水場のカモメたちと教科書シリーズ『おおきなかぶ』 | 絵本島 

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 今日は英検の2次試験を受けるために鴛泊へ。

会場に行く前に少し時間があったのでフェリーターミナルをお散歩しました。

 水たまりにカモメたちが集まって水を飲んでいました。

 私が「かわいー」と、少し近づいたので警戒中。


 後ろには海がありますが水たまりは真水ですよね!


 今日の絵本は


    おおきなかぶ 

ロシア民話

A.トルストイ 再話

内田莉莎子 訳

佐藤忠良 画

福音館書店


 教科書シリーズですね。『おてがみ』に続いてまたまた一年生です。

 これは日本であまりにも有名ですね。

 「うんとこしょ どっこいしょ」

を知らない人はいないくらいです。


 なんの理由もなくおおきなかぶができてしまい、家族と動物が力を合わせてかぶを抜く物語。

 最後の最後に小さなねずみの力が加わってかぶが抜ける、というところがいいですね。小さい力もバカにできないのです。


 表紙がやっと抜けたかぶを運んでいるところですね。

 運ぶのも一人の力ではできません。


 この後、かぶを料理したんでしょうか。

 心なしか動物たちも分け前を期待しているように見えます。みんなで楽しく食べているところが目に浮かびますね。


 佐藤忠良さんの絵がまた、良いのですよね。

 背景がなく、白いバックにかぶと抜いている人と動物だけ、というのがシンプルでいいです。


 紹介するまでもない名作ですが、先日「図書まつり」のお話会で、子どもたち参加の劇にしてやったら評判が良かったのでとりあげでみました。