります。

 

レクチャーのメモ/五十嵐さん

 楊名時太極拳。創始者は楊名時。1924年、山西省に生まれ、留学生として来日し、京都大学に学んだ後、簡化24式太極拳に沖縄空手や大相撲などの工夫を加えて完成させる。

心・息・動ー心を整えて息を整えて動きを整える。調心・調息・調身

心技体でなく心気体、

ゆったりとした動き、重心がブレずに移動すること

古来の医療体術である八段錦と合わせる

比べない、競わない、一緒にやる、隣人の動きを感じて、合わす、引っ張る

筋肉で真似するな、内から湧くもので動く、がんばるな

体の力を抜くこと、体を緩める、

ハーバード大学が認める効果 副交感神経、抗酸化作用、認知機能、血中脂肪率、柔軟性、うつ、落ち込み、関節炎、、、。つまりは、健康のための運動といえます。

動く禅、立禅、八段錦(第一段錦〜)、太極拳24の型の一部

 

PS.前に太極拳をやっている中国の公園に鳩がいた話で、中国人は鳩を食べてしまうのでないかと聞かれたので、その後、中国語の先生に聞いてみました。黒っぽい鳩は食べるけれど、白っぽい鳩は食べないそうです。日本のは黒っぽいですよね、、、。